※この作品はR-18です。

陸上部のアイドル   作:Scorcher

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最終回です。長いです。最後だからって無理矢理押し込んでいるからこの長さなんですよ。
二穴責めの続き⇒先輩のお仕置きックス⇒エピローグ、という運びとなります。まぁ正式なエピローグは別にあるんですけどね。

当時書きたいことは全て詰め込んでいたと思います。ただその時点でも次回作の構想はすでにあったんですけどね。区切りとしてはちょうどよかったのだと思います。

次回がエピローグとなります。エロはあまりありません。それでは、また。


第13話 -卒業- Part6

「あぁ……!あんっ、あっ……ああんっ!もっと……もっと突いて。もっとオチンポ……ズボズボって……突いてぇっ!」

「す、すげぇ……!マンコの中……とろとろで、チンポが溶かされる……っ!」

「いっ、いぃんっ……!だ、だって私のオマンコ……もう、オチンポ汁……何度も中出されちゃってるんだもん……!今日は……あんっ……ダメって言ったのに……!」

 

両足を床へと着けぬまま、二穴を犯され続ける未希。すでに尻穴だけでなく、自らが危険日と言ったはずの膣内へも多くの子種が注ぎ込まれていた。

 

「何が……ダメだったんだよ。先輩には自分から中出しさせておいて、俺たちのザーメンは嫌だって言うのかよ……!」

「んんっ……当たり前……でしょ……!あんたたちみたいなやつチンポと、先輩のチンポが一緒なわけ……あっ……ああんっ!」

 

膣内へ挿入している男子部員へ反抗的な目を向けながら言い返す未希。しかし、彼が与える肉棒の快楽に勝つことは出来ず、激しい突き入れによって喜悦の声を漏らしてしまう。

 

「あぁんっ!こんな……こんなのダメぇ!精子がいっぱい入ったオマンコ中……いっぱいズボズボされるの……感じちゃうからダメェっ!」

「安心しろ……!誰の赤ん坊を妊娠するか分からねぇくらいに……中出しでイかせてやるからよ……!」

「そんな……そんなヒドいの……!あっ、あああんっ!いやぁっ!赤ちゃん……赤ちゃん出来ちゃうの気持ちいいっ!妊娠しちゃうの……気持ちいいよぉっ!」

 

誰の子供を孕むか分からないという可能性を聞かされた未希は、その異常な言葉と突きつけられた事実に自らを昂ぶらせる。

 

「出して……オマンコにいっぱい出してぇ……先輩のオチンポじゃなくてもいい……誰のチンポでいいから……私のマンコに……いっぱい出してぇっ!」

「ああ……出してやるよ。お前のマンコに何度でも出して、妊娠……させてやるからな……!」

「俺も……俺もまた出そうだ……!出すぞ坂下……お前のケツ穴、ケツマンコにも……チンポ汁、出してやる……!」

「いやぁぁぁぁんっっ!すごっ、すごいのっ!お尻、お尻マンコっ!ケツマンコでも妊娠しちゃう!もうわかんない……!マンコかケツマンコかわかんないっ!どっちかわかんなくなってイクっ!イくのぉぉぉぉっ!」

 

狂ったように叫び喘ぎながら、未希は二穴への快楽に犯されて絶頂へと向かう。すでに目は虚ろで生気も失われており、焦点は合わないながらも恍惚の表情だけは見せ続けていた。

 

「あ、ああっ……!もうダメだ……イ、イクッ!」

「坂下……坂下……坂下っ……!うっ、うぐっぁ……!」

「あぁっ……!また……また出されちゃった……!オマンコも、お尻も……ドピュドピュって、オチンポ精子……いっぱい出されちゃったよ……」

 

どれほどの精液を注ぎ込まれた定かではない膣内と尻穴からは、入りきらなくなった白濁の液が零れ落ち、シャワー室の床を白く染めあげていく。

 

