※この作品はR-18です。

戸倉ミサキ調教記~強気な彼女のもう一つの顔~   作:道程ケンヂ

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アニメ、女子大生になったミサキさんが出てきましたね。

ロリ状態から一気にエロスが増した彼女の姿を見て、ついつい筆を走らせてしまいました。
これからも出番を増やしてほしいな……。


浜辺饗宴

 

 

 燦々と照り付ける太陽。陽光を反射して輝く海。どこまでも広がる白い砂浜。

 これぞビーチ、とばかりの絶好のロケーションを独占するのは、ミサキたち『E-ROSS』一行。ゲンのプライベートビーチへとやって来た彼らは、夏の恒例行事である海水浴を人目を憚ることなく楽しんでいる。

 

 と言っても、当然のことだが彼らがただ海で泳いだり、魚釣りをしたりなどというありきたりな行事を楽しむわけがない。

 彼らのお目当ては、本邦初公開のミサキの水着姿であった。

 

「ど、どう、かな……?」

 

「おおっ! 似合ってるよ、ミサキちゃん!!」

 

「やっぱスタイルが良いからどんな水着でも似合うね~!」

 

 本日のために購入した水着を着たミサキは、男たちからの褒め言葉に顔を赤らめてはにかんだ。

 普段から彼らの前では露出の多い恰好をしているが、こうして水着姿を褒められるのとはまた違う恥ずかしさがあると思いつつ、ミサキは今の自分の格好を見やる。

 

 黒のビキニと下半身を隠す茶色のミニスカート。それにカウガールを思わせるテンガロンハットを合わせた、やや防御力が高い恰好がミサキの水着姿だ。

 下半身の露出は少なめだが、ミサキの豊満なバストと胸の谷間、更にはキュッと引き締まったウエストと可愛らしいおへそを隠す衣類はまるで存在しておらず、ここが通常の海水浴場であったならば男女共に見とれてしまうことは間違いなしの、正に浜辺のヴィーナスという呼び名がぴったりの姿である。

 

 当然、男たちもやんややんやの大喝采でミサキを迎え、その美貌を口々に褒め続けていた。

 眩いばかりの若々しさを放つ美少女の水着姿をじっくりと堪能し、ミサキもまた彼らからの賞賛の言葉に普段は味わえない女の子としての喜びを感じ、双方が満足いくまでその前座とでも呼べる遊びを楽しんだ後は、本当のお楽しみが始まりを告げる。

 

「ふふふ……それじゃ、別の水着に着替えようかな? 現役女子高生の生着替えを見れるだなんて、みんなは幸せ者だね」

 

「よっ! 待ってました!!」

 

「飛び切りエロい水着を頼むよ、ミサキちゃん!!」

 

「はいはい。まったく、しょうがない大人たちだな……♡」

 

 一層盛り上がりを見せる男たちに対してそう言いつつ苦笑を浮かべながらも、ミサキもどこかこの雰囲気を楽しんでいるように見えるのは気のせいではないだろう。

 愛すべきダメ人間であり、彼女自身にとっては尊敬出来る男性たちである『E-ROSS』の男たちが自分に夢中になってくれることを喜びながら、ミサキは彼らの前で何の躊躇いもなく着ている水着を脱ぎ始めた。

 

「おほ~っ! やっぱすっげ~!!」

 

「ミサキの体はいつ見てもエロいよな~! 砂浜で全裸っていう新鮮さがよりエロさを引き立ててるぜ!」

 

「ふふっ、ありがと♡」

 

 ぽい、とかぶっていた帽子を放り投げ、ほんのりと赤く染まった頬を緩ませながらミサキが感謝の言葉を返す。

 『E-ROSS』の男たちに育てられ、開発された己の肉体を賞賛されることに恍惚とした幸福感を感じるミサキが心臓を高鳴らせていると、観客たちの輪の中から数名の男が彼女の方に歩み寄り、手にしているローションを見せつけながらこう言った。

 

