巴御前は、鬼種との混血という珍しい出自のサーヴァントだ。
その血は極めて濃いものの、本人の強靭な意志により鬼の暴力性を抑え込んでいる。
彼女は極めてマトモな、人格者であると言えるだろう。
「何か?角?頭に? いえ、何も。何もありません。ありませんのでお伝え致しません」
問題が表面化したのはその言葉からだ。
彼女は己が混血であることを、頑なに認めようとしない。
カルデアは彼女が巴御前であることも混血であることも、当然理解している。
だというのに、彼女はあくまでも白を切る。
虚偽の申告には罰を与えなければならない。
そう警告しても、彼女の答えは変わらなかった。
故に、彼女は罰を受けた。
「ぐぅ、ふぅっ……!」
秘部と尻穴に二本のバイブを咥えながら、巴御前は呻く。
一切の衣服を身に着けず、動物のように彼女は啼いていた。
結合部からはポタポタと愛液が滴り落ち、床を濡らす。
バイブの振動音と彼女の呻き声だけが、部屋に絶え間なく響いていた。
「ぐっ、うぅ……」
一時間後、バイブの振動が止まる。
目の前に立つ職員が、同じ質問を繰り返す。
己の血に混じる鬼を認めれば、罰は終わると。
しかし巴御前は黙って首を振るだけだ。
職員は小さくため息を吐くと、手元に置かれた機械のスイッチを入れた。
「――う、ぐッ」
バイブは再び振動を再開する。
今度は、生き物のようにうねり動く。
先程とは違う刺激に、巴御前は苦悶の表情を浮かべる。
体の内部をかき回される感覚に、彼女の体は敏感に反応していた。
「――ッ!」
ビクンと、巴御前の体が大きく跳ねる。
多量の愛液を噴き出しながら、彼女は絶頂した。
足元の水溜まりはどんどんその大きさを広げていく。
人間であれば脱水症状を起こしていてもおかしくないほどの水分量だ。
手を変え品を変え、一時間区切りで彼女は責められ続けている。
そして同じ質問が投げかけられ、彼女は首を振る。
その繰り返しだ。
すでに十二時間が経過しているが、彼女は認めない。
鬼種であることが悪いわけではない。
彼女はその血を制御できているのだから。
そう呼びかけても、彼女の答えは変わらなかった。
二十四時間が経過した。
全身を鎖で拘束され、巴御前は身動き一つ許されない。
四肢を背中側で一纏めにされ、海老反りのような姿勢で地面に転がされている。
最初に比べ段違いに太いバイブが、巴御前の秘部と尻穴を押し広げていた。
両乳首とクリトリスは細いワイヤーのようなもので括られ、僅かな動きでも彼女に多大な性の刺激を与えるように調整されている。
「う、あぁ……」
丸一日の責めに、巴御前の精神は崩壊しかけている。
瞳は虚ろで、声は弱々しく、意識があるのかすら疑わしいほどだ。
しかし、一時間ごとに行われている職員の質問には否を唱え続ける。
動作は緩慢で、明確な声は聞こえない。
それでも、彼女は否定を続けている。
これ以上は彼女が壊れてしまうかもしれない。
だが、だとしてもカルデアは彼女のみを特例とするわけにはいかない。
巴御前の膣内でバイブが膨れあがる。
拡張を目的として開発されたそれは、彼女の穴をどこまでも凌辱する。
「ぎ、いぃ、ぐぅっ!」
すでにバイブは男根どころか人の腕程度にまで太くなっている。
ミチミチと嫌な音を立てながら広がる感覚に、巴御前は悲鳴を上げる。
「――ッ!」
もう何度目になるかも分からない絶頂。
痙攣する体。
そして、その動きで新たな刺激が発生する。
性的刺激を受ければ受けるほど、さらに強い刺激が生まれる。
それは完全な生き地獄だ。
嘆きと悲鳴とを混ぜ合わせた声が、巴御前の喉から漏れる。
三十六時間が経過した。
職員は交代し、事務的に質問は繰り返される。
しかし彼女は決して折れない。
であるが故に、彼女の地獄は続く。
彼女が耐え続ける限り、この地獄が終わることはない。