「<疾風走破><超回避><能力向上><能力超向上>――!」
重ね掛けされた、近接戦闘能力強化型の武技、四連。
肉体の全てに力が満ちる。
その状態から、一呼吸の間も置かず、地に伏せるような動きで駆け出した。
両手に輝く刺突武器。対面する敵対者から見えない位置に構えた左手には
あとは好きに料理すれば良い。目の前の糞もそれでようやく悟るだろう。人類最強のクレマンティーヌ様に逆らった自分は世界一の大馬鹿野郎だったのだ、と。
ほぼ一瞬。秒もかからず縮んだ距離が、此処を逃げ出すまでの最後の猶予。
ほら、間抜け野郎が分厚い刃を真一文字に片手で振るい。
それを見て。思い通りだ、と口が裂けるように哂ってやった。
「<不落要塞>」
生半な使い手では決して修められぬ、英雄の域に立つ自分だからこそ許された上位の武技だ。
敵の攻撃を無効化する鉄壁の防御が、寸分の狂いも無く男の一撃を迎え撃ち――。
<
世界を斬り裂く、九曜至高の刃が翻る。
余りにも美し過ぎる鋼の軌跡が、武器と武技、かつて積み上げた強さに対するあらゆる想い、彼女の抱く祖国への憎悪、既にして人を超えた己の持つ力の全てを、当たり前のように斬り裂いた。
握り締めるスティレット諸共斬り飛ばされた右前腕部に左の手首と、胴体を斜めに分割された肉体がてんでバラバラに宙を舞う。
落ちていく上半身、そこに付いたままの頭部の、呆けた視線を剣を振り切った人影へと向けたまま。脳内を疑問符で埋め尽くされながら、それでも消えきらぬ自我が声無き声をもって強く叫んだ。
何をされた。何が起こった。今、自分は、どうなっている。まさか、この私が下級冒険者如きに負けたなどと言う事は――ッッ!
そんな。
私は。
私は。
ああ。
なんてきれいな、剣。
複数の肉塊が土に落ちる音が耳に届いた。
それは自分にとって酷く聞き慣れた音で。今まではずっと自分以外が鳴らしていたものの筈だった。
奈落へと崩れ落ちるような温度の無い巨大な喪失感と共に、視界の全てが黒く染まって消えていく。
それが、先のエ・ランテルにおけるアンデッド事件の終幕であった。
□
人類圏における要衝の一つたる城塞都市、エ・ランテル。
城壁内にある共同墓地から突如溢れ出した
数多の不死者を斬撃をもって滅ぼし尽くした剣士。
若くして第3位階魔法を操る美しき魔法詠唱者。
――人呼んで、エ・ランテルの英雄。
□
「ほーれ、至高のちんぽは美味しいかぁ、ナーベ君」
「んん、ふむ、んぅうっ」
「うんうん。何言ってっか分かんねーなコレ。だが良し、許す。可愛いぞぉナーベ!」
巷で噂の美しき魔法詠唱者とやらが、今、俺の足元に跪いて一心不乱のちんぽしゃぶりに精を出していた。
ちんこ咥えて頭を前後に動かす度に、彼女の綺麗な黒髪が揺れて僅かにほつれる。それを優しく手で撫で付けてやれば、小さなお口で必死にちんぽ ちゅっちゅしながら伏し目がちの視線を更に細めて喜色を表す。その反応がまるで良く出来たペットのようで大変よろしい。喋らなければ本気で可愛い奴である。
人間に対する一貫した冷たい振る舞い、流れるような黒髪とギルメンによって設計され尽くした造形美、かくも美しき女冒険者。誰が呼んだか美姫ナーベ。
しかしてその実態は、当然ながら俺専用のオナホメイドである。
唾液が溢れてぬめぬめのドロドロになったナーベの口内にて、舐め溶かす勢いで動く彼女の舌が、俺の肉棒を余さず しゃぶり尽くさんと奮闘している。
貞淑なるユリ・アルファとは違い、ナーベラル・ガンマにとって性行為そのものに対する恥じらい等はほとんど無い。だというのに行為後に俺から御褒美代わりのスキンシップを行うと、頬を染めるほど喜ぶ始末。実に良い。ナザリック産の忠誠心が股間に響いて堪らない。
普段は都市の人間相手にクソみたいな対応なのに、表裏を知れば人見知りのワンコのようなギャップがあった。
「出るぞナーベ、飲め」
「ん――」
刺激に溺れて催すと、一切我慢せずに発射する。
手元の新聞を手繰り寄せれば、紙面には俺とナーベの名前が載っていた。俺に関してはさて置くとして、若さと美貌を多大に有した実力ある女冒険者、という分かり易いアピールポイントを持つナーベに関してはよくよく人の耳目を集めるもので。そんな有名人が個人用オナホとして何時でも何処でも しゃぶってくれるというのが実に気持ち良い。
エ・ランテル在住の男性諸君っ、君らが御執心の美姫は今、俺の下で精液飲んでますよーっ!
