『殺し屋世界一決定戦 選ばれた者達の中で、一番早くターゲットを消したら優勝 参加報酬1万ドル、優勝賞金は100万ドル。指定されたスイス銀行の口座へ振り込む』
マイケル・ガーラント、ソニア・フィールド、ブラッディ・マリィー、ロバート・ハリスン、ミック・エンジェルへメールを送信する男。
「ずいぶんと金をつぎ込むな」
「あぁ、ジャマだからな。まぁ、優勝者には、銃弾をたらふく副賞として、撃ち込む」
「本命はドイツだ?」
「可能性があるのは、ソニアとマリィーだな。女性には甘いから。そっちはどうだ?」
「自衛隊の特殊部隊をつぎ込む予定だ」
「軍隊では勝ち目は無いぞ」
「最新鋭の装備だ。あの時、殺しておけば良かったんだよ。戸籍を消すだけで無く」
「殺す?そんなマネしたら、こっちが危なかったぞ。あの二人は野望に満ちていたからな」
「どうなっている?喜田川産業がやられたようだが」
「はっ!総理…」
入って来た男性に頭を下げる男二人。
「いいか、秘密裏に生物兵器を作るのは、国策だぞ。その研究を担う企業が消されたんだぞ!公安や警察庁に圧力をもっとかけろ。それが、お前達、内閣調査室の仕事だ!」
「「はっ!」」
「忌々しいガキだな…四宮凪めっ!」
---マッキー---
白鳥刑事、由美と共に、あの地下道を探索している。
「白鳥刑事、そこにトラップが!」
「何?厳重だな…この方向だと、総理官邸に向かっていそうだな」
総理?
「総理って?」
「今の総理は、小松原だっけ?」
って、由美。小松原?俺の戸籍を奪った同級生と同姓であるけど…俺の家に俺の留守中に遊びに来て、借りてもいない借金の方に、俺の家の実印を盗んだ野郎だ。
その当時、俺の両親は警察へ届けたのだが、小松原の親父が警察のエライ人だった為、被害届けは受理されず、俺の戸籍は、養子縁組という形で人手に渡り、俺の家の土地は、知らない間に売却されていた。
あぁ、想い出すだけで、腹が立つ…
「小松原の親父って、警察のエライ人?」
「そうだったはずだ。警視庁の刑事部長だったよ」
白鳥刑事が教えてくれた。あの小松原か…
「総理っていくつくらい?」
「結構若いよね。最年少で総理になったはず」
「確か…30代じゃないかな…」
由美の情報に補足をしてくれた白鳥刑事。由美に気づかれないように、俺に声を掛けてきた。
「槇村さん、もしかして総理がラスボス?」
頷く俺。
「そこ!男同士で、こそこそするなよ!」
俺と白鳥刑事のヤリトリが気になったようだ。聞こえてはいないようだけど。
「これ以上先は危険だな、って話です。トラップがアチラコチラに…」
目に付くトラップはフェイクだろう。あれを避けた先に、本来のトラップがありそうだ。
「もっと、準備をしないと、危なそうですね。由美さん、引き返しますよ」
「そうだな。今度、鑑識もつれて来よう♪」
彼女は、警視庁内で顔が広いようだ。
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帰路に着く俺。途中、スナイパーを2匹掃除した。なんで、俺が狙われているんだ?はて?
住処に着くと、リョウの元には知らない男女がいた。
「あれ?誰?」
香さんに訊いた俺。
「あぁ、リョウの昔の女と男だよ」
昔の女はわかるが、昔の男?リョウって、両刀なのか?
「うん?あの子がリョウの新しい相棒?」
女性がリョウに訊いた。
「いや、同僚だよ」
「彼もスィーパー?」
「お前達のターゲットであるジョン・スミスだよ」
は?彼らのターゲットなのか、俺って?彼らは銃を手にして構えていた。
「やめておけ!お前達が組んでも、アイツには勝て無い」
俺を買いかぶるリョウ。彼は迷わず、引き金を引いた。飛んで来た銃弾をナイフで切り落とす俺。
「こんな至近距離からの銃弾を斬り落とすって…」
女性が驚いている。戦場では日常茶飯事なことだ。街中でいきなり撃たれるって、よくあるし。
「リョウの元カレと元カノを紹介してくれるか?」
「あぁ、香の紹介が悪いから、誤解しているのか…この男はミック・エンジェルだ。アメリカ時代の相棒だ。で、この女性は、ブラッディ・マリィー。槇村の前のパートナーだった」
あぁ、昔って、そういうことか。
「なぁ、俺、賞金首なのか?ここに着くまでに二人消したけど」
「二人?」
「死体は確認していない。遠距離狙撃だったから」
「え?!ジョン・スミスって、あのスナイパーハンターの?」
マリィーの顔から血の気が失せている。
「あぁ、そのジョンだ。狙撃は止めておけ。まず、生き残れない」
って、リョウ。脅し過ぎだよ。
「で。依頼主は誰?」
「わからないそうだ。例によって、メールでの連絡。金はスイスの口座らしい」
「こっちはわかったよ。小松原だ」
「え?小松原って、総理大臣の?」
香さんが驚いた声を上げた。
「そうみたい。俺、そういうのに興味無いけど、俺の戸籍を奪ったのは、ソイツの弟だよ」
「じゃ、ナイトバロンは、そいつか」
「直接は手を下さないだろ。証拠がここまで無かった程だ」
用心深いに決まっている。スマホが鳴動し始めた。通話モードにして応対する。
「藍原芽衣、柚子の母です。助けてください。娘達が誘拐されました」
誘拐?なんで?金か?
