酒精が欲しい、と強くそう思った。
此処はバハルス帝国首都アーウィンタール、其処に建つ皇城の一室。――などと言えたのも、つい先日までの事である。
戦争での敗北、と呼ぶには些か圧倒的過ぎて、そもそも戦闘さえ発生せずに終わった先の惨めな
バハルス方面地方行政自治区。……長い。しかしそれこそが暫定的ながら、今のこの
なんと
そして俺はバハルス自治区を治める地方代官。ははは、このジルクニフは一大地方を主に運営する立派な官僚様なのだ。皇族どころか貴族でさえ無いぞ!!
ははは!
「う゛、うおおおオ――っ!!!!!」
唐突に長椅子から立ち上がり、部屋の天井を睨み付けながら叫びを上げる。
そのまま数秒。やがて火が消えたように項垂れながら、また座る。
酒が欲しい。
酔って全てを忘れたい。忘れた所で現実からは逃げられないが、俺とて人間なのだ、時には逃避も必要だろう。
そんな弱さをかつては嘲笑していたものだが、成程、飲酒というのは人である限り必須の文化であったらしい。今後は酒類に課す税を少しばかり気遣ってやろうとそう思う。その程度の権限ならば、今の俺にも普通に許されているのだからして。
あの戦い、戦い? の後の話になるが。
王国の貴族共は、その大半がかつて犯した大小様々な罪科を国中に丸っと公表された上で、罪に対して妥当な量刑を個々に課されて獄の中。多分ほとんど死んでいる。領主の
何処から湧いてきた人材なのかが非常に気になるが、あの国は戦争以外も出来るようだと理解して、思わず唾を吐き捨てたものだ。ちなみにその後、秘書官であるロウネに窘められた。……すまぬ。
帝国、いや元帝国であるこの地方に関しては、基本的に全て
実質的には皇帝であった時分と何も変わらない。覇王国は金も実権も、何一つとして要求せず、少なくとも現時点では「良く治めよ」と命じるのみ。その命令に対して俺が、
これでは、奴が何のために
だって現状、覇王国には何の利益も無いのだ。何も求めて来ないのだ。何だそれは。俺の治めてきた帝国に、差し出させるだけの
かつて有った、国としての名前を奪われた。
実権は有れど、皇帝としての権威も残っていない。
己が誇る帝国四騎士も一つが欠けた。
信頼する
国も民も、貴族達でさえ何も問題無く今この時を生きている。爵位も据え置きとなっていた。
多少の混乱はあれど来年もまたその次も、この地における営みは、平和に続いていくだろう。
――苦しんでいるのは、俺だけだ。
「帝国にっ、皇帝である俺に何か恨みでもあるのか、覇王……ッ!!」
ぐしゃぐしゃと髪を掻き毟る。詰った所で何も変わらない、そう知っていても止められなかった。今此処に、地位を返上せず残ってくれた俺の臣下達の誰も居合わせない事だけが唯一の救いだ。
生殺しだ。なまじ実権が以前と大差無く残されているから、より強く実感する。
王国内で反乱を企てた幾人かの貴族の群れも、覇王エンリの有する圧倒的武力によって叩き潰され皆死んだ。
それは間違い無く、帝国に居る俺に対しても、変事あれば例外無く行われる処置だろう。
逆らえば死ぬ。戦場で目にした
ああ思い出すだけで総身が震え出す。
――勝てない。
如何なる知性も論理も何もかも、抗いようの無い
それでも敗北を認めたくなくて、幾度も幾度も思考を重ねて、結果、重苦しい心労ばかりが己の中に積み重なっていく。
「覇王め……!」
そして今日もまた、何一つとして為し得る事無く。
俺は
□
畑を耕したい、とぼんやり思った。
此処はエンリ・エモット覇王国の王都カルネ、其処に建つ漆黒の要塞ダークウォリアー。正式名称をモモン・ザ・ダークウォリアーと言う名の私の居城、らしき何かの一室。ちなみに、要塞の名前が何故
何が何だか一切分かっていなかったけれど、ラナー様の命じるまま、最近知り合ったばかりの霜の竜、ヘジンマール君の背中の上で椅子に座りながら
????