いやあ悪いね。きっと皆 大なり小なり妄想するだろうシチュエーション、俺は朝っぱらから味わってるんだ!
考えるだけで背筋を駆け抜ける凄まじい優越感。
ナーベラル・ガンマを冒険者にした理由は一つ。
美姫と称され尊ばれる彼女相手にエロい事をしたかったからだ。
それだけだ。それだけなのだ。いやマジで。ただそのためだけに、最初はセバスと一緒に冒険者登録させようとしたし、変更の意思など微塵も無かった。結局は、第一次ナザリック事変が原因で自分でやる羽目になったのだが。
「はふ、っん……、お掃除が終わりました、さば味噌さま」
「ああ。良く出来たな、ナーベ」
「勿体無いお言葉です……っ!」
肌理細かい真珠色の肌。褒めてやりながら手の甲で頬を擽れば、心底嬉しそうにナーベが微笑む。
……なんかもう、このままナーベラルと退廃的に過ごしていても良いかな、とか血迷いそうになる。なんでこんなに可愛いんだろ。ポンコツなのは対人関係限定で、人間と関わらなければ俺が苦労する事も無い。一生此処でこうして ちんこしゃぶらせて過ごしたい。
だがそれではいかんのだ。俺にはナザリックを守る使命と、セックスセックス&セックスの人生を送る義務がある。
まったくもって、この世界には俺を惑わすものが多過ぎる。
外気に晒され、唾液塗れのちんこが渡世のしがらみにビクビク震えた。
「ちんこ冷えてきたな。ナーベ、温めて?」
「畏まりました。少々お待ち下さい」
するりと衣擦れの音を伴い下ろされたズボンの奥から、艶かしい卵肌がその身を晒す。
原作同様、ナーベの美貌に見合わぬ地味な服装。極力肌を見せぬようにと全身を覆い隠す、野暮ったい色合い。ただし下着だけは気を使わせている。何故ならば、その方が俺が興奮するからだ。
華美な装飾など必要無い、欲するものは清潔感と表裏のギャップ。分厚い服の下から顔を出すのは薄く肌に張り付いた真っ白な女性用下着。一目で分かる上質な仕立ては男に魅せる事をこそ目的としたナザリック産のオーダーメイド。
太腿の半ばまで下ろされたズボンを手で止める。脱ぎかけの方が、エロい。
腰掛けていた椅子の背に深く体重を預けると、大きく股開いた裸の下半身をナーベに見せ付ける。
俺の上半身に細い背中を預けさせ、主に尻を向ける羞恥と不敬に身を震わせる彼女の腰を上に乗せると、殊更にゆっくりと、いきり立つモノへとその体重をかけさせた。
柔らかくてすべすべの、ナーベの未使用まんこ。ちんこの先端がそこに触れただけで透明なものが ぴぴゅっと漏れた。
まったく、ナザリックの女性陣はどいつもこいつも極上で困る。
はあ、と息が漏れる。熱の篭った、情欲の表現。それは俺だけでなくナーベからも聞こえた。
先端から徐々に埋まっていく陰茎が、やがて待ち受ける快楽を全身に伝えて身を震わせる。
俺の上に乗ったナーベの身体で互いの結合部は全く見えず、だけどこの気持ちよさは嘘ではない。堪えきれず、両腕で彼女の身体を抱きすくめ、その白い首筋に はあはあと飢えた雄犬のような吐息を当てた。
「はあ、っ」
色っぽい喘ぎ声がナーベから聞こえる。当然ながら嫌悪の色など微塵も無い。
