※この作品はR-18です。

艦これ ある惑星の宇宙人な英雄   作:セビンリア

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世界観
 宇宙人で、この惑星で暮らしたい者、旅行者がこっそり来ている
  中には侵略者も来るが、宇宙人には宇宙人で徹底的に追い返す
   悪行を犯す者(悪)、タヒるべし(即)、慈悲は無い(斬)・・・
    ・・・・・・えっ?、追い返すんじゃ?

今回の主要登場人物
 提督(いつもの(主人公))
  艦娘が居るこの惑星で、なんだかんだで活躍した人

 睦月
  特別な存在、深海棲艦との戦争を生き抜いた猛者
  主人公が背中を預ける事が出来る1人




ある日の提督と睦月(日常?)

 ペチペチ

 

 ・・・誰かに頬を叩かれている様だ。

 

「むぅ?」

目を開く。

 

 誰かが私を覗き込んでいた。

 

「やっと起きましたね」

「どうしたぁ?」

自分の声が寝ぼけている。当然まだ眠い、寝たい。

 

「今日は睦月とお出かけする日でしょ?」

「・・・そうだったな、で、今何時だ?」

部屋が暗い。まだ、全く日が出てない様子ですけど・・・。

 

「午前1時です」

「・・・おやすみ」

掛け布団で顔を覆い隠して、もうひと眠り、っと・・・。

 

 この睦月は夢だったんだよ、うん。

よくある、あれでしょ?。見慣れてる顔が、夢に出てくる・・・の・・・・・・

 

 

「・・・フン!」

 

 ブワァッ!・・・

 ・・・体が宙に浮いた気がした・・・

 ・・・ビタンッ!

 

「グエェ!?」

痛ぁーい!。体が床にぃ!。

 

 何だぁ!?、布団から強制的に出されてるぅ!?。寒ぅーい!!、夜中は冷えるよぉー!!。

鳥ちゃん出てきて暖め・・・、返事が無い、寝ているようだ。

 

「何て事するんだ!?。子供か!?」

他の皆が起きない様な小声で怒る。

 

「今、皆が寝ている間に出発したいんです!」

睦月も小声で私を諭してくる。

 

「さあ、早く!」

睦月が私の服を取り出して渡してきた。

 

「・・・分かったよ」

立ち上がって、渡された服を着ていく。

 

 ・・・なんで、ずっとこっちを見てるんですか?。

恥ずかしいです///。

 

「さあ、行きましょう」

意に介してないみたいですね・・・。

 

「はい、はい」

「ハイは1回で!」

「ハイ、ハイ、行くぞ」

「むぅ~・・・はい」

私の返事に納得行かない様子だ。こういうところはお堅いんだから。

 

 財布を持って、と。

 睦月と一緒に、そっと、外に出る。

 

 サングラスを掛けて、変身、この間・・・何秒なんだろうね?。

 

「では、失礼」

睦月を抱っこする。

 

「にゃは!」

 

 ・・・全く、可愛いね!、ホントに!。いつもですけど!。

 

「じゃあ、行くぞ?」

「ハイ、どうぞ!」

 

 

 バヒュン!とな。

 

 

 今日は、睦月は艤装を持っていないので軽い。

艤装が結構重いのよねぇ、・・・捕まってくれないと落としそうなくらいだよ。

 

 

 

 

「睦月」

移動中に睦月へ話しかける。

 

「何でしょうか?」

「今回の旅行は段取り通りで良いのか?」

「・・・その通り行ってくれないと怒りますからね・・・」

「分かったよ」

 

 ・・・本当に良いのかねぇ、最後があれで?。

 

 

 

 

 さてさて、本部こと、大本営に到着しました。サングラスを外して、っと・・・。

 

「本部の玄関は、・・・開いてくれてるか。良かったぁ」

まだ早い時間なので安堵した。

 

「どうして、大本営に寄る必要があるんですか?」

「ここも道中のひとつだ。それに、お金の支給をして貰わないと、旅行どころでは無いぞ?」

お金は大事、物々交換じゃあるまいし・・・。

 

