三大勢力会議から数日後、俺の大学ももうすぐ夏休みが突入する事もあり、今後の予定をどうするかについての話題が俺達の中では広がっていた。
眷属も多くなり、俺達の存在も勢力で大きく広まっているが、それ以上に夏をどう楽しく過ごすかについても課題だった。
契約者になってからは、眷属を含めて稼ぎは多くなっていたが、旅行を行うかについて話し合っていた。
眷属全員が集まっての旅行は、親交を深める為に行っていた。
「さて、旅行先をどこにするか」
こうやって、旅行を行う機会が増えたのは非常に喜ばしい事だが。今後の不安もあり、下手な場所へ行くと、危険な目に合う可能性がある。
メンバーの大半はヨーロッパに行きたいと言っている。
俺の場合は海外で言葉が通じるか不安なので北海道や沖縄を希望しているが、多数決で決まるので今後が悩み所だ。
「何か悩み事かにゃ」
「っ!!」
背後から声かけを行われ、後ろを見てみると、これまで見た事のない女性が立っていた。
黒い着物を着ており、長い髪を後ろに纏めている事もあり、第一印象は雪泉とは正反対なイメージがする女性だった。
こちらを気軽に話しかける感じもあり、ますます正反対な性格であり、似ているのは体格だけで警戒してしまう。
「ふぅん、噂に聞くだけあって、なかなかに強そうだにゃ、銀色の契約者さんは」
「お前は?」
「つい最近知った禍の団の黒歌さんだにゃ。
まぁ下っ端だけど」
そう言われて、警戒をさらに高め、俺は懐から契約書を取り出し臨戦態勢を取る。
「それで、禍の団の黒歌が何の用かな?」
「にゃはは、そう警戒しなくても大丈夫だにゃ?
契約者に危害を加えるつもりはこれっぽっちもないから」
「それは、それは」
そう俺は言いながら、黒歌から離れるように少しずつ後ずさるが、それよりも早く俺の方へとにじり寄り、俺を押し倒し、体の上に覆い被さってくる。
「いやぁ、銀の契約者の噂は色々と聞いているにゃ。
あのヴァーリですら上位と言わせる強さに、数多くの眷属。
そして何よりも」
そのまま黒歌は両肩をぐっと強く押し込んで、無理やり地面に押し倒した。
「こちらの方がとんでもない強者と」
「はぁっ!?」
そう言い黒歌は俺の腰の上に跨って俺の両手を掴むとそのまま着物越しの胸へと触れさせる。
いきなりの行動で俺は驚きを隠せなかったが、そのまま手は手の平に収まらない程の大きさであるにも関わらず、柔らかで官能的な乳房の感触が俺の手一杯に広がる。
着物の上からでも既に乳首が勃っているのが分かり、止めなければいけないと分かっていながらも、その気持ち良い揉み心地に夢中になってしまう。
「にゃはは、この胸に夢中になってもらって、私も嬉しいにゃ。
こっちもやる気になっているようだし」
そう言うと黒歌は手を俺の股間へと伸ばし、いつの間にかすっかり硬く勃起していた肉棒を優しく撫でながら言う。
「にゃはは、言葉ではそう言っているけど、こっちは正直なようだにゃ」
その言葉と同時に着物の上半身がはらりと腰の辺りまで一気に落ちて、俺の上に着物が降りると目の前には先程まで触れていた綺麗な乳房が零れる。
同時に黒歌は俺の両手首を掴むと、今度はその吸い付くような肌触りの乳房を直に触れさせた。
大きさとは違って、適度な弾力性があり、それ以上に手に収まらない程の大きさの乳房は、見事に俺の理性を打ち砕いてしまった。
「本当に、行為が目的なのか?」
「そうだにゃあ、どうかにゃぁ?」
そう挑発するように俺に寄り添いながら言うが、俺は既に我慢ができずに、乳を揉みしだきはじめる。
乳首をコリコリと親指で弄り回しながら、膨らみを手のひら全体で強めに揉み、刺激を与えていく。
「にゃっ、にゃあぁ…」
こちらを挑発するように、胸を揉まされていた黒歌だが、その態度はなぜか胸を揉んでいる内に徐々に変わってきた。
最初に見せた余裕な態度は少し経つと、笑みが少し崩れてきた。
「ねっねえ、いつまで胸ばかりするにゃ?」
「飽きるまで」
それだけ夢中になれる柔らかさがあり、それ以上の行為へと進まない為にも俺は胸だけを揉み続けた。
その行為が気になったのか、黒歌の顔は赤くなり、上に乗っていた脚からがさがさとした物音が聞こえてきた。
だが、俺はそれをあえて聞こえないふりをして、行為を続けていく。
