夏休みが突入する前日、いよいよ念願の旅行前日もあってか、俺を含めて皆は旅行の準備に大忙しであり、旅行先のヨーロッパで何を行うのかについても改めて纏めていた。
全員が旅行を楽しみにしていて、朝早くからの出発もあってか、毎日のように襲われていたのは今日ばかりはなく、俺は久しぶりに落ち着いて眠っていた。
「眠っていたはずなのになぁ」
「すっすみません!!」
目を開くと、何時の間にか温泉に入っており、目の前には全然知らない少女が泣きながら謝っている状態だった。
「こっここはですね、実はあなたが今住んでいる場所よりも前にあった温泉なんですが、最近何やら力が高まった影響なのか、夢の中なんですが、その復活してしまいました」
「力だと?」
「はい、普通はあり得ないのですが、魔力や、様々な力があったので、本来ならばあり得ないのです。
その影響で、あなたをここに呼び出してって、あれぇ!!」
「ごめん、多分それ俺だ」
目の前にいる少女が丁寧に説明してくれたおかげで分かったが、どうやらテレビでよくあるパワースポット的な場所だった温泉が俺の眷属達の力により強制的に呼び出されてしまったらしい。
「そっそうだったんですか。
ですが、こんな事を言うのも変ですが、ありがとうございます」
「へっ?」
いきなり何を言っているのか分からないが、俺は困惑している間に少女は口を開いてくれた。
「この温泉、私が死ぬまで住んでいた場所なので、こうして夢の中でも復活できたのは嬉しいんです」
「死ぬまで、という事はもしかして幽霊?」
「あっはい、遅れましたが、私、湯ノ花幽奈と申します」
これまで様々な存在と出会ったが、そういえば、幽霊と会うのは初めてだな。
「けど、こうして話ができるのはもう少しだけです」
「どうして?」
「この温泉はあくまでも一時的な物。
夢の中でも現存するには、継続させる私自身の力が必要ですが、私では足りないので」
「そうなのか」
そこまで言われると、原因は全て俺にあるのだが、ここで解決策としては俺自身も加わる事だが、それでは俺がいつまでも寝ている訳だ。
ならば、ここは幽奈さん自身の力を高めるしかないのだが
「一応聞くけど、この温泉を保てるならば、どんな事でもする覚悟はあるか?」
「あっあるんですか、その方法は」
「まぁ、でも、その方法はなんていうか、その、色々とやばいというかなんというか「覚悟はできています、私ができる事ならばどんな事でも」そっそうか」
「だったら、その眷属になる気はあるか?」
「眷属って、もしかして契約者さんだったんですか!!」
「知っているのか?」
「えぇ、私も生前で見たのですが、様々な偉い人がなっていると聞いておりましたけど、あなたはもしかして高名な方ですか!?」
「いやぁ、偶然になっただけだ。
それで、俺の眷属になったら、幽奈ちゃん自身の力を高めて、この地を守護できるだけの力が出る可能性があるんだけど」
「いっいや、その高名な方の眷属になるのは嬉しいのですが、私程度でなってもよろしいんでしょうか」
「別にそれは構わない。
問題は幽奈自身の気持ちだから」
その言葉を聞くと、驚いた顔で幽奈はこちらを見たが、すぐに俺に詰め寄ってきた。
「ぜひお願いします!
あなたなら、私の願いも叶えられて、仕えたいと思えました」
「いや、即答なのは良いけど、そんな会って10分もしないけど、良いのか」
俺から出した提案とはいえ、普通は断るような事なのに
「私の時代では眷属にならなければ死を意味していました。
幾ら嫌がっても断る事のできない。
そういう意味では光栄でありながら、決してなりたくない存在でした。
けれど、あなたは私に選択をさせてくれた、それだけで、私は決心する事ができました」
「そうなのか」
そう言われると照れるけど、とりあえずは合意という事で良いんだな。
「それじゃあ、さっそく始めるぞ」
「はい!!
それで、何をするんですか?」
「いや、契約者によって、契約方法は違うんだけど、俺の場合は、その、SEXだ」
「せっくす?