「・・・そうでしたね、すっかり忘れてました」

「という事で、中に入るぞ」

「はい」

 

 睦月と一緒に中へ入る。

 

 

「あ!?・・・な、何の御用でしょうか?」

驚かれてしまった。内地じゃ、トンと見かけない男の筈だもんね、仕様が無いね。

 

「今現金が入り用なのだが、誰か貸してくれないか?」

「あの、では私と逆え・・・・・・何でもないです」

急に顔を青くしてしまった。振り向くと睦月が物凄い作り笑顔で居た。

 

「睦月、他人に向けてその顔はいかんぞ?」

「怒ってませんよ?・・・ええ、怒ってませんとも」

「その笑顔が怖いの!」

 

 

「そこの男性の方、ちょっとこちらへ」

睦月を宥めていると1人の女性が手招きして来た。

 

「今日来たのは、お金を工面して欲しい、との事でよろしいですか?」

「そうです」

「ちなみに何をしに来たんです?」

「日帰りでの、旅行と買い物で来ました」

「…また、ですかぁ?」

女性が、睦月と私を交互に見て嫌そうな顔をする。

 

「まあ、そう言わずに、お願いしますよー」

「じゃあ、私と逆援j・・・」

「言わせませんよ・・・」

睦月が遮って言った。

 

 睦月ちゃん、その顔でその台詞は怖いって、・・・早くその顔正しテ!?。

 

「じょ、冗談ですよ、じょ~だん」

例によって冗談に聞こえなかったんですがそれは・・・。

 

「・・・分かりました、お金は支給いたします」

「助かります」

「では、持って来ますので、少々お待ちを」

 

良かった。前回貰ったのが残っていたけど、心許無かったんだよ。

 

 

「はい、どうぞ」

「有難う御座います」

 

 ・・・お金を掴むが、なかなか離してくれない。

 

「あの~、・・・早く離してくれません?」

「やっぱり、私と逆援助k・・」

あぁもう、この人は・・・。

 

「馬鹿もぉーーーん!!」

 

 女性の頭にゲンコツが落ちた。今のは私じゃないよ!?。

あ、伸びた。目が(XX)になってる・・・。

何で学習しないかね!?。・・・まあ、理由は痛いほど分かるけどねぇ。

 

 

 ゲンコツを落としたのは、睦月だった。

・・・あ~あ、今回は鬼のお面でも被ってる様な顔になってるわ・・・

 

 

 睦月をまた宥めていると、1人男性が別の部屋から出てきた。人外対策局の局長だった。

 

「あ、長さん、どうも!」

「どうも、スマンな。・・・コイツは、いつもは、こんな奴じゃないんだがなぁ」

頭を掻きながら言ってきた。

 

「事情は分かりますから、構いませんよ」

「そう言ってくれると助かる。・・・ああ、そうだ、貴様の所へ派遣される女性が決定したぞ」

「本当ですか!?」

「ああ、期待していてくれ」

 

 やったぜ!。思わずガッツポーズ!。どんな人だろうな~。

 

 ・・・そうだ、AIちゃーん。言語流し込んでくれるのどうなったの?。

自分で学べ?、そんな殺生なぁー!。怒んないでよぉー(おこなの?)。

 

 

 ・・・イイ゛ーッ!、痛い痛い!!。睦月ちゃん!?、背中を抓らないデ!?

 

 

「いつの間に、そんな事を、決めてたんですか?」

少しドスの聞いた声で聞いてくる。

 

「数日前に、な」

「私達だけじゃ物足りないと?」

「人間とお話がしたいの!」

「・・・あー、確かに、今、鎮守府に居る2人は提督とまともに話が出来てませんけど、

・・・怒ると思いますよぉ?」

 

 睦月が、困り顔で言ってきた。

 

「え、何で?」

「・・・」

 

 ちょっと!?、無言にならないでよ!!?。

 

「まあ、良いです。さあ、早く行きましょう!」

 

 ・・・ま、気にしても仕様が無いか。

 

「はい、はい」

「・・・もう、提督らしさが抜けちゃってるんですから」

 

 だって、楽しいひと時ですから。

 

