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契約者の朝は早い。
俺が契約者になってから一週間になったが、今までの生活とは大きく変わった事が多数ある。
まずは俺の家にリアスさんとスカサハの二人が住むようになった。
元々この家は俺の親が住む予定だったマンションだったが、親が仕事の都合で現在は一人暮らしを行っていたので問題なかった。
そして生活習慣も大きく変わった。
まずリアスさんとスカサハから様々な事を教えてもらう機会が多くなっていた。
リアスさんには俺の受験勉強の家庭教師をやってもらい、これまで以上に受験勉強が進み、そしてスカサハさんには身を守る術として、俺の持つ契約書を使った戦い方を中心に教えてくれた。
おかげでこれまで以上に様々な事を行えるようになった。
「まぁ契約書のおかげで様々な事ができるようになったのは幸運というべきだな」
そう言いながらも俺は目の前にあるダンボールに目を向けながら、笑みを浮かべていた。
「しかし、お前達は本当に凄いな。
あんな状況でもお互いを見捨てなかったからな」
そのダンボールの中には水で濡れている黒と白の猫が二匹入っており、俺が持っているタオルで身体を温めていた。
先程まで学校から帰宅している途中で予想もしなかった大雨が起きたのだが、帰り道の川でダンボールの中に入って流されている二匹の猫を見つけた時には驚いた。
普段から鍛えてもらっていたおかげでなんとか二匹を助ける事ができたが、このままでは風邪を引いてしまうので急いで家へと帰っていた。
「そういえば、二人共、今日は帰ってこれないって言っていたな」
本日はこの一週間の中では珍しく二人がいない日なのだ。
というのも、リアスさんの方はあれから実家に連絡していなかったので、心配をかけた事と契約書に選ばれた事についての説明がある為、帰りが遅くなると言っていた。
スカサハの方は何か気になった事があって、調べる事があると言っていた。
もしもピンチの時は契約書を使えばすぐに召喚できるらしい、本当だったら久しぶりの一人での食事だったが
「案外俺って、寂しがり屋なのか?」
以前まではそれ程感じなかったが、二人がいるのが当たり前になった一週間でここまで寂しいとは思っておらず、こうして二匹の猫と会えたのは本当に幸運だったと思う。
「さてっと、着いた事だし、風呂でも入るか。
お前らも、このままでは風邪を引くしな」
そう言って、俺はダンボールから取り出そうとしていたが、白い猫の方はなぜか身体を丸めて出て来なかった。
「んっ早くしないと風邪引いてしまうぞ」
俺はそう言っていると、黒い猫の方は何時の間にか風呂の入り口の前に立っており、にゃぁーと鳴いていた。
「なんだか、正反対だな。
でも、少し我慢しろよ」
俺はそう言い、白い猫を優しく抱きかかえると、そのまま制服を脱ぎ、濡れても大丈夫なシャツとズボンに手早く着替えると、風呂の中へと入っていった。
「んっ、どうしたんだ?」
俺はゆっくりと風呂桶にお湯を溜めていたら、白い猫の方は安心したような表情をしているが、黒い猫の方はなぜか不満そうにズボンを見ていた。
「なんだか変だな。
とりあえず、順番に洗うぞ」
俺はそう言うと二匹を順番に洗っていくが、白い猫の方は素直に洗われ、それ程時間が掛らなかったのだが、黒い猫の方は不満な事があるとみゃーと鳴いてしまい、洗いなおす事が多かった。
「なんだか可笑しいな?
黒猫はなんで胸の所を重点的に洗って欲しいんだ?」
俺はそう疑問に思っていると、白い猫は顔を下に向けていたが、黒い猫はなぜか満足そうに鳴いていた。
「さて、俺もそろそろ風呂に入るか。
お前らは溺れると困るからこっちの風呂桶にな、さて」
俺はそう言うと猫を風呂桶に誘導すると、そのまま着ていたシャツとパンツを脱ぐと、黒い猫はいきなり大きな声を出した。
「なっなんだ!?」
何が起こったのか分からなかったが、見てみると、黒い猫はこれまで見た事のない程に目を大きくしてこちらを見ており、白い猫は反対に顔を後ろに向いていた。
「よく分からないな。
まぁ別に良いか」
そう言いながら、俺は風呂へと入り、しばらく風呂を楽しんでいたのだが、何やら風呂桶で黒い猫は何を思ったのか、いきなり飛び出した。
「なんか、驚いたのか?」
俺は疑問に思い、急いで黒猫の方を見ると、そこには裸の黒髪の女性が立っていた。
「・・・へっ?」
これまで二度も裸の女性を見たのだが、未だに慣れずに固まってしまったのだが、女性の方はそんな俺に構わず、風呂の中へと入っていって、こちらの顔を舐めてきた。
「にゃあ、やっぱり男らしくて良い味しているにゃ。
初めまして、今日からあなたが私のダーリンだにゃ!!」
何やら色々と違うキャラのセリフを言っているようだが、目の前の女性は一体
「姉様、いきなり正体をばらしてどうするんですか」
「別の声」
「あの、こっちは見ないでください」
いきなり風呂の中で別の声が聞こえてきたので見てみると、そこには白髪の小学生ぐらいの子がそこにいた。
「えっと、これは一体」
「いやぁ、ダーリンに助けてもらって本当に感謝しているにゃ。
姉妹揃って、一目惚れも珍しいけど、ここまで大胆にされたのはダーリンが初めてにゃ」
「いきなりすぎて、この人も困惑しています。
まずは自己紹介からですよ、姉様」
そう言うと、小学生ぐらいの子は風呂の外にあったタオルで身体を隠すと、こちらにお辞儀した。
「初めまして、私は白音と言います。
先程から抱きしめているのは私の姉、黒歌です」
「初めてにゃ、ダーリン、黒歌だにゃ!
