※この作品はR-18です。

戸倉ミサキ調教記~強気な彼女のもう一つの顔~   作:道程ケンヂ

47 / 64
リクエストでいただいたお題を参考にお話を書いてみました。
ご期待に添える内容だったら幸いです。


無知利用

「やあ、いらっしゃい! 君がミサキちゃんの言ってた先導アイチくんだね」

 

「は、はいっ! 今日は、よろしくお願いします!」

 

「うんうん! こちらこそよろしく頼むよ! ミサキちゃんもそうだが、若い子がこの店に来てくれることが嬉しくってねえ!」

 

「この店、平均年齢高すぎだからな。もっと若い客を捉まえなきゃ駄目だよ、マスター」

 

「……恐縮です」

 

 小柄な少年である『先導アイチ』は、自分より一回りも二回りも大きい大人の男たちに囲まれてやや縮こまっているようだ。ミサキは、そんな彼の肩を叩き、優しく微笑みかけながら、落ち着かせるように言葉をかける。

 

「大丈夫だよ。歳は離れてるけど、みんないい人たちだからさ。アイチの成長にも、一役買ってくれると思う」

 

「は、はい……! 無理言って、ミサキさんの特訓先に連れてきてもらっちゃったんだから、頑張らないと……!」

 

「そんな硬くならないでよ。みんなも言ってたでしょ? アイチみたいな若い子が来てくれて嬉しいって。おじさんばっかりだから変化がなくって、この店のみんなも軽くマンネリ気味だったんだよ」

 

「ミサキちゃんが来てからはそんなことなくなったけどな!」

 

「ふぅ……ま、胸を借りるつもりで挑んでみなよ。『E-ROSS』のみんなは、見かけによらず滅茶苦茶強いから」

 

「はいっ!」

 

 少年らしい快活さを取り戻したアイチは、ミサキに元気よく返事をするとゲンに連れられてVR機能のあるファイトスペースへと歩んで行った。その後ろ姿を見送り、自分も後を追おうとしたミサキであったが、そんな彼の尻をキクオがむんずと遠慮なしに揉みしだく。

 

「あんっ……♡ もう、せっかちなんだから……♡」

 

「ぐへへへへ、そう言うなよ。こんなエロい体してるミサキちゃんが悪いんだろうが」

 

「んっ♡ ちょっと、落ち着いてって……♡ 今日はいつもとは違う楽しみ方、するんでしょ?」

 

「ひひっ! そうだった、そうだった……にしても、あのアイチくんって子は男だと思えないくらいに可愛いな。女の子だったとしたら、ミサキちゃんと一緒に仲良くセックスを教え込んでやるんだが……」

 

「……なに? アタシには飽きちゃったってこと? 随分と冷たいこと言うね、キクさんは……」

 

「はははっ! 妬くな、妬くな! 俺たちにとっての最高はミサキちゃんに決まってるだろ?」

 

「んんっ♡ もう、調子いいんだから……♡」

 

 ぷくりと頬を膨らませ、嫉妬の素振りを見せたミサキを快感を与えると共に宥めながら、キクオは彼女の履いているショーツを掴み、それをずり下ろす。ミサキもまた彼の手の動きに合わせて脚を交互に上げ、まるで父親に自分の着替えを手伝ってもらっている子供のような表情を見せると、そのままノーパンの状態になってキクオへと微笑みかけた。

 しっかりとした温もりと、若干の湿り気を帯びたミサキの脱ぎたてパンティに顔を埋め、その臭いと感触を楽しむキクオ。普通ならドン引きするようなその行動にも一切動揺せず、仕方がないなとばかりに笑ったミサキは、彼の耳元で甘く蕩ける蜜のような声で囁いてみせた。

 

「……そんなのよりさ、アタシのお尻に顔を埋めてみせてよ♡ 下着なんかで満足されちゃあ、アタシも肩透かしなんだけど……♡」

 

「ぐふふ……っ! そうだったなぁ! それじゃあ、今日もミサキと一緒に楽しく遊ぶとするか!」

 

「うんっ♡」

 

 普段の彼女からは想像も出来ない愛らしい声を上げ、蕩けた表情でキクオへとそう返事をしたミサキは、そのまま数名の客と共に大型ファイトスペースへと向かう。階段を降り、再びアイチと顔を合わせる時には、彼女はいつものクールで格好いい『戸倉ミサキ』の姿を取り繕っていたが、ノーパンであるスカートの下では、既に興奮した体が愛液を分泌させ、性器をぐっしょりと濡らし始めている。

 そんな、自分の淫らな変化にも気が付かず、楽しそうに談笑するアイチの姿を見ながら、ミサキは得も言えぬ興奮に体をぶるりと震わせたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 7月の上旬、夏真っ盛りとなったこの日から金土日と、『カードキャピタル』は臨時休業となっている。理由は、シンが町内会の秋季旅行の視察役を任され、遠出をしなければならなくなったからだ。もちろん、これにはゲンの手が回っていることは言うまでもない。

