※この作品はR-18です。

戸倉ミサキ調教記~強気な彼女のもう一つの顔~   作:道程ケンヂ

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学内撮影

 

「あ、えと……これ、もう撮影始まってるの?」

 

「いや、まだだ。校舎内に入ってからカメラを回す予定だよ」

 

 右近の運転しているワンボックスカーから降りたミサキは、毎日通っている宮地学園の校門を見つめて深く息を吐いた。今日から4日もの間、母校で寝泊まりすることを思い、勉学に勤しむべき学校で淫らな行為に耽ることを想像すれば、自然と体が火照り出してしまう。

 見に纏っている衣服は、宮地学園の制服に良く似た改造版のものではあるが、脚を覆い隠すロングスカートや、その側面に入っているスリットなど、ミサキの改造制服によく似せて作られてある。プライバシーを守っている様であり、そうでもない様な不可思議なこの衣服にクスリと微笑み、ミサキはゲンたちと共に連れ立って宮地学園の昇降口へと脚を踏み入れた。

 

「よし、ここから撮影を開始しよう。左近がカンペを出すから、ミサキはそれに従ってくれれば良い」

 

「わかったよ、ゲンさん」

 

 校舎内に入り、入り口の鍵を閉め、全ての準備を整えると、ゲンは部下とミサキに指示を出して早速撮影へと取りかかり始める。未だにこの状況に慣れないながらも、ゲンに言われるがままに右近が構えるハンディカメラの前に立ったミサキは、2、3度の咳払いの後に監督のゴーサインに従ってたどたどしくアナウンスを始めた。

 

「び、ビデオをお買い上げの皆さん、こんにちは。戸倉ミサキです。今、アタシは、毎日通っている学校の下駄箱前に居ます。今日から4日間、学校の中で事務所の社長や知り合いのおじさんたちとエッチなことをするので、その光景を楽しんで下さい!」

 

 『簡単な企画説明を』との指示に従って簡略した解説を行うミサキ。聡明な頭脳によって纏められた情報は分かり易く、それでいて映像の興味をそそる良い文章になっている。ミサキのアナウンスの出来に頷いたゲンは、左近に銘じて次の指示を彼女へと送った。

 

「えっと……じゃあ、早速なんですが……裸に、なりま~す……♡」

 

 カンペを見たミサキは一瞬体を強張らせるも、その指示に逆らうことなく命令を遂行する。着たばかりの改造制服を官能感たっぷりに1枚、また1枚と脱ぎ捨て、あっという間に美しい裸体をカメラの前に披露した。

 カメラの撮影外に脱ぎ捨てた制服を右近が回収したことを確認し、ミサキはその場でくるりと1回転をする。360度全方位の裸体をカメラの前に曝け出した後、再びカメラ目線になったミサキは早くも興奮した様子で頬を赤らめながら感想を漏らす。

 

「あはっ♡ やっばぁ……♡ アタシ、学校の中で素っ裸になってる……♡ 毎日通っている学校の中で、裸になってるんだ……♡」

 

 見慣れた昇降口、廊下、下駄箱……普段の生活の中で何度も目にしているそれが、今はとても刺激的に見える。きっちりとした、エリート校に通う生徒たちが集うこの学園の中で、たった一人だけ真っ裸になって昇降口に立っているこの状況が、ミサキにとっては堪らない興奮を掻き立てていた。

 そのまま、カンペに従って歩き出したミサキは、遠回りの道順で自分のクラスへと向かって行く。その最中、学校内の教室や設備などを解説することも忘れはしない。

 

「えと、昇降口のすぐ隣には職員室があるね。こんな格好の生徒が居たら、すぐに指導室送りになっちゃうよ……♡ その奥が学園長室。ここでセックスしたら物凄く興奮しそうじゃない? 悪いことしてるって感じが半端無さそう」

 

 一歩、また一歩とミサキが歩む度、大きく美しいミサキの乳房と尻が揺れる。右近の手にするハンディカメラと事前に学園内に設置されていた隠しカメラは、非日常的なミサキの姿を余すことなく撮影し続けている。