「んっんっ、ねっねぇ契約者。
私の胸も良いけど、そろそろこっちなんてどうかにゃ?」
「なんで?」
「そんにゃもの、私がしたいから、ってあれ!?」
黒歌はズボンに手を伸ばそうとしていたが、手はぺたっと、俺の上に被さっただけで、動けない状態だった。
「にゃ?」
「愛撫も行為の一環だからな。
こうやって、攻め続けたら、少しは効くと思ったけどやっとか」
「にゃぁ、計算に入れていたのかにゃ!?」
「全然、ただおっぱいに夢中になっていただけ」
俺はそう言うと、こちらを押し倒していた黒歌を地面に倒して、そのまま倒れて、胸を枕代わりにするように頭を埋め込んだ。
「普段はお互いが気持ちよくするのを目的にしているが、襲ってきたのはそっちだから、反撃されても文句は言えないよな」
「へっちょっ待っ」
その言葉を無視し、俺は再び行為の続きを行うように胸を揉み続けた。
今度は揉むだけではなく、口の中にも乳首を入れ、手と口以外はしっかりと黒歌の身体にしがみついた。
「にゃあ、駄目っ、そんにゃに吸っても、ミルクはでにゃいっ!?」
向こうから話しかける言葉を全て無視し、俺は頭にある柔らかさを堪能する為に動き続けた。
一舐めを行う事に黒歌の身体は大きく震え、一揉みする度に滑らかな声がこちらまで聞こえてくる。
そうして、俺は一時間ばかりの愛撫を続けていき、少しは満足して、顔を見上げると、そこには既に涎を垂れ流しており、眼の集点が合わない黒歌だった。
下を見てみると、俺のズボンを必死に取ろうとしていたのか、俺のズボンに手を伸ばしている黒歌の手があり、俺によって下敷きになっている黒歌の着物からは愛液によって、地面が濡れていた。
「あれ、もしかして、これでもう終わりか?」
その反応を見て、俺は思わず言ってしまうが、未だに我慢できない事もあり、俺は黒歌の秘部を着物越しで触れてみた。
すると、先程まで気絶同然だった黒歌がビクッと大きな動きが見え、見てみると息を少し荒げながら、こちらを見つめていた。
「どっどうなっているんだにゃ、おっぱいでここまでになるなんて」
「俺の周りの眷属はお前と同じぐらいの大きさの奴もいるからな。
こうした行為はまだまだ序の口だぞ」
「あれが、まだ」
それだけ言うと、黒歌の目には恐怖ではなく、むしろ興奮したのか見つめてみた。
「ねっねぇ、契約者。
契約者の眷属には、行為を行わないといけないんだよね。
だったら、私を眷属にしない」
「そう言われてもな、俺は別に行為を行いたい訳ではないからな」
そう言いながらも、俺の肉棒は既に準備ができているが、相手はテロリストの一人だからな、そんなに簡単に願いを聞いたら危険だろ。
「わっ私が知る限りの情報を教えるにゃ。
それに、私がやりたい事は、契約者と一緒ならば叶えそうだにゃ」
「やりたい事?
別にこの行為だけだったら、断りだぞ」
「そっそれもあるけど、でも」
「んっ?」
どうやら、何か訳アリなのか黒歌はあまりこちらを見ようとしない。
「その内容次第だ」
「・・・妹を見守りたい」
「妹?」
「私が、幸せになって欲しいと願って、離れた妹にゃ。
私が近づく資格はないのは分かっているけど、でも」
そう言った黒歌の顔からは快楽への執着は薄れており、語られているのは確かに真実だと言う事が分かる。
「その言葉に偽りはないな」
「にゃっ。
もっ勿論だにゃ」
そう言った黒歌の顔は真剣であった。
ただ、顔から僅かに出ている快楽へ向ける方向は見えるが、現状は信用できるだろ。
「だったら良いかな?」
「にゃ?」
黒歌は何を言っているのか分からないようで、疑問に思っているようだが、俺はそんな彼女を無視して、俺はズボンから出した肉棒を着物を掛け分けながら挿入する。
「にゃっにゃぁあ!?」
「言葉で嘘は言っていないからな。
それに、俺も我慢できなかったからな」
「にゃ、これが契約、いやご主人の肉棒!!」
「えっと、まぁな」
その一言に、俺は思わず戸惑いながら返事するが、それでも既に我慢ができない所まで来たので、俺はそのまま腰を動かし、黒歌の中へと入れていく。
「にゃあぁあ、奥まで、もうこんなに来ているにゃっ!?」
そう言いながら、俺は肉棒を根本まで黒歌の膣内に挿入していくと、途端に秘肉が強く包みこみ、たまらない快楽に襲われる。
