「やぁ、お疲れ様」
深夜。
仕事を終えて就寝前のシャワーを浴びようとした職員を、キルケーは出迎えた。
定員一名のシャワールームで、いったいどれほどの時間待っていたのか。
そんな疑問を抱く職員へキルケーは体を預け、ピトリと抱き合うような姿勢で密着する。
「君の疲れを癒してやりたくてね。大丈夫だ、君はただ私に身を委ねてくれればいい……」
妖艶な台詞を、キルケーは顔を真っ赤にして口にする。
幼い容姿も相まって、背伸びをしている印象がどうしても拭えない。
しかし体は正直だ。
全裸の美女に密着されたことで職員の男根はみるみるうちに大きく膨らんでいく。
「ふふふ、なんだい私もちゃんとできるじゃないか! 見ていたまえ、すぐに極楽に連れていってあげるから!」
キルケーはボディーソープを両手で泡立てると、泡を職員の男根に纏わせる。
自分自身の両手をスポンジ代わりに動かし、男根を清掃していく。
右手で竿を扱き、添えた左手は玉を撫でまわすように。
仕事漬けで溜まっていた疲れと性欲を、職員は一気に解き放った。
「――ひゃッ!」
多量の精液が眼前でしゃがみこんでいたキルケーの顔に降り注ぐ。
紅潮したキルケーの頬が白濁液に塗り潰され、ゆっくりと地面へ流れ落ちていく。
「凄い量と臭いだ……ずいぶんと溜まっていたんだね……」
キルケーは追加の泡を出し、自分自身を泡で覆う。
そして職員の腰に手を回すと、正面から抱き着いた。
「んっ……」
そしてそのまま、キルケーは己の体を小刻みに揺らし始める。
今度は全身をスポンジに変えて、職員の体を洗い出した。
キルケーの体が前後する度に、出したばかりの職員の男根は再び膨らみだす。
膨らみに乏しい胸に付いた乳首の感触や男根を擦る腹部の感触が、職員の興奮を煽る。
「何度だって出せばいい。私は全部受け止めて見せるよ」
「――ッ!」
宣言通り、二度目の射精もキルケーは全身で白濁液を受け止める。
上昇する体温と興奮が、二人の息を荒げさせていた。
「――これで四度目……ふふ、すっかり君も私の虜だね」
四度目の射精を両手で受け止め、キルケーは嗜虐的な笑みを浮かべる。
自分が優位に立ったことで魔女としての自尊心を取り戻した様子だ。
「――え、飲んで欲しいって……?」
だが、そんな余裕も一瞬で消失する。
職員の投げかけた希望に、再びその顔は羞恥の色に染まりだす。
「き、君の願いならば聞き届けないわけにはいかないね。うぅっ……んぐっ、ぐっ……!」
数瞬の躊躇いの後、キルケーは一息に白濁液を口元へ運ぶ。
ドロリとした液体は喉に引っ掛かり、キルケーは苦し気に嚥下した。
「ぐ、ふぅっ……どうだ、満足かい? この程度私には……ひぅっ!」
職員はキルケーの腕を引き寄せると、背後から抱きしめるような姿勢で拘束する。
左手を腰に回して離れられないようにすると、右手を彼女の股へと伸ばす。
「こ、こらっ。君はただ私に身を委ねれば……ひぎぃッ!」
長時間の奉仕で興奮が高まっていたキルケーは、数秒膣を愛撫されただけで絶頂した。
噴き出た愛液がキルケーの太股を流れ、地面へと落ちていく。
ピクピクと痙攣を繰り返すキルケーの膣へ、職員は己の肉棒を突き入れた。
「ぎッ、いぃ、ぐぅっ……!」
呻き声と悲鳴を半分に割ったような声がキルケーの喉からこぼれ出る。
水音を室内へ響かせながら、一突きごとにキルケーの表情は蕩けていく。
「――ッ!」
大きく音を立てて、キルケーの膣内へ多量の精液が注がれた。
今日で五度目の射精とは思えないほどにその白濁液は多く濃い。
「ぜっ、ひゅ、き、君はなにを考えて……ひ、ギィッ!」
職員は射精したまま肉棒を抜き取ることなく、再びキルケーの膣を犯し始める。
性欲に溺れ、正気を失った様子で腰を振る姿は、魔女に魅入られた生贄と呼べるかもしれない。
しかしその魔女当人は己を貫く肉棒に囚われたままだ。
悲鳴じみた喘ぎ声は砂糖のように甘い。
更に三度の射精を経て、ようやく職員は去っていく。
シャワールームには立っていられないほどに疲弊したキルケーだけが残された。
シャワーヘッドから流れる温水が、キルケーの体に付着した汗と精液を洗い流す。
「私の力が必要になれば、いつでも呼んでくれ……私はいつだって、君たちの助けになろうじゃないか……ああ、だから、だから捨てないでくれ、傍にいてくれよぉ……」
キルケーの虚ろな目はすでに誰も映してはいない。
ぶつぶつと誰にも届かない言葉を吐き出しながら、大魔女は誰かを待ち続けていた。