「海辺は日差しが強いからな、ミサキの綺麗な肌にシミが出来たら大変だ。日焼け止めを塗ってやるよ」

 

「んっ♡ それはありがたいけど、手付きがいやらしいよ……♡」

 

「こんなにいやらしい体に触ってるんだ、手付きがいやらしくもなるだろうさ。ほら、動くなよ……」

 

「あんっ……♡ ん、あぁ……っ♡」

 

 日焼け止めのローションに塗れた男たちの手が、ミサキの体を這い回る。

 下から乳房を持ち上げるようにして揉み、胸と尻の谷間にもしっかりとローションを塗るためにそれらを左右に開き、顔から足の先まで一部の隙も無く日焼け止めを塗って回る彼らの手は、敏感に開発されたミサキの体に多大なる快感を味わわせていた。

 

「おや? このぬるぬるは何かな~? ローションじゃあなさそうだけど……」

 

「う、くっ……♡」

 

 ミサキの股間を弄っていた男がわざとらしくそう言いながら彼女の顔の前で指を左右に開く。

 ねっとりとした愛液のぬめりが糸を引き、いやらしい光景を作り出す中、愛撫によって発情させられた自分の体を弄ばれる感覚と羞恥に頬を染めたミサキは、悔しそうに歯噛みすると視線を逸らしながら男に向けてこう言った。

 

「……意地悪しないでよ。そんなことされたら、スイッチ入っちゃうじゃん……♡」

 

「クヒヒヒヒッ! 悪い、悪い! ミサキちゃんがあんまりにも可愛くってエロいからついつい、な?」

 

「あんっ……♡ もう、調子がいいんだから……♡」

 

 キュッ、と乳首を抓られて甘い声を漏らしたミサキは、自分の体を弄り回す男たちへと熱っぽい視線を向けてそう言った。

 その口調は愛しい我が子の悪戯に仕方がないなと苦笑を浮かべているような、しさと愛情が詰まったもので、決して男たちに嫌悪感を抱いていないことがわかる。

 というより、むしろ彼らに全身を触れられることを悦んでいるような、そんなはっきりとした感覚すらも感じられた。

 

「さあ、こんなもんでいいだろ。んじゃ、エロ生着替え、楽しませてもらうぜ」

 

「ふぅ、っ……♡ 手が込み過ぎでしょ、もう……♡」

 

 そうして、じっくりと快感を揉みこませるようにしてミサキの体を愛撫した男たちは、ローションの光沢でいやらしくコーティングされたミサキの肉体を視姦しながら再び仲間たちの輪の中に戻っていった。

 性器から愛液を漏らし、乳首と陰核をびんびんに勃起させた発情状態になりながらも、ミサキは自分のために用意された水着を試着すべく、男たちの前で腰をくねらせる。

 

「よいしょ……まずは、これかな?」

 

 まず最初にミサキが選んだのは、非常にシンプルなマイクロビキニであった。

 白色をしたそれは、ミサキの巨乳の頂点と股間の秘所を申し訳程度に隠すだけの布地面積して有しておらず、乳輪をまともに隠すことすら出来てはいない。

 薄い布地では乳首の勃起を隠すことも出来ず、しっとりと濡れた股間部分の布は早速変色してしまっており、見るからにいやらしい格好だ。

 

 男たちも口笛を吹き、口々に囃し立てて興奮を露わにしていたが……その歓声は先にミサキが水着姿を披露した時よりも小さく、盛り上がりに欠けるものであった。

 

「う~ん、やっぱ微妙かな? 王道だけど、シンプル過ぎてあんまり気乗りしないや」

 

「っていうか、いつも店で似たような恰好してるミサキちゃんを見てるしな。海辺補正を含めても、さっきの水着姿の方が万倍可愛かったぜ」

 

 『E-ROSS』にて、基本的にニプレス&前貼りの格好で過ごしているミサキの姿を見慣れている男たちには、いくら露出が激しくともこの姿の彼女ではいまいち興奮出来ないようだ。

