※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 契約を持つ者   作:ボルメテウスさん

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無意識契約

世間一般では俺はどこにでもいる普通の大学二年生である俺は、その日もバイト帰りに一人暮らしを行っている家に戻ってきた。

 

家と言っても、家賃が安いアパートで俺以外には住人はいないボロアパートで、本来ならば、別の場所に住んでいる管理人以外に誰か人影があり、俺はそこに入る。

 

「誰だ?」

 

俺はそう言いながら、部屋の中へと入ると、俺の部屋にはなぜか漆黒の本を片手に持っているゴスロリの幼女が立っていた。

 

「本当に誰?」

 

「・・・我、オーフィス」

 

「オーフィス?」

 

見た感じだと外国人で着ている服もこの子に合わせたのか派手なゴスロリ衣装だ。

 

だけど、話している感じ、日本語が上手いが。

 

「いやいや、それよりもなんで俺の部屋いるんだ?」

 

「我、ここに呼ばれただけ。

この本に」

 

「この本って、確か爺ちゃんの遺品か?」

 

そこにあるのは昨年旅だった爺ちゃんが持っていた古本で、他に貰い手がなかったので、せっかくの遺品なので受け取った本だが

 

「この本がどうしたんだ?」

 

「我、この本に呼ばれた。

本の主はお前で合っているか?」

 

「まぁ合っているが?」

 

「だったら、我、お前の願いを叶える」

 

「願いって」

 

「何でもできる。

払う代償はただ一つ、お前の命」

 

「物騒な事を言うな、餓鬼」

 

そう言い、俺は頭を軽く小突いた。

 

「?」

 

「お前が誰だろうか知らないけど、他人の願いを叶える暇があるならばお前の願いを叶えろ」

 

「この本の力で願いを叶えないといけない」

 

「だったら、お前が幸せになる方法を考えろ」

 

「幸せになる方法?」

 

「餓鬼がそんな風に他の人を気にしなくても良い。

とりあえず、夜遅いし、晩飯でも食べてから送ってやる」

 

そう言い、俺は冷蔵庫の中を見ると、残っている材料は野菜炒めと餃子があった。

 

数分だけで料理を行い、机の上に料理を並べた。

 

「これは?」

 

「野菜炒めと餃子だ。

アレルギーとかはないか?」

 

「アレルギーは知らないけど、我はなんでも食べれる」

 

「良い子だ、食べるぞ」

 

「うん」

 

そう言い、俺は食べていると、オーフィスは手掴みで食べようとする。

 

「何をしているんだ?

そんな事したら火傷するだろ、箸が苦手だったら、フォークかスプーンで良いか?」

 

「んっ」

 

そう言い、俺はスプーンを渡すと、オーフィスはそのまま食べ始める。

 

「・・・本当に願いは我を幸せにする事?」

 

「あぁそうだよ」

 

「・・・今まで言われた事なかった」

 

「そうか?」

 

「我、決めた」

 

「何を?」

 

「我、お前を主とする」

 

「主って、何を言って」

 

そう話していると、後ろから巨大な音が聞こえ、振り替えると入り口が破壊されており、そこからぞろぞろと変な集団が大量に入ってきた。

 

「なんだ!?」

 

「探しましたよ、オーフィス。

早く戻りますよ」

 

変な集団は俺の事を目にくれずオーフィスに話しかけてきたが、この雰囲気は保護者としては可笑しすぎるだろ。

 

「おい、てめぇら、人の部屋を勝手に土足に入ってくるな」

 

「邪魔だ、人間」

 

その一言と共に、俺の腹に何か力が当たって、後ろへと吹き飛ばされる。

 

「オーフィス、早く戻りますよ」

 

「・・・野菜炒め」

 

「はぁ、こんなのがなんですか、

アジトに戻れば、これよりも美味なのがありますよ」

 

「・・・我はもう戻らない。

ここで過ごす」

 

「何を言うかと思わえば。

我儘を言わないでください、あなたの願いの為にも、我々は集まったのですよ」

 

「それは我の幸せ?」

 

「えぇ、勿論」

 

「・・・お前達は我を利用しているだけ。

けど、我の幸せ、本当に願っていたの、一人だけ」

 

「何を言っているんですか、

あなただって、私達を利用しているだけでしょ」

 

「そう。

けど、もういらない。

我にはもう、一緒に幸せを叶える主がいる」

 

「主、何を「ぎゃああー!!」えっ?」

 

「人の家を勝手に壊しといて、謝る所か攻撃するとは。

これって、正当防衛で良いんだよな」

 

俺はそう言いながら、目の前にいた怪しい奴を蹴り飛ばしたが、今は家を破壊されたこいつらに制裁しないとな。

 

「ほぅ生きていたか。

さっさと奴を始末しろ」

 

その言葉と共に、俺にに向かって光の球や炎が襲い掛かってきたが、触れても大して痛くなかった。

 

「なんだ、シャボン玉かなんかか?

見た目だけだな」

 

「何っ!?」

 

さっきから驚いているが、俺は一体何を出しているのか分からないが、俺はともかく、今は家を壊した奴らをぶっ飛ばさないと気が済まない。

 

とりあえず、俺は近くにいる奴から順番に殴りや蹴りを繰り返しながら、近づいていく。

 

「どうなっている、なぜ普通の人間が、我らの攻撃が効かない!?

それに、なんだあの魔力は」

 

「言ったはず、我と幸せを願ってくれる主がいると」

 

「主、まさか、奴は契約者!?」

 

「よう、根暗女。

てめぇ、さっきはよくも人を吹き飛ばしてくれたな」

 

「くっ来るな!!」

 

そう言い、女は何時の間にか取り出した剣で俺の首筋へと当てる。

 

「痛てぇ、そんなの振り回したら、危ないだろうが!!」

 

「なっ」

 

俺はとりあえず、こちらに攻撃を仕掛けた剣をぶんどり、へし折ってから、女を拳骨を下した。

 

「がはぁ」

 

「てめぇら、さっさと帰りやがれ」

 

「ひっひいぃぃ!!」

 

俺がそう言い奴らを睨み付けると、まるで蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。

 

やがて残ったのは、ボロボロになっている部屋とオーフィスだけが残っていた。

 

「さっきの奴らはなんだ?

オーフィス、知り合いか?」

 

「ううん、なんか我の願いを叶えると言っていた変な奴ら」

 

「まぁ確かに変な奴らだったな。

てっしまった、部屋が!!」

 

「主、契約書を使うか?」

 

「そもそも契約書って、どう使うんだ?」

 

「・・・知らない」

 

「しょうがない、大家さんには悪いが、他に空いている部屋で寝るとするか。

オーフィスはどうする?」

 

「我は、主と一緒にいる。

どこまでも」

 

「そうか」

 

先程の感じだと、オーフィスには保護者はあいつらじゃない事しか分からないからな。

 

とりあえずは家で一日、預かって、明日警察に相談するか。

 

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