※この作品はR-18です。

悪辣   作:たかシルト真姫

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第五章 誤った道のり

「小竹」にとっては殺人は別にたいした事ないのであった。

そして、もうそうとしか思えない「飯塚」にとっては、「小竹」の発言一つ一つは怒りとあきれを覚えるものばかりであった。

「小竹」は中学校の事も話始めた。

小竹「はぁ、、、中学生の時も最悪だったなぁ。」

飯塚「、、、例えるならば悪夢をいくら追い払おうともそうはさせてくれなかったみたいな感じだったな。」

小竹「あぁ、それが1番正しい例えだなぁ。俺は中学生の時もとにかく最悪というものが相応しすぎた。本当に初っ端から暴行したからなぁ。」

飯塚「それで謹慎処分くらってたよな。」

小竹「あぁ、おかげさまで色々とついていけなかったよ。、、、でも謹慎処分中も大変だったんだぜ。本当に。」

飯塚「それはどうしてだ?」

小竹「いじめてきたやつらが、謹慎処分中に俺の家に来てな、、、確か中山と、、、築城と、そして剣もか、、、めんどくさいから人目のつかないところで殺したがな。」

飯塚「、、、俺には本当に理解が出来ないよ。」

小竹「あいつらはそもそも俺に対しても殴ったくせに俺だけ謹慎処分だからな。俺はそんなに殴ってないのに頭きていたからな。」

飯塚「それが事実だとしても、証拠がなぁ、、、」

小竹「確かにそれに関してはないと言わざるを得ない、、、だがな、、、あの先生だけはハッキリとある、、、証拠がなぁ!」

飯塚「あの先生ってもしかして荒木先生か?」

小竹「そうだぜぇ。覚えてるだろ。」

飯塚「ああ、もちろん覚えてるよ。よくお前と言い合いが絶えなかったのを。あの時俺は見ているだけしか出来なかったなぁ。」

小竹「まぁ実際の雰囲気はそうだったな。荒木先生は本当にどうしようもなかったからな。」

飯塚「、、、何故そう言える?」

小竹「荒木先生はな、必ず俺を敵視していた。俺がやってない事を俺のせいにしたし、極めつきはカンニングだ。」飯塚「カンニング?」

小竹「お前は知らなかったのか?剣が荒木先生の甥っ子って事を。剣はカンニングし放題だったんだぜ?だから剣はテストはいつも100点だっただろ?」

飯塚「、、、俺は全然知らなかった。」

小竹「証拠に剣の後追っかけて見たら案の定荒木先生と一緒さ、行き帰り道が同じ生徒もよく見てたろうよ。剣が必死に荒木先生と会話してたとか言ってたなぁ。」

飯塚「それは、状況証拠しか残ってないなぁ。」

小竹「そりゃ当たり前だろ。カンニングしているかはカメラでもないと無理だ。あの学校に防犯カメラがないのは知ってるだろ。」

飯塚「、、、ほかの学校はあったのにあの学校は全くなかったからな。」

小竹「荒木先生はとにかく卑怯という言葉が似合う先生だったよ。俺はあんなの先生とは言わないぜぇ。」

飯塚「そういえば荒木先生って卒業式前に死んだよな。あれも、、、まさか?」

小竹「そうだ。俺が殺したんだぜ。自殺に見せかけてな。」

飯塚「、、、、、、そうか。」

小竹「剣を殺した罪を、あの荒木先生に擦り付けたのさ。俺が荒木先生に罪をきせたようになぁ。荒木先生もわかっただろうよ。罪をきせる怖さをなぁ。味わったから分かるとは悲しいもんだぜ。」

飯塚「それを聞いているこっちが悲しい思いになるのだがな。」

小竹「なぁ飯塚、中学校なんてこんなものかねぇ?こんな学校生活なのかなぁ?」

飯塚「、、、それは俺が知りたい事だよ。」

この「小竹」は本当にどうしようもない。周りもそうなのだが、「小竹」そのものも本当にどうしようもないのだ。これ以上の言葉が見つからない。「飯塚」はまだ困惑しながら「小竹」を見つめるのであった。

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