「犯人からは?」
「担任の教師に1億円用意させて、指定の場所に一人で持って来いって…」
はぁ?俺に金を用意しろだと?なんだ?芽衣の祖父が金持ちって知らないのか…あぁ、人質にとって俺を狩るってことか…
「わかりました。指定の時間と場所を教えてください。必ず助けます」
通話を切った俺。
「どうしたの?」
香さんに訊かれた。
「教え子姉妹が誘拐された…たぶん、俺を狩りに来た殺し屋の仕業だ」
「何!お前どうするんだ?」
リョウが声を掛けてきた。
「やるだけやってみる。テッサかかなめ以外には殺される訳にいかないが、教え子達を危険には晒せない。かなめ、ごめん」
その場にいたかなめに謝った。
「何を言っているの?私もテッサも、一緒に生きる事を選択したのよ。私達には、ジョンは殺せないわ」
「そうか…じゃ、行って来るよ」
俺は取引場所に急いだ。
---藍原芽衣----
外国の方に道を訊かれたので、教えようとした瞬間、意識が飛んでいた。意識が戻るとその外国の女性に弄ばれていた。薬を塗られ、入れられ、身体火照っていく。柚子も同じ目にあっているようだ。
「ほら、小猫ちゃん達、もっと唄いなさい」
四つん這いに固定され、何かに犯されている。人間では無いみたいだ…
「やめてぇぇぇぇ~!」
叫ぶ私。柚子は壊れたのか、声すら上げず、されるがままである。
「何?もう終わり?もっと、栄養剤が欲しいの?」
パシュ!
乾いた音…倒れる何か。目の前には先生がいた。いつもの優しい目付きでは無く、どこまでも冷たい目付きの先生…手には銃が握られている。
「先生…」
「もう、大丈夫だ。帰ろう…柚子…」
拘束を解き、私と柚子を抱え、その場から立ち去る先生。そして、私達をヘリに載せ、どこかへと連れて行く。
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病院に連れて行かれた。膣洗浄がなされ、血液検査で使われた薬剤を割り出すらしい。
「後、頼めるか?」
先生が出て行こうとする。私は咄嗟に手を握った。
「どうした?」
「傍にいてください」
「俺は疫病神だぞ」
「構いません、一緒にいてください」
「俺はロクでもない男だよ。周囲の女を不幸にしていく…」
落ち込んでいる先生…
「そんなことは無いわ。しっかりしろ!」
白衣姿の女性が先生に喝を入れている。
「志保…」
「少なくても私は、凪に会えて幸せだよ」
「そうか…」
「う~ん、単なる媚薬みたいねぇ。中毒性も残留性も無いみたいよ」
「かずえ、本当か?」
「えぇ。ただ、アッチの子はマズい状態だわ。人工呼吸器を付けて様子見ね」
ショック状態の柚子。
「あの金髪の女性は?」
私はあの外国の女性のことを訊いた。
「俺を狩りに来た殺し屋だ」
先生を狩りに来た殺し屋?どうして、命を狙われているんだ?