 そうして得たこの3日間を、ミサキは当たり前のようにゲンの自宅で過ごすことを選んだ。そろそろ夏休みの計画も本格的に立てなければならない頃合いということで、『E-ROSS』の客たちと集まって話し合いを行うのに丁度いい機会だと判断した彼女は、2泊3日で秘密のお泊り会を開こうとしたのだが……そこに、予想外の乱入者が現れた。それこそが、本日ミサキと共に『E-ROSS』に来店した『先導アイチ』だ。

 

 『カードキャピタル』が休業と知った彼は、どうせなら普段と違う店で自分を鍛えようと思ったらしい。だが、生憎と彼と親しいカムイや櫂は予定が入っており、他の友人たちも他の店に遠征するには休日に予定が詰まっていたそうだ。

 そこで白羽の矢立ったのが、最近メキメキと実力を付けているミサキである。彼女が時折、他の店に出かけて武者修行を行っていることをシンから聞いていたアイチは、いい機会だとばかりにその遠征に自分もついて行きたいと頼んできたのだ。

 

 当初、ミサキは何とかしてこの誘いを断ろうとしたのだが……ムクムクと心の中に湧き上がった悪い考えに抗えなくなり、それをゲンたちに相談した結果、どうせならこのシチュエーションを活かして普段は出来ないプレイを楽しもうということになって、今に至るというわけだ。

 アイチの目の前で、バレぬように快感を与えられ、感じさせられる……背徳感とスリルに溢れる特殊なプレイを想像した彼女は、ごくりと喉を鳴らして口内に溢れる涎を飲み込んだ。

 自分を慕い、憧れてくれるアイチすらも快感を強めるスパイスのように扱い始めたことに罪悪感を感じながらも、既に快楽に目覚めてしまっているミサキは、太腿までぐっしょりと愛液を滴らせたスカートの中の光景を思い、それがアイチの眼前に晒された時のことを思っては、子宮を疼かせるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「立ち上がれ、僕の分身! ライド! 【ブラスター・ブレード】!」

 

「おおっ!? 【ブラスター・ブレード】とは……! 滅多にお目にかかれない、レアカードじゃないか!」

 

「アイチくん、凄いカードを持っているんだなぁ!」

 

 ファイトスペースに出現した等身大のユニットの姿を見た観客たちは、超が付くほどのレアカードである【ブラスター・ブレード】を所持しているアイチへと羨望の眼差しを向けた。その視線に若干の気まずさとこそばゆい嬉しさを感じるアイチは、そうやって上ずりそうになる心を懸命に抑え、冷静なプレイングでファイトを行う。

 そんな風に、自分の実力を出し切り、ゲンとのファイトに勝とうとしているアイチの姿を遠巻きに見つめながら、ミサキはぷるぷると体を震わせて悩まし気な吐息を口から吐き出している。その横に意地の悪い笑みを浮かべて立つキクオは、彼女の耳元で愉快気にこう囁きながら自身の右手をゆっくりと動かした。

 

「ミサキちゃんは本当にいやらしい娘だなぁ……! 後輩の男の子が一生懸命ファイトしてるすぐ近くでお尻の穴を穿られて悶えてるだなんて、アイチくんが知ったら幻滅ものだぞ?」

 

「んん、おぉっ♡ だ、だってぇ♡ こんな風にねっとりけつまんこ弄られたら、気持ち良過ぎてなんにもできなくなっちゃうよぉ……♡ んほっ♡ ゆび、ぬぽぬぽしちゃだめぇ♡ おとでちゃうっ♡ はずかしいおとアイチにきこえちゃうっ♡」

 

 スカートの尻部分を捲られ、キクオの太い指で激しく肛門を愛撫されるミサキは、快感に負けて腰を引いた体勢で尻を振り、蕩けたアナルを差し出して悶えている。2本の指を根元まで咥え込み、それを開いたり出し入れされたりする度に、彼女の尻穴からは放屁音にも似たくぐもった音が放たれ、それがミサキの羞恥を煽っていた。

 だがしかし、ここまで屈辱的な行為をされたとしても、彼女には逆らえぬ理由がある。ぶすす、ぷすぅ♡ と年頃の乙女が放つには恥ずかしいにも程がある音をアナルから響かせるミサキに対して、キクオはニヤニヤと笑みを浮かべながらその耳元で囁いた。

 

「抵抗なんかするなよ、ミサキちゃん。なにせ、俺が前にミサキから詫びで貰った『何でも言うことを聞きますチケット』を使ったんだからな。半日間は俺専属のラブドールとして、この変態背徳プレイを一緒に楽しむんだ」

 

「わかってる、よぉっ♡ んおぉおっ♡ だめだめだめっ♡ えぐりながらほじるのらめぇっ♡ イクっ♡ アイチが近くにいるのに、ケツアクメきめちゃ……んん~~~~~~~~~~~っっ♡♡♡」

 