俺の性欲処理のためにその可憐な唇と穢れの無い女陰を差し出して、背後から抱きすくめられながら男の欲望を宿した熱気を吐き付けても、彼女にとっては喜ぶばかり。きっとプレアデスとしての使命感だけではなく、女としての欲を覚えて興奮していた。
柔らかく肉厚の
快楽だけがある。俺に悦んで欲しいと訴える美姫ナーベの内側が、膣全体で揉み上げるように全力で ちんこをしゃぶっていた。
「ナーベ。ナーベ、ナーベ、なぁべ……っ!」
言葉や思考だけでは無い、無意識領域における肉体の生理的な働きに至るまで、彼女の全てが余りにも献身的で、カリ首がナーベの中に潜り込んだ時点で堪えきれなくなって射精した。
そのまま、ナーベの腰を浮かせた半端な体勢で暫く呼吸を整える。
まずい。気持ち良過ぎる。彼女のお腹を抱き締めた腕が震えて、それ以上一センチだって動けない。
まだ今日は二回しか出してないのに、ナザリックの外という環境がそうさせるのか、興奮が酷い。
「さば味噌さま、どうか私にお任せ下さい」
やめろポンコツぅ!
何を思ったか、身動きを止めた俺を気遣うような声を出しながらナーベが性行を再開する。
止まってくれ、というただ一言が出てこない。腹に回された俺の両手にそっと繊手を添えると、御奉仕意欲に溢れたメイドがゆっくりとその腰を下方に向かって沈め始めた。
柔らかな肉に舐め上げられながら、俺の一物が更に奥へと潜り込む。
内側で愛撫される感触に か細く呻きながらまた出した。ナーベの中から滴った雫が棒の表面にくすぐるような快楽を饗して、俺のちんこがまた震える。
歯を食い縛って息を吐く。震える両手を上へと動かし、厚いシャツ越しに存在を主張するナーベの乳房をしっかと掴んだ。
そんなせめてもの抵抗に反応してか、一際強くなったナーベの吐息が鼓膜に届く。俺もまた、掌中の柔らかさに深く息を吐き目蓋を絞った。
こいつの乳は、ユリほどには無いが結構でかい。先程までの抗議の意を篭めて殊更無遠慮に弄べば、更にナーベが身を震わせる。それに僅かな勝機を見出し、絶対に痛いだろう力強さで絞るように揉み潰す。でも、多分、ナザリック的にはこれでも忌避感無く喜ぶのだろうな、と頭の何処かで諦めてもいた。
ぐ、と勢い良くナーベの腰が落ち。俺のモノが完全に彼女の中へ埋没する。
その衝撃で、また精液を噴き出した。
「はっ、はあ、はあ……ッ」
呼吸荒く、そこで僅かな小休止が設けられた。
俺は腰掛けた椅子に体重を預けて、更に俺の上に座るナーベはこちらへ背を押し付ける体勢で息を整える。
女一人の体重と、心地の良い柔らかさ。俺は彼女の体温を感じながら、手探りでシャツのボタンを外して胸元へ両手を忍ばせる。
「さば味噌さま――」
うわ言のように名を呼ばれるも、俺の興味は彼女の豊かなおっぱい二つ。すべすべの乳房を守る下着の縁から手先を潜り込ませ、緩く摩るような手付きで丁寧にその形を確かめた。
丸く、滑らかでその手触りも最上級。これを手にしたいと思う男共が世にどれほど居る事か。澄ました顔の下にこんな御立派なものを隠し持っていたとは、全くもってけしからん。なので俺が彼等の分まで存分に堪能する。