「先生は何者ですか…」
「俺は碌でなしだよ」
先生もショック状態なのか、会話がかみ合わない。
---冴羽リョウ---
凪はショック状態らしい。正常な判断は出来ないかもしれないそうだ。なので、医療センター預かりなった。あんな危険物を正常な判断無しで放流は出来ないから。
「で、お前達はどうするんだ?」
元相棒の殺し屋二人に訊いた。
「どうするって…殺すなら今かなって…」
「正常な判断は出来ない。反撃はお前だけで終わらないぞ、マリィー」
「俺は降りる。許されればだが…アイツの女を寝取ってから殺そうと思ったが、寝取れる状態では無いそうだし」
テッサは未だに意識は無い。ミックは殺す相手の女を寝取ってから、殺すのが流儀である。
「私も降りられるなら降りるわ。まさか、あのジョン・スミスが相手なら、受けなかったわよ…」
槇村凪を殺せって、指示だったらしい。凪をジョン・スミスとは知らない勢力なのだろう。
---マリィー---
ミックと共に空港へ。出国手続きをしていると、首筋に何かを打たれた。意識が消えていく。
意識が朦朧としている。全裸であるのは確かで、誰かに抱かれている。
「いい女だ。コイツはキープだな。ソッチの男はダストを打って、あそこに放流しておけ」
ダスト…まさか、エンジェルダストか…身体が動かない…リョウ!助けて…
---マッキー---
警備陣からSOSが…現場に向かうと医療センターのロビーに…全裸のミック・エンジェルがいた。その目付きは、エンジェルダストを打たれた時の目付きに似ている。徐々に身体が膨れていく。筋肉が異常増殖し始めたようだ。皮膚は裂け、身体の表面が筋肉になっていくミック。
警備陣が特殊警棒で叩くと、特殊警棒が折れた。完全にエンジェルダストを打たれているようだ。あの警棒は普通、折れないぞ。戦車でも叩かない限り…
「みんな、下がっていろ。俺が狩る」
ナイフの峰で首筋を叩くが、弾かれた。なんて防御力だ。
「うぉぉぉぉぉ~!」
雄叫びを上げて、俺に狙いを付けたミック。関節を極めるが、効果が無い。痛みが感じ無いらしい。どうするよ、これ…
「解毒剤は?」
志保の声。
「注射針が刺さらない」
たぶん、折れると思う。筋肉がカーボン装甲並だぞ。心臓を撃ち抜けば狩れるが…後、どこが有効だっけ?記憶を振り返る…だけど、そんな暇は無くなった。ミックが志保に襲い掛かろうとしていた。俺は、ミックの心臓を撃ち抜いた。
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棺に眠るミックの遺体は、化け物のままである。そんなミックに寄り添うリョウ。
「どこで襲われたんだ?マリィーはどこだ?おい!ミック!」
亡骸に問い詰めるリョウ。しんみりムードで、スマホが鳴動した。いつもの高級湯屋で出物が出たそうだ。俺は、引き取りに向かった。
医療センターへ持ち帰ったマリィー。秘部がボロボロだった。その為、安値で買い取れたが…
「誰がこんなことを…」
リョウが怒りに包まれている。秘部だけではない、乳首が切れている。噛まれたようだ。乳房には噛み痕…歯形をデータベースで照合させていく。
---宮本 由美---
何故か、内閣調査室に呼び出された。交通課の私に、交通違反でももみ消しさせるつもりか?
「君が、あの通路を見つけたのかね?」
あの通路のことか…
「いえ、高校生探偵の工藤新一君が見つけたんです」
「工藤新一がかっ。ゴキブリのように這い回っているのか」
工藤君をゴキブリ扱いだ。なんだ、コイツらは。って、突然口と鼻を布で押さえられた。クロロホルムか…意識が遠のいて行く。
朦朧とする意識…誰かにやられている。胸を揉まれ、激しく突かれている。
「ミニパトに載せておくには、惜しい身体だな。やはり、洋物より、和物の方が良いなぁ。この前の女は、見た目は良かったが…」
誰だ、コイツ…何かを口から注ぎ込まれた。胃の中で蒸発して、肺に入っていく感じがする。
「おぉ、潤いが復活したな」
下腹部に顔埋めて、舐められて…甘噛みされて…肉棒が突っ込まれて来た。
「総理、そろそろお時間です」
総理?コイツ、小松原総理か…そう言えば、工藤君が…
「もう、閣議の時間か…しょうがない、仕事をするか。おい、コイツを調教しておけ。気に入ったから壊すなよ」
「はっ!」
調教…私は総理のペットにされるのか…ふざけるな…乳首とクリに何かの電極が付けられた。何をするんだ?低周波刺激が私の身体を襲った。身体が蕩けていく。マズい。
---工藤新一---
蘭が見付からない…どこへ転院したんだ?アイツが連れ去ったのか?それなら、それで良いのだが…問題は、誰が蘭を監禁していたかだ。
蘭を監禁するメリットを考える。う~ん…
「蘭ちゃんを監禁するメリット?そうねぇ、例えば、堕ろせない段階まで、身柄を拘束するとか」
世良の女性目線の意見。それは考え着かなかった。でも、誰にメリットがあるんだ?
