※この作品はR-18です。

戸倉ミサキ調教記~強気な彼女のもう一つの顔~   作:道程ケンヂ

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大会終了

 

 

 

「……はい、お疲れ様! これで3位決定戦も終わりだね」

 

 ミサキのショーと短い休憩を経てから再開されたカードファイト大会もついに終盤を迎えていた。準決勝を終え、次いで行われた3位決定戦も終了し、残すは運命の決勝戦のみとなっている。だが、観客としてはそれよりも上位入賞者へ送られるミサキからのご褒美の方が気になるところであり、敗者たちも彼女の痴態を見逃すものかとばかりに血眼になっていた。

 

 準決勝では最終順位が決定される者がいなかったため賞品の贈与はなかったが、今回は3位と4位が決定している。ならば当然、ここで賞品が贈られるはずだ。男たちが期待に息を飲む中、全裸のミサキはダンスで汗ばみ、赤く火照っている肌を曝け出しながら、今しがた試合を終えたばかりの2人へと近づき、それぞれの唇にキスを落とした。

 

「んっ……♡ ふふっ♡ お疲れ様……♡ とってもいいファイトだったとアタシは思うよ♡ 大会を盛り上げてくれたあんたたちにも、しっかりと賞品をあげないとね……♡」

 

 男たちの履いているズボンのベルトを外し、ファスナーを口で下ろす。そうして下着ごと彼らの服を剥いだミサキは、恍惚とした表情を浮かべながら目の前に現れた肉棒へと視線を注いでいた。

 未だに女を知らない、童貞たちの肉棒。それを両手で優しく掴むと、舌を伸ばして丁寧に1本ずつ舐め始める。かと思えば、亀頭を重ねるようにしながら同時に舌で愛撫するなど、様々なテクニックを披露しながらフェラチオを続ける彼女の姿は、まさに男慣れした淫乱と呼ぶに相応しいだろう。

 暫くそうやって男たちの肉棒を舌で可愛がっていたミサキであったが、お遊びは終わりとばかりに口を離すと4位の男に向き直る。そして、たわわな乳房を寄せると、いきり立つ男の陰茎を胸で挟み、扱き始めた。

 

「お、おおっ!? こ、これが、パイズリ……っ!!」

 

「ふふっ♡ どう? 気持ち良いでしょ? ……漫画やゲームでしか見たことないプレイを実際に体験してる気分はどう?」

 

「さ、最高だよっ! ミサキちゃんのおっぱい、気持ち良過ぎっ!!」

 

 既にしっとりと汗ばんでいるミサキの肌は滑りが良く、単純な上下運動だけで男に最高の快楽を味合わせていた。そこにゲン仕込みのテクニックが合わされば、童貞の我慢など有って無いようなものである。

 徐々に胸の動きを速め、谷間の肉棒を洗うようにして交互に乳房を擦り付ける。かと思えばゆっくりとした動きで柔らかい胸の感触を楽しませながら、飛び出している亀頭をチロチロとしたで舐めて鈴口を穿るように刺激したりもする。ミサキのテクニックを前に、あっという間に男は腰を震わせ、パンパンに膨らんだ亀頭を真っ赤に染め上げることとなった。

 

「あっ! も、もうダメだッッ! で、でるぅっ!」

 

「ふふっ♡ 本当に我慢が利かないちんぽだね……♡ ……いいよ♡ ちゃ~んと口で受け止めてあげるから、いっぱい射精(だ)しちゃいなっ♡」

 

 パツパツと音を立てて揺れる乳房。その中心にある肉棒はびくびくと際限なく震え、我慢の限界を主張している。そんな男の分身を可愛らしく思いながら、大きく口を開けたミサキは強くそれに吸い付き、彼に最高の射精の瞬間を迎えさせた。

 

「んじゅぅうぅぅううぅっ♡♡♡ じゅるるるるるるっっ♡♡♡」

 

「う、うぅぅうぅううぅぅっ!! す、吸い尽くされるっ♡ ミサキちゃんのおっぱいと口に、俺のザーメンが吸い取られるぅぅぅっ!!」

 

 情けない声を上げ仰け反りながら絶頂と射精を迎える男。そんな彼の肉棒に吸い付き、尿道に一滴の精液も残さないとばかりにミサキは口淫を続けた。そうしながらもしっかりと乳房で幹の部分を挟み、刺激し、女の胸の感触を教え込むことも忘れはしない。