「精子……オチンポ……オマンコで感じるの、気持ちいい……!あっ……来てる……!また来てるっ……!オマンコとお尻の奥から気持ちいいのがきてる……!気持ちいいのが来てイクゥッ!まんこイクッ!ケツマンコいくっ!気持ちいいチンポで全部、全部イクのぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!」

 

二穴での絶頂に慣れることのない未希は、錯乱した状態で達し続ける。子を孕むということを考えられないほどに快楽に流されているのか、ただひたすらに自らを貫く2本の肉棒から注がれる精を、声を上げて受け入れるのであった。

 

「も、もう……むり……。お尻も、マンコも……限界……かも……」

 

糸の切れた操り人形のように、自らの身体を挟み込む男子部員たちへと体を預ける未希。そんな彼女を肉棒で貫いている男子部員は優しく抱き留める。

 

「お、おい……大丈夫か?」

「……あ、あんなに激しく犯しておいて、言うことかな……?」

「わ、悪い……」

「もう……んっ……ちゅっ……!」

「っ!?」

 

不意に彼の肩へと手を回すと、未希はそのまま顔を近付けて唇を重ねる。突然の行為に男子部員は言葉を失う。

 

「嫌だったかな……?私のお口、いっぱい汚れていたから……」

「くっ……!」

「んんっ!ちゅっ……んちゅ、ぢゅぶっ……!んんんっ……ぷはっ!」

 

汚れた口付けに不快感を愛おしさが上回ったのか、男子部員は自らも未希の唇を奪うのであった。

 

「んっ……ふふっ。エッチもいいけど、キスも……気持ちいいね……」

「あ、ああ……」

「おい……良い感じなっているところ悪いんだが……」

 

男子部員と未希が2人だけの世界を構築し始めた矢先、彼女の尻穴へと挿入していた部長が口にする。

 

「そろそろ、腕が限界なんだ。別に坂下が重いってわけじゃないんだが……その、疲れた。」

「なっ……!もう……っ!だったらこんな格好でしなければよかったじゃない……!」

「お前が何度もマンコにチンポ突っ込まれるからだろっ!あ、もう無理……お、降ろすぞ。」

「えっ……ちょっ……まっ……きゃあっ!」

 

数回の射精によって萎えかけていた部長の肉棒が未希の肛門から引き抜かれ、同様に前の穴からも肉棒が抜けて、彼女の身体はゆっくりと床へと降ろされるのであった。

 

「まったく……落ちて怪我したらどうしてくれるのよ……!よっ……あ、あれ……身体に力が……」

 

手を着き立ち上がろうとする未希。しかし、下半身に力が入らないのか立ち上がることが出来ずに、再びへたり込んでしまう。

 

「坂下……お前。」

「えへへ……気持ちよくなりすぎて、腰……抜けちゃったみたい。」

 

足を大きく開いて秘部を晒したまま、未希は気恥ずかしそうに男子部員たちへ言う。そんな彼女に視界に、自らの膣内と肛内から床へと零れ落ちた精液が入る。

 

「あっ……これ、私のオマンコとお尻から溢れた精子……」

 

未希は水たまりのように零れた精液を見ると、力を振り絞るよう四つん這いとなる。

 

「お、おい坂下……何をして……」

「お前、まさか……」

 

彼らの引いたような声を物ともせず、未希は地面に落ちているそれへと顔を近付け、そして

 

「れろぉ……んっ……ぴちゅっ、ちゅぷっ、じゅるるるるぅっ!れろれろれろぉ……!」

 

精液の溜まりに舌を這わせ、シャワー室の床を舐め回していく。

 

「みんなが出してくれた精子……もったいないよ……んちゅ、ぴちゅっ、ぢゅぶっ……れろれろぉ……」

「い、いや……誰もそこまでやれなんて言ってはいない……いないけど……」

「あ、ああ……なんかこう……来るものがあるな。」

 

精液を舐め回す未希を哀れそうに見ている男子部員たちではあったが、その姿に彼らの剛直は固さを取り戻してもいるのであった。

 