 2本の指を束ね、ドリルのように捻じりながら奥まで突き入れる。それを何度か繰り返してミサキの敏感な腸内と肛門を刺激してやれば、彼女はがに股でつま先立ちになり、尻を浮かせた無様な体勢でアクメの瞬間を迎えてしまった。びくん、びくんっ♡ と何度も跳ね上がるミサキの腰を見つめ、潮となって噴き出した愛液を彼女の股間に雑巾を押し当てることで吸い取ってやりながら、キクオは肛門から引き抜いた指をミサキの眼前へと見せつけるようにして突き出す。

 

「はぁむっ♡ んじゅぅ、ちゅぷぅ……♡」

 

 ミサキは、迷わずその指を口へと放り込み、自身の腸液に塗れたそれを舌で掃除し始めた。やや苦みのある腸液の味を感じながら、丁寧に丁寧にキクオの指を綺麗にしていく彼女は、心の中で今の自分の姿をアイチに見られたらと想像し、興奮の炎を燃やす。

 恍惚とした表情で、自分よりも歳が倍以上離れた男の指を舐めるミサキの姿は、明らかに異常だ。その前に行われていた肛門愛撫によって快感を貪っている姿に関しては、もう考えるまでもなく異質だろう。

 男に尻穴を差し出し、快楽を貪り、情けなく絶頂を迎えてしまった自分の姿をアイチに見られるという破滅的な快感を想像したミサキは、口の端を吊り上げ、頬を染めて、その倒錯的な快感に酔い痴れる笑みを浮かべた。そして、今もなおファイトに集中しているアイチの横顔を見つめ、心の中で彼に語り掛ける。

 

(アイチ……♡ アタシ、こんなにエロい女の子になっちゃったんだよ♡ あんたやシンさんが知らないだけで、本当のアタシはドスケベで救いようがない淫乱娘なのっ♡ けつまんこ穿られて♡ まんこから本気汁垂れ流して♡ 無様にアクメしてる今のアタシが、本当のアタシ……♡ あんたを利用してっ♡ あんたにバレるかもしれないって考えるだけでイキそうになるくらいに興奮してるっ♡ ごめんね、アイチっ♡ でも、アタシは『E-ROSS』のみんなともっと気持ち良いことしたいんだっ♡♡♡)

 

 謝罪と言い訳、そして悦楽。自分を慕ってくれる年下の友人すらも自身の快楽のために利用するミサキは、ガクガクと腰を震わせてキクオの愛撫に悶えていた。キクオもまた、自分専用の玩具と化したミサキを感じさせるために指を動かし、培ったテクニックと経験を活かしてその体を追い詰めていく。

 右手の指をしゃぶらせながら、左手でミサキのたわわな乳房を揉み、こっそりとブラジャーを剥ぎ取って勃起している乳首を服の上から弄り回せば、ミサキがその鋭利な快感に負けて嬌声を上げる。徐々に、徐々に……内側から、ミサキの冷徹な仮面を剥ぎ取りにかかるキクオは、一度愛撫の手を止めると、呼吸を荒くするミサキ尻を撫でながら彼女へと意地悪く囁いた。

 

「ミサキちゃん、そろそろアイチくんのファイトが終わるね。しっかりと彼を労ってあげなきゃ」

 

「あんっ♡ ま、待って……♡ 乳首ガン勃ちで、雌汁の臭いぷんぷんさせてる今の状況で近寄ったら、アイチにアタシがドスケベだってこと、バレちゃうぅ……♡」

 

「大丈夫だって! ほら、行くよ!!」

 

「ま、待って……♡ んあぁ……っ♡♡♡」

 

 ぎゅうっ、と胸を揉まれ、その快感に一時意識を飛ばされたミサキは、その間にキクオに手を引かれてファイトスペースに立つアイチの下へと連れていかれてしまう。ゲンに完敗し、悔しそうにしながらも感想戦を行うアイチへと近づいたキクオは、至って平然とした様子で彼に声をかけた。

 

「アイチくん、ナイスファイト! ミサキも楽しそうだったよ!」

 

「あ、ありがとうございます! でも、全然厳島さんには敵いませんでした……」

 

「そんなに凹まないで! ミサキだって、初めてゲンさんとファイトした時は、ぼろ負けだったもんなぁ?」

 

「えっ……♡ う、うん、確かに、凄い負け方しちゃったね……♡」

 

「そうなんですが……やっぱり、ミサキさんでもこの店の人たちには敵わないんだなぁ……」

 

「ま、毎日のように負け続けて、すっごく恥ずかしい思いをしてるけど……♡ でも、その度に楽しいなって思えるんだよね♡」

 

「そうですよね! 例え負けたとしても次は勝ちたいって思うからこそ、ヴァンガードは楽しいんですよね!」

 