 男にパイズリ奉仕の快感を味合わせたミサキは、口に溜まった精液を彼に見せつけ、微笑み、喉を鳴らしてそれを飲み干した後で、空っぽになった口内を見せて、お礼の言葉を口にする。

 

「ん……♡ いい射精だったよ♡ ザーメン、ご馳走様っ♡」

 

「う、おぉ……! 俺のザーメン、全部飲み干して……! こ、こんな可愛いJKが、こんなエロい真似を……!」

 

「ふふっ♡ なに言ってんの♡ アタシで興奮して、気持ち良くなって、射精してくれたザーメンだよ? しっかり飲み干すのが筋ってもんじゃん♡ アタシは、当たり前のことをしただけだよ♡」

 

 可愛らしくウインクし、最後に男の肉棒をしっかりと舐めて綺麗にしてから賞品贈与を終えたミサキは、今度は3位の男へと向き直る。そして、彼に背中を預け、しとどに塗れた己の性器と内股で肉棒を挟むと、真後ろの男に小さな声で囁く。

 

「さ、好きに動いていいよ♡ ただし、ハメるのは無しだからね? 3位入賞の賞品は素股セックス♡ 本番はダメだけど、それに近いプレイでアタシのまんこの感触味わってよ♡」

 

「す、素股っ!? JKのパイパンまんこに、ちんぽ擦り付けられる……!? う、うぉぉっ! 生きてて良かった! ヴァンガードやってて良かった~~っ!!」

 

「ひゃっ♡♡♡ いきなり凄い動き……♡ ふふっ♡ そうそう、そうやっていっぱい楽しんでよね……♡」

 

 ミサキのほっそりとしていながらも肉感の良い太腿としっとりと濡れそぼっている性器に肉棒を擦り付け、男は懸命に腰を振った。ぬちゅ、ねちゅ、という卑猥な水音が彼の意識を更に興奮させ、それに比例して腰の動きも加速度的に激しくなっていく。

 挿入こそ出来ないものの、男性にとってはこれが初めて女性の体を味わう機会である。しかも、その相手がミサキほどの美少女であるなら、興奮もひとしおだろう。

 

「おっ! おっ! 腰っ、止まらないっ! ミサキちゃんのまんこっ! 柔らかくてあったけぇ……!」

 

「ふふふ……♡ そんなに夢中になっちゃって、可愛いんだから……♡♡♡」

 

 一心不乱に腰を振る男の動きに合わせ、ミサキもまた彼の快楽を高めるために尻を振っていた。

 むっちりとした肉付きのいい尻が前後左右に揺れ、ゲンたちに仕込まれた抜群のテクニックを披露して男を快楽の高みへと導く彼女の姿は、その包容力と相まって観客たちからは聖母に見えている。

 卑猥ながらも神聖で、そして愛らしくもある美少女の姿に誰もが見惚れ、それを間近で見ているうえに体を合わせている男は、ミサキの股に挟んでいる怒張を大きく震わせながら高みへと登り詰めた。

 

「で、出るっ!! ザーメン出ちまうっっ!!」

 

「ん、OK……♡ びゅ~って、射精しちゃいな……♡」

 

 ぶるりと震えた肉棒の先から発射される白濁液。それを両手で作った器で受け止め、『富永遊戯店』を汚さぬようにしたミサキは、最後の一滴まで男の精を器の中に抑え込んだ。

 そして、男から離れ、自分の両手の中一杯に溜まった精液を彼らに見せつけたあと……いやらしく音を立て、舌を伸ばして美味しそうにそれを味わいだす。

 

「んっ♡ じゅるり、ぴちゃ……っ♡ ふ、ふふ……♡ 童貞精液、凄く濃いね……♡ おまんこで射精出来ない代わりに、ちゃ~んと残さず飲み干してあげるから……♡」

 

 啜り、吸い、舐め、飲み干す。まるで犬が餌皿に入れられたミルクを飲むように、射精されたばかりの精液をミサキが頬張る。

 男たちはその淫猥な姿に目を奪われ、声を出すことも忘れていた。店内にはミサキが精液を啜る音や咀嚼音だけが響き、誰もが彼女に目を奪われている。

 やがて……手の中に溜まっていた白濁液を飲み干し、両手にこびり付いた精液までもを丁寧に舐め取ったミサキは、淫欲の炎が燃え上がらせた瞳で観客たちへと視線を向け、先ほどまでの卑猥な姿が嘘であったかのようにふわりと優し気な笑みを浮かべた。

