MOD盛り盛りのスカイリムでドヴァキンの従者プレイ~雇い主が万年発情期なんだが~ 作:Ingwelsh
~ジョルバスクル~
自分の鎧を整え終えたBeatriceは、俺を引き連れて階段を降り、ジョルバスクルの扉を開けた。
ジョルバスクル、スカイリムに古来から続く戦士集団・同胞団の本拠地となる酒場だ。
中にいる戦士たちは皆誇り高く、自分の腕前と仲間たちに無二の信頼を置いている。
ゲーム中でも依頼を受けては各地でモンスター討伐なんかに精を出しており、俺も何度かドヴァーキンを仲間に加わらせたものだ。
なので俺は、ほんのり期待をしていたのだ。あの誇り高く気持ちのいい、ヴィルカスやファルカス、アエラと直接対面できることに。
だが。現実は非情だった。この上なく非情だった。
「おっ、んおっ、んんんっっ!」
「あぉぉぉぉっ、うっ、うぉぉぉっっ!」
中に入るなり、野獣のような野太い喘ぎ声が耳に飛び込んでくる。同時に響くパンパンパンと、肉と肉のぶつかる音。
音のする方に目を向けると、ファルカスとアシスが肉体的に繋がっていた。正確に言うとファルカスがアシスにケツを掘られていた。
サークルの一員であるファルカスが。同胞団の幹部の一人であるファルカスが。一団員であるはずのアシスに。ケツを。
まるで獣同士のまぐわいのように激しく裸体を絡ませ合う二人と、それを大道芸を見物するかのように眺め、喝采を送る他の団員。
倒れ込みそうになる身体と頭を、柱に手をついて必死で支えた。玄関で卒倒しなかった自分を全力で褒めてやりたいくらいだ。
「今日も激しくヤってるわね」
対してBeatriceはいつものように平然としていた。野太い嬌声を物ともせず足を進めていく。
普段から肉欲に溢れる生活を送っている彼女のこと、何とも思わないのは分からなくもないが、だとしても平然とし過ぎている。俺は色々と打ちのめされて頭がどうにかなりそうだってのに。
Beatriceの後をついていこうとしたが、身体がまだショックから立ち直れていなかった俺は、入り口横の椅子に座り込むのが精いっぱいだった。
Beatriceは反対側の入り口付近で立っているアエラと何やら話し込むと、時折ファルカスとアシスの方を見ながら笑っていた。
そしてその時は訪れる。
「「おぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」」
一際大きな声で吼えると、アシスが大きく身体をのけぞらせた。同時に辺りに漂う生臭い香り。直接目にしていない俺でも、何が起こったのかは察した。
ファルカスはケツを掘られながら達してしまったのだ。アシスが生で出したのかどうかはこの際どうでもいい。
サークルの一員が、ヒラの団員に屈服させられてしまったのだ。
俯いて頭を抱えていると、いつの間にか戻って来たのか、Beatriceが俺の肩を叩いてくる。
「大丈夫、トージ? 具合でも悪いの?」
「いや……そうじゃない。事態をうまく飲み込めていないだけだ……」
力なくそう言葉を漏らす俺を見て、Beatriceは俺の背中を軽く叩いてきた。
「サークルの一員があんな風に、雌犬のように屈服させられているのにショックでも受けた?
一応言っておくけど、ジョルバスクルではこの手の情事は日常よ。皆入れ代わり立ち代わり、犯し犯されしてるわ」
その言葉に俺は顔を上げるしかなかった。きっとその瞳は驚愕に見開かれていたことだろう。
同胞団はいつから、そんな獣欲を満たし合う集団になったというのだ?誇り高い戦士の魂はどこへ行った?