 ミサキもまた、普段通っている学校の中で露出行為を働いていることに言い様のない興奮を感じていた。多くの生徒や教師たちが過ごす学園内で全裸になり、廊下を歩いている……自分自身の聖域を汚している感覚は、ミサキの背徳感を絶妙にくすぐって快感を生み出す。気が付けば、ミサキはわざとらしく腰を振り、尻を淫らに振ってカメラに己の痴態を見せびらかす様にして歩みを進めていた。

 

「はっ♡ はっ♡ はぁ……っ♡」

 

 階段を上る際、荒い呼吸を繰り返すミサキ。その吐息は甘く熱く、快楽に染まったものだ。下から見上げる様なアングルになっているお陰で、ミサキの濡れそぼった性器の様子もばっちりカメラに収められている。そのことを想像するだけで、体の疼きが止まらなくなってしまう。

 わざとゆっくり階段を上り、自らの恥部を出来る限り長く撮影させるミサキは、膣から熱い迸りが垂れ流しになっていることを感じ、ごくりと涎を飲み込んだ。

 

(まだ、撮影を開始して5分も経ってないのにこんなに興奮してる……♡ この4日間が終わる頃、アタシはどうなってるんだろう……?)

 

 ぺたぺたと冷たい廊下の温度を足の裏で感じ、それとはまるで対極的な躰の火照りを感じ、ミサキは歩む。目的地である自分のクラスルームには、あっという間に到着した。

 

「こ、ここが、アタシのホームルーム、です。中、入ります……」

 

 たどたどしく説明の言葉を口にしてから、教室のドアを開ける。毎日行っている行為を淫らな格好と状況で行うことに背徳感を感じつつ、教室内へと脚を踏み入れたミサキは、そこで驚くべきものを目にすることとなる。

 

「おっ! 来たな~! 時間ぴったり、流石は優等生のミサキちゃんだ!」

 

「えっ!? み、皆!? もう学校に来てたの!?」

 

「当たり前だろう? みんな、ミサキとセックスしまくれるって聞いてから今日が楽しみで仕方がなかったんだぜ!」

 

「俺なんか集合時間の1時間前にはここに来てたもんな!」

 

「いや、それは馬鹿だろ?」

 

 教室の中では、今回の撮影に協力してくれる『E-ROSS』の男たちが大挙してミサキのことを待ち侘びていた。その数はざっと数えても10人以上はおり、彼らは全員が全員裸のミサキへと期待を込めた視線を送っている。

 彼らの視線を全身に受け、この異様な状況を受け入れ始めたミサキは……はっきりと、これが現実であることを認識した。そして同時にこの宿泊合宿にて自分が大勢の男と体を重ねることを思い、体の火照りをより強くさせる。

 

(ここでするんだ……♡ 宮地学園で、アタシの学校で、AVの撮影、しちゃうんだ……♡)

 

 背中を快感を伴う震えが駆け抜け、心を期待感がくすぐる。じんわりと熱くなる体、吐息、子宮……ミサキの全てが、快楽を求め始めている。

 そんな、ふしだらな感情に身を包まれるミサキの前に、1枚の紙が差し出された。はっと息を飲んだミサキはその紙を受け取ると、裏返してそこに書かれている文字を声に出して読み上げ始めた。

 

「ええと……『ミサキちゃん、おはようございます。今日から4日間、ミサキちゃんの通う学校で気持ち良いことをしまくりましょう! では、まず最初に今回の作品の特徴を説明します。今回の作品【学園の淫姫】、その一番の見所は……一つの作品で、4つの企画を楽しめることなのです!』……え? なにそれ?」

 

 手紙に書かれていた素っ頓狂な内容に困惑して顔を上げたミサキであったが、ゲンや男たちはニヤニヤしたまま何も言葉を発してはくれない。どうやら、そのまま手紙を読み続けろということの様だ。その無言の指示に従い、ミサキは再び手紙へと視線を落として口を開く。

 

「『これからミサキちゃんには、1日ごとにシチュエーションを変えて撮影を行ってもらいます! 1日しっぽり、企画の内容に乗っ取った撮影を行って、それを4日行う……こうすることで、一つの作品内で4つの違うシチュエーションを楽しめるということなのです! 勿論、撮影の内容は学校生活に乗っ取った物になっています。こういった経験はミサキちゃんも初めてだとは思いますが、一生懸命頑張りましょう!』」

 

