私はとても腹立っている。目の前で堂々と喋るこの男に。
私はとてもムカついている。開き直りとかそういう問題かと思う位に喋るこの男に。
私はとてもイライラしている。何十人、、、何百人、、、何千人もの命を奪ったこの男に。
私はものすごく呆れそうになっている。この男の発言一つ一つに。
私はとても怒っている。この男が行った凶悪犯罪の数々に。
、、、そして私はすごく考えている、、、この男は自分がなんとかすれば救えたのであろうかと。
はじめまして、私の名前は「飯塚」だ。私は小学校の時からの夢であった警察官になって、早数十年かけてようやく警視庁捜査一課の係長となり、愛する妻と息子の三人で生活をしていたと言っておこうかな。
これはある日の出来事だ。その時の私は、とある町で起きた、ある爆破事件の犯人を調べていたのだ。その道中で、「飯塚」をあきれさせた一人の男と出会うのだった。名前は「小竹」という。この時の「小竹」は43歳の無職で、彼の事については小学校から中学校までクラスメイトであったのを覚えてはいるが、それ以外については全く知らなかった。
「小竹」は彼と近くの公園に行って、話をしようと思った。彼はそれを承諾した。彼は警察官である私の目の前でも堂々としていた。
飯塚「、、、もしかして小竹じゃないか?久しぶりだな。元気にしていたか?」
小竹「飯塚じゃないか、、、久しぶりだなぁ。もちろん元気にしてるぜぇ。それよりもお前、、、本当に成長したよなぁ、、、でもまさか本当に警察官になるとは、俺は思わなかったがなぁ。」
飯塚「、、、そうでもないよ小竹。俺は夢を本気で叶えようとした。、、、そういう人生を送ろうと今も努力をしてるだけだよ。」
小竹「ほぉぉぉぉぉぉ、、、すげぇや飯塚はなぁ、、、俺は残念ながら、後悔ばかりの人生を送ってしまったのだよ。本当にな、、、情けないぜ。」
飯塚「小竹?、、、どうしてそんな事が言えるんだい?」
小竹「、、、それはなぁお前とは違ってさ、俺は地獄に行く事を選んでしまったからなんだよなぁ。」
飯塚「地獄?あの地獄か?地獄へ行く事を選んだってどういう事だ?」
小竹「よし、、、、、、この際教えてやろうか。俺が地獄への行くまでの道のりってやつをなぁ。」
飯塚「地獄へ行くまでの道のり、、、?何かあったのか?」
小竹「あぁまぁな。、、、これはなお前にだから話せる事なんだよ。」
飯塚「そうか、、、よし、分かったよ小竹。小竹が何故、地獄への道のりを選んでしまったかを俺に教えてくれないかな。」
小竹「あぁ、、、でも、絶対に最後まで聞いておくれよなぁ。自分で言うのもなんだが、地獄って言ってる位だから話はマジで闇深い地の底の更に底だからなぁ?覚悟して聞いてくれよなぁ?」
飯塚「、、、、、、もちろんだよ小竹。それに警察官として聞きたい事もあったしな。」
小竹「よし、、、じゃあ良く聞いてくれよな飯塚。何故俺は地獄へ行く事を選んでしまったか。その訳をな、、、」
そしてこの地獄への道のりというものは、本当に「小竹」が地獄へ行く道のりであったとは、この時まだ「飯塚」は知らなかったのであった。これは、「小竹」が地獄へ行く道のりの最後に起きた出来事であった。