パチパチと暖炉の薪が弾けていた。
大きめの豪勢な部屋に肥えた中年の男と、毛布にくるまる少女。
がくがくと震える少女に太い指がコーヒーカップを差し出す。
「…大丈夫かい?」
「…はい」
大丈夫な訳がなかった。
レイプされそうになったのはつい1時間前の事であった。
いきなり襲いかかってきたかと思えば、生々しくいきり立ったぺニスを見せつけ笑う男。
あれは…"悪魔"だ。
"アクマ"以上に凶悪なものかもしれない。
いや、と言うよりもアクマが元々人間であった事を考えれば、もしかするとそういった人間が内に込めている禍々しい感情が"アクマ"そのものなのかもしれない…?
震えるリナリーの脳裏には何度もあの"悪魔"のおぞましき笑顔が浮かび上がっていた。
まさか、同志である教団員にそんな感情を抱かれてるなどとは思いもしなかった。
(なんで…?なんであんな事を…)
体中を舐められたり、ぺニスを見せつけられたり、ファーストキスを奪われたり…
どれも最悪の行為だった。
おそらく今後一生それらの行為はリナリーの心に影を落とし続けるだろう。
しかし今、最もリナリーの心を傷つけているのはそれらの行為ではなく…なぜ同志である自分にそんな下劣な思いをぶつけようとしたのか、が解せない事だった。
同じ団体に所属し、 同じ目的を共有し、同じ屋根の下暮らす仲の自分に対し、なぜあんな事を…
リナリーからすればあり得ない事だった。
そもそも彼女は自身の容姿が、可愛らしい顔に美しい脚、それを強調するようなミニスカートとニーソックス、引き締まったスレンダーな肢体のラインが浮き出る教団服…が男達の股間にどれだけ悪影響を及ぼすのか理解していなかった。
暖炉の傍で毛布にくるまっていても、この悪寒は収まるところを知らない。
心の底から冷えるような恐怖の氷は一度凍れば溶ける事はない。
原始的な性欲が16歳の少女の心にトラウマを植え付けた。
「顔、青いよ。温かい物を飲んだ方が良い、今スープを作ってあげるから…」
「あ、ありが、とう…」
本当に凍ったように口が動かしづらい。
ぶるぶると震える手でコーヒーカップを掴むと、くっと飲み込む。
運動直後で汗を流していたのと体が強張ったのとで喉がカラカラになっていた。
温かいコーヒーはトラウマの氷を溶かすにはあまりにも頼りなかったが。
支部長が台所をガサガサ漁る音が聞こえる。
ここは支部長室。
どうやらここ一室だけで生活できるよう出来ているらしい。
台所からトイレ、シャワールームまでもが備え付けられている。
「…スープ作るのに時間かかるからその間シャワーにでも入るかい?」
台所の方から支部長の声が聞こえる。
確かに体中がべとついて、今すぐにでも洗い流したい気分だった。
男が襲ってきたのはトレーニングの直後だった。
だから元から汗をかいていた所をさらに舐められ吸われ…男の臭い唾液がリナリーの若く瑞々しい汗に混ざる。
支部長さえ許してくれるのなら、今すぐにでもシャワーに入りたい。
「い、いえ…そんな、お気遣いなく」
「お気遣いなく?今はそんな遠慮をしている場合じゃないだろう…さ、入りなさい」
支部長に勧められるがままにシャワーに入れさせられるリナリー。
ここは共用の女性用シャワールームよりも設備が良いらしい。
個室には鍵がついていて外から人が入れない仕様になっている。
カチャ…ッ
静かに鍵を閉めて、ふっと息をつくリナリー。
と、同時に全身の力が抜けてどさっと両膝を床につく。
「うっ…うぅ…」
溢れ出す嗚咽。
細い両肩をわなわなと震わせながら、涙を落とす。
恐怖と不安から免れた瞬間、張り詰めた表情が崩れてくしゃくしゃの泣き顔へと変わった。
何故自分があんな目に遭わなければならないのか。
自分は何も悪い事はしていないのに…
あまりにも理不尽な仕打ちに悲しみの涙を流す。
彼女の存在そのものが男達の下半身に悪戯しているとは解らずに。
冷えきった体にべたついた肌。
その不快感に気付いた時にはもう服を脱いでいた。
汗の付着したショートスパッツに白いニーハイソックスを脱いで、一糸纏わぬ姿でシャワールームへ入る。
シャアアアアアアアアア…
温かい湯を浴びて、身も心もリフレッシュする。
当然、心に負わされた深い傷は癒える訳がないが。
支部長の気遣いか、バスタブには温かい湯が沸いていた。
いかにも高級そうなボディソープで自身の白くてきめ細やかな肌を洗い始める。
キュッとくびれた腰に歳の割りには大きめの乳房。
引き締まった尻にバレリーナのようにすらりと伸びた美脚…
「ハァハァ…」
それらを何の惜しげもなく一望できる興奮に、支部長は息を荒げていた。
「ぐふ…っ、リナリー…良いよおエロいよお~」
まるで家族から隠れてAVを観る中学生のようにウキウキした様子でモニターを眺める。