 

「……手、洗ってくるね。流石にこの状態で物を触るのは気が引けちゃうからさ。でも、その前に――」

 

「!?!?!?」

 

 ゆっくりと、ミサキが男たちに尻を向ける。そのまま精液の臭いがする両手で尻と性器周りの肉を掴み、それを左右に広げ、使い込まれているというのにまだ綺麗なピンク色をしている膣の中身を彼らに見せつけた。

 店内の男たち、観客たちの視線は当然の如くそこへと向けられる。フェラチオ、パイズリ、素股と卑猥な奉仕を賞品としてきたおかげか、興奮で彩られているそこはじっとりと愛液で濡れててらてらと淫らな光沢を放っていた。

 

「……もう、言わなくてもわかってるだろうけどさ……♡ この大会の優勝賞品は、アタシとの本番セックスだよ♡ それもゴムなんて無粋な物は無しの生ハメセックスっ♡♡♡ 現役JKAV女優の戸倉ミサキのエロまんこにどぴゅっと射精出来る権利♡ それが優勝者に与えられる最高の栄誉さっ♡」

 

 ミサキの口から、誰もが想像していたイメージが現実のものとなることが語られた。そうであってほしいと思っていた彼らだが、心のどこかではそんなうまい話があるはずがないと自分の理性にブレーキをかけようとしていたのだ。

 しかし、今のミサキの言葉で自分たちが間違っていなかったことを知った彼らは、その興奮と熱狂の渦に理性を崩壊させる。次の瞬間には、『富永遊戯店』が揺るがんばかりの咆哮が彼らの口から発せられていた。

 

「あははっ♡ アンタたち、本当に可愛いね……♡ 本番セックス出来るのは、この2人の内のどっちかだってのに、そんなにアタシがセックスしてるところを見たいんだ?」

 

 ペロリと舌を出し、唇を舐めるミサキ。卑猥で愛らしいその姿に男たちの興奮は更に高まっていく。

 ミサキもまた自分が見せる淫らな姿を観客たちが期待していることを感じ取ったことで胸を高鳴らせていた。どろりとした本気汁を股座から垂れながしつつ、熱狂の渦が巻き起こっている店内の光景に彼女は素直に感激の気持ちを抱く。

 

(アタシ、こんな風に男たちを魅了しちゃってるんだ。こいつら全員、アタシに夢中になってるんだ……♡ なんか、ドキドキする……♡)

 

 学校や『カードキャピタル』では女番長として怖れられる自分が、まるでアイドルのように男たちから喝采を受けている。女としての魅力を肯定されることに慣れていないミサキは、この状況に異様なほどの興奮を覚えていた。

 

 間違いなく、彼らが興奮している一因は自分が全裸であることだろう。乳房も尻も性器も丸見えの格好になって、卑猥な行為を続けるミサキに対して、普通の男たちが劣情を抱かぬわけがない。

 だが、非合法ながらもAV女優となったミサキにとっては、そのことすらも男たちからの賞賛だと思えている。卑猥だと、淫らだという言葉は、今の彼女にとっては純粋混じり気無い誉め言葉に感じられてしまうのだ。

 

(好きなヴァンガードのイベントMCをやらせてもらって、大好きなセックスで気持ち良くなって……それで、こんなに褒められるなんて、最高じゃんっ♡ ヤバい♡ 楽し過ぎてイキそうになってる……っ♡)

 

 この店で行った卑猥な行為が、休憩時間に踊ったスケベダンスが、男たちから向けられる賞賛と欲望の入り混じった視線が……全て、気持ち良い。

 客寄せから運営までを1人で行ったミサキだからこそ、このイベントのやりがいや達成感を十二分に味わえる。大好きなものを掻き集めた営業でこんなに幸福な思いが出来るとは思いもしていなかった彼女は、ドキドキと胸の鼓動を高鳴らせながら大急ぎで決勝戦の準備を行った。

 

(早くっ♡ 早く手を洗って♡ セックス用のマット準備して♡ 全部終わらせて♡ あいつらの所に戻らなきゃ♡ アタシのこと待ってくれてるファン♡ こんなアタシを好きでいてくれるみんなをもっともっと楽しませてあげないと♡)

 

 こうして人前に立ち、AV女優として営業を行うことでわかることもある。ファンの存在がこれほどまでに自分に力を与えてくれるなんて想像もしていなかったミサキは、この短い時間で自分にぞっこんになってしまった男たちを喜ばせるべく、聡明な頭脳をフル回転させていた。

