復讐者、反英霊、狂戦士。
カルデアのような秩序と相容れないサーヴァントの数は、それこそ数えきれない。
今回新たに召喚された英霊もその一種。
鬼種、酒吞童子。
文字通り人を『骨抜き』にする彼女。
そんな存在を、人が言葉などで抑え込めるはずもなく。
カルデアは早々に彼女の戦力利用を諦めた。
いかに強大な力であろうとも、制御できないのであれば意味がない。
酒吞童子という存在は、赤子の目の前に置かれた核の発射スイッチに等しい。
気まぐれで協力した翌日には周囲の職員を轢殺したとて一切不思議はないのだ。
以前召喚された茨木童子という前例を参考に、彼女との争いは執行される。
そして多くの被害を出しつつも、鬼は人に敗れ去った。
そして彼女は有効利用される。
カルデア内の備品として、彼女の美しい姿は極めて有用であるが故に。
「ご、おォォ……!」
喉の奥に流し込まれた白濁液を盛大に吐き出して、酒吞童子は呻き声を響かせる。
専用の施設に幽閉された彼女は、一日中その口内を犯され続けていた。
ギロチンにかけられた死刑囚のように、頭部以外を拘束された彼女。
腰から下は専用の金属塊に固められ、壁に埋め込まれたような状態だ。
上半身のみを表に出した状態は、まさに備品と呼ぶに相応しい。
さらに厳重に、その上半身にも拘束がなされている。
後ろの壁に鎖で繋がれた首輪により、常時締められ圧迫される細い首。
両目は隠され、口ははめ込まれた開口具で開け放たれた状態だ。
壁から角の生えた童女の体が生えた状態は、見ようによっては趣味の悪いインテリアのよう。
だが白濁に染まるその姿は、どうしようもなく男の劣情を煽るのもまた事実だ。
今日も利用者は後を絶たない。
職員は固くそそり立った己の肉棒を、大きく開いた鬼の口へと突っ込んでいく。
「ぐ、ぐむゥ……!」
小さな口に肉棒をねじ込まれ、酒吞童子は悲鳴を上げる。
いや、正確には悲鳴を上げることもできていない。
喉の奥にまでねじ込まれた肉棒は、彼女に声を上げる自由すらも与えてはいない。
徹底して酒吞童子は備品として扱われ、生き物としての尊厳を奪われる。
それは決して性的趣向などではなく、いかにカルデアが彼女を恐れているかという証明だ。
酒吞童子は全てを溶かす魔の鬼。
手足を縛ろうとも、彼女の視線や言葉が男を惑わせ溶かす。
女の喘ぐ声や快楽に歪む顔を見たいと拘束を緩めて殺されたなど、笑い話にもならない。
だからこそ、厳重に拘束は徹底される。
あまり大きな声では言えないが、女の穴さえあれば興奮するのが男という生物だ。
ましてその姿が美しければ、文句など出るはずもない。
設置から僅か数日で、酒吞童子という精処理施設は大盛況だ。
彼女の喉は多量の精を飲み込み、限界を迎えた頃に吐き出される。
そして既定の時間に彼女ごと周囲が洗浄され、綺麗になった彼女は再び犯される。
「──ッ!」
酒吞童子の体内に、再び精が流し込まれる。
息苦しさに咳き込み、涙ながらに顔を上げればそこには既に次の客が待ち受ける。
休む暇などありはしない。
角を取っ手代わりに掴まれ、乱雑に肉棒が喉へと押し込まれた。
吐き出した分を取り戻させるとでもいうように。
絶え間なく注がれる白濁液は、彼女の腹部が目に見えて膨らむほどの量だ。
「がッ、ぐゥ……!」
呻くような、声ではない音が酒吞童子から漏れる。
繰り返される凌辱は、彼女に思考する時間すら与えてはくれなかった。
限界を超えるまで精を注がれ、限界を超えると肉体の反射で嘔吐する。
冷水で乱雑に清掃されると、休む暇もなく再開される。
そんな地獄が、酒吞童子にとっての日常だった。
彼女の口が酸素を取り込めるのは、一部の例外が客として現れた時だけだ。
率直に言って、小児性愛者の時だけ。
彼らは早朝や深夜の空いた時間を利用して、酒吞童子を愛玩する。
頬を、胸を、首を舐め回し、両手で体を撫でまわす。
「ぅ、ぁ……」
膨らみに乏しい胸を刺激され、快楽が酒吞童子を飲み込んでいく。
苦痛はないが、不快感は沸き上がる。
開口具のせいで碌に文句を口にすることもできない。
ただ玩具のように弄ばれるのを甘受するというのは、酒吞童子にとって犯されるのと同等かそれ以上の精神的苦痛だった。
乳首を指先で転がすように摘ままれる。
徐々に固くなる感触に職員は興奮を高め、息を荒げている。
酒吞童子の喉から我慢しきれない声が漏れるのを悦び、敏感な部分を刺激し続ける。
胸を、首を、脇を。
撫で、摘まみ、吸い、欲望のままに遊ぶ。
快楽だけは感じてしまうのが、酒吞童子にとっては余計に腹立たしかった。
下腹部が疼き、膣が蜜を生み出しているのを感じる。
だというのに小児性愛者は酒吞童子を弄び満足すると去っていくのだ。
「う、うぁ……」
呻き声に似た声が、誰もいない空間に反響した。
高まった興奮と疼いた体だけが残され、酒吞童子の一日が終わる。
厳重な拘束のせいで、己を慰めることも許されない。
お預け状態のまま、朝まで彼女は放置される。
あれだけ辛い凌辱を心のどこかで待ち望んでしまうほどに、彼女の心は壊されていた。