「検査の結果、面白いことがわかったわ」
って冴子。この前、江戸川コナンの毛髪をゲットして、DNAを検査をしてもらったのだ。
「当然、毛利家とは血縁者はいなかった。でも工藤家にはいたわ。江戸川コナンって、工藤新一の弟の可能性が大きいわ」
なるほど、それなら辻褄は合うな。兄弟なら、物の貸し借りはあるだろうし、信用するに値する人物であろう。
「問題はもう1台の携帯電話ねぇ。コナンって子が持っているヤツ。誰との連絡用かしらねぇ?」
工藤新一へ連絡用?有り得ない。電波の届く場所にいるなら、蘭とのメール専用機を持ち歩くはずだ。そうなると、工藤新一は行方不明、もしくは死亡しているのだろう。弟が変声機か何かで、兄を装って、元気でいるように見せているだけかもしれない。
「あと、毛利家にあの子が居候している理由もわかったわ。あの子の両親が毛利小五郎に養育費を渡しているそうだんだけど、その両親は実在しなかった」
確か、工藤新一の母親は女優だったな。
「そうなると工藤新一の母親が江戸川コナンの母親を演じているのかな?」
「可能性はあるわね。変装術のスキルがあるようだから」
この国の警察は、なんでも調べられるのか。
「後もう一点…あのメール専用機に残っていた指紋なんだけど、再度検査したら、同一人物の指紋と断定されたわ。当初、指の大きさが違うから別人だと判断したのだけど…」
それって、工藤新一が江戸川コナンってことか?
「どうやって、高校生が小学生に化けたんだ?」
「今、科捜研で分析中よ。江戸川コナンのDNA情報をね」
何の為に小学生になったんだ?まさか…蘭と混浴する為か?合法的に、蘭の裸を見る事も触る事も出来るよな。幼気な小学生ならば…だけど、小学生では出来ない。ヤレない。デメリットが多い。工藤新一がインポなら別だが…
「もう少し頼むよ」
「えぇ、まかして♪」
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「工藤君♪」
冴子と別れて、帰り道を歩いていると、肌クロの少女が声を掛けてきた。蘭と一緒にいた子かな?面倒なので、スルーする。
「ねぇ、工藤君♪待ってよ~」
俺の腕を掴んだ。つい反射的に…しまった。また、やってしまったよ。凹む俺。近くのラブホの位置をスマホで検索して、そこへ連れ込んだ。
いつもの様に全裸にして、手足を固定して、視界を奪った。そして、持ち物検査…生徒手帳を見つけた。それによると、世良真純という子で蘭のクラスメイトのようだ。一応、DNAサンプルとして、髪の毛と、腔内の細胞を貰っておく。
そして、全裸を鑑賞する。胸は小さめだ。乳首と恥部はやや黒ずみがある。色素のせいか、遊び過ぎか?
「ううっ…ここは?」
お目覚めのようだ。指を下腹部で這わす。
「えっ!ダメ…そこは…」
クリの辺りで捏ねていく。じわっと湿り気が帯びてきた。
「あ…うぅ~いい…」
これ、試して見るかな?ドンキーで買った、性感促進剤♪クリと膣に、付属のスポイトで垂らしていく。彼女の腰が激しく動き始めた。眉唾ものでは無く効果があるようだ。
かわいい乳房を下から持ち上げるようにして、揉んで見た。
「はぁ~、いい…あぁぁぁぁ~、ください…奥の方まで…」
入れてくださいかな?リクエストに応えて…ズンズンと突いていく。蘭ほど、気持ちは良く無いので、途中で飽きた。
「途中でヤメナイデ…最後までしてよ~」
「なぁ、お前は何を探っているんだ?」
耳元で囁き、耳を舐めて行く。彼女の身体は蠢いていた。
「疼く…ねぇ、お願い…頭がおかしくなりそう…最後までして…新一君♪」
甘えるように言う真純。でもそそらない俺。スルーした。いや、スポイトで1滴ずつ追加だ♪
「イヤぁぁぁぁぁ~!お願い…何でもします」
「じゃ、口で」
口元に持っていくと、ぱくっと咥えただけだ。コイツ、テク無しか…では、部屋の備品の巨大なローターを入れて上げた。
彼女を残して帰宅だな。
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サングラスに付け髭姿で帰路に着いた。工藤新一ってやつは、ハーレム生活でもしていたのか?やたらに女性が群がってくる気がする。戦地に行くと女断ち2ヶ月3ヶ月なんか当たり前だったので、少しカルチャーショック気味である。
気づくと喫茶ポアロの前にいた。あれ?まぁ、いいか。店内に入った。
「ナポリタンの大盛りとブレンドでいいね?」
って、安室。なんで、バレたんだ?
「あぁ、そうだけど。なんで、分かったんだ?」
「分かるよ。臭いでね♪」
あっ!目から鱗…俺の体臭が原因か?嗅いでみるが、感じ無い。嗅覚がおかしいのかな?
