※この作品はR-18です。

艦これ ある惑星の宇宙人な英雄   作:セビンリア

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世界観
 ミノ・・・レーダー妨害(阻害?)装置が作動している
  通常、レーダー有効範囲は100キロぐらい、となっている
   本当はレーダー有効範囲はもっと広い(全部妨害装置のせい)

新規登場人物
 イー168(イムヤ)
  1度体を失ったが、転生して戻ってきた存在
   凄い能力を秘めている

 大和
  1度体を失ったが、転生して戻ってきた存在

 間宮
  料理長





提督、夕陽へ抱く想い

 

 私ぃ、宇宙人で提督やってます・・・。

 今ぁ~、深海棲艦の撃滅に向けて奮闘・・・スヤァ・・・。

 

 

 

 

「・・・く、・・とく、・いとく、提督!」

体を揺すられているようだ。

 

「・・・むぅ、・・・どうしたぁ?」

「今日は提督が睦月と護衛任務に行く予定でしょ?。集合1時間前よ。」

「もう、そんな時間なのかー・・・」

掛け布団から出る。まだ寝ぼけ眼だ。

 

「大丈夫?、提督も一緒に訓練して疲れてるんでしょ?。鳳翔に頼んで来る?」

「大丈夫だ。一番忙しかった時の半分の忙しさだ。問題は無いよ」

「・・・ちゃんと休んでよね?。でないと、私たち心配なんだからね?」

「分かってるよ。これでも、疲労は残さないようにしているつもりだよ」

 

 服を出してくれるので、渡されたのを着る。

着た後で、身だしなみを整えてくれた。

 

 

・・・良い娘だよ。扉壊す以外は・・・。

 

 間違えて鍵掛けちゃったよ。案の定、破壊されたなぁ・・・。

また妖精達に作って貰いましょ。

 

『良い出来だったのにー!』

 

って、お小言言われるだろうなぁ。・・・誠心誠意謝ろう、うん。

 

 

「・・・よし、ほら!、シャンとしなさいよね!?」

「勿論だとも。ありがとな、イムヤ」

 

 頭を撫でる、・・・良い笑顔だ。

 

「あー!、今日こそは私がやろうと思ってたのにー!」

艦娘ちゃんが1人入ってきた。

 

 ・・・いつもながらデカい。身長は、この鎮守府では、もう一人より小さいぐらいだ。

 

「あら、大和、ひと足遅かったわね」

「・・・イムヤさん、また扉を壊したんですね?」

「仕方が無いじゃない、こうでもしないと提督は起きなかったわよ?」

「そうですよね~」

「・・・2人共、まるで私の寝起きが悪いような冗談は、よしこちゃんだぞ?」

「・・・それは、洒落のつもり?」

「え?、分からなかったか?」

「私も分かりませんでした・・・」

「それに冗談を言ってないし、冗談になってないわよ?」

「・・・」

 

 辛辣ぅ!。

 鳥ちゃ~ん!、受けなかったよ!?。どーするの、この間!?

え?、私が思い付く訳無いでしょ!。・・・もう。

 

「・・・じゃ、じゃあ、軽く食事を済ませてから行ってくるよ。2人共ありがとうな」

『行ってらっしゃい』

 

 2人共、笑顔で片手をヒラヒラさせて見送ってくれた。

 

 

 

 食堂に来た。少し早めの朝食なので今は間宮以外居なかった。

 

「間宮、軽食を作ってくれー」

「は、はい、只今!」

 

 

「はい、お待たせしました」

数十秒で支度をしてくれた。早いものだ。

 

「手、大丈夫か?」

指に包帯を巻いていた。

 

「包丁で少し切ってしまいまして・・・」

「そうか、ちょっと失礼」

「ひゃ!」

 

 間宮の切った指の手を両手で掴み念じる。

・・・鳥ちゃん、君は座ってて良いからね!。お呼びじゃないよ!。

 

「・・・さ、これで大丈夫だろう。包帯を取ってごらん?」

「え?、はい・・・あれ!?」

 

 指の切り傷を治した。これぐらいは他者の体へ干渉できる。

・・・ほぼ、ここまでです。重傷はめっちゃ時間掛かります、ハイ・・・。

 ギュッとしてドカ~ン?、何その干渉力の強さ?。魔法か何かなの?。

魔法は使えないからね!?。

 

「そのくらいの傷であればすぐ治せるから、私が居れば言いに来なさい」

「あ、有難う御座います」

 

 間宮が治した指を見ながらボーっとしていた。

・・・さて、食事を摂ってしまわないと、動くのが大変になるな。

少し急いで食す。

 