そこにはいくつものアングルからビデオカメラで撮られたリナリーの姿が映っていた。
支部長がカチッと一つのアングルをクリックすると、その画面が一面に大きく映し出される。
リナリーの尻のアップだった。
「ハァハァ…素晴らしい…リナリー、こんなエロいケツをいつも我々に見せてたんだね君は…ハァハァ、たまらないよお…あ、今ケツの穴見えた」
ちょっとでも尻を突き出すようなポーズをとると美しい桜色の肛門が覗く。
『聖女』とさえ形容される彼女でも、あんなに綺麗なピンク色の肛門から毎日排泄物をひり出しているのだ。
その姿を妄想するだけで興奮して股間がはち切れそうなほど勃起する。
しかも彼女は見られている事に気付いていないという背徳感。
こんな事もあろうかと、彼女が赴任してきたその日に自身のシャワールームに計12個の超小型防水ビデオカメラを仕掛けておいたのだ。
おかげで設備投資で支部長の財布は逼迫中。
ここ、支部長室であれば彼女を独占できる。
他の下っ端共に触れられる事なくリナリーを愛でる事ができる。
カチ…
別の画面をクリックすると、今度はリナリーの顔と胸がアップになる。
『ふぅ…』
濡れた髪を伝って、温かい水が胸をぱたぱたと濡らす。
伏せ目で髪を洗う表情と仕草が色っぽくてたまらない。
細い腕を頭上に上げると彼女の綺麗な腋が映る。
あのリナリーと言えどもトレーニング後の腋は汗臭いんだろうな…
実際脱ぎたてのニーソックスは臭かったし…
映像越しに彼女の腋の臭いを想像してるだけで辛抱ならなくなってくる。
カチ…
今度は背中への遠巻きのアングルだ。
このアングルからだとリナリーの身体が背後から全て見渡せる。
「…おほ」
体を洗うリナリーが脚を洗う仕草に思わず声が出る。
体をくの字に曲げ、鹿のようなポーズをとるのがたまらなかった。
時折見える横顔もとても美しい。
今にも爆発しそうなほど膨れあがったぺニスは触っただけで本当に爆発してしまいそうだ。
普段、服を着て立って歩いているだけでも男に欲情されてしまう彼女が、全裸でちょっとでもセクシーなポーズをとったら…男は我慢できる訳がなかった。
「うっ…」
ビュッ!!ビュッ!!ビュッ!!ビュッ!!
たまらずティッシュの中に"想い"を吐き出してしまう。
毎日リナリーの盗撮写真や盗んだ衣類で複数回抜いていたはずだが、不思議と濃い精液が大量に迸る。
全裸のリナリーを眺めながらの射精はそれだけ格別だった。
当然、一発だけで事足りる訳がない。
カチ…
射精後間もなく、残り汁が少し出かけているのにも関わらず、さらにぺニスを握りしめる。
今度は下半身のどアップだ。
画面を変えた瞬間、一面白い世界が広がる。
しばらく見ているとそれが彼女のふともものアップなのだと分かった。
上半身から流れてきた水が彼女の脚線美を伝う。
見ているだけで柔らかいのだろうなと思う。
しかも程良く筋肉の付いた、肥満体系の柔らかさとは全く違う柔らかさだ。
しなやかで質の良い筋肉。
普段は柔らかいのに力を入れるとくっと硬くなる筋肉。
無駄の無さの象徴たる脚の美しいラインがそれを見ている者に思わせる。
ガタッ…
男はふいに立ち上がると、なんとそのリナリーのふとももに露出したぺニスを擦り付け出した。
液晶の画面越しに。
「おおおおっ…!良いぞぉ、柔らかいぞお、リナリー…」
気持ち良さそうに独り言を呻くと、またしてもあっという間に射精してしまう。
「うっ」
抑えきれなかったのか、容赦なく液晶に精子をぶちまける支部長。
いや、あえてか。
あえてPCの故障など省みずにリナリーのふとももに擬似ぶっかけをしたのか。
「…たまらん。たまらんよ、リナリー…」
2発射精してもなお、支部長の怒張は収まる事を知らなかった。
こんなにも興奮したのは10代の頃以来だ。
「ありがとう…ありがとう…」
55歳になってもなお猿のようなオナニーを楽しめる健康体に産んでくれた事を何故か彼は親に感謝していた…
カチ…
お次は腰周りを横から撮ったアングルだ。
胸からキュッと腰が絞れて、またお尻の方へ向かって太くなっていくラインがたまらない。
バキバキの6パックとは程遠いが、適度に鍛えられたお腹には時折腹筋の筋がうっすらと浮き出て、それがまたセクシーだ。
蹴りを武器にしているだけあって、お尻がちょっと大きいのも素晴らしい。
カチ…
今度はリナリーの顔がどアップになる。
憂いを帯びた表情はとても16歳の少女のそれとは思えないほど美しく、耽美でさえあった。
長い睫毛から覗く紫色の瞳はアメジストのようだ。
目鼻立ちはどうあがいても文句の付けようがないほど整っていて、顔だけ見ているとこの世のものとは思えなくなるくらい綺麗だった。
大人びた哀愁を漂わせながら、年相応な少女らしい可愛らしさも持ち合わせている。
(ぶちまけたい…この清純な顔に、ぶちまけてやりたい…っ!)