 

 

 

「さて、ここでは服屋で買い物をしたんだが、睦月はどうしたい?」

「勿論、服屋で買い物です」

「どんな服だ?」

「宝石のいっ・・・」

「却下」

「何でぇー!?、まだ、ちゃんと言って・・・」

「買えない」

「えっ?」

「宝石は現在、持ち金では全く買えないお値段です」

「・・・さて、あそこの服屋にしましょう」

 

 一応は、気持ちを切り替えたようだ。

 

 

 

 服屋では睦月が落ち着きのある服を手に取って選んでいる。

 

「大人び過ぎてないか?」

「良いんです。睦月は(私ゃー)もう結構な年ですから」

「外見は子供に見えるんだが・・・」

「・・・そりゃ、この体では、もう外見が変わりませんよ」

 

 言われてみれば、確かに、初めて見た時からこの外見だった。

・・・が、精神年齢が、高い、高過ぎじゃない?。

おばちゃんか、お婆ちゃんが着てる様な服なんですけど・・・。

 

「私はこっちの方が似合っていると思うが、どうだ?」

活動的な服を選んで渡す。

 

「・・・どうです?」

体に服を当てて似合うかどうかを聞いてきた。

 

「良い、と思うぞ?」

「・・・提督が良いと言うなら、これも買いますね」

籠に入れた。

 

「今着ても良いんじゃないか?」

「・・・睦月には、公衆の面前で、これは恥ずかしいんです」

「君のその台詞は珍しいな」

「提督に買って貰うのも珍しいですからね!」

「・・・そうだったなぁ」

 

 というか、睦月とは今日が初めてだし・・・。

まだ戦時中に近いというのが、買い物に行く足を引っ張るよなぁ。

 早く、イ級達を滅ぼさなきゃ(いつもの)。

・・・でも、実現するのは何時になる事やら。あいつ等、湧きスギィ!。

 

「さて、清算を済ませて、次に行きましょう」

「次は温泉だな」

「宝せ・・・」

「却下です」

「むぅ~!」

睦月が頬っぺたを膨らませてうなる。

 

・・・全く、普通に怒った顔は可愛いんだから!。

 

「見るだけでも良いですから~」

お子ちゃまの様に駄々を捏ねる。

 

 さっきの服を選んでいたふいんき(何故かry)はどこに言ったんですかね?

 え?、鳥ちゃんも久々にキラキラしている物を見たい?。・・・そう。

なんか、そこらに居る黒い鳥みた・・・ああぁ~!、ごめんなさい!、

私を燃やそうとしないデ!?。

 

 

「わかった、分かったよ」

「じゃ、じゃ、じゃ、早く行きましょう!」

宝石を持てる事は喜びの様だ。

 

「はい、はい」

 

 宝石屋へ向かう。

 

 

 

「あ、あはは・・・はぁ」

睦月が、値札を見て、引きつった顔をしている。

 

 小粒な物でも、結構、値が張ってるんですけど・・・。

 

「見ない方が良かっただろ?」

「・・・はい」

落ち込んでしまった。

 

・・・睦月ちゃん?、体が白くなってません?。

 

「じゃ、行くぞ」

「・・・はい」

 

 睦月は、真っ白に燃え尽きている・・・真っ白にな。

 

 買いたかったんだねぇ!、ゴメンねぇー!、私が原因の一因なんダッ☆(本当に申し訳ない)!。テヘッ!。

 

 睦月が、そのまま突っ立って動かない。

・・・しょーがないな、手を引いて行こう。

 

 

 ・・・あ、お巡りさん。私は提督で、この娘は艦娘なんです。

・・・っていやいやいや、信じてください、本当なんです!!。

 

 

 睦月は深海棲艦じゃ在りませんから!。

 

 

 

 

 パカラッ!パカラッ!パカラッ!パカラッ!ヒヒィ~ン!

 

 電線を張り巡るのが遅れていて、電車の代わりに馬車での移動となった。

 

 ・・・ちょっと待って!?、前回、蒸気機関車だったよね!?。

え?、機関車の燃料となる物が足りなかった?。・・・そう。

 御者さーん、あと何時間で目的地に着きますぅ?。

結構掛かる?、・・・まあ、そうよねぇ。

 

 

 

 プップー!ブゥ~ン!