「ご馳走様。間宮、ありがとうな」

「ひゃあ!」

 

 頭を撫でると悲鳴を上げられてしまった。

何でじゃ!?。潮といい、何でいつもこんな反応なんですかね?。

 

「・・・大丈夫か?」

「だ、大丈夫です・・・。失礼しました」

 

 よく見ると顔が赤くなっているが、・・・え?この鈍感め!って、

もう、何がなにやら・・・。

 故郷の惑星以外だと、まだ表情だとか仕草を見慣れてないのよ!。

今まではそんな余裕無かったよ・・・。

 

「じゃ、行ってくるよ」

「あ・・・、行ってらっしゃいませ」

 

 ・・・少し残念がっている様子で気にはなるが、今はやる事があるのだから致し方無い。

去り際に手を振ると、笑顔で振り替えしてくれた。

 

 

 

 行く前に自分の武装の予備スロットへ水を入れていく。

 

 この鎮守府の睦月は活動の度合いによっては水を大量に消費する。

 

 この鎮守府に居る艦娘で、睦月が総合性能で最強の存在。

その労力に比例した燃料の消耗となる。

・・・水だけどね!。経済的でしょ?。弾薬の消耗は激しいけどね・・・。

 

 

 

 集合場所へ来た。水平線から陽が昇り始めている。

 

「出発時間9分前です。もう少し早くお願いしますよ?」

もう、睦月が落ち合う場所で待っていた。

 

「・・・善処するよ」

 

 

 勘弁してください、マヂで!?。これ以上早くなんて、もうムリィ!。

寝貯め出来てないんだからね!?。

 え、今100%のうちの何%の体力があるのかって?。・・・20%です。

マイナスになったら寝込んじゃいますからね!?。

 

 

「・・・そう、ですよねぇー。・・・さ、今日の任務に行きましょう」

「先ずは、私が今日の作戦開始地点まで、睦月を運んで行けば良いんだな?」

「はい、そうしないと間に合いませんよ?」

 

 初めからその予定だったんか~い!

 

「分かった。では、失礼」

サングラスを掛けて武装し、睦月を両腕で抱っこする。

 

「にゃは!」

 

 ・・・嬉しそうだね!、全く、小悪魔め!。こっちまで笑顔になるよ!。

艤装込みだと、重いよねぇ。戦艦級の主砲を持ってるし、そうなるか。

 

「では、行くぞ」

「りょうか~い!」

 

 背中のジェットパックを噴かせて目標地点まで向かう。

 

・・・推進装置でしょ?。まあ、人型の着用物だし似てるけどさぁ・・・。

 

 

 

「今回の護衛対象は輸送船です」

移動中に睦月が言った。

 

「何隻だ?」

「1隻です」

「1隻?」

「そうです」

「私と睦月に頼むとは、随分と大袈裟だな」

 

他の鎮守府に任せれば良いと思うのだが・・・。しかも我々の鎮守府から場所が遠い。

 

「嗜好品や娯楽品を積んだので撃沈される事の無い様に、との事です」

「ちなみに護衛人数は?」

「睦月と提督だけです」

「・・・もう1人、連れて来たかったなぁー」

 

 今の人間達にとって、一番の精神負担の解消となる物。

たった2人だけで守るのは厳しいのでは?

 

「だめ!」

睦月が怒る。

 

「・・・何でだ?」

「あー…っと、あ、安全海域なのでそんなに必要は無いんです」

「それだと、私達2人が出る必要も無くなるぞ?」

 

 

 睦月の目が高速で右往左往している。

いや~、速いね!、人間じゃ真似出来ない速さだね!。さすが艦娘。

 

 

「・・・と、とにかく!、2人でやるったらやるんです!」

「ハハ、分かったよ」

 

 睦月の事だ、隠し事はあっても、悪い事は絶対にしないのは分かっている。

・・・積荷に何かあるんだろう。

 

 

 

護衛対象の船の所まで着いた。陽が顔を完全に出していた。

 

「お待ちしてました。今日はよろしく頼みます!」

船長と思(おぼ)しき人に挨拶された。

 

「はい、頼まれました」

「船長さん、ちょっと・・・」

 

 睦月が船長となにやら話している。

話をしている最中で睦月がガッツポーズをした。・・・やっぱり何かあるじゃん。

 

 

 

 はぁーれたぁそらぁー、エアコンが効いてるー。

・・・武装してなかったらこの空模様は耐えられなかったわー。ロボットマジ感謝。

 

 ・・・AIちゃーん、何かセンサー引っ掛かったの在るぅ?。

何度言わせるんだって?、仕方が無いじゃん、暇なんだもーん。

 