知らず知らず、映像を見ながら拳を握り締めていた支部長。
撮られているとはつゆほども知らないリナリーが思い思いの表情を見せてくれる。
たまらず椅子から立ち上がり、屹立したペニスを扱き始める。
「ハァハァ…良いよお、リナリー…もっとパパに可愛い顔を見せておくれ…」
妄想が過ぎて興奮が昂ぶると、つい"父親"になってしまう。
彼の性癖がそうさせるのであった。
美少女を見るとその父親になりたくなってしまうという。
犯したい。
今すぐシャワールームの扉をぶち破って彼女を犯してしまいたい。
実際にしようと思えばそうする事もできた。
彼女に渡したコーヒー。
あの中に睡眠薬でも入れれば彼女を眠らせて、好き放題する事もできたはずだ。
そもそも1時間も待たなければ、麻痺薬の効果が残っていて、彼女を好き放題できたはず。
じゃあ、何故、支部長はそれをしなかったのか。
答えは、彼は最後まで彼女の"父親"でいたいからだ。
単純な性欲を満たすためだけなら今すぐ犯した方が良いだろう。
そうしないのは彼が感性を超えた…理性を満たす性関係をリナリーと築きたいがためであった。
ただセックスするだけでなく、彼女の"父親"として彼女の方から自分の愛をねだってくる、そんな関係でありたいなどと夢想していた。
そのためには彼女の信頼を勝ち取らなければならない。
レイプされそうになっていたところを助けて、温かい食事とシャワーを提供し、彼女を他のレイプ魔共から隔離する。
そうすれば彼女は自分の事を信頼し、"父親"のような存在だと認知してくれるはず。
勝手にそう思っていた。
これからこの支部長室で二人っきりで生活するつもりだった。
実際、外には他の教団員がリナリーに迫ろうと色めきだちながらウロウロしていて危険極まりない。
誰もいない彼女の部屋で待ち伏せしている者さえいた。
そんな変態共から彼女の身を守り甲斐甲斐しく身の回りの世話をする…それが支部長の狙いであった。
今すぐにでも犯したい。
そんな猛る劣情を抑え付けて、何度も映像でオナニーする。
その理想が成就した時、55年間今まで生きてきて良かったと思える瞬間が来るだろうから。
「うっ…!」
ビュビューッ!!
3度目の射精。
それでもまだまだ濃くて粘付いた物が出る。
55歳にしてこの射精量は奇跡的であった。
映像でこれなら本物を前にした時どんな風になってしまうのであろうか。
きっと股間が爆発しそうなほど膨れ上がって大変な事になってしまうだろう。
もし彼女から『パパ』などと呼ばれて、勃起した股間をしゃぶられようものならどうなってしまうだろうか?
それを妄想しただけでたまらなくなる。
キュッキュッ…
シャワーの栓を閉める音が聞こえた。
(そろそろお遊びも終わりか…)
精子でべとべとになったPCと自信の股間を拭うと、素早く何も無かったかのように煮えたスープを皿に注ぐ。
本人がそのつもりなら、このスープにでも睡眠薬を仕込んで、彼女を無力化させる事だってできる。
だがそれを許さないのは、彼の変態チックな性癖だった。
(絶対に『パパ』って呼ばせてやるからな…)
支部長とリナリーの二人っきりの生活が始まる…。
絵里&亜里沙の短篇でもパパキャラ出しましたが出し過ぎかな…?
個人的には大好きなんですよね。
10代の美少女を相手に自分をパパと呼ばせる事に興奮する変態キャラ。
させるのが20代の大人の女性でもイイですね。
大抵、アニメや漫画だと20代後半ともなれば作中では年長者扱いされますが、50代のオッサンからすれば娘同然ですもんね…
いい歳こいたお姉さんが小娘扱いされるシチュも書きたいです。