 例えそれが淫らな欲求があったとしても、愛され、支えられることの悦びを知ってしまった少女は、また一歩深き快楽の闇の中へと続く道を歩み、自分の中の感情を大いに変化させる。

 

(もっと♡ もっとっ♡ あいつらを楽しませてあげよう♡ アタシも楽しいし、気持ち良いっ♡ AV女優、楽しいっ♡)

 

 今の自分自身の境遇を歓び、楽しみながら、ミサキは再びイベントの司会者として、観客たちに愛されるアイドルとして、彼らの前に美しい裸体と笑顔を曝け出す。その胸に、自分を支えてくれるファンたちへの確かな愛情を抱きながら――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで終わりだ! ヴァンガードにアタック!」

 

「くっ! ノーガード……」

 

 敵ユニットからのアタックを受け、ダメージを負ったプレイヤーのヴァンガードが雲散霧消した。6枚目のカードをダメージゾーンに置き、自らの敗北を認めた男は非常に悔しそうな表情を浮かべ、歯噛みしている。

 対して、勝者となったもう1人のカードファイターは今までの人生の中で一番と言っていいほどの高揚感と共に満面の笑みを浮かべていた。観客たちもまたそんな彼に惜しみない賛辞を贈ると共に、緊張感を高まらせていく。

 

「はい、お疲れ様。2人とも、良いファイトだったよ。アタシも熱くなっちゃった」

 

 暫しの拍手の後、マイクを片手に決勝戦のファイトをそう述べたミサキは、空いているもう片方の手で勝者である男の腕を掴み、高々と上へと掲げさせた。

 『富永遊戯店』において行われた第1回カードファイト大会の優勝者となった男性に対し、大会の参加者たちから再び拍手と喝采が送られる中、誰もが待ち侘びていた言葉がミサキの口から発せられる。

 

「それじゃあ……早速、する? 優勝賞品の授与……♡」

 

「は、はいっ! よろしくお願いしますっ!!」

 

「ん、OK♡ それじゃ、マットの上に横になって……♡」

 

 ミサキが用意した風俗店で使われるようなビニールマットの上に寝転んだ男は、緊張でカチコチになりながらも夢のようなひと時の訪れを心から喜んでいた。

 既に彼のズボンの股間部分は大きく持ち上がり、立派なテントを張っている。クスクスと笑いながら男のズボンを脱がし、肉棒の拘束を解いてやったミサキは、未だに使用したことのない男の肉棒に軽くキスをした後、被っている皮を捲ってからゆっくりとそれに跨った。

 

「それじゃあ、いくよ……♡ 準備はいい?」

 

「は、はいっ!!」

 

 緊張に裏返ったままの声で男が叫ぶ。そんな男の可笑しくも愛らしい姿にまた優し気な笑みを浮かべたミサキは、じっとりと濡れそぼった己の性器の中へ彼の分身を迎え入れる。

 ゆっくり、じっくりと膣内の感触を男に教えるかのような挿入。ペニスに纏わりつく襞や、きゅんきゅんと蠢く膣の動き、そしてミサキの体温を直に感じられるセックスの快感は、まだ本格的な行為は何もしていないというのに、童貞の男に至高の快楽を味合わせていた。

 

 男の初めてを奪い、最初の女となったミサキは、彼の肉棒を根元まで膣で飲み込んでふわりと微笑みかける。そして、蠱惑的な声と眼差しで男へと語りかけた。

 

「ふふ……♡ 童貞卒業、おめでと……♡ 初めてのおまんこの感触はどう?」

 

「あ、あ、あ……! ミサキちゃんの中、トロトロでキツキツだぁ……! あったかくって、気持ち良くって……も、もう我慢出来ないっっ!!」

 

「え……? ひゃぁっ♡♡♡」

 

 情けない呻き声を上げ、ミサキの膣内で果てた男の肉棒が精液を吐き出す。まったくの不意打ちで膣内射精を受けたミサキは、驚きと快感に嬌声をあげてその場で仰け反ってしまった。

 やや薄目で量も少ない射精は、中年男性の脂ぎった性欲を浴び続けてきたミサキにとっては物足りなく感じられるものだ。しかして、こんなにも早く自分の膣で達してしまった男が、ミサキという女の躰で深い快楽を味わってくれたのだという事実に心がときめいてしまう。