「ぴちゃっ、ぴちゅ……んっ……やっぱりおいしくて、気持ち悪いよ。ねぇ、みんな。お願いだから……私に、もう少しだけ……精子、ちょうだい……」

 

四つん這いのままで未希は顔を上向かせ、彼らのいきり立った肉竿を見ながら求める。

 

「いや……俺たちよりも、今はお前を喜ばせることが出来る人がいるようだ。」

「えっ……?それって……」

 

副部長の言葉に疑問の声を上げながらも、未希は期待を膨らませる。すると、彼女の尻を背後から掴み、挿入しようとする者が現れるのであった。

 

「坂下……」

「せ、先輩……。はい……お願いします。先輩のオチンポで、私のオマンコをいっぱいにしてください。」

「……っ!」

「せんぱい……?」

 

彼に肉棒を挿入するように求める未希。しかし、尻を掴んでいた手は離され、訝しく思い始めた矢先。

 

「お前は……!」

「ひぅっ……!」

 

未希の尻に平手が振り下ろされ、シャワー室に大きな破裂音が響き渡る。尻には平手の形がはっきりと残っていた。

 

「い、痛い……!先輩……痛いですっ!」

「黙れっ……!坂下、お前は陸上部で……部活で……!こんな、こんなことを……!」

「あがぁっ……!あぎぃっ!ひぎゃぁっ!せ、先輩……!せんぱいっ!せんぱいっ!」

 

何度も平手打ちを繰り返され、未希は叩かれる度に苦痛の声を上げる。しかし、その声音に嫌悪が含まれることはないのであった。

 

「お前みたいな……お前みたい奴を、俺は……!」

「はぁ、はぁ……せ、先輩……先輩のオチンポ……オチンポ、入って……ひぎぃぁぁぁっ……!」

 

未希に怒りをぶつけながら、彼は自らの肉棒を彼女の秘部に擦り当てる。そして、何度か挿入に失敗をした後、一気に膣奥へと剛直を突き入れられた。

 

「あっ、あがぁっ……んぎぃっ!せ、先輩の勃起チンポ……マンコの一番奥まで……き、きてるの……!」

「こうやって、マンコを犯されて喜ぶ変態だったんだな……!お前はっ!」

「あひぃっ……んんっ……は、はい……そうれす……わらひは、マンコをレイプされて喜ぶ変態なんれす……!チンポで中出しされて感じまくる……変態な……精液便所です……!あっ、あへぇぁっ……!」

 

罵られる言葉に対して、さらに自らを貶める言葉で返す未希。彼の怒気が含まれた激しい抽挿に、彼女は呂律が回らないほどの快感を得始めていく。

 

「くそっ……くそっ、クソッ!クソッ!」

「んっひぃぃぃぃんっっ!それ、それ痛いですっ!お尻ぶたれるの……痛いよぉっ!」

「お前みたいな最低な女には、これでも全然足らないだろうな……!このっ、こいつ……クソ……がっ!」

「んひぃっ!あっ、あひぃっ!も、もう許して……ゆるしてください……!オチンポ……オマンコでオチンポするの……もう無理なんれす……!お尻も……もうダメになっちゃうからぁ……」

 

二穴を散々犯し尽くされた後の激しい責め苦に、未希の心身は限界を迎えていた。大粒の涙を零しながら、彼に対して行為を止めるように懇願する。しかし

 

「何を今さら……!お前がこれまでやってきたことなんかより、全然大したことはないんだろうが……坂下っ!?」

「ひぎぃぃぃっっ!ひぎゃぁっっ!も、もうぶたないで……チンポでズボズボしながらお尻ぶつのはもう……んひぃっ!あんっ、あぁぁぁんっ!」

「どうして……どうしてお前がこんなやつに……こんなことに……!!」

 

尻肉をさらに激しく叩き、突き入れも激しくしていく彼。未希を罵り続けるその言葉は、再び涙声となっていたが、行為自体はより乱暴に彼女を凌辱するものであった。

 