 折角、海にまで来ているのだから、それに見合った格好のミサキが見たい……そんな彼らの想いを感じ取り、自らもまたこの格好では店で味わう興奮と何ら変わらない快感しか味わえないと悟ったミサキは、早々にマイクロビキニを脱ぎ捨てると次の水着を試着した。

 

「お次はこれ。変わり種の部類に入るのかな?」

 

「おおっ!? これは、なかなか……!」

 

 次の水着は黒色の競泳水着。露出は控えめのスポーティなデザインでありながら、ミサキの魅力的なボディラインをはっきりと見せつけるその恰好に男たちの唸り声が上がる。

 ミサキのプロポーションを緻密に計算して作成されたそれは、微妙に彼女の尻肉や乳房がはみ出すように設計されており、水着の端から零れる柔らかい肉の様子は非常にエロスを醸し出すものだ。

 

「悪くないな。露出が激しいだけがエロじゃない、ってか」

 

「というよりも、やっぱ元が良いから何でも似合うんだよ。ミサキちゃんが着れば、大体の服がエロくなるだろ」

 

 ぐるりと自分の周囲を取り囲む男たちから発せられる褒め言葉に気を良くし、表情を緩ませるミサキ。

 さりとて彼女がこの格好に満足しているわけではなく、それは男たちも同じのようだ。

 

「でもさ、海に来てるのにこの水着はどうだよ? スポーツクラブのプールとかならまだしも、リゾート地で競泳水着ってのは洒落っ気がなさすぎねえか?」

 

「あ~、アタシも同じこと思った。悪くはないデザインだけど、もう少し安直的なエロさが欲しいよね」

 

 吹き出た問題点に同意し、あまりにも露出が少ない自分の水着姿に不満を漏らす。

 悪くない格好、デザインではあるが、この場のシチュエーションに合った水着ではない。TPOで考えれば、これは娯楽のためのものではなく、トレーニング用の物であり、レジャー中に着る水着ではないように思えた。

 

 そうして、第2の水着にもダメ出しをしたミサキは、それもササッと脱ぎ捨てて3つ目の水着を手に取る。

 実を言うと、ミサキはこの水着が一番男たちの期待に沿えるものだと思っていた。彼らの反応に期待しつつ、舌なめずりをした後、早速その水着を装着し始める。

 

 首にチョーカーを取り付け、そこから伸びる布地の位置を調節し、乳首と秘裂を隠す。

 前方から見ればミサキの着ようとしている水着はスリングショット型のエロ水着だが、この水着の真のいやらしさは背面から見た時に理解出来るものであった。

 

「ん、ふぅ……っ♡♡♡」

 

「おおおっ!?」

 

 ぷりっと、ミサキが大きくて丸い尻を男たちへと突き出して前屈みのポーズになる。

 肉付きの良い尻が間近に迫り、しっとりと濡れそぼった秘所と出す穴から挿れるための穴となった縦割れアナルが露わになった興奮に男たちがどよめくが、その直後に彼らは更なる驚きを感じることとなった。

 

 ミサキの着ようとしている水着には、前面を隠すだけの布しか存在していない。背面を隠すための布地が存在していないのだ。

 であるならば、どうやってそれを装着するのか? 答えは単純で、股座を隠す布の先から繋がったアナルビーズがヒントとなる。

 

「ん、んんっ……♡ はぁ……っ♡♡♡」

 

 左手で左右にアナルを開き、その内部へと水着から繋がるアナルビーズを挿入していくミサキ。

 ずぷり、ずぷりと肛門が球を飲み込む度、悩ましい声がミサキの口から溢れた。

 そう、この水着は前面から見ると乳首と性器の割れ目のみを隠すスリングショット型のセクシー水着であり、アナルでそれを留める作りになっているエロ水着なのだ。

 

 構造上、背面から見たミサキの姿は全裸と変わらず、少し尻を突き出す格好を取れば彼女のアナルに何かが挿入されていることが丸分かりになってしまう。

 見てくれも着方も淫猥。着ているミサキはアナルの異物感と変態的な水着を着ているという興奮で快感を味わえ、それを見る男たちも当然楽しいし興奮するという、正に両者にとってWIN-WINな水着なのだ。