 

「あぁ、ごめん……! 勝手にミサキちゃんの膣(なか)に射精して――」

 

 そうやって顔を青くして謝罪する男に対しても、全くもって苛立ちや怒りといった感情を抱くこともない。妊娠の不安はないし、自分の体で気持ち良くなってくれたということへの悦びの方が大きく、幸せな感情だからだ。

 そもそも、最初から男には膣内射精を許可するつもりだった。不安そうに謝る男に微笑みかけ、首を振ったミサキは、彼の頭をそっと撫でながらまるで聖母のような慈愛に満ちた声で甘く囁き、その不安を解消させてやる。

 

「大丈夫だよ♡ 最初のセックスですぐにイっちゃう気持ち、アタシもよ~くわかってるからさ……♡ 膣内射精(ナカダシ)も全然問題無いし、何にも気にすることはないんだよ♡ ……それより、こんなに早くセックスが終わるのは物足りないでしょ? 特別に、もう射精出来ないって思えるまでアタシのおまんこを使っていいよ……♡」

 

「ほ、本当……? マジで言ってるの?」

 

「クスッ♡ 本気、だよ……♡ 初めてのセックスが最高の思い出になるようにしてあげるね……♡ ちゅっ♡」

 

 体を倒し、男の唇を奪ったミサキは再び可愛らしい表情で彼に微笑みかけた。情けない姿を晒した自分自身にここまで優しくしてくれるミサキの姿に感動し、愛らしいその姿に興奮を滾らせた男は、彼女の膣内で萎えた肉棒を復活させる。

 観客たちもまた、男とミサキの仲睦まじいセックスを興奮に満ちた、それでありながら羨望の感情を孕む視線で見つめ、ミサキの対応に彼女への好感情を高めていると……。

 

「あ、あのさ……2位の俺には、どんな賞品があるの? 出来たら、口でもいいから相手して欲しいんだけど……」

 

 申し訳なさそうに、だがもう我慢の限界だと言わんばかりに準優勝者である男がおずおずとミサキに声をかける。

 ミサキは、そんな彼に視線を向けると軽く罪悪感を抱いた表情を浮かべながら、彼へと口を開いた。

 

「ああ、ごめんね。別に忘れてたわけじゃないんだよ? ただ、こっちのフォローを優先しなきゃって思ってさ……それで、2位の賞品についてだよね? もちろん用意してるよ♡」

 

 両の手を臀部に置き、むっちりとした尻肉を左右に開くミサキ。そして、その中央にある窄まりを男に見せつけながら、淫靡に囁く。

 

「口まんこでもいいけどさ……どうせなら、こっちの穴で童貞卒業してみない? アタシのけつまんこ、具合は保証するよ……♡」

 

「あ、あ、あ、アナルセックス!? そんなの、エロゲーでしか見たことないよ!? 本当にシてもいいの!?」

 

「アンタが嫌じゃなければね♡ 初めてのセックスがケツ穴で、しかも二穴セックスだなんて凄い童貞卒業だと思わない?」

 

「ヤるヤるっ! ケツハメセックス、大喜びでヤらせて頂きますっ!」

 

「ふふっ♡ よかった♡ んじゃ、遠慮なくずぶぶ~っ♡ ってハメちゃってよ♡ もちろん、アンタも射精出来なくなるまでアタシのけつまんこに生ハメしていいよ♡ 優勝と準優勝、本当におめでとうっ♡ 他のみんなも、大会を盛り上げてくれた2人に盛大に拍手をしてあげてね♡」

 

 二穴を同時に犯され、それでも笑いながら大会を盛り上げるミサキの姿は、男たちからしてみれば現実味のない存在だ。これほどの美少女が非合法の存在である現役JK兼AV女優であり、自分たちのようなオタクにも理解を示し、しかも魅力的な裸体を惜しみなく曝け出してそれを賞品として男たちに差し出しているというのだから、それも当然のことだろう。

 だがしかし、自分たちが手にした数々の賞品が、ミサキに慰めてもらった肉棒に残る感触が、そして目の前で行われているセックスが、それを現実のものだと証明してくれている。

 

「はっ♡ あっ♡ んっ♡ いいっ、よっ♡ 頑張って、アタシのスケベな穴でおちんぽ気持ち良くしてねっ♡♡♡」

 

「うおおおぉっ!! ミサキちゃんっ! ミサキちゃんっっ!!」

 