「皆、エネルギーの捌け口に飢えているのよ。とにかくエネルギッシュな集団だからね。
山賊退治や巨人退治は勿論しているわ、けどそれにも限界がある。そこで溜まったフラストレーションを発散する手段が、アレなわけ」
そう言ってBeatriceは親指をくいと先程の情事に向けた。見れば既にファルカスもアシスも、先程の激しい情事が嘘のように互いに笑い合っていた。
恐らく精液の受け止め先に使っていたのだろう、皿を持って誇らしげに胸を張っている。随分出したらしい。
「私も一応、同胞団の一員だから、その辺りは慣れているわ。今回の遠出もそれ絡みだし……
だから……あっ、ぅん……」
俺に話していたBeatriceが、途端に身をくねらせ甘い吐息を漏らし始めた。内股になってもじもじしている。なんだ?
「ごめん、出ちゃうみたい……ちょっと、そこで待ってなさい……」
俺に熱っぽい目線で一瞥すると、Beatriceはジョルバスクルの向かって左側、広くスペースの取られた場所に向かっていった。さながら、次の出番を迎えた演者のように。
そしてごく自然に、日常のワンシーンのように、全員の目の前で鎧を脱いで全裸になるBeatrice。そして俺は気が付いた。その腹部が、まるで臨月の妊婦のようにぼっこり膨らんでいることを。
「皆、次は私の番よ……私が卵を産むところを、余すところなく見て……!」
熱を帯びた声が響くや、歓声が同胞団の面々から上がる。Beatriceは足を大きく広げ、M字開脚の姿勢を取って股間をその場の全員にまざまざと見せつけた。
卵を産む。獣人種であるとはいえ、人間のBeatriceが。ならば思い当たるMODはあれしかない。
「あれか……!!」
俺は小さく呻いた。あるのだ、人々に産卵の呪いをもたらすMODが。タイミングが来るとどんな状況だろうとお構いなしに卵を産むようになる、凶悪な奴が。
そして。
「あんっ……! んんっ……はぁぁっ!!」
Beatriceがしきりに甘く、苦し気な声を上げ始めた。力むたびにその身体がよじれ、反り、縮む。
彼女がいきむ度に、同胞団の面々は喝采を送った。応援するような、蔑むようなそれを、一身に受け止めるBeatriceの頬は紅潮して見える。
興奮しているのは誰の目にも明らかだった。
「んあぁぁぁぁぁんっ!!」
そして一際大きな声を上げると、子供の頭ほどもあるかと思われる大きな塊が、その股座から姿を覗かせた。メリメリと彼女の秘所を押し広げながら、その全貌を露にする。
俺はそれを目にして、驚くしかなかった。
「ドラゴンの卵だと……!?」
件のMODは呪いで様々な卵を産むようになるが、その種類によっていくつかに呪いが分けられている。
クモ、魚、鳥、大きな鳥、そしてドラゴン。中でもドラゴンの卵は重量20もある巨大なものだ。それ故、産む個数も少ない。
しかしドラゴンの卵を産む触媒となるアイテムは、ドラゴンくらいしか持っていないはずのものだ。何故Beatriceがそれを?
そうこうするうちに、卵はどんどんとBeatriceの体内から吐き出され、遂に。
「はぁぁぁぁぁぁ……!!」
甲高い嬌声と共に、ドラゴンの卵がごとりと床に落ちた。途端にやんややんやの大喝采が巻き起こる。
だがBeatriceの体内の卵は、この一つだけに留まらないようだ。彼女は再び苦し気な声を上げ始めた。
その後も数分間、Beatriceは喘ぎ続け、産み続け。遂に3つ目の卵を産み落としたところで、彼女はふっと身体の力を抜いた。
「あー……ふぁぁぁ……」
気の抜けたような、力の抜けたような、そんな声を漏らしたBeatriceに、同胞団のメンバーが殺到した。
このままの勢いで襲うのかとも思ったが、そうではない、労いのようだ。次々に労を労う言葉をかけていく。
どうやらBeatriceの産卵ショーは、同胞団の中でも大きな演目であるらしい。産み落とされたドラゴンの卵を高く掲げる団員もいた。
「ほんと……どうなっているんだ……」
俺は身体から力を抜くように、再び大きく項垂れた。
俺の知っているスカイリムとは、同じなようで何かが違う。そんな疑念が頭に渦巻いていた。