正直に言おう。何が起きたのか分からなかった。
死んだ両親が生き返ったあの時よりもずっと、私の頭は混乱していた。
「たすけて神さま……」
縋ってみたが、誰も助けに来てはくれない。
いや、そもそもこんな意味不明な状況で彼の御方に助けを求めるなど、私の方こそ信心が足りていないのでは無かろうか。ここは「抱いてください」と直球で頼むべきかもしれない場面だ。
あの御方は直接頼めば何時だって
「それでは
「……はぃ」
玉座に腰掛け、神に賜った
内容に特に意味は無いけれど何時か必要になるので目を通しておいて下さい、だそうだ。
果たして、私は今何をさせられているのだろうか。さっぱり理解出来なかったが、辺境に住まう田舎娘には荷が重い仕事である事だけは間違い無い。座って本を読んでいるだけだが、毎日最低三時間もじっとしていると流石にお尻が痛かった。
ああ、畑を、畑を耕さなければ。
家の畑の世話を、両親や
最近は村が村とは呼べなくなって、四人家族用の小さな畑も気付けばトブの大森林近くで大規模農場と化していたりするのだが、それでもサボる理由にはならない筈だ。
鍬を持て、と命令したら持って来てはくれないだろうか。いや、駄目だ。傍らでニコニコと笑うラナー様の細腕では、きっと鍬の一本も持てないだろう。彼女の護衛であるクライムさんならば可能だろうが、私はこの首輪を嵌めた護衛騎士が宰相閣下の命令以外で動いている場面を目にした事が一度も無い。覇王などという意味不明な呼称を用いられている一介の村娘の言葉では、きっと頭を下げても聞き入れてはくれないだろう。
――そうだ。
若干の現実逃避をしながら、私は凄く分かり易い
あれもこれもどれも皆、全ては神のための行いだ。そう私は教えられている。
難し過ぎて分からない部分とて多いのだが、ラナー様には「私達は
だから頑張る。そう決めた。……未だに何故覇王呼ばわりされているのかは謎だったが。
その後、今日中にやる必要のある
此処は私の居城らしいが、当然ながら、こんな豪華で物々しい場所でぐっすり眠れるわけが無い。
なので何時も通りカルネ村、いや、王都カルネ、という慣れない呼び名に変わった生まれ故郷へ歩いて帰り、実家の薄い
帰り支度という程の準備も必要無い。玉座から重い腰を上げ、さあ帰る前にドラゴン用の夕御飯を用意しないと、と思った所で、ラナー様が少しばかり身嗜みを気にしている事に気が付いた。
気が付いた、という事を察知されたのだろう、振り返ったラナー様が私に言う。
「今日は、これから
凄く嬉しそうに微笑む姿。薔薇色の頬が、同性なのに愛おしい。
嗚呼、王国の至宝、黄金の姫よ。そんな感想が頭に浮かび、彼女の
しかしデート。デートか。
きっと何時も傍らに居る
ちらちらと様子を窺えば、渦中の人であるクライムさんは両手を強く握り締め、歯を食い縛って眉間にも皺が寄っていた。……緊張しているのだろうか。うん、気持ちは分かる。だって相手は王女様だ、しかも凄く美人の。身分違いの恋と言うのであれば私とて、実に実に不遜であるが、
思わず、頑張って下さい、とラナー様に聞こえないように声を掛ければ、バキリと何かの砕ける音と共にクライムさんが確かに頷く。ええ、応援していますよ、私は!
