---マッキー---
台の上に全裸のテッサがいる。目隠しをさせ、手首は後で固定、首には縄が…
「ねぇ、冗談だよね?」
流石のテッサもビビっている。足の指で確認したのだろう。足元の板は四角く切れ込みが入っているのだ。
「自白内容にもよる」
恐怖に快楽を感じているのか、乳房が張り、乳首は起立している。下腹部に湿り気を確認、部屋にはテッサの香りが充満してきている。
「自白?私は何もしていないわ」
「妃先生に何を吹き込んだのかな?」
テッサの耳元で囁くように言う。言い終わると、舌先で彼女の耳の輪郭を舐めて行く。
「何も…ねぇ、信じて…」
「跪いて謝れ!」
「無理だって…死んじゃうよ…」
首の縄で絞首刑になるよね。まぁ、殺す気は無いけど…ただ、テッサに拷問がしたくなっただけである。
「じゃ、お口でサービスだな」
「無理…股間に口が届かない…」
股間にサービスしろなどと言っていない。オーラル同士であれば可能なのだが…
「なぁ、この局面で、これはどういうことだ?」
勃起した乳首を指で弾いた。
「うっ!これは…生理現象よ…」
「これもか?」
股間を指でなぞっていくが、割れ目は俺の指を飲み込んで行く。
「指じゃ、イヤ…」
耳を紅く染めたテッサが俯いた。では、ドンキーで仕入れたニューアイテムを使ってみる。シュワシュワパチパチする経皮鎮痛消炎剤を、テッサの股間に吹き付け、すり込んでいく。
「何?ねぇ、何をしたの…この刺激は何?」
感じたことの無い刺激に、戸惑うテッサ。
「感度アップ系の媚薬だ」
うそぶく俺。
「え…こんなにも感じているのに…更に?」
絶句状態のテッサ。感じている?マゾ?拷問で感じるなんて…
「ミスリルの悪魔様は、死の恐怖を愉しむんですね」
「違う…ねぇ、違うのよ…聞いてよ~」
おぉ~、股間が大変なことになっている。ヨダレがダラダラ出ている。
「なぁ、股間のヨダレで愉しんでいるのか?」
「違う…そうじゃないの…ねぇ、激しく突いて…」
テッサの要求通り、激しく抜くか…彼女の膝を腕で持ちあげて、彼女の要望通りに、強く激しく突きまくった。快楽に飲み込まれたテッサ。マゾを虐めても愉しく無いなぁ…
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安室に呼ばれた。公安ゼロ課の部屋。何故か俺の目の前にはナポリタンが…迷わず食う俺。
「ポアロで打ち合わせは出来ないから、ここにキッチンを作って貰ったんだよ」
って、あの槇村とは、この槇村らしい。公安調査室の室内の一角に、キッチンを作らせた槇村らしい…
「それで、今回の依頼なんだが…」
香さん的には、安室の依頼はおいしいらしい。指名料が入り、警察とはお近づきになれ、取りっぱぐれが無いから。
「ジョン・スミスって殺し屋を知っているか?」
「鈴木一郎的な名前だからな…俺も使っているけど」
偽名で良く使われる名前だ。
「心辺りは無いのか…」
「無い。有名では無いんだろ?名前を売りたい奴が使う、名前では無いし」
「そうなんだが…日本に入国したという情報が入ったんだ」
「何をしに?」
「普通に考えて、仕事だろ?」
「誰を?」
重要な人物の来日予定は無い。お金のない奴の依頼だろうな。有る奴なら、リョウとかゴルゴとかルパンに頼むはずである。
「そこも問題なんだ。ターゲットがわからない」
「まさか、雲を掴む様な話で、どうにかしろと?」
笑顔の安室…
「ナポリタンのお替わりがあるぞ♪」
文句を言おうとしたが、出鼻をくじかれた。文句よりも、ナポリタンを取った俺。
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情報を収集してみる。リョウ、海坊主、ルパン、不二子、ジョディ、クリスに訊いてみたけど、大物の狙撃案件は無いそうだ。ちなみに、ゴルゴは知り合いでは無いので、訊けない…
誰を狙うんだ?新聞をチェックするが、それらしい記事は無い…いや、怪しい記事がある。ピトがやらかしたのか…『神崎エルザ&沖野ヨーコ屋外コンサート』と言う宣伝だ。早速、ピトに連絡を取ってみた。
「そうよ。私が雇ったの♪私か彼女のどちらかを、コンサート終了までに殺して、ってね」