指の腹で乳首を押し込み、軽く抓んで先の感触を楽しんだ。
もにもにとした真っ白な肉饅頭を力一杯握り締めれば、苦痛よりも悦びを強く感じさせる声がナーベの口から漏れ出して、掌中の柔らかさと相まって実に幸せな気持ちを与えてくれた。
薄く汗の浮いた首筋へと唇を寄せる。なめらかな素肌に淡く触れさせる程度の口付け。彼女を知る男なら誰だってやりたいだろう、この美姫に自分の匂いを擦り付けて所有権を主張するような、軽い遊びだ。
一つ触れる度に小さくナーベの身体が震えて、意味の無い単音が吐息と一緒に耳朶を震わす。
興奮する。
襟の合わせ目を掴んで肩が露出するほどに大きく開いた。ボタンが幾つか飛んで床に落ちるが、重要なのはその中身だ。伸ばした両手で乳房を揉み上げ、その下に浮かぶ肋骨や無駄な脂肪の無い女の腹部を荒っぽく摩ると股間部の仰角が更に上向いた。
細い肩を噛み歯型を付ける。ナーベを抱き締めたままの姿勢で腰を浮かせて前のめり、床板の上へと細い全身を押し倒す。
骨盤ごと掴んだ彼女の腰を軽く上げさせ、己の腰を、張りのある尻に叩き付けた。
「ぅ――!」
「ナァ、ベ、っ!」
粘着質な水音が安宿の一室に鳴り響く。
ぱつぱつと肉を打つ音が耳に届けば、今自分が女を犯しているのだと強く認識出来てより昂った。
気持ちが良い。凄く気持ちが良い。ポンコツの癖に女としての味だけは最高だった。
何時も人間相手に虫けらだのゴミだのと罵る高慢な女冒険者が、こんなに具合の良い身体を隠し持っているとは誰が知ろうか。無論、誰にも知らせてやる気は無い。絶対に独占して、絶対に未来永劫、俺が、俺だけが可愛がり続けるとそう決めた。
耳元に口を近付けて低く囁く。
「孕め。射精してやるっ!!!」
「はひ、はい、さば味噌さまっ! どうか、ナーベラルにっお情けを、ください――!」
勢い良く、その内側に熱が噴き出す。
腰だけを掴んだ姿勢で全身が一挙に硬直する。呼吸さえ止めたまま ただ一心にナーベの膣内に射精して、その状態を数十秒間維持しながら余韻に浸った。
モノを引き抜けば勢い良く精液の糸が宙を舞い、幾らかの汚い飛沫がナーベの白い尻と背中、薄汚れた板張りの床へと飛び散った。
あー、と軽く唸って目の前に転がる尻を叩く。
「掃除」
「はい、っお任せ下さい」
疲労から短く命じれば、弾む息を整えながらメイドらしい返事が応える。
どろりとした粘液に日の明かりを跳ねさせる肉棒を、美しい黒髪の女が躊躇い無く頬張った。
主のために奉仕出来る事が心から嬉しい、そう言わんばかりの熱心な
野暮ったい服装の大きく着崩された隙間から、真っ白なナーベの裸身が見える。視界と性器、双方からの刺激が再びの射精感を強く引き出して濁った欲熱を吐き出した。
時刻は朝。アンデッド騒ぎからまだ一日程度しか経っていない今、少しくらいサボったって誰も文句は言わない筈だ。
そう考えて、今度は備え付けられたベッドの上へと場所を移すと、俺は可愛いらしいパートナーの身体を押し倒した。
――まったく、冒険者は最高だぜ。
最強系チート転生オリ主。