 

「んっ♡ どう、かな……♡ アタシ、この水着は結構気に入ってるんだけど……♡」

 

 紫一色で構成された卑猥な水着を身に纏ったミサキは、乳房や尻の肉をたゆんと揺らしながらその場で一回転する。

 当然、薄く小さい布地はあっさりとずれ、勃起乳首が男たちの前に露わとなるが、痴態を見られることで快感を貪れるようになったミサキにとっては、それすらも悦びとして味わう快楽のスパイスに他ならない。

 

 いやらしく尻を突き出し、濡れた女性器と大きめのビーズを咥え込んだ肛門を男たちに見せつけながら、蕩けた笑みを見せるミサキ。

 その恰好でセクシーポーズを取ったり、男たちを挑発するような表情を浮かべたりと、彼らの獣欲を刺激し続けながら、自らも湧き上がる興奮に身を投じていく。

 

(はぁ……っ♡♡♡ みんな、ちんぽギンギンに勃起させてる……♡ 青姦セックス、シたいっ♡ 浜辺でみんなのちんぽに囲まれて、エロ水着で犯されたいっ♡♡♡)

 

 自分たち以外の人間が存在していないこの楽園で、まだ昼間の明るい内から野外で性交を行えたらどれだけ気持ちいいだろう?

 青い海と白い砂浜を舞台に、犯される気満々の格好をした自分に群がる男たちの肉棒を片っ端から受け入れ、その様を撮影されることを想像したミサキは悩ましく体をくねらせ、官能的な吐息を口から放つも、その妄想を中断させるゲンの叫びが聞こえてくる。

 

「おーい、バーベキューの準備が出来たぞ! こっちに来て、乾杯といこうじゃないか!」

 

「あっ!? わ、わかった! すぐにそっちに行くよ!」

 

 ゲンの声を耳にしたミサキが体をびくりと震わせる。それは、この旅の目的にはセックスだけでなく、ミサキの思い出作りも含まれていることを思い出したからだ。

 今やミサキの中で最も好きなものとしてランクインしている『E-ROSS』の男たちとのセックスだが、そればっかりの旅などしても勿体無いだけだ。

 

 15歳の女子高生として、年頃の女の子として、自分に楽しい思い出を作って欲しいというゲンたちの願いがこの旅の中に込められていることを思い出したミサキは、すぐに性欲に流されそうになる自分自身の節操の無さを心の中で恥じた。

 

(この旅行の間はいつでもセックス出来るんだし、今はそれ以外のことを楽しもう。みんなとご飯を食べて、騒いで、遊んで……今しか出来ないことを満喫しなきゃ)

 

 ゲンが用意したバーベキューセットには、伊勢エビやアワビなどの豪華な海鮮食材が所狭しと並べられていた。

 冷えたビールや海の家の風物詩である焼きそばの食材。更にはキャンプ場で行ったバーベキューのあまりである高級肉も用意されており、見るからに美味しそうだ。

 

 今はひとまず、性欲は抑えよう。夜になればまた楽しいセックスが出来るわけだし、それまで我慢することなんて難しい話じゃない。

 そう思考を切り替えたミサキは、自分用の麦茶が注がれたカップを手に男たちと乾杯し、真昼の砂浜で行われる海鮮バーベキューを心行くまで楽しみ始めたのだが――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……無理っ♡♡♡ もう無理っっ♡♡♡ セックス♡ 今すぐにセックスしたいっ♡♡♡)

 

 ――それから1時間もしない内に、ミサキの脳内は完全に性欲によって支配されてしまっていた。

 

 全身に日焼け止めを塗られた際に受けた愛撫によって中途半端に官能を刺激され、その上でエロ水着への生着替えを男たちの前で披露したことで興奮を滾らせた彼女の欲求は爆発寸前であり、それを抑えることなど立派な淫乱になったミサキにとっては到底不可能な難題だったのである。

