クリスちゃんの件分かった事については、他の契約者から眷属を奪える事が分かった。
これは俺にとっては今後重要になっていく事だと思える。
なぜならば、眷属を奪えるという事は反対にこちらの眷属を奪われる可能性もあり、俺はその時は多分だが、抵抗もできずに殺されると思う。
今では家族のような存在になっている彼女達に対して、俺は現実を受け入れられずに混乱し、その隙に殺される可能性が一番高い。
「とりあえずは二度寝するか」
そう言い、数少ない睡眠時間を堪能する為に、俺は再び寝る事にする。
クリスちゃんの一件もあり、ここしばらくは緊張した一週間だったが、正式にクリスちゃんが家の眷属になって、ほっとした後に俺はベットへと寝ようとした時だった。
チャイムが鳴る音がして、俺は寝そうになった意識を無理矢理起こす。
「誰だ?」
俺はそう言いながら、眠気がありながらも、ドアを開けると
「久しぶりだね、いーくん」
「・・・・」
俺は無言でドアを閉めた。
「ちょっと、いーくん!
何閉めているの!!」
「いや、お前にここの住所を教えたつもりはないんだけど!!」
「おじさん達に聞いたのよ!!
とにかく開けなさいよぉ!!」
「ぐぎぎぎぃ!!」
鍵を閉めていなかったので、ドアは開かれそうになり、俺は眠気を吹き飛ばすようにドアを引っ張るが、ドアはあっさりと開けられ
「いきなり、久しぶりに会った幼馴染に失礼じゃないかな?」
「いや、その、すんません」
「とりあえず、正座ね」
そう言われ、俺は素直に正座して、彼女から説教を受ける事になった。
説教内容を反らすようだが、目の前にいるのは結城明日奈、世間一般で言う所の幼馴染である。
彼女は俺が通っていた小学校、中学校までは一緒だったが、高校に入る頃になって海外留学する事になって以来初めての再会である。
のだが、この人は温和な性格に見えて、結構アグレッシブな性格で、帰ってくる度に何かトラブルがあるので、あまり会いたくないのだが
「それにしても、情報通りという訳ね。
一応聞くけど、いーくんは契約者なのね?」
「っ!!」
その単語を聞いた瞬間、俺は契約書を取り出そうとしたが
「待って待って!
別に敵対する訳じゃないから。
こういう経験多いのは分かるけど、私は本当に敵じゃないから」
「・・・まぁ前とはあまり雰囲気が変わっていないようだけど、なんで俺に会いに来た?」
「それは心配したのと一緒にちょっと話したくて」
「はぁ、まぁ警戒するだけ無駄だよな」
明日奈とはそこそこの付き合いだから疑うのも馬鹿馬鹿しいからな。
とりあえずはリビングに上がって、話すだけしよう。
「とりあえず上がって、話しようか」
「それじゃあ、お邪魔します」
そう言いながら、明日奈を家に上げて、紅茶を出して話をする事になった。
「まぁ久しぶりで昔話をしたいけど、私がここに来たのはある目的があって来たの」
「目的?」
「雪音クリスちゃんから聴きたい情報があるの」
「クリスちゃんに?」
「えぇ、彼女の元主だけど、各勢力からは問題視されているの。
できれば捕まえたいけど、その情報があまりにも少なすぎるの。
だから証言を貰いたいけど」
「その場合、クリスちゃんをどうするつもりだ」
「現在はあなたの眷属だから手を出すつもりはないわ。
それに彼女を含めて多くの眷属に罪はないから。
なるべくだったら、早く捕まえたいけど」
そう言った明日奈の言葉からは嘘を感じられない。
そこから考えても、信じる事はできるが
「そもそも明日奈は一体なんでそんな事を知っているんだ?」
「留学先で魔法の才能が高かったらしくて、スカウトされちゃったの。
向こうではそれで忙しくなっちゃって、今回もそれで」
一体どんな所にスカウトされたのか、明日奈の目から少し生気が無くなっているのだが
「本当、大変なのよ。
今でも向こうの大学と組織の二重生活だし、組織の生活で睡眠時間も削られて、本当に」
「なんか、ごめん」
俺が思っていた以上に社畜だったようだ。
とりあえず、これ以上明日奈の目を死なせない為にも話題を変えないと
「まぁクリスちゃんは今は他の皆とショッピングだから、夕方には帰ってくると思うよ」