こいつ…狂っているだろ。無差別に近い…野外コンサートで殺し?狙撃とは限らないのか…
「で、今、アナタの上司に依頼をしているの。私達のガード要員としてね」
俺を雇うために、殺し屋を雇ったのか…狂っていやがる。他にもあるだろ?俺を雇う口実って…
「さぁ、どうするの?ねぇ、ナギ♪」
ピトの狂気に踏み込むのか…
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だけど、事態はピトの描いたようにはならなかった。殺人予告の手紙が、警察に届いたらそう。ピトの知らない人脈により、警察が介入したのだった。
沖野ヨーコが知り合いの探偵に、予告状を見せたことから、その探偵が警察に通報したらしい。
警察が介入してのガードは難しい。警察のボディーチェックがあると、護身用の装備が没収されてしまうから。
「なんで、こんなことに…」
警察が介入したことにより、殺し屋への支払が増えたらしいピト。
「子供が裏社会に依頼するからだ」
「子供じゃないもん!」
いや、体型が子供なのは、一律子供である。咲達もしかり…
「どうするんだ?たぶん、お前達二人では済まないぞ」
「どういうこと?」
「会場の図面を見た。会場以外から、舞台を見るのは難しい構造だ。だが、警察が介入となると、会場からのヒットは難しい。そうなると、手は1つだ。上空からの爆撃だよ」
会場は舞台の上を囲うようにフード状になっていて、舞台の前には擂り鉢状の客席がある。舞台は四方に壁がある感じになり、外からはタダでは見えない造りのようだ。
半径100メートル程度の威力のハンディーミサイルを2、3撃ち込めば、高確率で任務は遂行出来るはずだ。あのフードを破壊すれば、圧死は確実だろう。または客席をぶち抜く手もある。ワンホールワンと言われるテクニックで、1つの穴に何度も撃ち込むテクである。これを使えば、舞台正面の客席に穴を開け、連続で舞台に撃ち込めば、任務終了になる。ただ、射程は500メートルくらいかな。ハンディーだと…500メートル…いや、手前にある高層ビルも撃ち抜かないと無理か…角度的に…いや、あのビルを倒壊させれば、圧死は確実か?
「観客も?」
「勿論だ。どうする?依頼のキャンセルは?」
「出来ない…ガードにあなたが付くって知って、金はいらないから自由にするって…」
ジョン・スミス対決か?う~ん…俺は傭兵なんだが…こういうのは戦場でして欲しい。
---江戸川コナン---
沖野ヨーコちゃん殺害予告と聞いて、おっちゃんが目暮警部に報告をしてしまった。
「会場にはSATや特殊部隊も配置することになったよ」
って、目暮警部。厳戒態勢で野外コンサートが行われるらしい。もう一人の歌手神崎エルザに配慮してらしい。警察の上層部にファンが入るとか。
「我々は観客として、会場内に入ります」
それは、ヨーコちゃんを見る為だろ?
「新一の推理はどうなの?」
コナン姿の俺を工藤新一と断定している蘭。もう『コナン君』とは呼んではくれない。お風呂に一緒なんて、有り得ない事態である。
「どうって…僕より、プロに訊いた方がいいんじゃない?」
プロ…俺にソックリなアイツ…プロの殺し屋だ。
「彼は彼で忙しいのよ!」
忙しく会えないらしいのか、怒りは俺に向かっている。
「まったく、見た目も推理も子供になったのね、新一は…」
おいおい…
だけど、この会場の構造…会場外から舞台を見られない。会場内に入り狙撃か、飲み物に毒、もしくは舞台に爆弾だろうけど、警察が介入となると、難しいはずだ。キッドやルパンのように変装してが有力だろうな…
---マッキー---
あの野外コンサートに蘭たちも行くらしい。
「止めた方がいいぞ」
「槇村さんが護ってくれますよね?」
「護り切れない…それが現状だ」
対地用スティンガーなんか使われたら、超音速で飛んでくる。撃ち落とすなんて、人間技では無理だ。いくら俺でも…俺がターゲットであれば可能ではあるが、舞台上に俺は入られない。どうする…対空兵器で落とすか…その場合、空中での爆発で被害は図りきれない。
「そんな大変な事態なんですか?」
「あぁ、都市部で戦争をするような物だ」
「え…」
驚いている蘭。軽く考えて居たのか?