 

 しかも、『E-ROSS』の男たちは海パンを履いているお陰で勃起がまるで隠せていない。

 右を見ても、左を見ても、自分の股座についている熟したアワビを美味しく召し上がってくれそうな極上ソーセージが山ほど存在しているのだから、ミサキの興奮が治まるはずもないのだ。

 

(よくよく考えたら、海辺で青姦セックス出来るのって今だけじゃん♡ プライベートビーチで何一つ心配なくセックス出来るのは今だけなんだから、ヤらなきゃ損だよね♡ ヤろうっ♡ 今すぐセックスしようっ♡)

 

 夏の日差しに頭をやられたかのように茹った脳内で、ミサキは非常に卑猥な結論を出した。

 座っていたミニチェアーも愛液でびっしょりと濡れてしまっていて、彼女の我慢がどれほどのものであるかが一目でわかる。

 とりあえず股座の布地をずらし、誰でもいいから肉棒を膣内にご馳走してもらおうとミサキが口を開こうとした瞬間、そのタイミングを見計らったかのようにキクオが彼女に声をかけてきた。

 

「なあ、ミサキちゅわ~ん! ミサキちゃんも一杯どうだい?」

 

「えっ……?」

 

 片手に黄金色の泡立つ飲み物が注がれたプラスチックのコップを手にして話しかけてきたキクオは、へべれけな様子から察するに随分と酔っぱらっているようだ。

 大人の飲み物であるビールを勧め、にやにやと笑みを浮かべながら酒臭い息を吐きかけてくる彼に対し、ミサキは多少困惑しながら答えを返す。

 

「えっと……アタシまだ、15歳だし……お酒はまだ飲んじゃダメなんだけど……」

 

「ぷくくっ! お酒は飲んじゃダメだけど、15歳でAV女優やってるのはいいのかい? 随分と面白いジョークだな!」

 

「うっ……!」

 

 正論で返したはずが、それを上回る正論で斬って捨てられてしまった。

 確かにキクオの言う通りであると言葉を詰まらせたミサキは、引き攣った笑みを浮かべながらちらりとビールが注がれたコップを見やる。

 

(……正直、興味がないわけじゃないんだよね。未成年が飲んじゃいけないのは確かだけど、こんなアタシがルールに固執するのも馬鹿らしいな)

 

 思春期を越えた少年少女にならば当たり前のように存在する飲酒への憧れに喉を鳴らしたミサキは、現役女子高生AV女優という自分の肩書を思い返して苦笑した。

 飲酒などよりも完全にアウトな行為に手を染めておきながら、今更何を躊躇っているのか? こういう時は羽目を外してしまった方が楽しいだと自分の妙な生真面目さを反省した彼女が、キクオの勧め通りにコップを受け取ろうとした時だった。

 

「おいおいキクさん、ウチの看板女優に何を勧めてるんだ? 未成年の飲酒は禁止だって、法律でも決まってるだろうが」

 

「クククッ! ミサキをデビューさせたゲンさんがそれを言うかぁ? ……でも、事務所の社長さんがそう言うのなら仕方がないよなあ」

 

「ああ、仕方がない。未成年の飲酒はダメだ。だが、ミサキも若干の乗り気になってたみたいだし……ここは、妥協案でいくとしよう」

 

「えっ!? ああっ!?」

 

 キクオの行為を咎めたゲンの介入から、徐々に芝居がかったやり取りが始まったことに何かの企みを感じたのも束の間、ミサキは2人の手で体を抑えられ、砂浜に両手と膝をついた四つん這いの格好を取らされてしまった。

 

 その状態で、肛門に挿入されたアナルビーズを引き抜かれ、代わりに何処からか用意されていた漏斗を挿れられる。

 何もかもが想定通りに動く中、未だに自分が何をされそうになっているのか理解出来ないミサキの耳に、ゲンの声が響いた。

 

「ミサキ、お前はアルコール中毒にならず、アナルで味覚を感じることが出来る。たった今、そういう体になった。わかったな?」

 