「こんな、我慢なんか出来ねえっ! すぐ射精しちまうっ!」

 

 自らの肉棒を包み込んでくれるミサキの膣と尻穴。柔らかく蕩け、それでいながらもキツく締まりの良いその2つの穴に夥しい量の精液を放ちながら、男たちは懸命に腰を振り続けた。

 それは正に性行為を覚えたばかりの猿のようで、初めての快感を遮二無二味わうためになりふり構っていない滑稽な姿ではあったのだが、それが逆にミサキの庇護欲を掻き立てることとなる。

 

「んっっ♡ あついっ♡ また、でてっ♡ だしながら、うごいてっっ♡ おまんこも、お尻も、あつい……っ♡♡♡」

 

 熟練された技術も、否応なしに感じさせられる力強さもない。だが、男たちの欲望のままに腰を動かす姿と次々と行われる射精は、ミサキに新たな快感の扉を開かせていた。

 自分がリードして、男たちを満足させる。今まではゲンや男たちに全てを任せていたが、こうしてセックスの主導権を握るのも悪くはない。

 無我夢中でセックスに興じる男たちの欲望をコントロールしてやって、楽しませてやるというのも、なかなかに乙なものだとミサキは思った。

 

「はぁっ♡♡♡ もっと、いいよっ♡♡♡ 好きなだけっ♡♡♡ 射精してっ♡♡♡ 童貞卒業セックス、楽しんじゃってっ♡♡♡ 他のみんなも、アタシのえっちな姿みてぇっ♡♡♡ あっ♡ あぁあぁあぁあぁあぁっっ♡♡♡」

 

 無遠慮に何度も種付けされ、喘ぐ自分の姿を視姦され、勢いに任せた青いセックスの快楽をミサキは楽しむ。既に男たちの放つ精液は随分と薄く、量も少なくなってはいるが、それでも十分に官能を味わうことは出来ていた。

 AV女優として、初めての営業……ファンを作り、交流し、彼らをぞっこんにする楽しみとそうやって出来上がったファンたちに支えられる悦びを知った。雌として、女として、今まで味わっていなかった幸福を愉しむミサキは、その感情のままに場を盛り上げ、男たちを楽しませる。

 

 こうして男たちと交わるのも、淫らな姿を見られ、写真に収められるのも楽しい。自分が淫らな女として、AV女優として成長したことを感じ取りながら、ミサキは熱狂の渦に自ら飛び込み、暫し男たちの精を一身に受け止め続けたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……今日は会場を貸してくださって、ありがとうございました。色々と迷惑をかけてしまい、申し訳ありません」

 

「別に嬢ちゃんが謝ったり礼を言う必要はねえよ。ゲンの奴から報酬ももらったし、後片付けの手配も済ませてる。嬢ちゃんは自分の仕事をきっちりこなしたんだ、胸を張りな」

 

「それでも、こうして楽しいことが出来たのは富永さんのお陰ですから。……本当にありがとうございました。またお会いしましょう。それじゃあ……」

 

 大会全てのプログラムを終え、飾り付けされた『富永遊戯店』の後片付けを終えたミサキは、深々と富永に頭を下げてから店を後にした。そして、外で待っていた車に乗り込み、ようやくといった様子で緊張感から解放された伸びをする。

 辺りはもうどっぷりと夜の闇が広がっていて、時間も子供はそろそろ寝る時間だ。だがしかし、ミサキは疲れも眠気も全く感じておらず、むしろ興奮と高揚感で目が冴えるばかりである。

 

 ヴァンガードの大会の司会進行。AV女優としての初めての営業。どちらも楽しいと思えることであり、また機会があればやってみたいとも思う。

 仕事用のスマホに保存された今日の大会の様子を収めた写真の数々を眺め、新たにフォロワーとなったファンからのリプライに返信するミサキの口元には、自然と笑みが浮かび上がっていた。

 

「随分とご機嫌じゃないか、ミサキ。今日の仕事は楽しかったみたいだな」

 

「うん、そうだね。凄く楽しかったと思うよ。色々と手配してくれてありがとう、ゲンさん」

 

「ミサキのプロデュースも俺の仕事だ。女優としてのやり甲斐や楽しみを知って、仕事に張りを感じられるようになってくれれば、この企画を実行した甲斐があったってものだしな」

 