あの、すみません、私は外国の言葉はちょっと」
「そうなのか、その性行為だ」
「・・・えっと」
それを聞くと、先程までピンク色に染めていた頬は顔が真っ赤になる程に震えていた。
「えっと、それは、その、その方法以外はないのですか?」
「ない」
残念ながら、俺はこれ以外の方法ができないのは既に確認済みだ。
それを聞くと、既に幽奈の表情を見ると、眼を回しており、混乱をしているようだ。
さすがに無理な相談かと思って、諦めようとした時だった。
「私、その温泉の暖かさは知っているのですが、人の暖かさは知らないのです。
だから、その、色々と下手糞ですが、よろしくお願いします」
幽奈はそう言うと、俺を湯舟の中へと入れさせると、そのまま自身が来ていた浴衣を脱ぐと目を泳がせながらもゆっくりとこちらに近づく。
そんな幽奈の言葉を聞くと、俺は自然に湯船の中で幽奈に近づき、腰回りに両手を伸ばし、抱き寄せ、湯面が波打って幽奈と俺の体が密着する。
俺は自身の腰の上に幽奈を抱き上げて、そのまま肉棒の位置を股間の裂け目へと合わせると膣口と肉棒の先端が湯の中で触れさせる。
そうして緊張したままこちらの動きに合わせるように俺に体重を預けるような体勢になる。
「そのっ、お願いします」
「あぁ、行くぞ」
その言葉と共に俺は幽奈の尻を両手で鷲掴みにしながら、肉棒の先端を徐々に膣内へと挿入させていく。
湯船の中ではあるが、先程の言葉で、既に興奮をしていたのか、ぬるぬると愛液で溢れているのがよくわかる程に濡れていた。
「ああぁ、熱いのが、中に、温泉の湯じゃないのが入ってくる」
「ぐっ」
根本まで肉棒を膣内へと挿入させると、ねっとりと秘肉が締めつけて強い刺激が襲ってくる。
温泉の中で湯面を揺らしながら、幽奈の秘部を下から肉棒で突き上げていく。
そうしていると、眼前では大きな乳房が揺れ動いており、俺はたまらずに乳首へと唇で吸い付き、刺激する。
「ひゃぁ、そんなに舐めないで、こんなのされた事ないのにぃ」
そう言いながらも、俺は止まる気はなく、幽奈の乳首を舐め続ける。
これまで見てきた誰よりも白い肌とそれに見合った大きな胸に何度も胸に夢中になった俺が我慢できなくなるのに時間はかからなかった。
温泉に住んでいた事もあってか、ハリの良さはこれまでの中で一番と言って良い程の潤いがあり、一舐めしてもすぐにとろけそうな程に夢中になった。
それに合わせるように幽奈もまた自身の腰をくねらせ、膣内を収縮させながら俺の首にしがみついており、もはや喘ぎを隠そうともしない程に快楽に溺れているようだった。
「温泉で、身も心もぽかぽかするのは好きだけど、あなたとこうすると、もっと温かくなって、好きです!!」
「俺も、温泉でやると、こんなに気持ちが良いなんて、知らなかった」
俺はそう言い幽奈の腰をぐっと掴むと、そのまま一気に肉棒を根本まで勢い良く突き立て、腰を前後に動かして挿入を繰り返していく。
その度に幽奈の膣内からはとめどなく愛液が溢れ出し、肉棒を突き入れる度に結合部から卑猥な音が漏れ出していく、
既に俺もまた熱い膣内の締めつけに何とか必死に耐えながら、幽奈の尻に何度も腰を叩き付けて快楽を貪る。
「ああっ、こんなに、温かくなって、私、もう我慢できないのに、もっと味わいたいのにぃ」
そう言い幽奈は体を小刻みに震わせはじめ、膣内の収縮も急速に強まって肉棒を締めつけはじめる。
それが合図かのように、俺はさらに出し入れの速度を上げ、背中に手を回して、幽奈の顔を見つめる。
「俺はもう我慢できそうにない、良いか、幽奈」
「あああっ、出してっ、このまま中に溢れるまで、注「はむぅ」んぐぅ」
幽奈がそう叫ぼうとした瞬間、俺は幽奈の唇を奪い、同時にこれまで我慢していた精液を流し込む。
すると、神奈子様は背中を数度震わせており、叫ぼうとしていても、俺とのキスによって声が出ず、快感の逃げ場がないまま震え、やがて全て出し切ると同時に全身の力が抜けてしまったかのように目の前の岩場へとへたり込んでしまった。
俺は射精がすっかり収まるまで震える膣内の感触を堪能し、すっかり精液を出し切ってから肉棒を膣内から抜き取ると、膣口から白く濁った液体がとぷとぷ溢れ出し、温泉の中で精液が浮かび上がってくる。
「こんなの駄目なのに、もう夢中になって、駄目になりそう」
「幽奈」
そう言いながら、俺はゆっくりと、眼を閉じると、同時に目の前が明るくなり、気づくと朝になっていた。
「・・・夢だったのか、本人も言っていたし」
周りを見ると、見慣れた部屋であり、少し残念に思いながら、契約書を覗いてみると
「主、これはどういう事ですか」
「あっあわわわ」
「えっ嘘!!」
契約書から出てきたのはアインスで同時に幽奈が出てきた。
「これって一体?」
「まさか霊体を眷属にするとは、思いもよりませんでした。
ですが、眷属は本来は身体があってできるのですから、彼女は現在は契約書の中に存在しています」
「それじゃあ、あの温泉は」
「あっそれでしたら、この契約書の中にありますよ!!
これだったら、何時でもどこでも温泉を呼び出せますよ!!」
「えぇ」
契約書の能力が増えると思っていたが、まさか温泉自体を呼び出す事ができるとは思いもよらなかった。
でも、それって
「旅行先で風呂の心配はないという事か」
外国でも温泉があるが、住み慣れた日本の温泉が一番だと思うので、この能力は案外ありがたいかもしれない。
「はい、これからもよろしくお願いします!!」
こうして、俺の契約書に新たな居候である幽奈が家族に加わった。