なのでとても短いですが、1分の暇つぶしにでもなれば幸いです
女が身を捩る。
己の蜜壺を無遠慮に掻き回す太い指から逃れるための動きに見えるが、それが成功する可能性はほぼないだろう。
その豊満な肢体には幾重にも赤い縄が回され、特に大きな胸と尻を強調させる形で女を拘束しているからだ。
両手を後ろ手にして拘束され、四つん這いという見るからに苦しそうな体勢で蜜壺を掻き回されている女の眦には、涙の粒が滲んでいる。
「も、もうやめて。お願いだからっ」
「誰がやめるかっての」
「ひぐうっ!」
懇願を嘲笑うかのように、男の手の動きが速度を上げた。
「やめてって言いながら、もうシーツまでビショビショだ。この淫乱が」
「イヤっ」
「嫌じゃねえだろ? だからマン汁が止まらねえんだ」
「んっ、いっ、やあっ。嫌あっ!」
「そう言うなって。大好きなGスポを引っ掻いてやっからよ」
「ア゛ッ、ん━━━━!」
蜜壺を犯す男の指が曲げられ、膣壁の中で唯一の海綿体を引っ掻く。
その擦り上げる動きに、女は大きく身を仰け反らせた。
女の年の頃は、20の半ばほど。
ピンポイントの刺激に慣れていなければ本当の快感を得づらいGスポットでこうまで喘ぐのなら、それなりに経験も豊富なのだろう。
いかにも男好きのしそうな肢体をしていて、顔立ちも悪くないのだから当たり前か。
「スゲエ締めつけだ。もうイク寸前って感じだな。いいぜ、イッちまえよ」
「やあっ。ああっ、う゛ぅんっ。……あ゛ア゛━━━━━━ッ!」
女が汗にまみれた身体を大きく震わせる。
それと同時に、その大きく開かされた股の間から透明な液体が迸った。
「ははっ。上手に噴けました、ってか?」
「や、もう。あぁんっ……」
「テメエの膣のうねりで指がGスポットを引っ掻いて、また感じてんのか。ド淫乱にもほどがあるっての」
男の指摘は正しいらしく、女が悔しさに唇を噛み締める。
「んっ」
「さあ、お待ちかねの生チンポだぜ」
「お、お願い。せめてゴムを……」
「知るかよ。おらっ」
「ん゛アーッ! ……ふ、とすぎぃ!」
捻じ込まれる剛直。
それも四つん這いという屈辱的な格好で、獣のようにのしかかられて。
女が逃れようと足掻いて前に出た分、それより少しだけ長い距離を男が詰める。
「ほうら、もう半分も咥え込んでやがる」
「やあぁ。お願い、抜いて。こんなの、こんなのって……」
嫌悪感に勝る、女ならば誰もが感じる充実感。
己の蜜壺にピタリと嵌る、一生に1人出会えるかどうかというほどに相性の良い肉棒。それに貫かれる
快楽に女が身を捩る。
「さあて、まずは最奥の具合をたしかめなくっちゃな」
「待って、お願い。せめてもっとゆっくりっ!」
「知るかよ」
「っくーっ! ゴリッて、頭の先までっ! やっ、奥っ、そんなところをノックしないでぇっ!?」
組み伏せた女を自分のモノにしたという征服感。
それだけでなく、生きていれば誰もがするセックスでそれを成し遂げたという、まるで神にでもなったような万能感。
男はそれらを噛み締めるように、ゆっくりと腰を振り始めた。
「っあ、んうっ、やあっ、あんっ。ダメぇ、抜いて。お願いだからっ……」
「いいぜ。抜いてやる」
「……えっ?」
「ここにたっぷり注ぎ込んでから、な」
「あんっ。限界まで広げられてるのにいっ、そんな奥までっ!」
「キュウキュウ締めつけながら言われてもなあ」
「んっ、深いっ。子宮が潰され、ああっ!」
まるで蜜壺を味わうようなゆっくりとした抽送が、徐々に熱を帯びてゆく。
それと同時に、堪え切れず上がる喘ぎ声と、止める術などない淫靡な水音も大きくなっていった。
「いいな。このオマンコは気に入ったぜ」
「も、もう許してっ。こんなの、また、またイッちゃうっ!」