 

 おい、待てぇ~い!。何で車が走ってるのに馬車なのぉーーー!!?。

追い抜かされてるじゃーん!?。

 

 ・・・あ、ヤバ!!。さっと馬車の外から見えない様に身を隠す。

 

「提督、どうし・・・あっ・・・」

睦月は察してくれたようだ。

 

 危なかった。アレに乗ったらウルトラさん達が居たよ。

囲まれて、宇宙人なのに何でこの惑星に居るんだ、とか根掘り葉掘り聞かれるところだったよ。

・・・ん?、何であの人達もこの惑星に居るんだろう?。

 

 

 ・・・トン、トン・・・

 

 

 ん?、誰に肩を叩かれたんだろう?。

 ・・・あ!?、せ、先日の恒点観測員さん!?。ど、如何したんですか、こんな所で?。

え?この星での旅行で、本当はあの大型車に乗るハズだったのに、定員超過だった?。

それは、・・・お気の毒に。

 え?、先日の件、反省してるのかって?。反省してますって!

ほんの出来心で、当たるとは思わなかったんですから、許してくださいって、ホントに・・・。

 故郷に帰らないのかって?、・・・ええ、帰りませんよ。

私にはこの星で守るべき人達が居ます!、この娘の様にね!

 

 ・・・複雑な顔をされたが、応援はされた。

 封印が解けられた!、・・・認可されたと思おう。

 

 観測員さんは途中で下車して行った。

 

 

 

 

 目的地に着いたようだ。陽はもう日没に近い。馬車だったし、途中馬の休憩入った(道草食った)し・・・。

御者さんにお礼を言って、心づけ(チップ)を渡した。 

 

 ・・・御者さんが手を掴んで離してくれない・・・

 

 ん?、あのー、御者さん、如何しました?・・・。

 ・・・あ!?、その様子、私の正体、バレました?。バレましたよねぇ。

変装は完璧だった、と思ったのになぁ・・・。

 え、機械型の艦娘!?・・・そう、ですかぁ。声紋でバレましたかぁ・・・。

 提督やってるみたいですね?、・・・そうです、やってます。

場所を教えてくれ?、・・・睦月、如何すれば良いの!?。

 

 座標を教えるから、知り合いと2人以上で来なさい。歓迎するよ。

・・・あの、付いて来ないデ!。今、貴女は仕事中ですよ!?。

 

 

 

「・・・さあ、気持ちを切り替えて行きましょう!。提督、ここ温泉ですよね!?」

温泉(仮)に着いて、睦月が言った。

 

「ここで残念なお知らせです」

ホントに残念です。

 

「はい?」

「足湯です」

「・・・・・・えっ?」

睦月が目を点にして言った。

 

「・・・ココハ足湯」

 

 睦月が看板を見て、足湯だとはっきり認識したようだ。

 

「・・・なんで、こんな所に来たん(言わなかったん)ですか?」

「君が、この場所へ行くと言って、聞かなかったからだぞ?」

「・・・」

 

 睦月、orz の体勢に入りました!。さて、何時まで続くのでしょうか?。

 

「ウ゛ソ゛ダ゛コ゛ン゛ナ゛コ゛ト゛ー゛(ウソダドンドコドーン)!!」

 

 後悔と残念のこもった叫び声を発しました!。声帯スピーカーが音割れする程です!。

・・・やっぱり、体が丸ごと入れる所だと思うよねぇ・・・。

 AIちゃーん、近場で他に温泉って在るー?。急いでも1時間掛かる?。

もう、そんな時間は掛けてられないなぁ・・・。

 

「睦月、如何する?、入るか、すぐに帰るか、の2択だぞ?」

「・・・入ります」

「よし、じゃあ行こう」

「はい」

 

 来たんだから、ちょっとは楽しまなきゃ、ね。

 

 

 

「提督」

睦月が足湯に浸かりながら呼んできた。

 