あっ勿論、ハニーも歓迎だけどにゃ」
「それで、白音ちゃんだっけ、君達はもしかして妖怪かなんかなのか?」
「無視かにゃ!!」
「はい、私達は猫又の妖怪で、ある理由があって、その日暮らしの生活をしています」
「こっちも無視かにゃ!!
お姉ちゃん、寂しいにゃあ」
俺と白音ちゃんが話している間も黒歌はずっと、俺の事を抱きしめており、片時も離そうとしていなかった。
その間も俺達は風呂場の中とは言え、なんとか互いの事情を説明する事ができた。
「俺自身はあまりそういう下僕はしたくないし、二人が乗り気じゃなかったら、別に良いよ」
「そうですね、これ以上迷惑をかける訳にもいけませんし、明日にでも」
「ちょっと待った、白音」
どうするか考えている内に黒歌は大きな声を出して、俺達は思わず振り向いたが、その時の黒歌の顔は何かとんでもない事を考えている顔だった。
「ようするに、セックスで負ければ、下僕になるという事だにゃ」
「まぁそうだな」
「私は正直、そういうのは」
「だったら、お姉さんにお・ま・か・せ!!」
その一言と共に黒歌は白音を無理矢理風呂場へと引きずり込むと、俺の頭を自身の胸へと押し付ける。
「なっ、何をするんだぁ!?」
「にゃはは、勿論、セックスだにゃ。
勝負の内容は白音が気絶させられる程の快楽を与えた時、私達姉妹はあなたの下僕だにゃ」
「お姉様、そんな勝手に」
「えぇ、でもぉ、ダーリンの方は準備万端のようだけどぉ」
そう言いながらも、黒歌は足を使い、俺の肉棒を擦っており、風呂の中とは言え、その足の絶妙な圧力に思わず大きくさせてしまい、頭のすぐ後ろから来る黒歌の胸の弾力でさらに興奮が高まってしまう。
「あとは白音だけ」
「誰がしますか」
白音ちゃんはそう、はっきりと断り、風呂から出て行こうとするが、なぜか身体は動かなかった。
「あれあれぇ?
もしかして、やっぱりやる気になっちゃった?」
「別に」
「我慢しなくても良いにゃよ。
さっき風呂桶で一緒いる間におまじないしたからにゃ」
「この人、意外と容赦ない!!」
あっさりと身体の変化の犯人だと自供するも、白音はまるで出て行こうとしなかったが、ついには俺の肉棒の前に自身の秘部に擦り付けてきた。
「ごめんなさい、私はこれには抗えません」
そう言うと白音ちゃんはそのままぎこちない動きで俺の肉棒の前に自分の秘部を押し付けながら、まじまじと肉棒を見つめていた。
発情しているのか、秘部から出ている愛液が俺の肉棒に当たり、緊張しているのか、擦り付けながらも徐々に肉棒の先を自分の秘部へと入れていく。
「どうにゃ?
初めての感想は」
「なんだか、熱くて、今まで我慢していたのが、全部出てきそうでぇ」
白音ちゃんはそう言いながら、肉棒を自分の秘部の中へと入った。
白音ちゃんの秘部に入り込んだ肉棒によって、白音ちゃんのお腹にポコッとした部分が出てきた。
「にゃはは、想像以上の大きさで白音のお腹に肉棒がここまで出てくるとはにゃ」
黒歌はそのまま白音の腹を撫で始め、俺は思わずビクッと動いてしまう。
白音ちゃんの小さな身体によって、秘部の中はこちらを引き裂く程の強烈な締め付けが襲い掛かるが、白音ちゃんのお腹を通して黒歌が優しく触れた手に俺はさらに興奮してしまう。
黒歌の手は白音ちゃんのお腹越しだが、俺の肉棒に正確に手を当てて、肉棒の先端や筋の部分等に触れて興奮は高まっていき肉棒がさらに大きくなっていく。
「にゃはは、私の手でこんなに興奮するなんてナデナデとにゃぁ」
黒歌は手を緩める事なく的確に俺の弱い所を触り続け、俺はすぐに限界を迎えると共に白音の中へと射精を勢いよく行う。
「にゃああぁ!?」
精液を勢いよく出すと共に白音ちゃんは大きな声を出し、見てみるとその表情は惚けており、涎を出しながら快楽に浸っていた。
「にやぁ、本当に、これ程の精液を出すとはにゃ」
そう言いながらも、黒歌は満足そうにすると、すぐに風呂から出ていく。
「さっそく登録されているか、確認しに行くにゃ」
そう言い、黒歌は風呂から出ていくが
「あっやばい!」
俺はすぐに危険を察知し、白音ちゃんを抱えて急いでリビングに行くと、そこにはいらない本を縛る時に使っている縄に絡まれて動けなくなった黒歌がいた
「あっよかった、まだマシな方だ」
「にゃあ、これは一体どうなっているにゃ!?」
「説明するとだな、契約書ってルールに沿った方法以外で所有者以外の人物が手に取ると、契約書に触れないように強制的な不運が襲い掛かるんだ。
中には死ぬのもあるらしいから、黒歌は運が良かった方だよ」
「そんな運は嫌だにゃ!!