「体臭じゃないよ。君は天然かな?あはは♪」
うっ!笑われてしまった…
「消したくても消えないよ、染みこんだ血の臭いはね」
真顔で言い切った安室。そうなのか…じゃ、蘭も気づいているのか…
カラン♪
「いたいた♪安室さん、私はオススメケーキと紅茶でお願いします♪」
って、蘭。変装の意味が無い…
「なんで分かるんだ?」
「え?何で?何でかな?新一のオーラかな♪」
オーラ?神秘的ことを…彼女はオーラが見えるのか…もう、いいや。蘭には何をしても無駄ってことで…
「今日もこれから仕事?」
「帰って寝るだけ…」
うん?蘭の目が光った気がした。なんでだ?
「帰るのか♪じゃ、私も行くよ。新一の住んでいる場所を見たいから♪」
しまった。やらかした。安室が笑っているし…俺って、天然か?食事を終え、会計を済まして外に出る。
「ちょっと待っていてね。お泊まりセットを持ってくるから。逃げないでよ~!」
逃げたら、次回がややこしいことになりそうだ。ここらで正体を、ばらした方が楽でないのか?
「お待たせ~♪さぁ、行きましょう」
腕を組んで嬉しそうな蘭。今度こそ、帰路に着く俺…
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新宿駅東口を出て、歌舞伎町方向へ…
「え?こんな物騒な場所に住んでいるの?」
不安なのか、俺の腕を抱く力が強くなっていく蘭。そして、路地を入り、数分…階段を上がっていく。1階はガレージなので、2階に入り口があり、そこにリビングが有り、俺の部屋は3階にある。
「ただいま…」
「お帰り…遅かったなぁ…って、その子は誰だ?」
って、香さん。テッサが蘭を睨むように見ている。
「毛利蘭だよ。俺の部屋が見たいって、腕に貼り付いて…」
「そうか…」
そして、廊下へ出て階段へ向かい、俺の部屋へ…シャワー、トイレ付きのワンルームである。風呂は2階にあり、共同である。キッチンも部屋にはなく2階である。
「ここに住んでいるんだ…」
部屋を見回す蘭。窓からは歌舞伎町のネオンの灯りが見える。部屋にはダブルベッドが置かれているだけ。後はナイフの研磨道具とか、細工をする場合の道具類が箱に入れて重ねてある。
「机無いんだ…」
戦地では机など無い。どこでも読み書き出来るようにしている。
「本棚も無いんだね」
蘭の声は寂しそうだ。なんでだ?戦地では本を読む暇など無い。作戦書やマニュアルは、戦地に着くまでの交通輸送手段で、頭に叩き込むのが鉄則である。まぁ、リックに入れて持ち歩いてはいる。ど忘れが恐いから。
「あんなに推理小説の本が好きだったのに…生活がまるで変わっちゃたんだね」
ものスゴく哀しそうな蘭。工藤新一のことを考えて居るのだろうか。俺は工藤新一では無いから…彼女にそう伝えようと思うが、言葉が口から出ない。もっと哀しそうな彼女の姿が見たく無い為。俺の本能がそうしているのかもしれない。
「新一…今、楽しいことって何?」
「ポアロでナポリタンを食って…蘭に会えることかな…」
当たり障りの無いことを言っておく。今の俺にとって楽しい事?あるのかな?毎日が後悔の毎日だし…
「そうか♪うん♪それなら、来る時は連絡を下さい!」
あぁ、デジャブ感がある。前にも言われたような…
「努力はする」
「もう…寝る?」
耳が朱い蘭…そういうこと?
「寝るか…」
部屋の灯りを落とすと、蘭が全裸になり、俺も全裸へ…そして、二人でベッドへ…しかし、これからって時に、警報音が鳴り響いた。侵入者がいるようだ。
---江戸川コナン----
家に帰ると、アイツと蘭がどこかへ出掛けるようだった。蘭は物凄くウキウキしているようだし。気になったので、蘭に発信機をこっそり付けて、尾行を開始した。電車での移動…どこへ行くんだ?何…新宿だと…はぐれないように、蘭をマークして着いていく。すると、歌舞伎町へ入っていった。夜近くに小学生が入る場所じゃ無いなぁ。道を一本ずらして尾行した。発信機があるので、道一本くらいなら、問題は無い。
路地に入ってきた。見付かってしまう。自販機に隠れ、一定の距離でついていく。だけど、信号が突然途絶えた。途絶えた場所へ急ぐと、マンションらしき建物と『RN探偵社』という探偵事務所のビル。突然の信号のロストは、電波遮断構造ってことだから、探偵事務所の方だな。
そうなると、あいつは探偵なのか…『RN探偵社』をネット検索するが、出て来ない。宣伝をしない探偵か…裏事情系かな。何を探っているんだ?なんで、蘭に近づいたんだ?