「イケって言ってんだよ。そしたら、キッチリ孕ませてやるからな」
「やあっ。ダメ、ダメよっ。お願いだから外にっ!」
「知るか」
男が抽送の速度を上げる。
「あ゛あ゛ッ!?」
誰が見ても限界だろうと思える速度で男の下腹部が女の尻に叩きつけられ、抜き差しのたびに蜜壺から白く濁った淫液が垂れてゆく。
「ダメ、イクッ。またイクウッ!」
明らかなラストスパート。
「ほうら、もう少しだ。キッチリ孕めよ。ええ?」
「ダメ、こんなのっ。絶対に赤ちゃんできちゃうっ! イキながら孕まされちゃうのっ!!」
「ほら、俺もイクぞ。このおねだりしてる子宮にチンコ押しつけて、たっぷりと射精してやるからな?」
「ああっ。ダメ、あんっ、イクッ! あ゛あ゛ーっ!」
パンパンパンパン
リズミカルな音と、2人の汗が無機質な調度の室内に散ってゆく。
女は後ろ手に縛られたの手の拳を、その指先が白くなるほどに握り締めている。
男はもう射精する事しか、目の前の、己の肉棒で喉が心配になるほど喘ぐ女を孕ませる事しか考えていない。
「イグッ、イグウッ! ああっ、あんっ、あっ、あ゛あ゛っ……」
「っく。射精るぞっ。孕めっ、孕みやがれっ!」
「んっ、や、っあ゛。イグウッ」
「ああっ!」
膣の中で、肉棒が跳ねた。
「んああ゛ッ! ビュルッて、ひっ、あ゛っ、ん゛ア゛━━━━━━━━ッッ!!」
宣言通り、子宮口に押し付けられた肉棒の尿道から、ビュクビュクと男の精液が吐き出される。
「っは。射精が止まんね」
若さゆえの壊れたような勢いで、子宮口を、その奥の膣肉の行き止まりまでをも精液が叩く。
子宮口を亀頭で擦られるのとはまったく違う種類の快感に、女は成す術もなく果てた。
絶頂へと導かれた。
それを確信した男は最後の一滴までをも女の膣奥に流し込み、ゆっくりとまだ勃起している肉棒を、膣肉のヒダの熱く濡れた感触を味わいながら引き抜いてゆく。
「さあ、お掃除もお願いしますよ」
「え、ええ」
丁寧な口奉仕。
己の白く濁った、通常より酷く臭う淫液を、女は目を細めながらペチャペチャと音を立てながら舐め取る。
それどころかその淫液に、若いとか濃いと言うよりは、青臭さの方が多分に含まれる男の精液の味を感じると、上下させる顔に捻る動きまで加えてそれを味わいながら後戯を施してやり、尿道をチュウっと吸ってから肉棒から顔を離した。
「さて」
「はいっ」
ベッドの隣にあるソファーで服を着た男と向かい合うと、女は先ほどまでの淫靡さなど欠片も見せぬ態度で口を開く。
「今回の実技試験で注意した点があったら聞かせなさい」
「はいっ。今回はM女性との、それも妊娠を希望する女性との性行為であるとの設定でした。ですから前期のSM講義と実技で注意された点に留意しつつ、強姦している、されている気分を感じてもらおうと。それと妊娠を希望なので、孕め、孕ませる、そんなワードを多用してみたんですが。どうでしたでしょうか?」
「そうね。悪くわなかったわよ」
「ありがとうございます!」
「ただし」
「う、はい」
「全体的に、行為が単調すぎるわね。前戯から挿入、射精までの時間配分も。まあ、まだ2年生だから早いのは仕方がないわ」
「す、すみません」
「でも孕めとか、孕ませてやるなんて言葉で快感を煽るのは悪くないわね」
「おおっ。やった」
「次も使うなら、もう少し研究なさい」
「はいっ」
「よろしい。では2年1組、出席番号17番。今回のSM種付け実技試験の評価はAです」
「ありがとうございます!」
「この調子で精進なさいね。実技評価Aで卒業となれば、本庁の少子化対策種付課にだって就職できるわ。頑張って」
「ありがとうございますっ。では2年1組出席番号17番、崎本正也。退出いたします。ご指導ありがとうございました!」