「何だ?」

睦月の言葉に答える。

 

「提督は故郷が恋しくはないんですか?」

「・・・恋しくは無い。大切だった存在は居るがな」

「誰です?」

「睦月、他の誰にも漏らすなよ?」

「はい」

「ロボットだ」

『・・・はいぃ?』『あ、ヤバ』

 

 ・・・今、鎮守府に居るロボットの声が聞こえた気がする。盗聴器か何かだろうか?。

帰ったら問い詰めておこう。

 

「何だ?、人や生物だと思ったか?」

「・・・はい」

「私はな、命からがら、故郷の星から宇宙船に乗って逃げたんだ。

逃げるその時に、ロボットが身を挺して守ってくれた。

・・・守られた存在が、守る立場に居るんだから、人生分からない物だよなぁ」

 

 逃げた当初は人嫌いになったが、それは長旅が解決してくれた。

人恋しい程になった旅だった。

 ・・・どこへ行っても見渡す限りの宇宙じゃ、誰でも良いから会いたくなるよ。

 

「睦月はどうなんだ?、故郷が・・・」

「・・・」

 

 機械型の艦娘は記憶を持たない事を思い出した。

機械型艦娘の生産施設が産声を上げた所となる。

 

「・・・すまなかったな。睦月は機械型と新型の複合艦娘だったな」

「違うんです。私は人間の時の記憶、又は魂を持った艦娘なんです」

「え?」

「元々の私の故郷は、海沿いに在って、戦争で跡形も無くなってます。

急襲された事もあって、誰も生きていない筈です。私も、その時に・・・」

「・・・そう、か」

「機械型艦娘の生産施設で目が覚めて直ぐに、当時の提督、貴方に助けられたんです」

「・・・助けた時の記憶は、私には無いな」

「もう、それで良いんですよ。提督が人間の事を第一に考えて行動していたのは知っていますよ。

それが機械型の艦娘達の為にもなったんです。感謝してますよ?」

「・・・こうやって君と会話出来るのも、精神を患った君を、内地へ強制送還させたからかなぁ」

「・・・あれは、要らぬお節介だったです」

「え?」

「気付いてなかったんでしょうけど、当時、提督の近くに居た艦娘全員が

提督のことを襲おうとしてたんですよ?」

「殺気は感じてなかったぞ?」

「性的に、です」

「・・・・・・えっ?」

「機械型の艦娘は、理性で押さえてました。

・・・けど、新型の艦娘達は、性的に襲おうと躍起になってたんです」

「何それ怖い」

「それで、睦月と鳳翔で抑えていたんですけど、現場を見た提督が有無を言わさずに・・・」

 

 心的外傷だと思って精神治療の手続きを強制的に済ませちゃいました、ハイ・・・。

 

「・・・スンマセンでした!」

誠心誠意謝る。

 

「・・・その後大丈夫だったんですか?。大淀に聞いた限りだと、

艦娘達が近寄らなかったとか聞きましたよ?」

「大丈夫だったぞ?」

「提督が、ですよ。・・・怒りに任せて行動していたでしょう?」

「・・・そう、だったな」

「当時、提督から殺気が見えていたと、金剛が話してましたよ?」

「・・・本当は、私が精神を病んでいたんだろうな。

悪魔と言われた後で、初めて自分の状態に気付いたよ」

 

 迷惑は掛けたと思ってはいます。反省はしませんよ?・・・ええ、絶対に!。(怒)

 深海棲艦の奴等、マジで全員ぶっ・・・それやるとあの人達来ちゃうかも、かぁ。

しかも、私に好意を持っている娘も居るし、どうすれば良いの?。(困惑)

 

「今はまた、睦月や、古くからの艦娘達が居るんですから、頼りにしてくださいよ?」

「ああ、頼りにしているさ。私の所に配属された時から、ずっとな」

「そうでしたね!」

 

 睦月は特に頼りにしてるよ。

・・・でも、他の鎮守府に居る艦娘達が、この睦月と演習すると、口を揃えて、

『他の艦娘と演習させてください』

と、顔を真っ青にして懇願してくるのは何故なんだろうか?。

 