 屈託なく笑いながらそう語るアイチには、自分以外の全員がこの会話に深い意味を込めていることに気付く様子はない。ミサキがゲンとのファイトでどう敗北し、その対価として何を支払ったのか。ミサキが毎回のように敗北する度に『E-ROSS』でどんな痴態を晒しているのか。そして彼女が敗北しているのはファイトだけではなく、男と女の闘いでもそうであるということにも気付かず、そして目の前にいるミサキが普段とは違う雌としての表情を見せていることにも、ファイト後の昂ぶりによって気が付くことはない。

 普段通りの宮地学園の制服を纏ったミサキが、その一枚下にどれだけ淫らな肉体を隠しているのかも知らず、自分自身が彼女の快楽を深めるためのダシにされていることにも気が付かないアイチは、薄い夏服の下で乳首を勃起させ、性器を愛液で濡らすミサキの淫猥な姿に全くと言っていいほどに気が付く様子もなく、それがまたミサキの興奮を煽るのであった。

 

「……アイチくん、次は俺と勝負しようか。君さえ良ければの話だけどさ」

 

「是非お願いします! もっと沢山のファイターと戦いたいんです!」

 

「おっ! 次はタイゾウさんとのファイトか! 観ていきたい気持ちもあるんだが、ミサキもそろそろ限界だよな?」

 

「う、うんっ……♡ アタシも、キクさんに相手して欲しい、かな……♡」

 

「はははははっ! アイチくんがファイトしてる間に、ミサキも体を火照らせてしまったみたいだよ! そんじゃあ、俺たちもヤるとするか!」

 

「そう、だね……♡ そういうことだから……アイチ、あんたはここでこの店の人たちとファイトしてなよ♡ アタシは、キクさんと楽しんでくるからさ……♡」

 

「はいっ! ミサキさんも頑張ってくださいね!」

 

 何も知らない、気が付かない。アイチはミサキがこの後、別のファイトスペースでキクオとカードファイトを行うと思っているのだろう。だが、この店に居る人間の中で、そんな平和な考えを思い浮かべているのは彼だけだ。

 アイチを除く全員が、この後ミサキが何をするのかを理解している。その証拠に、彼女もキクオも、この後ファイトするとは一言も発していない。何をするのかも、明確には口にしていなかった。

 

 ミサキに手を振って、彼女を見送ったアイチは、すぐさま前を向いてタイゾウとのファイトに意識を集中させていく。そんな彼の後ろ姿を見やり、彼とそこそこ距離を取った位置で動きを止めたミサキは、ニヤリと淫靡な笑みを浮かべると――

 

「ふ、ふふふふふふ……♡♡♡」

 

 ――音を立てず、静かに、その場で服を脱ぎ始めた。

 アイチの真後ろで行われるストリップショー。それを見る『E-ROSS』の客たちは、口元に笑みを浮かべながらも何も言葉を発しない。ただただ、彼女が見せる痴態を視姦し、アイチが気が付かないかのスリルをミサキと共に味わうのみだ。

 やがて、白いワイシャツとスリットの入ったスカートを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になったミサキは、アイチに熱を帯びた視線を向けてから、尻を振ってこの階層から離れる階段へと歩いていく。

 ミサキの股座からは熱い愛液が飛沫となって飛び散り、柔らかく大きな胸と尻の肉は彼女の動きに合わせて左右に大きく揺れている。アイチが振り向けば、この淫らな姿が彼の目に留まってしまうことを知りながら、敢えてこのスリルに飛び込んだミサキは、わざとゆっくりと歩き、より長い時間背徳感を伴う快感を味わい続け、そして――

 

「……あ~あ、気付かれなかったか♡ まあ、見られても困るんだけどさぁ……♡」

 

 何事もなく、階層を隔てる階段まで辿り着いた。

 アイチに見られなかったことを安心するような、残念がるような、そんな矛盾した言葉を口にしながらキクオへと全裸の体を預けたミサキは、彼に甘えるように唇を重ねてから、待ち切れないといった様子で腰を振って性感をねだる。

 

「ね、何処でする? アタシは今すぐにぶち込んでもらっても構わないんだけど……♡♡♡」

 

「はははっ、そう焦るな。今から、最高の場所でミサキを可愛がってやるよ」

 

「うわ、楽しみ……♡♡♡ それじゃあ、早く行って、ヤろうよ……♡♡♡」

 

 キクオの腕に自分の腕を絡ませ、彼と連れ立って歩き出すミサキ。2人はバックヤードに入ると、入り組んだ『E-ROSS』の内部を進み、やがて1つの扉の前に立つ。

 その扉を開けたキクオに先んじて部屋の中に入ったミサキは、視線の先に広がる光景を目の当たりにして、息を飲んだ。

 

「ここって……ファイトスペースの、真正面!? 向こうに、アイチの姿が――!」

 

「安心しろよ、ミサキちゃん。この部屋はこっちからだとファイトスペースが丸見えになってるが、向こうからだとモニターの映像で遮られてなにも見えなくなってる。マジックミラーの要領だと思えばいい。アイチくんにはミサキの姿は見えてねえよ」

 

「そ、そうだよね。ちょっとびっくりしちゃったよ……でも、こんな部屋、いつの間に用意したの?」

 