探偵事務所のビルへ忍び込んだ俺。1階はガレージのようだ。高級そうな車が並んでいる。儲かっているのか?靴の反響音からして、地下室がありそうだ。だけど、1階にはそれらしい階段は無かった。2階以上から、専用のエレベーターか?建物内に入ったのに、信号がキャッチ出来ない。フロアごとに電波遮断構造かな?セキュリティーが固そうだ。
2階へ…人の気配は無い。地下へ行くエレベータを見つけた。篭は地下にあるようだ。動かすと、動作音で怪しまれるか…扉を開けて、ロープ伝いに地下へと降下していく。
地下に着くと、乾いた音がした。これは、拳銃の音…まさか、蘭が…急いで音のする方へ走り寄ると、女性が拳銃を撃っていた。撃っている銃は実弾…違法な練習場のようだ。
「冴羽さんの腕を見せて下さいね」
「いいよ♪」
大柄の男性に声を掛けた女性。男性は冴羽と言うようだ。彼が手にした銃は、コルト・パイソン357…357マグナムって言われているやつだ。アイツ、何者だ?女性の方の銃は…コルト・ウッズマンかな?オートマチック式で11発の弾丸が換装出来る。両方共実戦で使うタイプだ…
ただの探偵では無い。探偵に拳銃の所持は認められていないから。携帯を見ると、圏外のようだ。警察への通報は無理か…それよりも蘭はどこだ?急いで、2階へと戻った。
結局、蘭はどこにもいなかった。そうなると隣のマンションか?もっと厄介だ。部屋の番号がわからないし。って、なんでマンションが電波遮蔽構造なんだ?おかしい…マンションへ潜入してみる。
ここの1階はガレージである。
2階へ…うん?部屋が一つ…大家の部屋か?人の気配がある。奥に階段を見つけた。3階へ行くか…
「フリーズ!」
えっ!背後から女性の声…抵抗するなって…何!なんだ、この圧迫感は…目の前の階段から誰かが降りて来た。アイツだ…
「あっ?江戸川コナンか…」
俺の名前はチェック済みのようだ。
「おい!蘭をどうした!」
「お前の女か?」
「そうだと言ったら?」
「じゃ、直接、本人に言えよな。おい、蘭…お前に客だ」
え?
「え?私に?あれ?コナン君、どうして、ここがわかったの?」
「これだろ」
アイツは発信機に気づいていたようだ。蘭に手渡した。
「これ…発信機…」
「大好きな蘭お姉さんが、自分とは違う男とデート…ジャマしに来たようだよ」
「酷い…コナン君、なんで、こんな事をするのよ~!」
蘭が怒っている…俺は、ただ心配で来ただけだ。
「コナン君…新一と仲良かったのに…どうしてこんなことをするの?」
「それは…」
少し考え、意を決して、蘭へ伝えた。だが、
「「ここにいる工藤新一が本物では無いから」」
何?俺の言葉にアイツの言葉が重なっただと…
「どういうこと?新一?」
突然、蘭の唇に自分の唇を重ねたアイツ。
「うっ…うぅ…」
徐々に蘭の意識が消えていく。完全に意識が飛ぶまで、キスをし続けたアイツ…
「ここから先は、蘭には聞かせたく無いからな」
聞かせたく無い?
「君は何者かな?江戸川コナンよ!」
どういう意味だ?
「なんで、工藤新一と指紋が一致した上、DNAまでもが一致するんだ?」
何…そこまで調べたのか…、いや、はったりだろう。
「何の話かな?」
「そうか…残念だな。君は警察庁特捜部と、公安のどちらが好きかな?」
まさか、コイツら、警察関係者か…だから安室さんを引っ張ったのか…そうなると、警察庁の特捜部か…
「まぁ、いいや。もうすぐ、君を引き取りに来る。それまでにどちらがいいか、考えてくれよ、工藤新一君♪」
コイツ…俺の正体を見抜いていたのか…
「小学生姿なら、蘭と風呂に入って、全裸を見て、全裸に触れられるものな。考えたよな♪ある意味、完全犯罪だよ、さすが、高校生探偵、やることがエグい」
前半は事実ではあるが、後半は濡れ衣だ。
「そういうお前は何者だ?」
俺の言葉を受けて、ニヤリとするアイツ。
「その質問は、俺の推測が事実ってことだな。」
なんだと…アイツの手には録音機が握られていた。録音状態を示す朱いLEDが灯っている。ここまでの会話を録音されたのか…くそっ!
「取り敢えず、住居侵入罪かな。小学生だから罪に問えるかわからないけど」
この女、この前、アイツといた女だ。刑事だったのか…
「冴子、録音はしてある。物的証拠では無いが、参考資料にはなるだろう」
「そうね♪」
ガチャ!手首に金属の冷たさ…手錠を打たれた…
「背後関係はうちで調べます」
って、安室さん。公安もグルなのか…
「頼みます。蘭が安心して暮らせる様にね」
俺は身柄を警察庁へ送られた、