 手紙の中盤を読み上げたミサキは、先ほどの言葉の意味を理解して一人心の中で頷いていた。この作品は今までとは違い、ただミサキの痴態を撮影するだけではないということの様だ。シチュエーションを理解して演技したり、衣装を変えたりと、本格的にAV女優らしいことをした上で、作品を作り上げるということらしい。

 今までのミサキの主演作品は、いわば素人物。ミサキがゲンたちに弄ばれる撮影しただけの作品だった。しかし、ここからはミサキの演技力や行動も作品の完成度に関わって来る。要するに、ミサキにとっては初めての本格的なAV撮影になるということだ。

 ゾワリと、性的なものとはまた違う興奮がミサキの中で湧き上がる。成り行きで務めることとなったAV女優という職業。それがお遊びではなく、本物の仕事としての姿を見せ始めたことに、ミサキは緊張とやりがいの様なものを感じ始めていた。

 

「……『では、早速1日目の企画発表といきましょう。1日目の企画は……こちらです!』」

 

 それが、渡された手紙に書かれていた全てだった。肝心の企画内容がどこにも書かれていないことに困惑するミサキであったが、すぐに男たちに背後を振り替えさせられ、カーテンの様な布で覆われていた黒板へと向き直させられた。

 そうして準備を終えた後、男たちは黒板を覆う布を剥ぎ取る。そうすれば、そこにチョークで書かれたド派手な文字がミサキの前へと露になり、本日の企画内容を彼女に知らしめる結果となった。

 

「『ミサキによる学校案内』……? これが、今日の企画なの?」

 

「そういうことらしいぜ! なにせ、俺たちは宮地学園に初めて来た訳だし、内部の構造もまるでわかっちゃいないんだ。唯一の生徒であるミサキが中を案内してくれなきゃ、下手をすると迷っちまうよ」

 

「まあ、それもそうだね……」

 

 宮地学園は初等部、中等部、そして高等部と3つの学部に分かれている。今回は高等部のみを使った撮影になっているが、名門校である宮地学園は設備も充実しており、それに見合った広さをしていた。何も知らない人間が迷い込めば、何処が何処なのだかすぐにわからなくなってしまうだろう。

 ということで、まずは『E-ROSS』の男たちに内部構造を理解させるための学校案内をする様だ。初日から飛ばしはせず、お楽しみは後に取っておくという感じなのか、まずは平穏な企画を用意した形になっている。

 無論、ただ学校内を案内して終わりという訳ではない。その証拠に、ゲンが差し出した二枚目の手紙には、ミサキが悦ぶ様なことが書いてあった。

 

「『これから先、ミサキちゃんには宮地学園高等部を案内してもらいます。行く先々にはこの様な指令カードがあり、その内容を遂行することで次の移動先が分かるという仕組みになっていますので、張り切ってエッチなことをして下さいね!』……なるほどね、大体わかったよ」

 

 企画の趣旨を理解したミサキは、納得した様子で頷きながら手にしているカードを裏返す。そして、ニヤリと笑った後、カメラへとそこに刻まれている文字を見せつけて来た。

 

「はい、これが第一の指令。『教室の前で、全裸自己紹介をする』……早速、やってみるよ……♡」

 

 男たちの喝采を背に、ミサキは黒板の前に設置されている教壇に昇った。そのまましゃがみ、下品に脚を開き、手を頭の後ろで組んで、自らの痴態を教室中に見せつける姿勢を取る。

 普段、自分が授業を受けている教室の最前列で、男たちの視線を浴びながら裸体を晒す。既に火照っているミサキの体は、この露出行為に完全にスイッチが入ってしまった。勃起した乳首と陰核を隠すこともなく男たちに見せつけ、ぽたぽたと愛液を膣から垂らし、ややうわずった声を出して、ミサキは叫んだ。

 

「アタシの名前は戸倉ミサキ♡ 身長165cm、体重50kg♡ 16歳の女子高生ですっ♡ 好きなものはヴァンガードと読書、それにセックス♡ 1ヶ月前まで処女だったのに、ここにいる皆に開発調教されてちんぽ大好きなドスケベ娘になっちゃった♡ 未成年なのにAVデビューする変態にされちゃったっ♡」

 