「あん? ……ああ、何かマスター曰く、『前からあった』そうだぜ。まさか、『今回のプレイにお誂え向きな部屋』が前からあっただなんて、驚きだよな」

 

「……そう、なんだ……♡ あはっ♡ こんなに都合の良い部屋が、前からあったんだね……♡」

 

 キクオの返答を聞いたミサキが、意味深な笑みを浮かべる。まさか、こんなに都合よくセックスに必要な部屋が用意されていたはずもない。これはきっと、自分のイメージが生み出したよりセックスを楽しむための部屋……今回のプレイを刺激的にしたいというミサキやキクオの思いが、『E-ROSS』に影響を与えた結果生み出されたものに違いない。

 また、自分の力でこんな淫らな部屋を作り出してしまった。そのことを恥じるでもなく、むしろ誇らしげに思いながら、ミサキがガラスの向こうに見えるアイチへと一歩近づいた時だった。

 

「さあ、ミサキちゃん! このままアイチくんの真正面で楽しくセックスしようぜ! まずは、さっきから弄ってやってたケツの穴にちんぽくれてやるよ!!」

 

「おほおおっっ♡♡♡ んおぉおおぉおおぉっっ♡♡♡ おんっっ♡♡♡ おおんんっっ♡♡♡」

 

 ミサキの肛門を広げたキクオは、その最奥までを貫くように容赦なく肉棒を突き入れた。鈍く響く快感に生臭い喘ぎ声を上げるミサキは、一瞬にしてアナルセックスの快感に全身を支配され、だらしなく表情を歪ませる。

 そのまま、右手を彼女の淫核と性器へ、左手を乳房と乳首へと伸ばしてそこを愛撫しながら、ドスンドスンと腰を激しく打ち付け、肛門を穿ってミサキを喘がせるキクオは、言葉での責めも忘れずに彼女を追い立てる。

 

「ほら、どんな気分だ? アイチくんの目の前でケツ穴にちんぽ咥え込んで、乳もまんこも俺みたいなオヤジに差し出して……ド変態セックスしてる気分はどうなんだ? 言ってみろ、ミサキっ!!」

 

「き、きもちいぃいぃいいっっ♡♡♡ アナルセックスしながらっ♡ エロ乳とスケベまんこ弄ってもらえるの最高なのぉっ♡♡♡ もっといじってぇ♡♡♡ もっとほじってぇっ♡♡♡ アタシの本当の姿、アイチの前に曝け出させてぇぇっっ♡♡♡」

 

「それなら自分で説明しろっ! 自分の体がどんな風に開発されて、どんなエロく育ったのかをアイチくんに向けて大声で叫ぶんだ!!」

 

「はいっ♡ わかりましたぁっ♡ ドスケベセックスしながら、ドスケベボディの解説実況♡ ド変態淫乱現役JKAV女優の戸倉ミサキが、させていただきますっ♡♡♡」

 

 完全に快感に倒錯し、キクオに屈服するミサキは、彼に言われるがままに自らの痴態を視線の先のアイチに向けて曝け出す。

 キクオのピストンに合わせて大きく揺れる胸の果実を掴んだミサキは、そこをいやらしく擦り合わせながら大声で自分の胸のいやらしさをアピールし始めた。

 

「アタシのおっぱいっ♡ 15歳のくせして大人よりも大きいエロ乳っ♡ 96のIカップもあるデカ乳っ♡ アイチもカムイもちらちら見てるの知ってるんだからねっ♡ 『E-ROSS』のみんなにいっぱい揉んでもらったお陰で、すっごく大きく育って、柔らかくなったんだよっ♡ しかも、ミルクだって射乳(だ)せちゃうんだっ♡ ずっと大きいだけで邪魔なものだと思ってたけど、今ではみんなに吸ってもらったり、揉んでもらったり、ちんぽを挟ませてもらったりして気持ちよくなれるってことを教えてもらったから、すっごく自慢に思えるんだっ♡」

 

「いいぞ、その調子だ! 次は、パイパンまんこを見せつけてやれ!」

 

「きゃふぅんっ♡ はいっ♡」

 

 紹介を終えたミサキの胸を揉み、その先端から母乳を噴き出させながら、キクオが新たな命令を下す。搾乳と肛門性交の快感に酔い痴れるミサキは、激しく潮を噴き続ける自身の性器を両手で開くと、そこをガラスの向こうにいるアイチへと見せつけて叫ぶ。 

 

「見てぇ♡ これがアタシの一番恥ずかしい場所♡ 女の子のおまんこだよっ♡ 負け犬の証としてまん毛剃られて♡ 一生毛が生えなくなるイメージを押し付けられたから♡ 子供みたいなつるつるまんこなんだっ♡ でも、中身は立派な大人まんこだよ♡ ファイトの景品としてゲンさんに処女を捧げて、それからいっぱいみんなに使い込んでもらったからね♡ 今ではすっかりちんぽを咥え込んで放さない、極上ドスケベまんこに育ったよ♡ とろとろできつきつでむちむちな気持ち良いハメ穴……♡ これからもみんなに鍛えてもらって、グレードアップしていきたいなっ♡」