「・・・ただ、な、木曽はちょっと~・・・」

「あ、あぁ~、・・・あの戦闘の仕方は、睦月もどうかと思います」

睦月も難しい顔をして同意してくれた。

 

 剣だか、刀だかどっちでも良いけど、格闘戦ばっかりは勘弁してくれよぉ・・・。

時代は遠距離戦なのに・・・。え、私も格闘戦やってる?。弾切れの時だけですよ!。

 

「・・・いっその事、畑仕事にでも従事させるか」

「もう、百姓か何かになってますよ?」

「何それ?」

 

 え、金ピカのロボットぉ?。・・・そんなの存在するの?。

あ、私もそんな感じだったわ。(盾)

・・・いや、今その話じゃないですって!。

 

「普段は一般人として、有事は刀を持って敵と戦う人・・・だったと思います」

「・・・そんな感じになるな。囮役で敵と接近する長良の方がまだマシに思えるよ」

 

 どんな攻撃でもヒュンヒュン避けていく長良のあの姿、絶対に弾が見えてるよな・・・。

 その反動か撃つ弾全て、数撃ちゃ当たる、な状態にはなっている。

全弾掠るくらいの精度だから、相手はヒヤヒヤモノなんだけどねぇ。

 自分か相手が止まっているなら、十中八九当てるんだけどなぁ・・・。

 

「長良の回避技術は、睦月には真似出来ないです」

「軽装備にすれば睦月も出来そうだが?」

「出来なかったです。長良のあれは、一芸に特化している、と思って良いです。

ちなみに長良の最高速度は、2番目に速い艦娘も真っ青の速度です。

・・・というか、古参の皆は、今も一芸特化してますからね!?」

「え?、そうだった?」

「・・・もう、自分が万能だから分かってないんでしょ?」

「・・・イムヤと吹雪には負けていると思うよ」

「索敵や視野範囲の能力ですよね、それ?」

「あー・・・」

その通りです、ハイ・・・。

 

「索敵は大事ですよ?。提督にとって1番足りないのは索敵能力だけですからね」

「ぐぅ・・・」

「先日の任務でも、睦月の索敵能力に頼ってたでしょう?」

「ぐぐぅ・・・」

「そんな感じで、提督を抜いている能力持ちが居るんですから、

今後も艦娘は提督の力になれますよ」

「・・・そうかぁ、・・・当てにしてるからな?」

「勿論です!」

「ハハ、私の台詞、こりゃ一本取られたな。さて、時間だな、そろそろ帰るか」

「その前に、もう一本取りますよ」

「え?」

睦月の方を向くと、顔が近くにあった。

 

 

 ・・・睦月に、口に接吻をされた・・・

 

 

『ヒュー!、若いねぇー』

おばちゃんと呼べるような人達が茶化してきた。

 

「にゃっしぃー」

 睦月はやり遂げた顔をしていた。

でも、顔が真っ赤だ。相当恥ずかしかった様だ。・・・公衆の面前だし。

 

 体の周囲がキラキラと輝いている。

・・・艦娘って、こんな風になるのが普通なのかなぁ?

 

 

『あんちゃん、別の娘とのチュゥーだなんて、お盛んだねぇー』

おばちゃんの1人が言った。・・・そんな余計な事を言うと・・・。

 

 あ、睦月の輝きが消えた、目から(ハイライト)も消えた。・・・ヤヴァい。(ガクブル)

 

「・・・提督、誰の事ですか」

拗ねた口調で言ってくる。

 

「・・・金剛です」

「もう1回」

「え!?」

 

 今度は耳まで真っ赤にして接吻をして・・・、

 

 ズゾゾゾーーー!

 

 ちょ!?、接吻されたと思ったら掃除機の如く息を吸われてるんですけど!!?