 ペットボトルに入った水を手渡し、労いの言葉をかけてくれるゲンにはにかむミサキ。作品の撮影とはまた違う楽しみや苦労を知り、またこの仕事に対する理解を深めた彼女は、ふと何かを思いついたような雰囲気で横を向き、ゲンに質問をする。

 

「あの、ゲンさん……お願いって言うか、その、聞きたいことがあるんだけどさ……」

 

「ん? なんだ?」

 

「本当は、こういう仕事ってあんまりすべきじゃないんだよね? アタシ、裏物AV女優だし、存在が犯罪みたいなものだってことはわかってるんだけど、その……」

 

「……もっと表に出たいのか?」

 

「そうじゃなくって、なんて言うか……応援してくれる人に対して、感謝の気持ちを伝えたいな、って思ってさ……今日、出会ったばっかりの奴らだけど、アタシのことを応援したいって気持ちが凄く伝わってきた。そのことをありがたいと思う反面、恩返しの機会ってあんまりないなって考えちゃってさ……」

 

「ふむ、難しい問題だな……でも、ミサキが思っていることはよくわかった。折角だ、今日は俺の家で飯でも食いながらそのことについて一緒に考えてみるか」

 

「本当!? ありがとう、ゲンさん!」

 

「礼なんか要らないさ。さっきも言った通り、ミサキのプロデュースも俺の仕事だ。何より、ミサキ自身がこうしたい、って思うことがあって、仕事に前向きになってくれたことが嬉しいしな」

 

 自分の意見を反映してくれようとしているゲンに感謝の気持ちを抱きつつ、ミサキはぎゅっと拳を握り締めた。頼りになる社長に出会えて良かったと思う彼女は、ここ数か月で自分の考えが大きく変わっていることに軽く驚く。

 最初は『E-ROSS』の男たちなど嫌いだったし、セックスも嫌々というか、無理やりに行っていたものだった。AVデビューもしょうがなくという気持ちもあってのものだったのに、今ではそれが楽しくて仕方ないのだ。

 

 ゲンを始めとする店の男たちへの感情も嫌悪から尊敬や愛情へと変わった。淫らな行為に対する想いも期待や悦びへと変化した。裏物AV女優だなんて人生を破滅させかねない秘密も、今では誇りに思えるくらいにどっぷりと嵌ってしまっている。

 どうしてこんな風になってしまったのか? この幸せな変化の原因を考えたミサキは、なんとなくの答えを導き出した。簡単に言えば、自(・)分(・)が(・)女(・)で(・)あ(・)る(・)こ(・)と(・)を(・)自(・)覚(・)し(・)て(・)、自(・)分(・)よ(・)り(・)強(・)い(・)誰(・)か(・)に(・)甘(・)え(・)ら(・)れ(・)る(・)こ(・)と(・)が(・)幸(・)せ(・)だと思っているのだ。

 

 両親を亡くしてからのミサキは、シンを除く他の誰にも心を開かないクールな人間になっていた。友人というのもほんの一握りしかいないし、自分から作ろうとも思わない。1人であることを望み、一匹狼のように日々を過ごしてきた。

 ミサキの周囲の人間は、そんな彼女の姿を見てやれ女番長だの裏番だのと好き勝手なあだ名を付け、勝手に怖れるようになった。戸倉ミサキという少女は、強く、恐ろしく、弱みなどない人間なのだと思い込み、彼女を遠ざけるようになったのだ。

 

 ミサキのことをよく知らない人間は彼女のことを畏怖し、近づこうともしない。クールで恐ろしい凶暴な女だと思い込んで、彼女のことを知ろうともしない。

 ミサキのことを知る人間は、彼女のことを頼りになる素敵な人だと言う。それは決して間違ってはいないが、それもまた彼らによって作り出されたミサキの偶像……イメージの姿に他ならなかった。

 本当のミサキは、誰もが言うような強い人間ではない。両親を失ってから一生懸命に強くなろうとしてそうなっただけで、本当は誰かからの優しさに飢えている年相応の少女なのだ。だが、大切な存在を失うことへの怖さが不愛想な性格へと繋がり、誰かに甘えることが出来なかった。

 そうやって日々を過ごす内に、ミサキはいつの間にか自分の中から少女らしさを捨て去ってしまっていた。店に来る厄介な客を追い返し、学校でも怖れられる女番長としてのイメージを崩さず、仲の良い友人たちとの距離感も頼れる姉といったものを保つ。戸倉ミサキは強い女なのだと、そうでないといけないのだと自分自身で追い込んで、15歳の少女らしさを心の奥底に封じ込めてしまっていた。

