※この作品はR-18です。

英霊矯正施設カルデア   作:セイラム

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BB(拘束)

 ムーンキャンサー、BBペレ。

 あるいは水着BB、もしくはBBホテップ(自称)。

 

 彼女の詳細を簡潔に解説しようとするのは不可能だ。

 なにせ例外に起きた例外がイレギュラーを起こしたような産物である。

 

 よってここでは彼女の正体ではなく、彼女が何をしでかしたのかだけを記そう。

 率直に言って、彼女はちょっとした悪戯心で世界を支配したのだ。

 “正しい歴史”とは少々違う方法と趣向で、彼女はカルデア全体の時間をループさせた。

 

 終わらない一日。

 カルデア全体を世界の時間軸から遮断し、力技で独立させた。

 

 “この世界”には彼女にとって特別な人間はいない。

 故に“正しい歴史”と比べて歪んだ結果で、暗躍は実行された。

 

 邪神の権能を操る彼女の手にかかれば、ただの人間など何もできない。

 何かされたと気付くことも出来ずに、カルデアは彼女の手に堕ちた。

 

 適度に楽しんでかき回し、職員やサーヴァントを苛め抜いて遊ぶ予定だったBB。

 しかし彼女にとって想定外だったのは、このカルデアが既に狂っていたこと。

 

「豚になぁれ」

 

 とは、別世界の彼女の言葉だが。

 このカルデアには、既に家畜と化したサーヴァントが存在する。

 

「……え?」

 

 召喚された直後に支配を開始したBB自身、全容を把握した瞬間に硬直した。

 組織運営という観点を大真面目に議論した結果生まれた混沌を、根は純情な彼女の脳は受け入れられなかったのだろう。

 

 だから、彼女は失敗した。

 家畜小屋の惨状に凍り付いていたBBは、家畜と化したサーヴァントたちに捕らえられたのだ。

 

 

 

 同族を迎えるように、BBは彼女たちに拘束された。

 神性を新たに得ていることが裏目に出た。

 力を行使する前に、魔女によって彼女の力は封じられる。

 

 無論、大魔女の力をもってしてもBBの権能を抑え込めるはずもない。

 重ねて令呪を三画。

 全力で、それでも一日が限界だ。

 

 だが、このカルデアは一日を繰り返す。

 一日自由を奪われるということは、つまり永遠に自由が来ないということだ。

 

 過剰なほどに繋がれた鎖が、BBの自由を奪っていた。

 身じろぎ一つとれない状態。

 蹲踞の姿勢で、BBは拘束されている。

 

「ご、おぉっ……!」

 

 備品として用意されていたバイブが、彼女の膣へとねじ込まれる。

 豚のような悲鳴が、彼女の喉から搾り出された。

 

 バイブは小刻みに振動を続け、彼女の精神を痛みと快楽で埋め尽くしていく。

 必死に逃げ出そうとするBBだが、蓑虫のようにもがくことしか彼女には許されない。

 

「――ッ!」

 

 愛液を噴き出しながら、彼女は絶頂する。

 ピクピクと痙攣する肉体。

 しかしバイブは振動を止めることはない。

 

 倒れることも許されず、BBの全身から力が抜ける。

 ジャラリと音を立てて鎖が揺れ、彼女の体重を支えていた。

 

 心を折るための手荒な歓迎を、BBは日が変わるまで受け続けた。

 彼女が絶頂し気を失った回数は、もはや数えきれないほどだ。

 

 

 

「あ、がぁっ……!」

 

 日が変わり、五度目の初日がやってきた。

 BBは歓迎を受け続ける。

 

 気を失っている間に一日が始まり、BBは拘束を受ける。

 彼女以外はループに気付くことはない。

 ただ倒れている危険人物を拘束し、事務的に調教を行う。

 

 繰り返す毎日に、BBの精神はすでに崩壊していた。

 自分で作りだした現状を打開する方法を思考することもできず、苦悶の声を上げ続ける。

 

 褒美を望むサーヴァントが、罰を恐れるサーヴァントが、従順となったサーヴァントが。

 このカルデアにいる全てのサーヴァントが、彼女の敵だった。

 

「――ッ!」

 

 もう何度目になるかもわからないBBの絶頂。

 痛みと快楽を与え続けられた肉体は、電気が流れたように痙攣を繰り返す。

 

 二度目の初日に、涙や懇願が意味をなさないことを理解した。

 四度目の初日に、言語を話す余裕すらなくなった。

 

 もはやBBは喘ぎ声を上げるだけの肉人形だ。

 二十四時間、彼女は代わる代わる現れる職員とサーヴァントに趣向を変えて犯され続ける。

 

 BBの脳内は苦痛と快楽で埋め尽くされている。

 永遠に続く地獄を嘆くことすら、今の彼女には不可能だった。

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