「どうでちょうか、お口に合うとよいのでちが……」
紅閻魔が用意した食事は豪華絢爛、どれも非常に美味しいものだ。
材料、調理、そのどちらにも一切の隙が無い。
しいて言えば、食材に若干の偏りが見られることが気になる程度。
鰻、山芋、オクラ、牡蠣、豚の肝臓にほうれん草……。
精力増強として有名な食材が中心に据えられている。
おかげで、先ほどあれだけ発散したというのに職員の肉棒はもう元気を取り戻していた。
その様子に、紅閻魔はちらりと“新入りの従業員二名”を見やった。
BBとコヤンスカヤはお客様のもてなしを満足に行えなかった罰として部屋の壁際に立たされていた。
膣内へと丹念に注がれた精液をこぼさないようバイブで蓋をしたまま身を捩じらせている。
姿勢を崩したりバイブが抜け落ちると折檻が待っているため、両者は膣に力を入れて快楽を必死に堪えていた。
「こんな貧相な身なりでは役者不足でちょうが……あの二人の無様な様を目の保養にでもちてくだされば……」
そう言って紅閻魔は職員の正面に姿勢を移し、腰に両手を回して己の膣に肉棒を挿入した。
恋人同士が抱き合うような姿勢だが、両者の体格差を考えると父に甘える娘と言った方が適切だろうか。
無論、お互いの性器が連結している以上、そのような微笑ましい光景ではないのだが。
「お、ぐぅ、おぉっ……」
紅閻魔の小さな肉体に、ルーンで強化された肉棒はあまりにも大きすぎた。
苦悶の声と共にゆっくりと肉棒は膣内に飲み込まれ、紅閻魔の腹部が肉棒の形に合わせて膨らんでいく。
BBやコヤンスカヤとは違う圧倒的な締め付けの強さに、職員の性欲は容赦なく活性化する。
根元まで肉棒が挿入されたと同時、膣の最奥へ向けて大量の精液が放たれた。
「──ッ!」
痛みと快楽で真っ赤に顔を染めた紅閻魔の小さな膣では収まりきらず、結合部からはボタボタと精液が滴り落ちる。
あまりの衝撃に気を失いかけた紅閻魔だが、女将としての矜持で何とか耐え、引きつった笑みを職員へと浮かべた。
「お気に召ちて頂け──ッ」
一度の射精で肉棒が萎えるはずもなく。
感謝の言葉を述べる間もなく、紅閻魔は乱雑な獣のピストン運動に人の言葉を発声する権利を奪われた。
残った食事が覚めてしまうほどの時間、紅閻魔はその小さな雌穴を蹂躙され続けたのだった。
度重なる性行為で流した多量の汗。
気分をさっぱりとさせるべく、職員は紅閻魔に勧められた温泉へと向かう。
犯され続け限界の近い紅閻魔は既に席を外しているため、案内は引き続きBBとコヤンスカヤが行うこととなった。
四つん這いになったBBとコヤンスカヤの背中を輿代わりにして、職員は廊下を進む。
姿勢を崩しお客を落とせば先ほど以上の折檻が待っていることを理解しているBBとコヤンスカヤは、珍しく息を合わせて一歩一歩歩を進めていった。
ゆっくりと動く景色の先には、様々なサーヴァントたちが見えた。
右の宴会場では葛飾北斎が己の膣に筆を挿入し、腰を振りながら春画を描いている。
左の宴会場では茨木童子が角を鷲掴みにされ喉奥を犯されている様を肴に、酒呑童子が巨大な杯に注がれた酒と精液の混合物を飲み干していた。
織田信長と沖田総司は競うように廊下を雑巾がけし、ローターの刺激で絶頂した紫式部が残した愛液に足を滑らせて障子を破り折檻に怯えている。
様々な痴態を鑑賞し、温泉にたどり着く頃には職員の性欲は完全に回復していた。
脱衣所に到着すると、BBとコヤンスカヤは立ち上がった職員の服を恭しく脱がせにかかる。
ゆっくりと焦らすような仕草だが、荒い鼻息や垂れた涎を見れば二人が発情しているのは誰の目から見ても明らかだ。
裸になった職員は我慢が聞かない子供のように自然と早足になり、二人を引き連れて温泉の扉を開いた。
温泉はかなりの広さだが、利用者は他に誰もいない。
時間帯に恵まれただけだが、職員は広大な温泉と二匹の雌を独占する権利を得たのだ。
「お背中、失礼しますねぇ……」
豊満な胸の谷間に石鹸を挟み、BBは己の乳房をスポンジ代わりに泡立てると、椅子に座った職員の背後から抱き着いた。
そのまま肉体を上下に動かし、職員の背中を洗っていく。
ぴんと立った乳首が擦れるたびにBBの喉からは甘い吐息が漏れ、耳元で囁かれる声は催淫効果でもあるのかと疑いたくなるほどに淫靡であった。
「では私は、正面から……」
コヤンスカヤは己の局部を洗体道具に見立て、職員の右手を手に取る。
そのまま股を開いて腕にまたがり、見せつけるようにゆっくりと腰を前後させていく。
右腕が泡塗れになれば左腕、そして次は指を一本一本膣内で洗う。
美女二名の肉体を利用した洗体は包み込まれるように柔らかく、そして淫猥であった。
「で、では……“ここ”もしっかりと綺麗にさせ……ッ──!」
もう誰も我慢などできない。
上半身の次は下半身。
職員の限界までそそり立った肉棒はコヤンスカヤの膣内へと一気に収まった。
正面から抱き着かれコヤンスカヤの乳房の感触が全面いっぱいに広がる。
背後ではBBが先ほどよりも力を込めて抱き着き、己の胸の柔らかさを主張してくる。
四つの乳房に体を包まれながら、睾丸は無尽蔵に精液を生産し続ける。
「ッ──!」
たった一度の射精でコヤンスカヤの膣内は精液で溢れかえる。
結合部から零れ落ちる精液の量が、職員の興奮を物語っていた。
そして無論、その一発で終わるわけもなく。
全身の泡を洗い流すのは、合計四発もの射精がコヤンスカヤの膣を襲った後であった。
温泉に浸かれば、肉体の疲労が解けて消えていく錯覚に襲われる。
一般的な温泉の入浴でもそうなのに、今の状況はそれを遥かに超えているのだから当たり前ではあるが。
コヤンスカヤは職員の背後で椅子となって共に温泉に浸かり、乳房をネックピロー代わりに利用されている。
BBは湯船から飛び出した肉棒を胸で挟み、収まりきらない先端を舌先で舐めまわし……所謂潜望鏡パイズリ奉仕を行っている。
高級風俗でも受けることができないようなサービスに、疲労と理性は解け落ちていく。
後に残った本能は思う存分に性を発散し、熱気でのぼせるまでこのサービスは続いたのだった。