金星の女神、イシュタル。
豊穣と破壊を司る、至高の女神にして最悪の女神。
無論、通常であればカルデアで召喚などできるはずもない。
しかし、例外に例外を重ねたイレギュラーは、どこにだって存在する。
第一に、人理修復の影響で召喚システムが通常以上に幅広くなっていたこと。
第二に、ある人間にイシュタルが憑依し、疑似サーヴァントとして召喚されたこと。
格を落とし、かつハードルが下がっていたが故に起きた偶発的な女神の召喚。
職員たちは最速でイシュタルの鎮圧作戦を開始。
女神と人類の戦いは、唐突に幕開けた。
結論を言うと、犠牲は予測を遥かに下回る量だった。
人間を依代にした分、イシュタルの力が弱体化していたこと。
ステンノとエウリュアレという前例の有無。
魔女謹製、神霊封じの道具の存在。
それらが噛み合った結果、僅か数十人の負傷者のみでイシュタルの無力化に成功。
だがイシュタルは傲慢で我が強い。
協力を要請するも、当然イシュタルはこれを拒否。
よってカルデアはまず、イシュタルの心を折りにかかった。
「うっ、うぅ……!」
カルデアの男子便所の片隅に、イシュタルは厳重に拘束されていた。
扇情的な衣装は全て剥ぎ取られ、用を足しに来た男たちへ裸体を晒している。
首・両腕・両足・腰には神霊封じの鎖が繋がれ、彼女の力を人間レベルにまで落としている。
家畜か奴隷のような姿で、イシュタルは土下座の姿勢を取り続けていた。
いや、その姿勢を強制されていた。
地面や壁、天井に固定された鎖は、イシュタルの自由を奪っている。
イシュタルは指一本自由に動かせず、その場に縛り付けられているのだ。
人の上に立つ存在が、人々に全裸で頭を伏せている。
その屈辱と羞恥の心で、イシュタルの顔は赤く染まっていた。
そしてその姿は、職員たちの留飲を下げる。
傲慢な彼女の被害者たちは、薄笑いを浮かべながらイシュタルの無様な姿を眺めていた。
突き出された尻を叩き、罵倒し、頭を踏みつける。
罵詈雑言を放ちながらも姿勢を変えることのできない女神を、職員たちは嘲笑う。
アンモニアの立ち込める悪臭の中で、イシュタルは一週間の時を過ごした。
一週間の時が立つと、イシュタルの扱いはより粗雑なものとなっていく。
神の威厳を失った今、彼女はただの口の悪い女でしかない。
「ぐっ、うぅ、あぁっ……!」
美しい白肌は見る影もなく、あちこちが汚れている。
膣と尻穴には掃除用具の柄が突っ込まれ、イシュタルの体内を犯していた。
全身には靴跡が無数に残っている。
定期的に“清掃”の名目で冷水を浴びせられ、彼女の体からは水滴が滴り落ちていた。
肉体よりも精神を嬲る暴行は、絶え間なく続いている。
尊厳を徹底的に攻撃された彼女は、日に日にその強気な態度を失っていた。
「あ、あぁ……」
さらに一週間が経過。
イシュタルの精神は限界を超え、壊れる直前だ。
瞳は虚ろで、反応も鈍い。
言葉は忘却し、開ききった口からは呻き声のような音しか漏れ出てこない。
調教の完了を確認し、魔女は鎖を解く。
そしてイシュタルを、今度は小便器へと座らせた。
男が用を足す容器の中へと収められ、イシュタルは再び鎖で固定される。
手足だけをだらりと外に出し、胴体は全て便器の中へと入った状態だ。
イシュタルは神から人に落ち、そして器物へと堕ちた。
イシュタルを利用する者は多かった。
彼女の全身が白い液体も黄色い液体も全てを受け止める。
洗浄用の水を頭から被りながらも、イシュタルは動かない。
ただ外的刺激に呻き声を上げるだけで、文句一つ口にはしない。
絶対に動けないという絶望は、それだけで心を破壊する。
何をしても無駄だという諦観が、彼女から自我を奪い去った。
女神の美貌に、男は欲望を肥大化させる。
彼女を汚したいという思いを抱き、それを本人に解き放つ。
性に汚れる彼女の姿に、男はより強い興奮を抱く。
無限に終わらない輪廻が、ここに誕生した。