「ごめん……なさい……。ごめんなさい、ごめんなさい……!エッチなことばかりしていて……ごめんなさいっ!うっ、ううっ……えぐっ……!」

 

大粒の涙を零しながら悔恨の言葉を口にする未希。それでも激しく肉棒を突き入れられる膣口からは愛液が絶え間なく溢れ続け、尻を叩かれる度に肛門からは白濁の液が垂れ流されていた。

 

「俺はな……高跳びに打ち込んでいたお前が好きだったんだよ……!裸を見せ合うような関係になったって、それだけは変わらなかったのに……なのに……!」

「ごめんなさい……先輩、ごめんなさい……!私……先輩のことを、傷……付け……あひぃんっ!痛いっ!お尻……痛いのぉっ!」

「こうやって尻をぶっ叩かれて、マンコが喜ぶ変態なんだろ……!?ああ、壊してやるよ……!」

「あんっ……!んんっ!は、はい……そうです。ヒドいことをされると、マンコが感じちゃうヘンタイです……。チンポでいっぱいオマンコされないと満足出来ない……淫乱なんです……!」

 

激しく問い質す彼に対して、未希は涙を流しながら告白する。そして彼女は彼へと求めていく。

 

「おねがいします……いやらしい私の身体に、もっと……もっとお仕置きをしてください。エッチな変態マンコを……チンポでお仕置きしてください……!」

「くっ……いいだろう……出してやる。マンコがぶっ壊れてガバガバになるくらい……犯してやるからなっ!」

 

そう言うと彼は両手で未希の腰を掴み、これまで以上に激しく彼女へ腰を打ちつけるのであった。

 

「いぎぃっ!あがぁっ……!あひぃっ!も、もうだめぇ……マンコが……マンコが破ける……!デカチンポでわらひのマンコ穴……突き破られひゃうのぉ……!」

「出してやる……マンコ穴に出してやるからなっ……!妊娠して……もう、陸上が出来ない身体にしてやるよっ……!」

「そ、そんなの……!ヒドいっ……!ひどすぎて……わらひ……幸せになっひゃうよぉ……!」

 

最低の言葉を浴びせられても尚、未希は心も身体も汚されることへ悦びを露わにする。もはやそこにいるのは元部長である彼が知る陸上部の後輩・坂下未希ではなく、後輩の男子部員たちである『彼ら』の知る坂下未希であった。

 

「ほら……妊娠しろよっ……!んっ……んぐっ……!お前の淫乱マンコ……孕ませてやるからよ……!っ……くっ……!」

「いやぁぁぁっぁぁぁっ……!中出しっ!マンコに中出しされながらチンポズボズボされてる……!?先輩チンポ汁が……マンコの奥まで全部入って来るのぉぉぉっ!!!!」

 

子宮へと子種を注ぎ込むかのように、彼の肉棒は未希の膣奥を白濁の液で再び溢れさせていく。それでも犯される彼女の膣口からは、絶え間なく精液が零れ落ちていく。

 

「俺たちも……お前に、大好きなザー汁……エサをくれてやるからな……未希……!うっ……ううっ!」

「ああんっ!みんなの……みんなのオチンポ汁……地面に落ちたのもったいないの……。全部、ペロペロしないと……あ、ああんっ!」

 

彼女の裸体と、その周囲へも男子部員たちの子種が降り注ぎ、未希の幸福感を膨らませようとする。そして彼女は再び、幾度となく迎えた絶頂へと登り詰める。

 

「イくっ……!わたし……またイくっ……!先輩に犯されて、中出しされてイくっ!赤ちゃん、先輩の赤ちゃん妊娠してイくっ!みんなの子供孕んでイくのぉっ!イくぅっ!イクゥッ!イクッイグッ……いぐぅっ!いっ、イクゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!!!!!!!!」

 

