魔犬の贄~淫獄に堕ちる肢体~ 作:背徳文庫
ではどうぞ!
(私は何をしているんだろう・・・・・・)ベッドの上で自慰に耽っていた薫子、だが体の疼きが一応治まると残った物は気だるさと虚しさそして自己嫌悪だった、体にまとわりつく汗が気持ち悪い。
(シャワーを浴びましょう、朝食はそれからでも・・・)ベッドから起き上がる薫子、起きた拍子に秘所からどろりと半透明の液体が流れ落ち彼女の太股をつたう雄犬の精液である。
(まだ出てくる・・・)先程膣内に指を入れて自慰をした際、中から犬の精液、その残滓が溢れ出たがまだ胎内に残っている様である、薫子は溜め息を吐くとバスローブを身にまとい浴室へ向かった。
・・・・・・浴室に水音が響く、水流が薫子の豊麗な肢体を濡らす、彼女は全身を入念に洗った、昨日の悍ましい情事の痕跡を洗い流す為に。
浴室には薫子1人、前日の雄犬との激しい性交渉の痕跡は伺う事は出来ない、しかし・・・・・・
しかし、レオンは、名門一族の令夫人を一匹の雌犬に堕した魔犬はその痕跡を確かに刻み込んでいた、他ならぬ薫子の肉体に。
シャワーを浴び入念に体清める薫子、しかし・・・・・・(駄目、洗っても洗っても・・・・・・)幾ら洗っても彼女の体には雄犬に・・・・・・レオンに体中を弄られた感覚が残っていた。
唇を乳房を乳首を性器を舐めまわされた、首筋を肩を甘噛みされた、胸に肩に下腹部にのし掛かり自分を組み伏せるレオンの力強さを感じた、そして膣に子宮に自分を征服した雄犬の熱さと逞しさを感じた。
それらは薫子の体に刻み込まれ彼女を責め苛む、甘美な拷問は情け容赦無く彼女から理性を知性を引き剥がす、この様な生活が続けば自分は・・・・脳裏に浮かんだ悍ましく、
忌まわしく、そして甘く痺れる様な妄想に彼女は首を振りその場にへたり込む(なんて・・・・・・なんて恥知らずなの私は・・・)浴室には薫子の啜り泣きが響く。
(お願い!早く、早く帰ってきて・・・・・・忠さん!そうでないと私は・・・)きっと獣に堕ちてしまう、早く夫に抱きしめて貰いたい、自分を引き留め貰いたい、人間のままでいたい。
まんじりともしない気持ちのまま体を拭き、服を着替える、清楚なデザインのワンピース、お気に入りのデザイナーの手による逸品だが彼女の気は晴れない、朝食後自室に引きこもった彼女だが何かしようという気力も無くぼんやりと庭を眺めていた。
窓からは庭で遊ぶレオンの姿、何事もなかったかの様な態度に昨日の出来事は何かの間違いだったのではと思わせる。
もちろん間違いでも何でも無く浴室で数時間に渡って犯され、彼女の愛犬との性行為に達してしまい最後は自分から獣のペニスをねだってしまった事は紛れもない事実である。
あの様な事は二度と有ってはならない、昨日は幸いにも家政婦が帰ったあとであり、家族は誰も家には居なかった、だがもし誰かが家にいたら・・・覗かれていたら・・・・・・彼女の肩が震える。
レオンを去勢するべきでは?薫子の頭にそんな考えが浮かぶ、自分にはレオンの求めを跳ね退ける力は無い、力任せに押し倒されたらもう終わりである。
その巨躯でのし掛かられ、力強く抱きすくめられたら・・
・・・・次回も自分は全てを許してしまうだろう、最早自分の肉体と精神はこの件に関しては完全に乖離してしまった、暗澹たる気持ちで彼女は再び庭を見つめる。
庭で飛び跳ねるレオンに家政婦が餌を持ってやって来た、弾丸の様に一直線に家政婦に駆け寄るレオン、その尻尾は千切れんばかりの勢いで激しく振り回される。
その様子に彼が子犬だった頃を思い出し先程までの暗澹たる気持ちを忘れる、娘達とレオンの世話をした日々、捨てられ心を閉ざした彼が家族にようやく甘えてくれる様になったあの日の感動は今も忘れられ無い。
彼は何も変わってはいないレオンが成熟した成犬で有ることを忘れていた自分にも責任が有ったのではないか(去勢は流石に可哀想ね・・・・・・)去勢をする事で元気が無くなってしまう事も有ると聞く。
(じゃあレオンにお嫁さんを・・・・・・・)ふと思いついた考え、正直悪くは無いと思う、庭を走り回るコロコロしてモフモフなレオンの子犬達、きっと可愛らしいだろう。
もちろん新しく犬を飼うことに関しては夫に話をする必要があるが特に問題は無いだろう、彼は犬嫌いだが普段は家に居ないので何の問題も無いはずだ。
(待っててね、可愛いお嫁さんを連れて来てあげるから)
薫子はレオンに微笑むのであった。
・・・・お前が嫁になるんだよ!(作者感)
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