「んっ♡ あ……っ♡♡♡ みんなのイメージが、アタシの中に……っ♡♡♡」

 

 じんわりと肉体が変容する、心地よい感覚。男たちの卑猥なイメージを受け入れたミサキの肉体は、元々の素養もあって完全に彼らの想像に適応した。

 本来ならば危険な直腸からの直接アルコール摂取も問題無く行える耐性と、本来あり得るはずのない味覚効果を植え付けられたミサキのアナル。その内部へと、キクオが手にしたコップの中身がじゅわじゅわと音を立てながら注がれていった。

 

「お、んおっ♡♡♡ お、んっ♡♡♡ おおおぉぉぉぉぉぉ……っ♡♡♡」

 

「いい飲みっぷりじゃないか。ビールは美味いか、ミサキ?」

 

「ふあぁぁぁぁぁ……っっ♡♡♡」

 

 イメージによって焼き付けられた、不思議な感覚。本来ならば味覚など存在しない肛門が、注がれているビールの味を明確にミサキ自身へと伝えてくる。

 口……ではなく、尻穴の中に入った瞬間は、ただ苦いだけの液体であった。しかし、それが腸の奥へと流れ込んでいくと、キリッとした爽快感とガツンと来る飲み応えに体が充足感を味わいだす。

 

 体を潤す、命の水……性欲で火照った体を冷ます黄金色の液体の良さに気が付いたミサキは、喉ではなく尻を鳴らしてごくごくとそれを飲み干し続けた。

 

「んっ♡ あっ♡ んんっ……♡」

 

 程良い苦みとしゅわしゅわとした喉ごし。これは舌で味わう物ではなく、嚥下した時の感覚を楽しむ物であることを理解したミサキは、ぷるぷると尻を震わせて注がれる液体を飲み干していった。

 舌も喉も無い尻の穴、肛門と直腸でビールを味わうというのも変な話だが、それが出来てしまうのが彼女の凄いところだ。イメージの押し付けによる万能さに感心しつつ、あっという間にコップ1杯分のビールを飲み終えたミサキは、とろんと蕩けた表情で荒い呼吸を繰り返す。

 

「はぁ……♡ はぁ……っ♡」

 

「どうだ? けつまんこで飲むビールは美味かっただろう? 夏の海というロケーションはビールを味わうのに最適だからな」

 

「うん……♡ なんか、ハマっちゃったかも……♡ こういういけないことしてるって感覚が、病みつきになりそう……♡」

 

「ははは! おかしなことを言うな、ミサキは。これは飲酒じゃなくって、ただのアルコール浣腸さ。楽しいお遊びみたいなものなんだから、何も悪いことじゃないだろう?」

 

「ふふふ……♡ そっか、そうだね♡ それじゃあ、お代わりしても誰からも文句は言われないわけだ♡」

 

「そういうことだ。ほら、お望みの2杯目だぞ」

 

「おぅんっ……♡ んはぁぁぁぁ……♡」

 

 カシュッ、という小気味良い音が響き、今度は缶ビールがまるまるミサキの腸内へと注がれていく。

 ビールの飲み方を理解したミサキは、腸を蠕動させてそれをみるみるうちに平らげ、男たちもびっくりの一気飲みを披露してみせた。

 

「よっ! いい飲みっぷりだぞ、ミサキちゃん!」

 

「そんじゃあ次は思い切って瓶1本いってみようか!」

 

「んおっっ♡♡♡ おほぉおおっっ♡♡♡」

 

 あっという間に缶ビールを空にしたミサキの尻から漏斗が引き抜かれ、代わりにキンキンに冷えた瓶ビールの口が挿入される。

 その恰好のまま、まんぐり返しの格好を取らされたミサキは、男たちからのコールを受けながら肛門でビールの一気飲みをし始めた。

 

「イッキ! イッキ! イッキ! イッキ!」

 

「お、おぉぉぉぉぉ……っ♡♡♡ んおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♡♡♡」

 