 

「よし、最後だっ!! 今、穿られてるお前のけつまんこはどんなもんだ!?」

 

「んほおぉおおぉおっぅ♡♡♡ はげしいぃいいいぃっ♡♡♡ おんっっ♡♡♡ おおんっ♡♡♡ んほぉおおおぉおんっっ♡♡♡」

 

 敏感になっているアナルを激しく穿られたミサキは、その快感に抗えずに生臭い絶叫を上げた。もはや、彼女には何かを考えるだけの思考能力は残っておらず、キクオのペニスで蹂躙されることを悦ぶことしか出来ないでいる。

 舌を放り出し、潮を噴き、乳首を尖らせてアナルセックスの悦楽に浸っていたミサキは、遂に我慢の限界を迎えると共に背筋を大きく伸ばしながら絶頂へと達した。

 

「んほぉおおぉおおおぉおおぉおぉおぉおおっっ♡♡♡ ほひっっ♡♡♡ ンほひぃいいぃいいいいいぃいいいぃぃいいぃっっ♡♡♡」

 

 鼻の穴を大きく膨らませた無様な表情を浮かべ、高校生でありながら小便を勢いよく漏らして、ミサキが叫ぶ。普段の凛々しく、クールなミサキからは想像もつかない雌の悦びに身を浸らせただらしない姿を壁の向こうのアイチへと見せつけるようにしながら、肛門性交の快感に屈した彼女は数十秒もの間、淫らな絶頂の余韻に浸って体を痙攣させていた。

 

「おほッ♡♡♡ ん、ほぉっ♡♡♡ あぁ、すごぃぃ……♡ きもち、よすぎる……っ♡♡♡」

 

「駄目じゃないか、ミサキ。ちゃ~んと尻穴の解説をアイチくんにしてやれって言っただろう?」

 

「んおぉ……っ♡♡♡ ごめん、キクさん……♡ キクさんのちんぽでドスケベアナルを穿られるのが気持ち良くって、何にも考えられなくなっちゃった……♡♡♡」

 

「ぐひひっ! そうか、それじゃあしょうがないな。ほら、ミサキの腸液で汚れた俺のちんぽを、ミサキの口で綺麗にしてくれ」

 

「うんっ♡♡♡」

 

 肛門から引き抜かれたキクオの肉棒を、まるで犬がソーセージを差し出されたかのような恍惚とした笑みを浮かべて咥え込んだミサキは、そのまま慣れた様子で顔を前後に動かしながら舌を這わせ、いわれるがままにお掃除フェラを開始した。

 少し苦く、独特な風味を纏ったキクオのペニスの味を愉しみながら、誠心誠意の奉仕を彼へと行う。口を伸ばし、肉棒に夢中になって吸い付くその表情を見たキクオが喉を鳴らして笑ったとしても、ミサキの心には屈辱の感情が生まれるどころか、彼を楽しませることが出来たという感激の思いしか浮かんでこなかった。

 

「よし、もういいぞ。こんなに一生懸命俺のちんぽを舐めて掃除してくれたんだ、さっきの失敗は帳消しにしてやろうじゃないか」

 

「えへへ……♡ ありがとう、キクさんっ♡」

 

「おう! ……んじゃ、次はお待ちかねのミサキまんこを可愛がる番だ。こっちにケツ向けな!」

 

 キクオからの命令を受けたミサキは、大喜びで尻を彼へと突き出すと、目の前の壁へと両手をついて犯される姿勢を整えた。ふりふりと犬が尻尾を振るように尻を振り、待ち切れないとばかりに愛液を垂れ流す膣を疼かせてキクオの恵みを待つ。そうやって、男へと媚びる姿を見せつける彼女が、ふと正面を見た時だった。

 

「っっ……♡♡♡ アイチ……っ♡♡♡」

 

 ほんの数十cm先、自分が手をついている壁のすぐ近くにある、見慣れた少年の顔……つい先ほどまでファイトをしていたアイチが、『E-ROSS』の男たちと共にミサキの目の前にまでやって来ている。楽しく談笑をしながら、やや緊張しながらもこの場に慣れてきたような笑みを見せながら、キクオに犯されるミサキのすぐ目の前に彼は立っていた。

 

 向こう側からはミサキの無様で淫らな姿は見ることは出来ない。だが、ミサキからは平凡な日常を送るアイチの姿を見ることが出来る。

 この薄い壁を隔てて行われる日常と非日常の境界が、顔見知りの憎からず思っている少年へと自分の痴態を見せつけているようなシチュエーションが、ミサキの肉欲を燃え上がらせ、未知の快感を呼び覚まさせ、そして――

 

「あぁああああぁああああああああぁああぁあああああああぁあぁああぁっっ♡♡♡」

 

