※この作品はR-18です。

マブラヴ・オルタネイティヴ・OW   作:京勇樹

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いよいよ、佐渡島攻略作戦です


オルタネイティヴ
佐渡島攻略作戦


2001年、12月某日

帝国軍から国連軍を通して、佐渡島攻略(甲21号)作戦が発令された。

新潟県佐渡島に向けて、60に迫る艦艇が進軍していた。

帝国海軍連合艦隊旗艦、天照の艦橋。

 

「作戦参加全軍、予定通りに集結。作戦行動問題無し」

 

「補給艦隊、予定通りに航行中。第一次艦隊合流まで、後660秒」

 

オペレーター達から次々と入る報告と、戦術データリンクのマップを見ていた小沢提督は問題無いと判断したのか、頷いてから振り向き

 

「殿下。後は、殿下のご命令を待つのみと成りました」

 

と艦長席に座っていた悠陽を見た。小沢の言葉に、悠陽は頷き

 

「オープンチャンネルで、私の顔を見えるようにしてください」

 

と言って、立ち上がった。少しすると、通信将校が頷いたのを確認し、メインモニター端にも自分の姿が映っているのを見た悠陽は

 

「我々は此れより、佐渡島ハイヴに対して攻略作戦を開始します……帝国軍のみならず、大東亜連合軍、国連軍、アメリカ軍の皆様も、此度の作戦を大陸奪還の一歩と考えている方も居るでしょう……此度の作戦を成功させ、ユーラシア大陸への足掛かりとするのです! 世界の興廃、此処にあり!」

 

悠陽の演説の直後、雄叫びが轟き渡り、それを合図にしたように作戦は始まる。

 

「全軍、作戦開始!」

 

「はっ! 作戦開始! 各戦隊、砲撃開始!!」

 

帝国海軍連合艦隊は、大和、武蔵、紀伊、尾張を筆頭に、一斉に砲撃を始めた。

そして国連軍は、アイオワ、ミズーリ、イリノイ、ケンタッキーを筆頭に砲撃開始。

アメリカ海軍はマサチューセッツ、モンタナ、ノースカロライナ、オハイオを筆頭に砲撃開始した。

まず第一段階として、AL弾を含めた砲弾による面制圧が開始された。

勿論、BETAのレーザー種による迎撃が始まるが、それも考慮してAL弾が混じっている。レーザー種の迎撃で砲弾が蒸発し、重金属雲が形成されて、レーザーが減衰されて、蒸発を免れた砲弾が次々と着弾し、その威力を発揮する。

 

「弾着確認! レーザー種の減少確認!」

 

「第二段階に移行! 海兵隊出撃!」

 

「海兵隊、出撃せよ!」

 

小沢の出撃要請の直後、海中の渦潮・改の艦首が動き

 

『オルキナス1より全スティングレイ、離艦せよ!』

 

『スティングレイ1より全スティングレイ! 強行上陸だ! 眼前の敵を、全て蹴散らせ!!』

 

『了解!!』

 

海神・改が母艦ユニット兼攻撃用プラットホームの渦潮・改から離脱し、佐渡島目掛けて発進。

時を同じく、アメリカ海軍の海兵隊も空母から次々と出撃を開始し、戦術機母艦から大東亜連合軍の海兵隊のFー18が出撃を開始した。

それぞれ出撃した海兵隊は、事前に指定されている上陸地点に次々と強行上陸し、眼前に居たBETAに対して一斉に攻撃開始した。

そして、帝国の海兵隊と大東亜連合軍海兵隊は共同で両軍の上陸地点に居たBETAを次々と蜂の巣にしていき

 

『スティングレイ1よりHQ! 上陸地点を確保! 繰り返す! 上陸地点を確保!』

 

僅かに遅れて、アメリカ海軍海兵隊。ブラックナイブス隊が上陸地点を確保したと伝えてきた。

 

「第一次上陸隊、出撃!」

 

「第一次上陸隊出撃せよ!」

 

小沢の指示の直後、一番最初に上陸を果たしたのは、海中から現れたグランド隊だった。

グランド隊は帝国軍側の上陸地点に上陸し

 

『グランド隊、兵器使用自由(オールウェポンズフリー)! 蹴散らせ!』

 

『了解!』

 

戦術機とは比較にならない火力を解放し、あっという間に広範囲を制圧した。

グランド隊は全員専用機に乗り換えて、初めての実戦であった。

まず、隊長の祐輔機はバンシィガンダム・クロス。

バンシィガンダム・ノルンをベースに、大気圏内での飛行能力を確保しており、近衛軍だったからか、近接戦闘重視にカスタムされている。

測定により、LV3のNTと判明した祐輔の為に選出した。

次に二番機、結華の機体。アルケー・アスラ

ヤークトアルケーをベースに、近接戦闘重視に改修した機体で、見た目で一番大きな変更は、GNバスターソードから、長刀型のGNソードに変更されているのとGNドライブがオリジナルのGNドライブになっている点にある。これは、結華が長刀の扱いに長けている事から、不慣れなバスターソードより長刀型に変更した方が良いと判断したからだ。

そしてGNメガランチャーを展開式にして、拡散と収束、通常の3つのモード変更機能を搭載した。

両腕前腕部に内蔵型のGNガンがあり、至近距離で撃つ事も可能になっていて、爪先のGNビームサーベルは健在。これにより、比類無き近接戦闘を可能としている。

次に三番機、上総の機体はケルディム・ライド

ケルディムガンダムの最終決戦仕様をベースに、狙撃能力を維持しつつ、近接戦闘を可能とした機体だ。

GNピストルとGNライフルに銃剣のようにGNビームサーベル発生器を搭載し、近接格闘戦が出来るようになっている。

最後に、和泉機のアリオス・ライオット

アリオスガンダムの最終決戦仕様をベースに、GNビームキャノンの強化にツインビームライフルを二挺にし、ライフル下部にGNミサイルの技術を使ったグレネードランチャーを追加。

この四機が、スピリッツの最先鋒として上陸を果たした。

 

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