『提督、輸送船の進行方向150キロに深海棲艦発見!、その数、10隻以上!。

こちらを発見し、真っ直ぐ向かっています。』

「む!?、睦月、そのまま護衛を頼んだぞ!」

『了解!』

 

 暇だと思ったらコレかい!。・・・睦月、こっちのセンサーより索敵範囲が広いのよねぇ。

レーダー妨害装置があるのにこんなに索敵できるんだから大したもんだよ。

望遠鏡で周りを見渡すのは疲れるし、睦月が居ると助かるねぇ。

・・・空母組には劣るけどね。

 

 

 ・・・で、やっぱりさぁ、私が居ると、人型は逃げるよねぇ。

一目散に深海に潜るからもう見つけらんないよ。・・・残りが楽で良いけどさ。

 

『提督、こっちに別働隊が急速接近中です!』

 

 何だって二人だけの任務でこんなに出てくるかね!?。厄日だよ全く。

 

「睦月、そっちは頼んだ!。こっちの撃沈も大事だ!」

 

銃で丁寧に急所へ打ち込んでいく。何隻倒したか?、沢山です。

 

 

「よし、やったぞ!。そっちへ向かう!」

 

 よ~し、超音速(マッハ)で行くぜ!。

 

 

 

 睦月は敵機への対応で忙しい様だ。

 

 航空機への対応は2次元移動の存在では大変だよな。

やはり時代は3次元の航空戦。私は、航空機には乗ってないですけど・・・。

 

『にゃ!?』

 睦月が被弾したのが見えた。

 

「睦月!」

『ま、まだ大丈夫にゃし!』

 

 睦月は大丈夫のようだ。駆逐艦級なのに頑丈だよねぇ。

 

 睦月の主砲発射、ヌ級を撃沈の撃沈確認。・・・威力も相まって一撃必殺だよね。

 そして戦艦級の砲弾を高速リロード。

手つきが早いのなんのって、あんな重たいのを十秒で終わらせるんだから凄い。

 

「私が敵を引き付ける、持ち堪えろ!」

『了解!』

 

 

 げぇっ!?、レ級居るじゃん!。逃げなかったのか!?。

銃は弾切れだし、・・・やるしかないか。

 

 剣を出して突撃する。攻撃対象を切り替えさせるのと、各個撃破が目的だ。

 

 全員こっち見たぁー!、・・・ヒィ~、対空砲火がきびしいぃ~!。

 

 

 バキャァン!

 

 

 今の速度とレ級主砲の威力が合わさって、盾が砕け散る。

・・・身軽になったと思おう。だが、やらせはせん、・・・やらせはせんぞぉー!!

 

 集中!

 

 AI、速度上げるぞ、ついて来いよ!。

 弾を避けつつ接近するのに集中する。

 

 ・・・レ級、覚悟ぉ!

 

 

 ドオォォン!

 

 ・・・・・・・・えっ?、レ級撃沈!?

・・・あ、睦月ね。良い腕だわホント。 

 

 ドオォォン!、ドオォォン!、ドオォォン!

 

 睦月がどんどん敵を屠っていく。

 

 

 あの~、睦月さん!?、私の出番無くなってるんですけど!?。

盾まで無くしてここまで来た意味は何だったのぉー!?。

 

 ・・・あ、慰めはいらんよ?。睦月と来るといつもの事だし。

 

 

 

『提督、囮、お疲れ様でした!』

「・・・そうだな」

 

 ・・・そうね、囮役だったと思いましょう、うん。

 

「提督、水をくださいな!」

「了解。受け取れ」

ひとつボトルを渡す。すぐに飲み干した。

 

「もっとです」

「了解」

「もっと」

「・・・了解」

「も」

「りょ」

「m」

 

 

 睦月ちゃん!?、いつもながら、体のどこにそこまでの量が入るのか不思議なんだけど!?

 

 

 

 

 その後は何事も無く目的地まで着いた。

輸送船の損傷は対空機銃の弾のみで、当たった箇所の塗装が剥げた位だった。

 

「この度は、本当に有難う御座いました」

輸送船の船長に感謝された。

 

 今度はもっと大人数の護衛を雇ってください、お願いします!。

 

「無事に送り届けられて良かったです」

「睦月さん、約束していた物をお渡ししますよ」

「待ってました!。提督、ここで待っていてください」

「分かった」

 

 

 数分後、睦月が戻ってきた。

何も持っていないような?。

 

 

「さあ、提督、今日の任務は終了です。帰りましょう」

「分かった。帰投するぞ」

 

 来た時と同じように睦月を抱えて帰る。

 

 

 

 