 肛門で感じるビールの美味しさが。

 火照った体を冷ますようで、むしろより昂ぶりを強めているような感覚が。

 腸壁に染み込むアルコールによる高揚感が。

 男たちからの注目と、自分が変態的で下品な格好を曝け出しているという被虐感が。

 ミサキの本能を刺激し、発情した意識をより強い興奮によって融解させていった。

 

 砂浜でまんぐり返しになり、肛門に瓶を挿入して、お尻の穴でビールの一気飲みを披露するだなんて馬鹿らしいにも程がある。

 しかし、その馬鹿らしい行為こそが楽しみであり、快感を味わえる行動であることを理解しているミサキは、アルコール摂取による酔っ払いの状態も相まって、非常に愉快気な笑い声と共に男たちの興奮に応えていった。

 

「あはははははっ♡♡♡ なにこれっ!? なんか、変な気分っ♡♡♡ 楽しくって気持ち良くって、もっともっと馬鹿な事したくなっちゃうよ♡♡♡ お酒を飲むとこんな感じになるんだね♡♡♡ 面白~いっ♡♡♡」

 

「おお~っ! ミサキちゃん、酔うと良く笑うようになるんだな。普段とのギャップが可愛いぞ!」

 

「はははははっ♡♡♡ 褒めたって何も出ないよ~だっ♡♡♡ ……あ、嘘♡ ごめん、我慢出来ないっ♡♡♡」

 

 瓶ビールの一気飲みすら容易くこなし、男たちの前で普段とは違う酔った姿を晒していたミサキは、舌をペロリと出して可愛らしく笑ってみせた。

 直後、腸内で吸収しきれなかった大量の炭酸ガスがつっかえを無くした肛門へと逆流し、遠慮もへったくれもない音を立てて外部へと飛び出していく。

 

――ぶっぷぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡ ぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ♡♡♡

 

「あはぁ……♡ これ、げっぷなのかな? それともおなら? よくわかんないけど、恥ずかし~……♡」

 

「ぎゃはははははっ! すっげぇ音だったな! まあでも、ミサキちゃんのおならの音なんて聞き慣れてるし、むしろ俺たちにとってはご褒美みたいなもんだぜ!」

 

「え、へへ……っ♡♡♡ なんかテンションの上がり方がヤバいんだけど、これってお酒の力? ま、何でもいいか♡ ねえ、そろそろ美味しいソーセージをアタシのまんこに食べさせてよ♡ 酔いどれけつまんこでも良いからさあ……♡」

 

 不思議な高揚感と多幸感に支配されたまま、ミサキはちろりと舌を出して微笑みながら男たちへと大好物の肉棒を強請る。

 飲酒もとい浣腸によって何度も限局を味わわされたアナルはぽっかりと口を開き、だらだらと涎のような腸液を垂れ流してメインディッシュを待ち侘びており、それと同じくミサキの秘所も愛液を大洪水とばかりに滴らせ、男たちから与えられる悦楽に期待を示していた。

 

 自ら脚を抱え、砂浜の上で寝そべって輪姦を求めるミサキ。

 しかし、男たちはそんな彼女の姿にニタニタとした笑みを見せるだけで、決して手を出そうとはしなかった。

 

「ねぇ、なんで見てるだけなの……? 青姦セックス、いっぱいシようよぉ……♡」

 

「ぐふふふふ! それも悪くはないが、今はバーベキューを楽しむのが優先だな」

 

「セックスはまだ我慢だ。それまではこっちのソーセージで我慢してなさい」

 

「はむっ! ん~……美味しいけど、んん~~っ♡♡♡」

 

 肉汁を滴らせる美味しいソーセージをミサキの口に咥えさせ、物足りなさそうに体を震わせる彼女を見て男たちが笑い声をあげる。

 これはまた、放置プレイのパターンだと判断したミサキは、むずむずと疼き出す子宮の鼓動を感じながらぎっと歯を食いしばった。

 

(これ、何時までお預けくらうの? 夜にはおちんぽ恵んでくれるの?)