「その場合、メリットのある奴は?」
「工藤君だけじゃない?後は、孫の誕生を待つ工藤君の両親とか」
世良の言葉で、謎が解けた気がした。そうか…だから、母さんと蘭の母親があんな目に遭ったのか…
「世良、サンキュー。謎が解けたよ」
「それは良かった」
良い?良く無い。俺にとっては最悪な結末だ。そうなると、監禁場所は…だから、蘭は俺が監禁していたと思ったのか。俺の声が聞こえたから…
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俺は蘭失踪事件の黒幕と対峙している。
「そうか、謎は解けたようだな、新一」
ここは、俺の家の隣にある阿笠博士の家である。ここに俺の父さんが逗留していた。
「どうして、蘭を監禁したんだ?」
「お前の子供を身籠もれば、お前と一緒になる道を選ぶと思ったんだ。だけど、乙女心は複雑で読み切れなかったのが、敗因かな」
「俺を俺の姿に戻して、催淫剤を入れたのか?」
「あぁ、そうだ。アイツらが、48時間だけ元の姿に戻れる薬を、開発したって情報を得てね。内通者に2本ばかり盗んできてもらったのさ。」
内通者がいるのか…
「母さんと蘭の母親にあんな仕打ちをしたのは、アイツと情事を愉しんだからか?」
「あぁ、そうだよ。俺以外の男に恋をして、そんな有希子を匿ったんだから、英里も同罪だよ。だけど、俺は何も手は汚していない。まぁ、盗品と知って購入した程度の罪だけだ」
まったく表情が崩れない父さん。想定問答のうちか。
「有希子達をあんな目にしたのは、俺では無い。誰かが、オナペット板に要望でも書いたのでは無いのか?」
オナペット板…そういう掲示板が有るそうで、要望した女性の秘部の型を取り、リアル体型タイプのオナホールを作る業者がいるらしい。
書き込んだのは、個人を特定されない情報端末だろうな。罪に問うことは出来ない。
「裁きと救いだよ、新一」
不貞を働いた母さんに裁き、蘭と寄りを戻したい俺には救いか?
「それは父さんの独りよがりだよ。蘭は夢を失った。俺は蘭を失った」
「あぁ、計算外だったよ。まさか、彼がナイトバロンプロジェクトの関係者だったとは…」
ナイトバロンプロジェクト?
「そのプロジェクトは何だ?」
「次に刊行する本で内容を暴露するんだが、要は人口の統制だよ。夜の男爵ってことだ。夜の営みをコントロールする技術を研究するプロジェクトだ」
「誰が始めたんだ?アイツはどう関係しているんだ?
「始めたのは、今の総理の父親だ。刑事部長時代に、性犯罪を減らす方策を考えて居た彼は閃いたんだよ。性的な欲望を抑えれば、性犯罪は減るのではって。さらに、リアルよりも快楽を得られる道具があれば、減るのではって。俺によく話していた。そんなたわいの無い話をね。そんな彼に協力者が現れた四宮夫妻だ。旦那の方は交配の研究をしていた。妻の方は再生医療の研究者だ。性欲を抑える方法、リアルよりも快楽を得られる道具の研究を、牧場仕事の合間にしてくれていた。そして、時は過ぎ、彼が亡くなり、その息子達が後を引き継いだのだが、コイツらがロクでもなかった。長男は刑事局長まで昇り積め、次男は総理になり、三男は裏の仕事を請け負っている。四宮夫妻に合間仕事では無く、専従研究者にさせる為に、牧場を乗っ取った。四宮家の姉を出汁に、オイルマネーと手をくんだ。そして、四宮家の息子の戸籍をロストさせたんだ」
「なんで、アイツの戸籍をロストさせたんだ?」
そこがわからない。殺せば良かっただろうに。
「四宮家の息子は養子だ。両親は共に大物だ。あぁ、彼には告げるな。彼は今も本当の両親を知らない。知らない方が、世界は平和なはずだ」
それは、真実を知れば、世界は混沌になるのか?アイツ…何者なんだ?
「殺さなかった理由は、彼がプロジェクトの関係者であることも関わるんだよ。まず、戸籍をロストさせたのは、巨大な権力を相続させない為だ」
アイツの両親は権力者なのか…
「殺さなかったのは、その巨大な権力と戦うにしても、彼ら三兄弟には未だ力が無かったからと、彼が性欲をコントロールするサンプルだからだ」
アイツ…育ての親に実験材料にされたのか…
「彼と関係を持った女性は、彼以外とは関係を持とうとしなくなるんだよ」
アイツの性欲を抑えるのでは無く、相手の女性の性欲をコントロールするのか…それは斜め上行く発想だな…
「そこまでにしてください、ナイトバロン様」
何時の間にか背後に、軍人らしいき者達がいた。
「長男様が、お迎えですか」
長男?小松原三兄弟の?
「ナイトバロン様、アナタの息子は這いずり過ぎですよ」
無音で何かが放たれた。全身に痛みが走っている。これって…父さんの身体が蜂の巣になっていく。俺もなのか…薄れ行く意識の海で、蘭の幸せを祈る俺…