待って、待って、睦月ちゃん!?。

・・・あ、意識が・・・・・・

 

 

・・・・・・

 

 

「・・・ハッ!」

目覚めて体を起こす。

 

「すいません。やり過ぎました」

睦月が隣に居て、謝った。

 

「・・・激しかったな。情熱的と言うべきか、あれは?」

「・・・本当に、すいません」

「ま、良いさ」

 

 睦月を抱きしめた。

 

「にゃぁ!」

睦月が可愛らしい悲鳴を上げる。

 

「今も、君が居てくれる事が、嬉しくて仕様がない。

提督として活動する当初に来てくれた時、本当に嬉しかった。

・・・よく、生きていてくれた」

 

 戦時中、隊員で自身が最後まで守れたのは睦月だけだった。

睦月以外の艦娘は、また私の所に還って来た存在だ。

 

「・・・何度か死にそうになった事はありましたけど、提督のおかげで生きているんですよ。

この際だから言います、・・・愛してます」

そう言って、睦月も背中に手を回してきた。

 

「私も、愛してるよ。でも、家族愛かもな。・・・大勢居るし」

「・・・もう、ズルイです」

睦月が背中を軽く抓ってきた。

 

 ・・・暫くの間、お互いに抱擁を続けていた・・・

 

「さて、帰ろう。時間も押しているよな?」

暫くして、睦月から離れて言った。

 

「いいえ、このまま、ここで寝ましょう」

「え!?・・・いつの間に宿へ?」

 

 見渡すと、宿屋だった。寝具が敷かれている。

2人で入る、1つの寝具だけだった。

 

「さあ、さあ、愛の言葉を交わしたことですし・・・」

「あ、あの、睦月?」

 

 私を押し倒して馬乗りになり、ガッチリ固められてしまった。

 

「今日は逃がしませんからね?」

「皆から、大目玉を食うのは覚悟の上だな?」

「ここなら、お邪魔が入らずに事が出来ますから、睦月にとってはお釣りが来ますよ」

「・・・そうか」

 

 睦月の頭を撫でた。

 

「いひひぃ~」

 

 ・・・まったく!、こういう時も可愛いんだから!。ヨォーシヨシヨシ!・・・。

私は気が済むまで、撫で繰り回して可愛がっていた。

 

 

 

 

 

 ・・・その後、私の方が可愛がられてしまった。

体力、底無しが過ぎてません?。・・・あっ、私が体力限界だったの忘れてた・・・。

 

 AIちゃんがムッスゥ~ッ!っとして、着信が沢山あったと言った。

 ・・・大丈夫、大丈夫、3日間そのまま宿屋で寝ていたけど、私の所為じゃない。

泊まったのが高級部屋(スイートルーム)で本部にお叱りを受けたけど、それも私の所為じゃない。(涙声)

後日、睦月がプリケツを晒すハメになった事も私の所為じゃない。(震え声)

 

 




友情出演
 ウ○トラさんの家族
  ・・・いったい何兄弟なんだ?
   肉体技や光線技の数々
    最強(確信)

補足
 宝石
  主人公が、特権を使い、買い占めた事で貯蓄の大半を消費していた。
  今現在、採掘・採集の仕事をしている人が少なく、需要に間に合っていない
   ・・・どこかの石から失敬しちゃっている、とか何とか・・・

 機械型の艦娘(本編の第1次型艦娘)
  アンドロイド
  人間の技術の結晶
   一般人として生活している者が多数居る
   全員が主人公の事が好き
    どのくらい?・・・いっぱい///

 新型の艦娘(本編の第3次型艦娘)
  不思議ちゃん
  妖精の技術の結晶
   妖精の囁き(悪戯)により、男性を(性的に)襲う姿が、多々、見受けられる
    お預けの命令は聞く(放置プレイは厳禁)

 深海棲艦
  陸上へ進行し、破壊の限りを尽くした
   今現在はほぼ、海の方へ押し返された
    人間は 体全体が白い≒深海棲艦 で、まだ警戒している

その他(蛇足)
 恒点観測員について(ウ○トラ○ブンシリーズより)
  その惑星に住む元々の生物(先住民)を絶滅させた場合、ウ○トラさん達が怒る
   原因がウ○トラの人の場合、2度と悪さが出来ないよう、ある場所へ閉じ込める
    ・・・1人、誰かに乗り移って脱出するウ○トラさんの姿が・・・

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