「・・・こうやって見ると、睦月だけ特別な存在だよなぁ」

我々の鎮守府への移動中、睦月の服や体の損傷箇所が徐々に治っているのが目に見えた。

 

「そりゃあ、特別ですから!」

「・・・そうか」

 

 自分を特別と言う勇気・・・。ヴェルダー・・・あ、止めたほうが良い?。

 

「あ、そうだ。鎮守府に帰る前に人気の無い場所に降りてくださいな」

「む?、・・・分かった」

 

 何か受け取っていたのかな?。

 

 

 

 

 睦月を鎮守府での人が来ないような場所に降ろした。もう夕方だ。

AIちゃんお疲れ~。サングラスを外して、っと。

 

「はい、提督、コレをどうぞ!」

金で作られた、盾を模したバッヂを差し出してきた。

 

「これは?」

「戦時中の提督の功績をひとつにまとめた勲章です」

「・・・」

 

 

 ・・・貰いたく無かったよ。しかもこの形の勲章は特に・・・。

心の古傷を抉られた様な感覚に陥ってしまった。

 

 

「人間達と当時の艦娘達が生きているのは、

戦時中ずっと戦っていた貴方のおかげです」

「・・・私は、戦っていた皆のおかげだと思っているよ。

皆を盾に自分が生き残った、とさえ思っている」

「あ!?、そ、そんな事ありません!。今、提督が生きていなければ、

戦後に生き残った人間達も生きていないんですよ!?」

 

 勲章の形を見て察した睦月が慌てた様子で言う。

 

「・・・そう、か」

「提督、貴方が居るから睦月もここに居るんですよ?」

「睦月も?」

「・・・やっぱり覚えて無いんですね。睦月は、提督に助けてもらった1人なんですよ?」

「・・・戦時中、救助の任務は数え切れない程やった。

救助した人よりも、その任務中だった仲間達の死に際しか思い浮かばない。

私がもっと強い存在だったら、と自身を呪わなかった日は無かった。

私より、もっと強い人が現れる事を心待ちにした日々だった」

 

 

 ・・・しかし、当時は、私が最強の存在だった。

私を超える存在は、姿を現すことは無かった。・・・宇宙人でも、だ。

 

 

「隊員での最後の死人が出たあの時、心が折れたんだろうな・・・。

死に場所を求めて1人、がむしゃらに戦って、なぜか終戦放送を流させる事が出来た。

・・・今でも、心底愛されているのに、愛せない存在が居るよ。仲間とは思っているが、な。

私は、愛を求めて、この惑星まで辿り着いたのに、なぁ・・・」

 

 

 

 失う者が多過ぎた。それも、仲良くなった人達。家族愛が芽生えた者も居た。

 

 あいつを殺さなかった。赦しはした。だが、憎い。愛はあっても憎悪で相殺されてしまう。

愛する者達を失った悲しみと怒りは、まだ、深い。

 

 

 ふと、沈み行く夕日を見る。没した者達の墓標に見えた。

 

 沢山の人間達と共に生きることを夢見て戦争に身を投じた日々、

現状を鑑みるにそれは叶わなかったと思えた。

 

 

 

「私は、夢を掴めなかったよ」

 

 睦月が抱きついてきた。

 

「提督、貴方のおかげで、少なくとも、提督の鎮守府の皆は未来を掴めたんです。

・・・睦月は今、幸せです」

 

 

 睦月の幸せだ、と言ってくれた事に、心に陽が差したと思えた。

 

 大は守れずとも、小は守れた。元々の人口に比べればひと握り程度。

極少数ではあるが、決死の覚悟で守った甲斐はあったのだろう。

 

 

 ・・・未来、か・・・

 

 

 抱きついている睦月をしばらく撫でていた。

 

「・・・自分で言った台詞があったなぁ」

「何をですか?」

「過去を取るか、それとも今と未来を往くか、と。

・・・私は、過去に囚われ過ぎていたのかもな」

「提督・・・」

「睦月、勲章を・・・」

受け取ろう。そして・・・、

 

「・・・はい!、どうぞ!」

睦月が離れて勲章を渡してきた。

 

「ありがとう」

勲章を手で掴む。

 

 

 

 

 ・・・そおぉい!!・・・・・・・・・キラン☆

 

 

 

 

 黄金色(こがねいろ)の夕焼けに向けて投げた勲章が、黄金(おうごん)の輝きを放ちながら消えていった。

 

 

「ああぁーー~!?」

「睦月、提督として、これからも宜しくな!」

睦月へ振り向いて言った。

 

 

 精一杯の強がりだと、睦月には分かっているだろう。相棒の1人だし・・・。

でも、今は提督だ、過去を反省し、今より先を生きる必要がある。

 え?、投げる必要は無かったんじゃ、って?。

虚勢や見栄でも張らなきゃ、やってられませんって!