助けて、白音!!」
そう、白音ちゃんに助けを求めるが、ぷいっと顔を反らし、無視した。
「さてっと、あっ本当だ、登録されている」
「無視は駄目にゃ、ダーリン!!
それとも、ダーリンは縛られる私に興奮しているのかにゃ?」
何やら騒いでいる黒歌を無視し、俺は新しく追加されている項目を見ていく。
「ほう、留守をしている間に下僕を二人増やすとは、なかなかやるではないか」
「あっスカサハ、お帰り」
俺は契約書を読んでいると、コンビニで買った缶ビールを片手で飲みながら入ってきたスカサハがいた。
「スカサハは今までどこに?」
「なに、この家に住むのだから少し働き口をな。
なかなかに面白く、暇も潰せるから、私にはうってつけの仕事でな」
「あの、この人は?」
「この人はスカサハ、俺の女王で色々な事を知っている人なんだ」
「スカサハだ。
これからよろしく頼むぞ、子猫、それになんだ、縄猫」
「それはこれを見てかにゃ!!
別におばさんに負けるつもりはないけどにゃ」
「若さだけが武器のお主に渡すつもりはないがな。
まぁ、下僕が増えたのは良い事だ、このまま増やさないと危険だからな」
「危険?」
危険とはどういう意味なんだろうか?
「お主以外の契約者が近く襲ってくるかもしれないという事じゃよ」
「「「えっえぇええぇぇぇ」」」
いきなりの話で俺達は叫んでしまったが、スカサハは構わず話し続ける。
「私も過去の契約者達を見ての予測じゃが、契約者はなぜか互いを引き寄せる性質があってな、それに応じて、己が持たない下僕を相手から奪い取ろうとする者も多くいる」
「マジで」
「あぁ、しかも奪い取った下僕は相手のページを使っているからな、相手の戦力が減って
こちらの戦力が増えるというのが契約者の戦いの基本じゃ」
「なんだか、えらい詳しいにゃ。
やっぱり歳だか」
黒歌は何か言いかけたがスカサハがすかさず拳骨した為、それ以上は言葉がでず、俺と白音は思わず、互いに抱き合ってしまった。
「契約者は悪魔に選ばれた人間だ。
その人間の欲によって、幾万も姿を変えるが、どうやら今回は厄介な奴が来るかもな」
そう言い、出したのは髭を生やした男がいた。
「こいつは?」
「契約者兼殺し屋じゃ。
仕事先で出くわして、契約させられそうになった」
「大丈夫なんですか!!」
「舐めるでない。
奴程度の実力、大した事はなかったし、奴の下僕になろうと思わなかったしな」
「それが何か問題があるんですか?」
「下僕は一度忠義を尽くした相手から新たな主に変えるのは難しいんだ。
新たな主に相応しい、またはそれと同等に思える何かがあった時のみ変えられるのだからな。
あんな殺人鬼の元へ行くつもりはない」
そう言いながら、缶ビールを未だに飲み続けるスカサハだが、ふとビールを机の上に置いた。
「問題は奴の下僕じゃ」
「下僕ですか?」
「あぁ奴自身力量が足りないのか、一人しかいないが実力は確かだ。
儂以下だが、グレモリーと猫姉妹では到底勝てない相手じゃ」
「そこまでの相手ですか」
既にピンチな状況に陥っている訳だ。
「まぁ別に問題ない。
お主、さくっとNTR」
「いやいや、軽く言わないでくださいよ」
「別に問題ない、実際に連れてきているから」
「えっ?」
そこまで言われて、やっと気づいたのだが、スカサハさんの後ろには人一人が入れそうな袋があり、中からゴソゴソと動く音が聞こえるのだが
「いきなり誘拐ですかぁ!!」
スカサハの想像を超えた行動に俺は思わず驚きながらも、必死に袋を開ける事にした。