「まぁ、やるだけやってみる。俺も、その件でガードの依頼と、犯人の確保の依頼を受けているからな」
「そうなんだ…」
「蘭、スグに助けには行けないが、仕事が終われば行く」
「うん」
蘭と抱擁をした俺。
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とは言う物の…裏の武器屋を当たっていく。国内に対地用のスティンガーなんか持ち込めないはずだ。そうなると、武器屋で手にいれるはずだから。
「最近売れた妙な物か?そうだな…バンカーバスターとか…」
はぁ?バンカーバスター?落とすだけの爆弾か?爆撃機で投下?現実的では無い。
「後は?対地スティンガーとか?」
「対地スティンガー?まだ実用では無いだろ?あぁ、そう言えば、軍の倉庫から盗まれたらしいぞ、ミサイル搭載のドローンがさぁ」
はぁい?う~んそれは…危険だ。ミサイル搭載のドローンが盗まれただと?。小さい為、対空砲では落とせないらしい。ミサイルも特殊で、スティンガーに認識されないそうな。う~ん…実物を見ていないので、対処出来ない気がする。
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事態は更に混迷していく。
「う~、俺に挑戦状だと…」
リョウが唸っている。ジョン・スミスが、俺でなくてリョウへ、ガードしてみろと、挑発をしたらしい。
「これって、マッキーの案件だよね?」
香さんの問いかけに頷く俺。
「なんで、リョウに?」
「スィーパー世界一を決めようって…なんで、俺に挑戦をしないんだ?!」
海坊主が、挑戦状が来ない事に、怒りを露わにしている。
「俺も海坊主も、スィーパーでは無く、傭兵って括りでは?」
宥めるように俺が言ったのだが、
「世界一なんか、リョウにさせるか!」
ライバル心が…
「よし、俺も参戦するぞ!」
参戦?戦争では無いんだが…ガードの仕事だった筈なのだが…戦争になりそうだ。
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ピトへ連絡をした。
「えぇぇぇぇ~!そんな事態になっているの?そうか、戦火の渦中にいられるのね」
なんか、嬉しそうなんだけど…
「あぁ、こっちも応援要請したら、陸軍の特殊部隊が参戦するみたいよ」
マジに戦争になる気がする。
「そうか…米軍の最新兵器かぁ…」
危機感がまるで無いイカれた子供…
「責任はどう取るんだ?」
「責任?無いよ。だって、雇用契約は破綻しているし」
う~ん…それで済むのか?コンサートが無事に終われば、公安が身柄を拘束するらしいぞ、お前をな!安室に今回の原因は話してあるし。
なんか、リアルGGOになりそうな…
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コンサート当日、会場周辺は異様な雰囲気であった。警察車両、軍の車両が周囲を固めている。公安、FBI、CIAも蠢いているらしい。そして、リョウ、海坊主までも…
何故か、俺は神崎エルザの控え室にいる。蘭と共に…
「ナギの彼女?有り得ない…なんで、こんなにかわいいのよ~!」
エルザが悔しがっている。何に?
「彼女って訳では無いよ」
「え?違うんですか?」
今度は、蘭が詰め寄る。どうして?
「でも、槇村さんが、神崎エルザと知り合いだなんて…」
にこやかな蘭。
「で、どうなの?ガードは?」
「どうにもならないだろ?警察、軍、諜報機関が蠢いているんだぞ。近くでガードは無理だ」
現に、この場には公安がいる。まぁ、身内みたいな物なので、安心であるが。
「そうそう、ナギが公安関係者って知らなかったわよ~」
「関係者って事は無い」
「何を今更…」
って、公安の奴らの声が聞こえる。
「無事にコンサートが終わるといいな…」
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俺は俺の待機場所で、敵を待つ。どうせ、コンサート終盤だろ、動くのは…周囲をチェックする。気球、飛行船、ヘリ…空の上は渋滞気味である。
俺は相棒のアイと共に、高度5000メートル付近にホバリングしている。低空は混雑していて、身動きに支障がありそうだったから。
問題は、バンカーバスターだ。あれはどうにもならない。オトされない様に、警戒するだけだ。この情報は安室、目暮、ジョディーには知らせてある。後、ドローンのこともだ。
俺だったら、気球にバンカーバスターを乗せて、真上に達したら、気球を降下させるかな?飛行船だと、所属がバレるのが速いから。なので、、気球をチェックする。赤外線カメラで構造体に不審な物が無いかを探す。でも、あれって、重いから気球が無理か?
警察はドローン対策で、会場の周囲1キロ圏内を飛行禁止にした。だけど、ヤル奴は、禁止でも飛ばすと思う。
「うん?なんだ、これ?」
同乗しているテッサが声を上げた。レーダーに急に現れたらしい。高度は100メートル。ドローンか?安室とジョディーに知らせておく。まだ禁止空域には達していないけど。
待てよ…ドローンにライフルをセットして…万が一撃墜されても、積んでいるミサイルで…
「アイ、高度200に降下」
『了解』
「ドローンを解析だ」
『了解』
小さいので近づかないと、解析出来ない。
『目視した。ライフルらしき物を積んでいるぞ』
安室から無線連絡が入った。マジか…禁止空域は1キロ、その外から撃つのか?どこを?舞台上の二人は狙えないが…
会場の見取り図を確認する。コンサート終了まで、後1時間か…
うん?屋外ステージではあるが、完全な屋外ではない。周囲を客席とバックヤードで囲まれている。何かあった場合の動線は?避難経路図を見る。まさか、これか…これなら、狙撃出来る。バックヤードを抜けて、外へ出るのだが、渡り廊下を通る必要がある。この渡り廊下はガラス張りで、左右両方の2キロ圏内には、狙撃ポイントになりそうなビルがある。
「安室、狙撃もあるぞ。渡り廊下の左右のビルをチェックしてくれ」
『まさか、会場で何かをして…避難動線でか…』
「あぁ、可能性は全て消さないと…」
『わかった。会場内も再点検する』
会場内で、見落としがちなポイントは…あっ!スプリンクラー…
「安室、スプリンクラーで撒かれる物を、至急チェックしてくれ」
『おいおい、可燃物だと、大惨事じゃないか…わかった、至急チェックする』
だけど、チェックは間に合わなかった…