背を向けて小さくなっていく御二人に頭を下げて、私も帰宅前の日課であるヘジンマール君の元へとトコトコ向かう。
昨日も今日も、恐らく明日も。自分が何をやっているのか薄々としか自覚出来ないが
日々の努力があの方の御役に立っている事を信じて、これからも覇王と呼ばれながら前を向いて歩いて行こう。
もしかすると多分きっと恐らく間違い無く凄い事の片棒を担がされているのだろうが、ほど良く目を逸らして心を守り、
――頑張ろう。
お腹を優しく摩りながら、私は笑って歩き出した。
□
セクハラがしたい、と激しくそう思った。
今日の気分は一般メイド。何時も通りのナザリックを歩いていると見慣れた金髪、以前ルプーと一緒にエロい事をした
なので徐に尻を揉む。両手を使って一心不乱に揉みしだく。
「きゃっ! えっ、あ、さば味噌さま!?」
お尻を触ると小さく飛び跳ね、しかし俺の姿を確認して丁寧に御辞儀をしてくれるシクスス。
実に礼儀正しい。そして可愛い。思わず勃起しますねコレは。
こんなの卑怯だ。エッチ過ぎる。これでは俺も、思わず
「はあっ、はあっ、姉ちゃんええ
「え、えっと。勿体無い御言葉です?」
「ちょっと
「え、え、え、あの、その、えっと! 今、御仕事中で、いえでも、至高の御方の御命令で」
今は至高の御方ではなく「おじさまっ(はーと」とか呼んで欲しいかな! かな! ほら、シチュエーション的にさあ! 頼むよー!!
何をされるのか経験から察しているのだろう。顔を赤くして、抗おうにも抗えない立場ゆえの葛藤が見える。
あっ、やばい! もうパンツに染みが出来てる! 今すぐ
「あ、あっ、さば味噌さまっ! そんな、私、まだ御掃除がっ、御掃除しなくちゃ!」
「あとで小父ちゃんも
首から上が真っ赤に染まって、その抵抗は実に弱い。嫌々言ってるが口だけですなゲヘヘ!
スカート越しの尻を撫で回しながら、シクススの細い腰を力強く支えて最も近い空き部屋の扉を開ける。
自分でもちょっと
さあセックスですぞ御嬢様! と笑って足を進めようとした所で――。
こちらを見ている、
「……」
「ちがうんです」
違うんだ。合意の上なんだ。本当です信じてください。さっきのは全部演技なんです。決して本気では、いえ本気だけど、でも違うんです。どうか警察だけは、警察だけはーッ!
言い訳をしながらも俺の御手々は正直なもので、可愛いシクススたんのお尻やおっぱいを揉んだり撫でたり忙しない。それでも言おう。俺は、悪くない。エッチなメイドさんを相手にセクハラしない
そう訴えかければ短髪メイドさんが赤い顔をして目を逸らし、俺に向かって一礼すると、そのまま背を向けて掃除に戻った。
うん。
――せめて何か言えよ。
「お前も道連れだ短髪メイドォ――っ!!!!」
「ええっ!!!? な、なんっ、何ですかあ!?」
実に綺麗な姿勢で床を掃くメイドを背後から勢い良く抱き上げて、シクススの元まで連れ帰る。
比較するとシクススよりも胸は小さい。そして短髪。長髪メイドだけではバランスが良くないと思っていた所だ、今日はコイツで楽しませてもらうぜぇー!
大丈夫大丈夫、ちょっと痛くて気持ち良いだけだから。俺は気持ち良いだけだけど!
「あ、あのあのあのぉっ! 私そういった御仕事はまだその良く知らなくてぇ――! きっとこのままでは何か至高の御方に御迷惑を」
「うるせえ! 俺が実地で
「あぁーれぇー!」
両手でメイド二人を抱え上げると、ドアを蹴り開け空いた室内に躍り込む。
至高の性教育だオラァ! と ふっかふかの寝台に二人を放って、俺も服を脱いで全裸で飛び込む。
そして抱き締めた。
全裸で。可愛いメイドさんを二人、両腕伸ばして抱き締めた。全裸で!
素肌に触れてくる布地のすべすべが凄く気持ち良い。勃起したのでシクススの黒いスカートに ちんこを押し付け、一切の遠慮無く腰を振って擦り付けた。うぐぅ、出るぅ!