「そう、だったらそれまで、あなたの話を聞かせて貰っても良い?」
「別に良いけど、大した事は言えないぞ」
「まぁ、いーちゃんの事だから契約書の内容もあんまり考えていないでしょ」
「まぁそうかもな」
「実際にあなたは契約者の中でも有名よ」
「そうなのか?」
図星な事もあるが、それ以上に会話を続ける為にも俺はとりあえずは目の前にいる明日奈の真意を聞く為にも、俺は手に持った契約書を持ちながら、どう会話を行っていくか、悩む。
「あなたの事は有名よ。
これまで有名な実力者は勿論の事、隠された才能を持っていた数多くの者の実力を引き出してきた事でもね」
「それって、他の契約者でもあり得るんじゃないのか?」
「いいえ、むしろあなたはあり得ない塊なのよ」
「そんなにあり得ない塊なのか?」
「はぁ、少しは自覚しなさいよ。
まぁ昔からそういう所があるのは知っていたけど」
そう言いながらも、明日奈はジト目でこちらを見ながら言った。
「良い、他の契約者は眷属の力を目覚めさせる事なんてできないのよ」
「そうなのか?」
「えぇ、契約者ができるのはランクによって渡せる力の付与だけ。
けど、あなたの場合は付与がない代わりに目覚めさせるという他には見せない力があるわ」
「そんなにとんでもない事だったのか」
「本当、あなたが契約者って聞いた時から胃に穴が開きそうになったわよ」
そう言いながらも心配してくれる辺りは昔から変わりないようだな。
「一応聞くけど、あなたはこれまで眷属したのはどんな子達がいるの?」
「そうだな、まずはフェイトだろ、次にアリサに、雪泉、ユウキ、霧切、楯無、フェルト。
最近はクリスちゃんも入って8人だな!」
「駒はどうなっているの?」
「駒?」
「眷属になっている時に与えられる力よ。
悪魔の駒を参考にされていると聞いているわ」
悪魔の駒?
確かに聞いた事があるように思えたが、少し確認するか。
「確かポーンを4本分と騎士が2本」
「まぁ妥当ね」
「戦車と僧侶がそれぞれ3本ずつだ」
「嘘でしょ!!」
「うわぁびっくりした」
「そりゃあそうよ。
その駒達は増やす事は眷属に上級クラスがいないと不可能なのに。
いや、でも待って、確かにこれまでの人達から推測しても、あり得るわね」
「なんだか、難しい話題だな」
「あなたは少しは緊張感を持ちなさい。
こんなの普通に考えて可笑しいのよ」
「はぁ」
「契約者にある本来の付加がない代わりに本人の資質を覚醒させる事はおそらく金でも不可能よ。
それと聞くけど、あなたにある契約書の力は?」
「別に大した事ないぞ。
魔法を見たり、書き換えたりする程度」
「書き換えって、もう本当に。
これを聞く限りだと、よっぽど相性が良かったのかしら?」
「相性って、悪魔と契約者にも相性があるの?」
「あるわよ、それは。
例え最下級の悪魔と契約しても、契約者自身との相性が良ければ銅の契約者を倒せる程の力を持っている。
けど悪魔と人間では信頼関係を作るのは難しいわ。
下手したら、あなた、現魔王達を超える力を持つかもしれないわよ」
「ふぅん」
「また、呑気に!
分かっているの、このままじゃあなたの命が危ないのよ!!」
「確かにそれは嫌だけど、それ以上にグレイフィアさん達が心配だよ」
「えっ?」
「俺はまぁ多少納得しているし、この生活には不満はないよ。
けど、俺のせいで、他の皆が傷つくのはね」
「・・・」
どんだけ力を持っても守れない事がある。
それを想像するだけで震えが収まらないからな。
「本当に、そこは変わりないのね。
分かった、だったら私も覚悟を決めた」
「覚悟?」
「私をあなたの眷属にして」
「なんで?」
いきなりの展開すぎて、ついていけないんだが。
「先程話した通り、私はギリシア勢力の中でも少しは偉い地位よ。
あなたが敵対しない事を私が証明する為にも、眷属になった方が良いと思って」
「えっこうして話できる関係だけじゃダメなのか?」
「だっ駄目じゃないと思うけど、やっぱりその、こういうのはきちんとした形の方が良いと思って」
そう言われても、これって、勢力から奪い取るという考えにもなるんじゃないのか?