 

 酔わせて、発情させて、興奮させて、すぐにでもセックスが出来る状態にまで仕上げておいて、この扱いはひどい。だが、こういう意地悪をされるのも好きだから、彼らのことを嫌いになんてなれない。問題はこの焦らしプレイが何時まで続くかだ。

 

 正直、夜まで我慢出来る自信なんて無い。出来ればすぐにでも犯してもらいたいし、明日までぶっ続けでセックスしていたい。

 だが、男たちはそんな色欲に支配されるミサキのアナルに再び水着留め用のアナルビーズを挿入すると、何事もなかったかのように宴会を楽しみ始めてしまった。

 

「はぁ……っ♡ ひっど……♡ こんな、エロメス状態にしておいて手を出さないなんて、完全に生殺しじゃん……♡ ねえ、お願いだからセックスシようよ……♡ アタシ、ちんぽぶち込んで欲しくて狂っちゃいそうだからさぁ♡ お願い♡ お願いお願いお願い……♡」

 

 蕩けた声を出しながら、酔いの勢いも相まって、ミサキは普段よりもやや大胆に男たちに性交を迫った。

 いやらしく腰をくねらせ、甘ったるい臭いの愛液を振り撒き、ビーズを咥え込むアナルを見せつけるように尻を振る。勃起した乳首も発情した表情も全て男たちに見せつけ、自分が完全に出来上がっている状態であることをアピールしては彼らの股間の逸物へと熱い視線を注ぎ続けた。

 

 しかして、男たちはそんなミサキからの誘惑をまるで相手にしない。

 10分、20分、30分経っても自分に手出し一つしない彼らの反応を見て、ミサキは自分が今、仕込まれていることを理解し始めていた。

 

(アタシもこのお肉たちと一緒だ……♡ じっくり熟成させて、最高に美味しい状態にしてから食べるつもりなんだ……♡ これ、ダメだ♡ 今日は絶対にセックスしてもらえないパターンだ♡ イメージの押し付けで時間の感覚を引き延ばされて、何十時間もお預けされた状態にされちゃうパターンだ……♡)

 

 ゴクリと、期待感と被虐感に息を飲む。

 ドクドクと脈打つ鼓動の早まりが止まらず、肉体が更なる興奮を示す。

 

 ゲンたちは自分のことを徹底的に仕込むつもりだ。極上、最高、絶品の女体に仕上げた自分の体を存分に、余すことなく犯し尽くすために、今は絶対に手出ししないようにしているのだ。

 だから、もう、ダメだ。自分がどれだけ懇願しようとも、誘惑しようとも、男たちは犯してはくれない。目的を達するその時まで、自分はお預けを食らい続けるしかない。

 

 それが理解出来てしまっても、ミサキには誘惑を止めるという選択肢は残されていなかった。

 自分の無様なちんぽ強請りの姿を撮影してもらい、視聴者たちがメインディッシュまでの興奮を滾らせるための前菜にするため……というプロ根性からくる行いではなく、単純にセックスがしたくてしたくて堪らないミサキは、その希望を捨てられなかったのである。

 

「お願いだから……♡ 絶対今、ちんぽハメたら気持ちいいよ♡ だから、ね♡ ね♡ お願い、お願いだよぉ……♡」

 

 酔いのせいで自分がおかしくなっていることを悟りながら、性欲の滾りがその崩壊を加速させていることを理解しながら、ミサキは必死に懇願を続ける。

 まだ彼女は知らない。自分がこれから明日の昼まで、男たちから一切の手出しをされないということを。夜の間に中途半端に自分を慰めてしまったことで、男性器に対する欲求が数十倍にまで膨れ上がってしまうことを。

 

 そして、男たちにイメージを押し付けられ、時間の流れを何倍にも引き延ばされた状態で翌朝まで放置された自分が、明日の昼間にこのビーチでどれほどの痴態を晒すことになるかなど、この時のミサキには予想すら出来ないことであった。

 

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