抱き締めた二人の胸に顔を
「……ふう」
出してしまった。
やばいな。これは俺の威厳が地に落ちてしまう類の失態だ。メイドを連れ込み全裸でベッドに押し倒し、こすり付けるだけで射精した。実に一分未満の早業だった。まさに電光石火。ふふっ、泣きそう。
「シクススはかわいいなあ……」
「は、はいっ。ありがとうございます、さば味噌さま」
「かぁーっ! シクススは可愛いなあ!」
伝わる違和感から俺が射精した事に気付いているだろうに、無理矢理メイド仕事を中断させたキモい小父さん役の俺に対して、今日もシクススは天使だった。彼女の笑顔を見るだけで、股間がムクムク元気になっちゃう。
短髪メイドの事だって忘れていない。名前は知らないけど。こっそり抱き締めた腕を移動させ、ちょっと肉付きの物足りないお尻を揉む揉むする。おほーっ。やわらかいどー!
あああ、と慣れない刺激に
ええんか、ここがええんか、と先程までの演技がちょっと漏れ出し、スカートに手を突っ込んで短髪ちゃんの足を撫で回す。ガーターベルトとか、実に良く分かっているな
そのままスカートの中に頭から潜り込み、
良い香りに肺を満たされ、俺の股間も完全復活。よく見えないスカートの中の暗がりで、手当たり次第にメイドの下半身を楽しんだ。細い! 柔らかい! 先走る!
ある程度満足したので身を起こすと、短髪メイドは視線を泳がせながら息を荒げて、隣に寝転がるシクススに縋り付くような形で手を握り合ったまま身を震わせていた。
「シクスス、脱いで?」
「はっ、はい!」
なので短髪は一旦放置。
命令すれば、明らかに恥ずかしがりながらも、
握り合っていた手を優しく解き、両脇からメイド服のスカートをたくし上げ、その下の下着を、ををを――。
我慢出来るか、こんなのー!!
「しくすすー!」
「ああっ! さば味噌さまっ!?」
俺、長いスカートに手を入れて たくし上げる姿とか凄く好きです。
あの、なんかこう、たっぷりの布が両手で腰の辺りに纏められた感じとか、ね? 分かって?
「もう! もう! 可愛過ぎるんだよ
「はううっ、私如きには勿体無いお言葉です」
スカートに手を入れ、中途半端に下ろした下着。質の良いそれには目もくれず、いや訂正、ちょっとだけしか見ぬままに、俺は勃起した ちんこをメイドの秘めた
まだまだ固さの残った初々しいシクススまんこ。湿り気の足りないソコへ、割と強めにムスコが侵入。
ゆっくりと入り込みながら、手を伸ばして大きいおっぱいを弄んだ。
服が邪魔なのでボタンを千切る。下着に包まれた胸の谷間が俺の唾液を分泌させるほど艶かしくて、実に実に素晴らしい。敢えて下着は脱がさずに、そのまま両手で揉みしだいた。
撓む乳肉と
傍らで、あわあわ震える短髪ちゃんの姿が僅かに視界の端を掠める。ふふふ、次はお前だぞー!
「シクスス、可愛いぞ……!」
抱き締めながら、彼女の内側に射精した。
背を逸らしてか細い声と荒い吐息を漏らしながら、シクススの身体がびくびくと震える。
優しくベッドの上に寝かせて乱れた髪を整えると、次はいよいよ新顔の番。
「覚悟は良いか?」
「わた、わたしがっががが、がんばりますぅー!」
これでも夜の百戦錬磨ですよー! と先程とは言っている事が全然違うが、よく分からない嘘八百と共に勢い良く、短髪メイドが服を脱ぐ。んー、自分で脱いで貰うのも結構良いな!