俺がもしも眷属にした場合、ギリシアという勢力からの攻撃はないだろうか。
「問題ないわ。
というよりも、既にゼウス様から許可貰ったわ」
「なんだかいきなりとんでもないトップの名前が出てきたけど」
ゼウスって、あのゼウス!?
それにギリシアってもしかしてギリシャだったの!!
なんか似ているとは思っていたけど、間違いではなかったのか。
でも、眷属にする方法がなぁ
「いや、でも、眷属にする方法が「えっセックスでしょ」なんでそれを!!」
「だから有名になっているって言っているでしょ。
契約者の契約方法は噂が広がれば広がる程に有名になっているのよ。
現にあなたの事「銀色の契約者」以外には「色欲の契約者」「スケベ契約者」って呼ばれているわよ」
「知りたくなかった、その事実!!」
俺は思わず、その場で落ち込んでしまった。
だって、それって、世間では俺の事を変態扱いしているという事でしょ!!
「まぁそれ以上に「襲われる契約者No1」とも呼ばれているわね。
あなたってば、ほとんど自分からやらないで、相手から押し切られてやっているから、そういう意味でも有名よ」
「一体どこからそんな情報が!!」
「むしろ情報を話して牽制している人が眷属には数多くいるんじゃないの?」
そう言われたら否定できないのが現状だけど
「それに、それだけ慕われているから良いじゃない。
私だって、好きだから言っているのだから」
「まっまぁそう言われると照れるけど」
先程の不名誉な称号を言われた後だと、どうもなぁ
「まぁ、そんなに気にしないで。
それに今の時間だったら、その、他の人にも邪魔されないから」
そう言った明日奈はそのまま俺に抱き着くと同時に唇を重ねて、キスから始めた。
最初は優しめで、口と口が触れ合う程度だったが、それ以降は俺が主導権を握られないように明日奈の口を開かせて、そのまま口の中に舌を捻じれこむ。
それに驚き、眼を見開いているが、それを無視して、俺は明日奈を蹂躙するように舌で歯の間を隅々まで嘗め回すように動かしていく。
先程の紅茶の香りと明日奈自身の甘い香りも相まってか、口の中はとても甘く、それだけに魅力的に感じてしまい、何時までもなめ続けてしまう。
「んぐぅ、もうぅ」
そんな俺のキスに対して、呆れながらもなにやらゴソゴソと動き始めた。
何をしているのかと、思っていると、俺の肉棒が突然何かに覆われてしまう。
慌てて下を見てみると、俺のズボンは降ろされており、明日奈がこちらに抱き着いているので見えにくいが、腰は一切動いていなかった。
肉棒の方にも膣内にある温かい感触もないから、行っていないと分かるけど
「そんなに気になるなら、少し見てみる?」
そう言い、明日奈が見せたのはなんと明日奈の太腿が俺の肉棒を挟んでいた。
胸よりも硬くもありながら、人肌として柔らかさもあって、これまでにない感触で少し驚きを隠せなかったが、明日奈はそんな俺の様子を見て笑みを浮かべながら器用に足を上下に動かしはじめる。
「ここまで結構大変だったからね、少し汗をかいているけど、良いわよね」
その言葉通りに俺の肉棒は明日奈の汗で濡らされており、普段は感じない締め付けもあって、俺はすぐに限界を迎えてしまい、僅かだが精液が出てしまう。
「あっびっくりした、でもこれだったら」
そう言うと共に俺の精液と一緒にそのまま明日奈は音を立てながらふとももで俺の肉棒を
しごいていく。
その刺激は先程以上に強く、俺の興奮高まっていき、俺はそのまま明日奈のふとももを両手で掴んだ。
「どうしたの?