 そう……『E-ROSS』にやって来た、あの日までは……

 

 カードファイトで完膚なきまでに叩きのめされ、途轍もない辱めを受けた。それも1度だけではなく、数えきれないほどの回数の屈辱を味わった。

 悔しかった。腹が立った。絶対に見返してやると心に誓った。だが、どんな努力をしてもゲンたちにはまるで歯が立たなかった。強い女であるはずの自分が、ただの子供のようにあしらわれては弄ばれてしまった。そうしている内に、ミサキは自分がこの『E-ROSS』の中では弱(・)い(・)少(・)女(・)でいられることに気が付いてしまったのだ。

 

 徹底的に敗北感を味合わされ、女性としての快楽を望まぬ形で押し付けられ、成す術もなく翻弄された。そのことを悔しがりながらも、心の何処かではこの扱いを悦んでいたのだ。

 自分より圧倒的に強い男たちに屈服し、ただの少女として扱われ、身も心も包み込まれる。その安心感は、ミサキが心の底から求めていたものだった。弱い自分自身を曝け出し、それを咎められない場所こそ、ミサキが望んで止まないものであったのだ。

 

 『E-ROSS』の男たちは、ミサキがどれほど自分たちに甘えようとも嫌な顔一つしない。それどころか、もっと甘えろと言ってくれる。血の繋がりも何もない、失礼で不躾なミサキに対して、これほどまでの包容力を持って接してくれた。

 『E-ROSS』の中では、ミサキは強い女でなくていい。誰かに押し付け続けられた重い鎧を脱ぎ捨て、か弱く優しい年相応の少女として振舞うことが許される。別段、普段の生活で自分を偽っているとは言わない。だが、『E-ROSS』では何一つ飾ることのない素のままのミサキでいられる。弱い少女である戸倉ミサキを受け入れ、甘やかしてくれるゲンたちの存在は、ミサキの確かな心の救いになっていたのだ。

 

(そっか……アタシ、変わったわけじゃないんだ。今までのアタシが嘘で、こうしてゲンさんたちと一緒に過ごしてるアタシこそが本当のアタシなんだ……!)

 

 犯され、開発され、調教され、蹂躙された。そのお陰で、本当の自分自身と出会えた。

 心の奥に押し込めていた本当の想いを、願いを、呼び覚ましてくれた。『E-ROSS』のみんなは、本当の戸倉ミサキを見つけ出してくれた。

 

 もしも、ゲンたちと出会っていなければ、自分はこれからも強い女を演じて生き続けていたのだろう。そうなれば、自分より強い者に甘えられる安心感も、本当の自分を愛してもらう悦びも、何も知り得なかったかもしれない。

 今、ミサキは胸を張って「自分は幸せだ」と言える。セックスによる快楽を味わえるからではない。本当の自分を見つけて、愛されることを幸せだと思っている。そして、本当の自分自身の成長を実感出来るからこそ、今の日々に充実感を得ているのだ。

 

 15歳でありながらAV女優になることが犯罪であることはわかっている。『E-ROSS』の男性客たちは全員犯罪者だということも理解している。だが、それでもミサキは彼らを愛していた。自分のことを心から愛して、受け入れて、甘えさせてくれる彼らのことを何よりも大切な存在だと想っていた。

 そして今日、ミサキは曝け出した本当の自分を愛してくれる男たちと新たに出会った。彼らにも、感謝と愛情を伝えたい……これからの自分の成長を見守ってくれる男たちに自らの想いを表現したいと、心優しき少女であるミサキは切に願う。そのために自分に何が出来るかを、懸命に考える。

 

(えっちな部分を掘り起こされたのは間違いないけどさ……でも、ゲンさんたちのことが大好きなのは間違いないよ。うん、みんな大好き……♡ 女の子の戸倉ミサキは、みんなが大好きなんだ……♡♡♡)

 

 頼りになる、逞しい、甘えられる……そんな男たちに美しい愛情を捧げるミサキは、車の中で微睡みと共に暫しの休息を得る。確かな安心感が彼女を包み、幸せな夢の中へと導いてくれた。

 もっともっと、愛されたい。もっともっと、愛したい。重苦しい殻を脱ぎ捨て、本物の自分を曝け出せるようになったミサキは、そんな甘い願いを胸にしながら、すやすやと寝息を立てるのであった。

 

 

 

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