かくしてメイドが素肌を晒す。
尻の肉付きがシクススより乏しい? おっぱいが物足りない? ――そんな事は無かった。これは
下着は脱ぐな、と敢えて言った。今日はそんな気分だから。
上下の下着と、先程スカートに潜り込んだ際にも手で探り当てたガーターベルトにストッキング。どれも真っ白、彼女の白い肌にも良く似合う。思わず股間が先走った。
ベッドの上で膝立ちの姿勢、その細い肢体にちんこを当てる。
殊更にゆっくりと。俺の下半身に集まった熱が伝わるように、透明な汁で跡を残しながら肌の表面に汚液で線を引いていく。メイドの顔が益々赤い。大きくは無いが荒れた呼吸で、緑瞳の視線が俺の肉棒を追い続ける。
すぐに、我慢の限界がやって来た。
細い肩を掴んで、腰を強く押し付ける。左の鎖骨辺りに先端を当てて、柔らかな肌が僅かに凹む様を目にしながら、熱い白濁を吐き出した。
「ぁあ……っ」
吐息と然して変わらない小さな少女の声が聞こえた。
噴き出したものが彼女の身体に痕跡を残して、やがて重力に従い垂れていく精液が下着に覆われた胸元に至る。比較対象がシクススならば小さいと言えるが、恐らく平均的な豊かさ。普通サイズの乳房を流れて、俺の出した精子の群れが下着の隙間から更にその奥、秘された素肌を犯していくが、下着のカップに包まれているので目には見えない。見えないからこそ想像し、俺の心は より高ぶった。
呆然としたメイドの少女。正面からその腰を掴んで引っ繰り返す。
後背位。全体的に細い裸身が下着という極僅かな障害有ってさえ良く見える。白い背中も、実に美味しそうだった。
未だ力を失い切っていない陰茎を、尻に押し付け滑らせる。
「さばみそさ、まっ」
名前を呼ばれて、呼び返せれば良かったのだが、俺は彼女の名前を知らない。
後で聞かないといけないな、と考えながら、肌と
尻の張りが実に良い。下着の滑らかな感触も心地良かった。そのまま、幾度か腰を振って擦り付ける。そして完全に復調したモノを、メイドの秘唇に押し当てた。
「貰うぞ」
はあはあと互いの呼吸が耳に聞こえる。
隣に寝転がったままであるシクススの視線を感じたが、今はこちらの相手を優先。四つん這いの体勢で首だけを巡らせた短髪メイドが、唇を震わせながら言葉を紡いだ。
「わたしは、あなたさまのものです。――
そして小さく微笑んだ。
挿入する。
「――っ!」
細い、狭い、入り切らない。だが熱い。気持ちが良い。
メイドの腰を持ち上げるように鷲掴みしながら、俺もモノを突き出し、内側へと侵入する。
ひう、と甲高い声が聞こえた。俺の側に、斟酌するだけの余裕は無い。彼女の中を掘り進める心持ちで腰を揺すって、前へ前へと より深く。
その途中で、出る。出した途端に、またメイドが短く鳴いた。敏感な女だ。しかし声を聞くと興奮するので特に問題と言えるものも無い。腰を止めずにまた突いて、やがてほぼ全てが中に埋まった。
一先ず奥に入り切り、数秒間だけ休憩を取る。
その直後、ぐう、と唸りながら腰を引いた。
「あ、あああっ!!」
土下座するように強く頭をベッドに押し付け、短髪のメイドが声を上げる。
高く上げられた尻が実に良い。軽く撫でて、一度叩いて、カリ首近くまで引き抜いたモノを、再び奥に向かって焦れったい程の鈍重な動きで突き入れた。
前後運動を繰り返す。
シクススよりも声が大きい。シクススよりも汗を掻き易い。シクススよりも狭かった。そんな意味の乏しい比較をしながら、何度も何度もメイドの内側を掘り返す。固さがありながら吸い付くような膣肉の感触が癖になりそうだった。いや、癖になっても構わないか。何度だって、気が向く度に抱けば良いのだ。
「俺の、だもんな――?」
「はぃ! はい!! あなたのものですっ!!!」
その返答が嬉しくて、笑いながら更に犯した。
射精し終えて息を吐く。
呼吸を整えながらシクススを見れば、身を起こして俺とメイドをじっと見ていた。その肩を掴んで抱き寄せ、唇を重ねると舌を絡めて俺に応えてくれる。うん、嬉しい。気持ち良い。すごく良い。
そしてもう一度、今度はシクススに挿入するべく押し倒す。
――実に満足出来る、夜だった。
※エンリは覇王だけど御飾りなので、現状に関して殆ど理解出来ていません。
ラナーに関しても未だ王女であると思っています。