声を枯らすまで、未希は叫びながら絶頂を続ける。肉棒が与える快楽、子を孕まされるという快楽、そして惨めに辱しめられる快楽を貪りながら、果てることを訴え続けるのであった。

 

 

 

「……んっ……んんっ……?」

「お、目を覚ましたみたいだな。」

「んっ?あっ……あれ?私……う、うっ……痛っ……!」

 

まどろみから目覚めた未希が最初に味わったのは、全身に伝わる疲労感と痛みであった。激しい行為をされ続けた彼女は、元部長に犯されて果てたのを最後に意識が失われたのであった。

 

「大丈夫か、未希……いや、坂下。」

「う、うん……大丈夫。ちょっと身体が痛いけど、動くことは出来るから……」

 

仰向けで横になっていた彼女が周囲を見渡すと、腰にタオルを巻いた男子部員たちが自らを心配しているような顔で見ているのに気が付く。

 

「み、みんな……私のことを……」

 

しかし、自身が裸のままであることに気が付くと、僅かに頬を赤らめて言葉を口にする。

 

「やぁん……私、裸のまま倒れちゃったなんて……もう……恥ずかしいよ……!」

「それ……いまさら恥ずかしがることか?」

「先輩って、やっぱり……バ……いや、なんでもないです。」

 

その言葉に呆れる男子部員たち。そんな彼らを見ながら未希は徐に立ち上がると、自らの汚れていた身体を洗い流すべく、彼がいるシャワーの前へと向かった。

 

「先輩……」

「坂下……その……俺は……その、お前を……」

 

シャワーを浴びる未希と目を合わせ、ばつの悪い表情となる彼。そんな彼に向かいながら、彼女は自らの下腹部に目を向け、右手でそこをさする。

 

「先輩の精子……私の中に、いっぱい入っています。赤ちゃんの素……とっても、暖かいです。」

「お、俺は……お前のことを……!」

「先輩だけじゃありません……!ここにいるみんな……みんながパパになっちゃうかもしれないんですよ……?」

「……っ!」

 

子種が注ぎ込まれた子宮付近を優しくなで続ける未希。母性を感じさせるその行為を目の当たりした彼ら全員が言葉を失うのであった。

 

「……なーんてねっ。大丈夫ですよ。」

「……えっ?」

 

未希の言葉を理解出来ずにいる彼ら。呆気に取られる彼らに向かって、彼女は言葉を続ける。

 

「ちゃんとお薬を使っているから……大丈夫だよ。いっぱいエッチをしても、赤ちゃん……出来ないから……」

「なっ……じゃあお前、危ない日とか言ったのは……!?」

「ごめんなさい……先輩。私、ウソをついてました。先輩を傷付けるような、ひどいウソを……」

「い、いや……それなら別いいんだが……。いや、本当は良くないというか……」

 

安堵をしながらも落ち着きを見せることのない元部長。その一方で呆れ半分、怒り半分の声で未希へ声かけてくる男子部員がいた。

 

「まったく……お前、最初っから先輩とヤれると分かっていて、俺たちの提案に乗ったんだろ?」

「分かっていたのはあんたのほうでしょ?私の身体を……一番知っている、早漏の副部長さん。」

「くっ……い、今は割と我慢出来るようになってるぞっ!」

「お、おい……一体、なんの話をしているんだ?」

 

話の内容ついていくことが出来ないでいる元部長。それに対して未希が返事をする。

 

「ふ、ふふっ……もう、全部終わったことです。先輩、私の身体……気持ち……よかったですか?」

「そ、それは……」

 

彼女の言葉に答えることを躊躇う彼。そして、苦し紛れのように一言

 

「悪く……なかったかな?」

「なっ……も、もう……!気持ちいいって言われないなんて、ちょっとショックです……」

「お、お前なぁ……」

「分かっています。私は、先輩の恋人じゃないんですから……。彼女さんには、出来るだけナイショ……ですよっ!」

「あ、当たり前だ……!」

 