そのままゆっくりと腰を引いてから再度、膣奥へと挿入していき、互いに絡みつくその感触に、既に興奮を隠せずに俺達は互いに抱きしめる。
そうして互いに夢中になっている間も淫猥な音はなり続け、結合部からは溢れる愛液がだらしなく漏れ出す。
そうして、俺は手を乳に伸ばして、乳房を弄りながら先端の乳首を指先で摘みながら刺激すると、それに反応して膣内で秘肉が強く収縮して容赦なく俺の精液を搾り取ろうとする。
「にゃぁ、ご主人は、おっぱいがお気に入りかにゃ?」
「あぁ、そうだな。
そういう黒歌は、どこが気に入った?」
「こっちも捨てがたいけど、私を夢中にしてくれたこの口にゃ」
そう言い、俺とキスを行う。
キスを行って、初めて分かったが、黒歌の舌はざらざらしており、舌から感じ取る快感は初めての体験で俺は驚きを隠せなかった。
そうして、互いに求めあう内にやがて限界を迎え、俺は伝えようとしたが、黒歌は夢中になりすぎて、こちらの口を離そうとしなかった。
そうしてキスに夢中になって、限界を迎えたと思った次の瞬間、凄まじい勢い黒歌の膣内へと射精を行っていく。
射精中も膣内は断続的にしっかり締めつけていき、絞り尽くさんばかりに容赦の無い快楽を与えてくる。
その間もキスを辞める事なく、射精が続く限り、互いに求めあい、抱きしめ続け、やがて精液がようやく収まってからそっと唇と手を離して、そして俺は黒歌の秘部から肉棒を抜き取る。
すると、既に限界を超えていたのか半ば放心状態になった黒歌の膣から俺の精液が溢れ出し、地面を汚す。
「にゃっにゃふぅ」
その言葉と共に黒歌は倒れてしまうも、契約書を見てみると、新しく黒歌について記載されたページが出てくる。
「さて、これでテロリストが身内にいる事になったけど、どうした物か」
それだけ言うと俺は彼女の服だけ整えて、近くの公園へと移動する。
「んっ?」
そう移動している間にこちらを見つめる視線を感じ、俺は振り向くと、そこには白髪の女の子が立っていた。
「えっと、何か用か?」
「・・・あなたの近くにいる人ははぐれ悪魔ですよ、契約者様」
「ほぅ、俺の事を知っている事は裏の関係者?」
「申し遅れました、リアス・グレモリーの眷属の一人。
塔城小猫です」
「グレモリー、あぁ確かグレイフィアさんの義妹の」
「はい」
「けど、はぐれ悪魔か。
一応は契約したから安全だと思うけど、知り合い?」
「・・・いいえ」
そう言った小猫ちゃんの表情はどこか優れないようで、黒歌を見ないようにしていた。
「・・・俺に隠し事は通じない事は知っているか?」
「それはどういう意味ですか?」
「契約書には契約した奴の情報が書かれている。
余りにもプライバシーな事はできないけど、真実であり、どういう奴なのかも分かる」
「っ」
その言葉に何か驚いた様子だが、俺はとりあえず黒歌のページを見ると確かに小猫ちゃんの事は書かれていたが
「あぁ、これは確かにな。
悪いな」
「いいえ、事実ですから」
そう言った小猫ちゃんの声は少し怒りが込めており、憎しみを込めたように黒歌を睨んでいた。
「・・・一応は俺の眷属になったから手を出すのは許さないが、言いたい事があればいつでも来い」
「いいえ、私からはもう姉様から近づきたくもありませんので。
ただ、気を付けてください」
それだけ言うと、小猫ちゃんはその場から離れた。
「最後に言っておく事がある」
「なんでしょう」
「なんか悩みがあれば相談に乗る。
俺の眷属の妹だ、どうしても叶えたい願いがあれば、俺が手伝ってやる」
「・・・それだけ、聞かせてもらいます」
そう言い、小猫ちゃんは今度こそ、その場から立ち去った。
そして立ち去ったのと同時にのそりと黒歌は立ち上がった。
「それで、実際の所どうだ?
契約書に書かれている事は大体真実だが」
「にゃはは、合っているにゃ。
だからこそ、ご主人、お願いにゃ。
もしも、あの子が私を殺したいと言った時には、叶えて欲しいにゃ」
「・・・」
「それだけの事をした自覚はあるからにゃ」
「・・・そうか」
どうやら思った以上に重い問題を抱えてしまったが、これから行う事は変わらない。
眷属の問題は俺の問題でもあるからな、なんとかしないとな、この姉妹問題を。