 ――キクオに肉棒を挿入された瞬間、彼女は今まで経験したことのないような激しい快感と羞恥心に身を焦がされながら絶頂へと達した。表情を歪ませ、涙と鼻水と涎を垂らし、快感に負けた女としての姿をアイチへと曝け出しているという興奮に抗えず、彼女は更に高い場所へと押し上げられる。

 そのまま普段通りのセックスを行われれば、一度押し上げられた場所から降りれるはずもない。両手首を掴まれ、馬が手綱を握られるようにしてキクオの肉棒に全てを支配されながら、ミサキは甲高く甘い声で嬌声を叫び続けていた。

 

「んひぃいいぃいいいぃいいいっっ♡♡♡ イクっ♡♡♡ いくぅううぅうううぅうううううぅうっっ♡♡♡ とまんないっ♡♡♡ イクのとまんなっ♡♡♡ あはぁあぁああぁっっ♡♡♡ みられちゃうっ♡♡♡ きこえちゃううううっっ♡♡♡ アイチに、アタシのアヘ声きかれちゃうっっ♡♡♡ アタシがみんなとのセックスにドハマりしてるのばれちゃうぅううぅうううっっ♡♡♡ んへぇぇぇえぇっっ♡♡♡」

 

 子宮を突かれてイク。肉棒を引き抜かれてイク。大きく揺れる乳房がお互いにぶつかり合い、拍手のような音を鳴らす。尖った乳首が時々擦れ合う快感に表情を歪ませ、ぴゅっぴゅっと愛液を膣から噴き出させながら、快感に蕩けた表情を浮かばせるミサキはただただこの状況に興奮し、快楽を貪っていた。

 こんなに大きな声を出していたら、本当に壁の向こうのアイチに自分がしていることが露見してしまうかもしれない。そう頭では理解していながらも、彼女はむしろそれを楽しむかのように更に声のボリュームを上げて嬌声を口にし続けている。その姿はいっそ、全てがバレてしまったら清々しいなと思っているかのような、開き直りと心の底からの悦楽を思わせる好奇心いっぱいの無邪気なものであった。

 

「あはぁっ♡♡♡ アイチ、みてぇっ♡♡♡ アタシっ、こんなにセックスすきになってるのっ♡♡♡ ヴァンガードよりもセックスがすきでっ♡♡♡ 『カードキャピタル』よりも『E-ROSS』がすきでぇっ♡♡♡ ほかのなによりもおちんぽがすきなのぉおおっっ♡♡♡ くちもおっぱいもおしりもまんこもぉっ♡♡♡ ぶっといおとなちんぽでおかされるのがだいすきになっちゃったぁ♡♡♡ んおおおっ♡♡♡ イクっ♡♡♡ いくぅうううぅうっ♡♡♡ おまんこたねづけされてイクとこ、みてぇぇえぇっ♡♡♡」

 

 腰が浮く。背筋が伸びる。表情は更に情けなく淫らに、声は尚も甲高く昂ぶり、全身を興奮に紅潮させてミサキがアイチへと叫ぶ。

 何も知らない、気が付く様子もないアイチは、壁の向こうで笑みを見せながらこちらを見てくれていた。彼と壁越しに目を合わせ、無垢な少年の笑みを間近で眺めながら、淫らに堕ち切った自分自身との対比で心をくすぐられたミサキもまた淫靡な笑みを浮かべ、そして――

 

「お゛っっ♡♡♡ んお゛お゛お゛お゛お゛お゛っっ♡♡♡ ひゅごぉおおぉおおおぉおおぉおおおぉおぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 最奥を突かれ、ぱっくりと開いた子宮の中へと大量の精液を打ち込まれたミサキは、本日一番の無様な嬌声を上げてその悦びを表す。がくん、がくんと震える腰が、噴き出す潮と小便の量が、その声の大きさが、彼女の絶頂の深さを物語っていた。

 それだけの快感を味わい、全身を痙攣させようとも、ミサキはアイチへと視線を注ぐことを止めはしない。自分の淫らな表情と姿を彼に曝け出すことが楽しいとばかりに笑みを浮かべる彼女は、キクオの子種汁を膣で飲み込みながら熱っぽい言葉で呟く。

 

「あぁ、きもちいい……っ♡♡♡ 濃厚ザーメンおまんこの奥で受け止めるの、気持ち良くってすきぃ……♡♡♡ アイチ、見てぇ♡ アタシ、膣内射精(ナカダシ)されて、種付けアクメしてるのぉ♡♡♡ 熱くてドロドロのザーメン射精されて、おまんこ大喜びしちゃってるんだよ……っ♡♡♡」

 

 ドロリと、キクオの肉棒を引き抜かれたミサキの膣から大量の精液が溢れ出る。ミサキの蠱惑的で淫靡な反応を見続けたキクオは、未だ興奮冷めやらずに硬さを保っている己の分身を開きっぱなしになっている彼女の肛門へと叩き込むと、そのまま体を持ち上げて種付けを行ったばかりのミサキの膣をアイチへと見せつけるような駅弁ファックを開始した。