 

 

「・・・もう、不器用な人なんですから」

 

 睦月が苦笑して言った。私も釣られて笑った。

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・キラン☆

ヒュッ、サクッ!

 

 

 

 

 ん?、頭?、あっあっあぁぁぁ・・・痛ぁぁぁいぃ!!。

何か刺さったぁぁぁ!!!。

 

 痛みに耐えかねて蹲(うずくま)る。

 

 

「て、提督、どうし、あっ、勲章!?」

「く、勲章ぉ!?」

 

 頭に刺さったのを引っこ抜く。・・・なるほど、さっき投げた勲章が戻ってきた。

一体誰が?。・・・イテテテッ!

 

 

 

 

 トスンッ!

 

 

 

 ん?、あっ!?、こ、恒点観測員さん!?。どうし・・・あっ、その額の傷・・・。

え、一発殴らせろ?。こっちも同じ事やられたんですけど・・・。

・・・そうですか、丁度良い、私の方も憂さ晴らしさせて貰おうじゃないですか!(憤怒)。

神様と呼ばれる力、とくと見るが良い!!(威光)。

 

 

 

 

 ・・・うわぁ、凄い(殺気と力の)差を感じるんですけど・・・(ガクブル)。

 

 

 

 テ、テメェなんか怖くねえ!!、うおぉー!!!

 

 

 

 

 睦月から見て、夕日を背に奴と私、2人の宇宙人が対決をする。

 

 ・・・あれ?、これもう負けフラグ・・・。

 

 

 

 

ドカッ!(殴る)

バキッ!(蹴る)

グギギッ!(極める)

 

 

 

 

 チ~ン・・・・・・。 スッキリしたであろう宇宙人が飛び去っていく。

 

「提督ー!?」

 

 駄目でした。9秒で足腰立てない程にされるとか、マジか~・・・。

畜生、覚えてろよ!。あ、やめテ!?、こっち振り向かないデ!?

これが、ウル○ラ補正か・・・。え?、私が弱過ぎるだけ?・・・そう。

 

 ・・・来てたんじゃん。でも、あの人達って観察してるだけが多いよねぇー。

 ん?あの人達に戦時中の姿を見られてたら、私は抹殺対象に入ってたかも?。

・・・ヤバイ、マジで震えてきやがった。怖いです、あの人達。

 

 

 

 

 夕陽はもう少しで完全に沈む。

 

「提督」

「なんだ?」

 

 睦月に膝枕をされている。

コテンパン(?)にのされて、まだ動けない状態だ。

 勲章は私のポケットに入れられてしまった。

・・・まあ、良しとしよう。後で血を拭かなきゃ(使命感)。

 

「睦月の恩人は、他でもない、貴方ですからね」

「・・・そうか」

「まだまだ、頼りにしてますよ?」

「勿論だとも」

 

 

 

 自分の体が戦える限りは、我々の鎮守府の艦娘と共に戦っていこうと思う。

その為には、人間の作った武器が必要ではあるが、それは壊れたら用意して貰えると思おう。

 

 

 

 

「話し変わって、提督」

「何かな?」

「金剛と内地に行って、何をしてたんですか?」

「え?、本人に聞いてないのか?」

「聞いてないです。服を持ってたのは見ました」

「えー、約束していた、旅行を日帰りで行ってたんだよ」

「・・・明日、空いてますよね?」

「あの、明日は1日中おねむの時k・・・」

「金剛との旅行の道のり、睦月と、もう一回。

発信機でバレてますからね?。違う所に行くのは許しませんよ?」

 

 そのニッコリした顔の威圧感がパナいんですけど・・・。

ま、羨ましいよね。・・・明後日は体力切れだな。

 

「・・・明後日は、絶対に、休むからな?」

「・・・どうぞ」

 

 疲労して気絶した姿は何回か見せたから分かってるよね?。

・・・ホントに分かってるのかね?。

 

 

 

 

 

 今は、戦う事以外でも、ゆっくり出来ない。嬉しい限りだ。

 

 

 

 







友情出演
 ウ○トラさん
  なんか飛んで来て額に刺さったので、怒りに任せて襲い掛かってきた
   強い(確信)


補足
 深海棲艦の人型
  主人公を見ると大体逃げ出す
   イ級などの人型ではない個体は逃げないので、倒す必要あり

 ジェットパック
  B○19○2SWより
   ス○ー・ウォ○ズ?、そっちも有りますね・・・

 飴
  ・・・特別?

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