もしかして、気に入らなかった?」
「いや、そうじゃないけど、でもやっぱり、これから出すのは、その」
「・・・確かにそうね。
私も、これが初めてだったら、これが良いかも」
そう言い、明日奈は足の力を抜き、俺の肉棒を持つとそのまま肉棒の先端を自身割れ目へと当てると、少し息を吸い込むのと同時に膣内へと肉棒を入れ始める。
「熱いっ、さっきの足でやったのよりも、感じてしまう」
そう言い、初めての体験で明日奈は息を吐きながら呟く。
そんな様子を眺めながら肉棒を膣内に入れながら、その感触を楽しみながら、肉棒搾り取ろうとする力で、思わず気を抜いたらすぐに出てしまいそうになり、俺はそのまま両膝を掴み、ゆっくりと肉棒を前後に動かし始める。
動きながら俺の肉棒と明日奈の秘部は絡み合いながら淫靡な音を溢れさせており、それに合わせるように膣内はどんどん濡れていき、肉棒を出し入れする度に愛液が徐々に溢れ出ようとしていた。。
「これが、セックスね。
確かにこれは癖になるわね」
「俺も、これは何回やっても、辞めれそうにない」
実際にこれまでもグレイフィアさん達とのセックスは毎回行っているが、辞める所がどんどんエスカレートになっていき、この前は酒が入っていたのもあってか4Pという無茶な事をしてしまった。
そんな思い出がありながらも明日奈は腰を上下に動かすのを辞める所かさらにきつく締めてくる。
そうして俺と明日奈は自然に互いの指を絡ませて、手を握り合い、互いに何かの動きをする度に快楽は高まっていき、それは早くも限界を向かえた。
「出すぞ、明日奈」
「うんっ、いーちゃんのを私の中にっ!!」
その言葉に答えるように俺は明日奈の膣内に、精液溢れ出るまでに、射精を行い、それに対して明日奈はそれを受け止めるようにゆっくりとした動きで腰を動かしつつ、俺に体を重ねた。
互いに肌が全て触れ合っている状態を確認すると、自然にキスをしてしまい、射精が収まってからもぬちゃと湿った音を立てながら、ぽとっと音がしたが、気にせず俺達は互いに求めあうように動かしていく。
そこからはまさに獣のように互いの身体を喰らうように行っていき、俺が明日奈の胸に夢中になれば、明日奈はその手で肉棒を触れる。
明日奈が肉棒を咥えている時には、俺は明日奈の秘部の隅々を飲み込むように舌を動かしていく。
そうして、互いに互いを求めるセックスを行っていく内にふと、ガチャという音が聞こえる。
「・・・やばっ!!」
その音で一瞬呆けたが、俺は思わず立ち上がる。
「さっきの音は?」
「入口のドア」
「・・・やばいわ!!」
話し声が聞こえたので、帰ってきたばかりなので、俺達は急いで衣服を整えながら、周りを見渡すと、俺達の行為によってできた跡が残っており、このままではまずいと思った。
幸いなのは俺達が行ったのは先ほどから会話に使っていた机と椅子だけだったので、近くにあったタオルで拭き取り、匂い消しで誤魔化しを行う。
明日奈も窓を開けたり、ゴミ袋を開いて、俺が使ったタオルを入れると、近くの部屋へと放り込んだ。
「ただいまぁ!
あれ、その人は?」
勢いよく入ってきたユウキは明日奈を見て疑問に思ったようで、互いにアイコンタクトをすると、明日奈は先程まで行為をしていた所を見えないように立つ。
「えっえぇっと、私の名前は明日奈と言って、その今日から眷属になったの」
「えぇ、嘘ぉ!
僕はそんなの聞いていないよ」
「どうしたの、ユウキ、そんなに騒いで」
「だって、クリスに霧切!
新しい眷属が来たんだよ、僕何にも聞いていないのに!!」
「まさか、こんなに早く増えるとはね」
「そうね、彼の行動を考えれば少しはあり得るけど」
そう言うと霧切は俺の事を見つめたので、ビクッとしてしまったが、そんな俺を見て霧切は少し呆れたように息を吐いた。
「ほら、二人共。
帰ったら、手洗いうがいよ」
「あっそうだった!」
「あっ待て!
たくよぉ、世話をかけさせるぜ」
そう言い、二人はその場から離れ、霧切は
「とりあえず引き出しにある敷物を使いなさい。
そうすれば、少しは誤魔化せるから」
「「すいません」」
全てお見通しのようで、俺達は思わず頭を下げながら、急いで証拠の隠滅に取り掛かる。