 

「んほおぉっ♡♡♡ あはっ♡♡♡ これっ、まるみえぇっ♡♡♡ キクさんのザーメン膣内射精されたまんこが、アイチにまるみえだよぉ♡♡♡ んおおっ♡♡♡ アイチっ♡♡♡ まんこ見てっ♡♡♡ けつまんこみてっ♡♡♡ アタシがケツアクメするの、ちゃ~んと見てねっ♡♡♡ んほぉおおぉおおおぉおおおぉっっ♡♡♡」

 

 両手の指でピースサインを作り、だらしなく肛門性交の快感に酔い痴れた表情を浮かべるミサキは、所謂アヘ顔Wピースと呼ばれる淫らな格好をしながら、それをアイチに見せつけるようにして、キクオとのアナルセックスを行っている。

 野太く、獣のような呻き声を上げるミサキの間近にいるアイチは、彼女がまさかそんな淫らで無様な姿を晒しているとは露にも思わず、『E-ROSS』で行ういつもとは違う相手とのファイトを存分に楽しんで、1日を過ごしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミサキさん、今日は本当にありがとうございます! 『E-ROSS』の皆さんとファイトしたおかげで、僕もいい刺激が得られました!」

 

「あ、うん……♡ アタシも、アイチのお陰で刺激的な経験が出来たから、そこはおあいこかな……♡」

 

 夕暮れ時、『E-ROSS』を後にしたミサキとアイチは興奮した様子で会話をしていた。興奮、といってもその意味合いは2人の間で違ってはいるものの、未だにゲンたちとのファイトで感じた燃え上がるような熱を忘れられないアイチは、ミサキと自分との興奮の差にまるで気が付かないまま、無邪気に今日の感想をしゃべり続けている。

 

「本当に皆さん強くって、僕、1回も勝てなかったです。使うクランも色々で、全然対応出来なかったっていうか……」

 

「そうだよね、色々やられちゃうよね……♡ アタシも、毎回色んな方法でヤられちゃうから、あっという間に負けちゃうんだ……♡」

 

「プレイングも大人の経験を活かしたもので、凄くどっしりしてました。かと思えば勢いよく攻めてきたりして、やっぱり熟練者ってテクニックがすごいんですね」

 

「うんっ♡ 大人のプレイでじっくり責めてきたり、激しくがつがつ突っ込んできたり……♡ アイチの言う通り、テクニックも凄いから、アタシも毎回夢中にさせられちゃうんだよね……♡」

 

「……櫂くんよりも強いかもしれないファイターの皆さんに相手してもらえて、本当に勉強になりました。今日の経験を活かして、僕も強くならないと……!」

 

「アタシも、1日中みんなと相手してもらえて、アイチのお陰で燃え上がってたから楽しかったよ♡ うん、今日のことは忘れられないな……♡」

 

 噛み合っているようで噛み合っていないこの会話の違和感に、アイチは気が付かない。普段とは違う笑みを浮かべるミサキの様子にもまるで気付かないまま、アイチは自宅へと伸びる道を歩き、ここで別れることとなった彼女へと頭を下げた。

 

「次に『E-ROSS』に行く時は、もっと強くなってからにします。その時は、厳島さんたちを驚かせるファイトをしてみせますから!」

 

「うん、それがいいんじゃないかな……♡ たまに行くくらいにした方がアイチもゲンさんたちも楽しいと思うよ。アタシはほら、もう常連客みたいになっちゃってるし……イク♡ ことが日課みたいになっちゃってるからさ……♡」

 

「そうですね! それじゃあ、また『カードキャピタル』で! 今日は本当にありがとうございました!」

 

「じゃあね、アイチ……♡ また、お店で会おうね……♡」

 

 笑顔を見せ、手を振りながら、アイチが自宅への道を歩いて行く。その背を見送り、彼と同じように手を振り続けたミサキは、アイチの姿が完全に見えなくなると同時に振り返り、今来た道を戻り始めた。

 今日、自分が帰る場所は『カードキャピタル』ではない。キクオたちが待つ『E-ROSS』だ。夏休みの計画を立てるという目的を達していないし、そもそもこの3日間は泊まり込みする予定だったので、当然の帰結といえるだろう。

 それに……まだ、閉店までは時間がある。その間に、自分の相手をしてもらうことだって可能な筈だ。一度燃え上がった情欲の炎は未だ消えておらず、キクオもミサキが戻って来ることを手をこまねいて待っているに違いない。

 

 今日は本当に刺激的な1日だった。その糧となってくれたアイチに感謝しつつ、舌なめずりをしたミサキは、この週末で味わうであろう刺激的な快感へと期待を疼かせ、子宮をときめかせるのであった。

 

 

 




投稿スペースに新しく楽曲情報の打ち込み欄が出来たみたいなんですが、これってここに楽曲情報を打ち込めば歌詞を使えるってことなんですかね?

わかる方がいたら、教えてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。