 小刻みに体を震わせるミサキ。その震えに合わせ、彼女のたわわな乳房と尻肉が揺れる。それもまた男たちの興奮を煽る要因となっているのだが、当のミサキはそれを意識せずとも自然と行っていた。度重なる淫行が彼女の持つ天性の淫らさを開花させ、男たちを悦ばせることを本能的に行う様にしているのかもしれない。少なくとも、ゲンはそうとしか思えないでいる。

 なんにせよ、淫らな自己紹介を続けるミサキに男たちは夢中だ。その興奮、喝采、手拍子は更にミサキの劣情を煽り、彼女に更なる淫猥さを引き出させた。

 

「バストサイズは89♡ 感度も柔らかさも大きさも抜群のおっぱい、好きなだけ揉んでっ♡ お尻も開発済みで、叩かれてもおちんぽぶち込まれても感じるスケベ尻になってるから、こっちも可愛がってよねっ♡ 当然、おまんこも超が付くレベルで敏感だよっ♡ 皆に開発されて、躾けられて、気持ち良いこと教え込まれて……♡ そうやってスケベになったアタシの体、たっぷり堪能してっ♡ この4日間は皆で一緒に楽しいことしよう♡ アタシ、一生懸命頑張るからっ♡♡♡」

 

 だらしない表情と淫らな躰を男たちの前に晒し、卑猥な言葉をたっぷりと口にして、ミサキは自己紹介を終えた。『E-ROSS』の男たちも刺激的な宿泊合宿の始まりとも言えるミサキの痴態に興奮を滾らせ、性交の時を今か今かと待ち侘びている。

 彼らの肉棒がズボンを押し上げている光景を目の当たりにし、ミサキもまたその興奮を己の体で受け止めることを思って胸をときめかせた。しかし、ゲンがGOサインを出していない以上、まだその時ではないのだと思いなおし、茹った頭を冷静にさせるべく自分に強く戒める。

 

(しっかり、段取りを踏まなきゃ……。今回は、ただセックスするだけじゃない。一連の流れに沿って、作品を組み立てるんだ。セックスしたくても、ちんぽ欲しくても、今は我慢するんだ……!)

 

 疼く、疼く……子宮、膣、性器、ミサキの女の部分が男を求めて疼き続ける。だが、その疼きを解放せず、押し留める様に自分自身に言い聞かせ、教壇から降りたミサキはゲンから次の目的地が書かれているカードを受け取った。

 もう、このままセックスしてしまいたい。流れなど関係無しにして、欲望のまま快楽を貪ってしまいたい。本心ではそう思っている。だが、ミサキはその思いを封じ込め、ひたすらに情欲を解放出来る瞬間を待ち続ける選択肢を取った。女優として、責任感のある選択をした彼女の耳元で、ゲンはぼそりと囁く。

 

「良い子だ、ミサキ……! 安心しろ、お前を満足させられる様に計画は立ててある。自分の役割を果たし、命令を遂行していけば、ご褒美をあげるからな」

 

「はい、ゲンさん……♡♡♡」

 

 ドキリと、胸が高鳴る。ご褒美、その一言が途轍もなく甘美に思える。まず1日、頑張るのだ。与えられる指示に従って皆を案内し、行く先々で卑猥な命令に従って、彼らを興奮させていく。カメラに自分の痴態を収めてもらい、ミサキを見る男たちにこれからの期待を抱かせることが、この初日の最大の目的なのだ。

 

「さあ、始めるぞ。ミサキ、頑張れよ」

 

 ゲンから小さなカードを受け取り、ミサキは頷く。この撮影は、色々な意味での始まりだ。本格的なAV女優としての活動の始まり、4日にも及ぶ長期間の撮影の始まり、ミサキが新しい自分を作り上げる始まり……軽く思いつくだけでもこれだけのものが挙げられる。ミサキは、また新たなステージへと脚を踏み出そうとしているのだ。

 

「……皆、ついて来て。学校のこと、しっかり教えるから……アタシのこと、ちゃんと見ててよね……♡♡♡」

 

 教室のドアを開け、全裸のまま微笑んだミサキは、廊下を歩きながら、自分の尻に注がれる無数の視線の感覚に背筋を震わせ、期待感に体を火照らせながら、歩みを進めるのであった。

 

 




短い話を連続で投稿しました。
恐らく、次の話からはやや長めになると思われます。少々お待ちください。
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