未希の悪戯っぽさのある笑顔にはぐらされる彼。しかし、そんな笑顔を見せる彼女を彼もまた、問い詰める気にはならないのであった。

 

 

「それじゃあ先輩、今日はありがとうございました。」

「ああ。むしろ感謝するのは俺のほうなのかもしれないが……」

「そうですね……高校を卒業する前に、童貞を卒業出来たんですから。」

「っ……!お前……いや、もう俺からは何も言えないな。じゃあな。」

「はい、お疲れさまでしたっ!」

 

制服を着て他の男子部員たちと彼を部室から見送る未希。その後すぐに、副部長が口を開く。

 

「まったく……危険日だなんて言い出したときはチンポが萎えそうだったぞ。」

「嘘つき。本当はもっと固くなったくせに……」

「うぐっ……で、でもな、本当に焦ったことは焦ったんだからな!」

 

相変わらず未希にからかわれるだけの彼。それとは別に、部長も彼女に問いかける。

 

「ピルはずっと使っていたのか?」

「うん。あれだけ毎日のように中出しをされちゃってるんだもん。危なくない日だって、お薬を飲んでいなかったら妊娠しちゃってたよ。」

「まぁ、当たり前……ということか。さすがに妊娠したら、俺たち全員が危なかったりするからな。」

「うん……それにね、私……」

「ん?なんだ……?」

 

さらに何かを言おうとする未希に、その場にいた全員が顔を向けて耳も傾ける。

 

「妊娠しちゃったら、跳ぶこと……出来なくなっちゃうから。エッチも好きだけど、陸上も好き。どっちか1つなんて、私には選ぶことは出来なかったんだよ。」

「坂下……」

「坂下先輩……」

 

真面目な表情で言葉を口にする彼女に、男子部員たちも優秀な高跳び選手でも坂下未希という少女を認識させられる。その一方で未希は不安口にする。

 

「でも私……変わっちゃったよね。みんなとエッチをする前は、本当に陸上のことばかり考えていたのに……」

「坂下……お前がさっき、先輩を無理矢理犯した時に泣いていたのって……」

「えっ……?あっ……うん。」

 

副部長は未希が何故、元部長を無理矢理抱いた彼女が涙を流したのかが理解出来た。

 

「お前にとっては、大切だった人……だろうからな。」

「うん……その人を賭けに使うアンタは、最低の屑ね。」

「ああ、そうだな……」

 

ひたむきに走り高跳びの選手として己を磨いていた少女・坂下未希。彼女が共に歩んでいた彼、元部長を彼女は自らの手で汚してしまった。それは彼女にとってかつての自分を否定し、淫らに穢してしまうことと同じであり、未希はそんな自分に興奮を覚えながらも、同時に罪悪感を抱いて涙を流していたのであった。

 

「私も……最低な女……だよね。」

 

誰にも聞こえないように、小さな声でつぶやく未希。シャワー室のドアを見つめながら、彼女は再び目に涙を浮かべそうになるのであった。

 

「今日はもう解散だな。というか……本当は今日ってオフだったんだよな。ほら、俺たちももう帰るぞ。」

「あっ、はい。」

「ああぁ……行くぞ、坂下。今日は俺が鍵を返しに行ってやる。」

「あ、うん。ありがと。」

「なんだよ……感謝するとか……気持ちわるっ。」

「な、何よ気持ち悪いって……もう……バカッ……!」

 

最後に部室を出た未希は、改めて入口から中を見渡す。そして、再び自らが変わっていった場所であるシャワー室を悲しげな表情で再び見ながら、別れを告げる。

 

「……さようなら。」

「んっ……?どうしたんだ、坂下。今日はもう閉めるぞ。」

「う、うん。」

 

そして、消え入りそうな、つぶやくように彼女はもう一度、部室に向かって別れを告げる。

 

 

「さようなら……未希……」

 

 

そうかつて自分に別れを告げると、未希は閉められる部室を後にした。

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