お兄ちゃんと呼ばれて
「お兄ちゃん、お姉ちゃん知らない?」
不意にかけられた声に振り向けば、そこには愛らしい少女がいた。セレナという名の女の子で、俺とは違った意味で何らかの研究に協力してるそう。そうやってウェルさんは言ってた。彼女の方はナスターシャさん、通称マムが主体らしく、ウェルさんも俺の能力が発覚するまではそちらにも関与してたらしい。
「マリア? う~ん……見てないなぁ」
「そっか。ありがとう」
少しだけ顔を曇らせるけど、すぐに笑顔に戻って去って行くセレナ。実は、俺はマリアのいる場所を知っている。だけどマムから口止めされているので言えなかっただけだ。今、マリアはとある場所で訓練をしている。それも、セレナが協力している研究絡みらしいけど。
「ウェルさん曰く、俺のおかげでセレナの負担が減るらしいけど、どうしてそれでマリアまで巻き込まれるんだろうか?」
考えても分からない事だらけなので思考を放棄して歩き出す。目指すはウェルさんの研究室。俺の今の仕事というか、役目を果たすためだ。
「ん? ああ、待っていましたよ」
「ウェルさん、セレナがマリアを捜してたんですけど」
「ああ、彼女にはまだマリアが装者になった事を言ってませんからね。指示はナスターシャ教授ですので僕にはどうしようも」
「そうですか。それで……」
装者、というのはセレナが協力している研究に関わる事らしい。どうも何か道具を使える存在らしく、誰でもなれる訳ではない―――はずだったのだ、今までは。
「さて、それでは今日もお願いしますよ」
「あ、はい。もう来てるんですか?」
「ええ。もうベッドの上で待機してます」
「分かりました」
言われるままベッドへと向かう。そこには幼く可愛い少女二人がいた。
「おそいデスよ、お兄ちゃん」
「切ちゃんと二人で少し待たされた」
「ごめんな」
切歌と調が少しだけ頬を膨らませて文句を言ってくる。それが可愛くて謝りながら二人の頭を撫でた。それに二人が嬉しそうに目を細める。そして俺もそんな光景に笑みが浮かぶ。
「じゃ、始めようか。二人共、頼むな」
「「うん」」
頷く二人へ俺はズボンのファスナーを下げてトランクスからペニスを出した。もうそれはこれからの事を考えて勃起していて、少しではあるがカウパーも出ている。それで二人が鼻を鳴らして嬉しそうに微笑む。
「お兄ちゃんの匂いデス」
「うん、私、この匂い大好き」
「アタシもデスよ」
「なら、早速お願い出来る? 二人で一緒にね」
「「うんっ!」」
元気よく返事をするなり、二人はペニスへ舌を這わせてくれた。小さな可愛い舌が二つ、俺のペニスを這い回るのはとても気持ちいい。これが今の俺の仕事。どうも俺の体液は女の子を装者と呼ばれる存在に出来るらしく、元々そうだったセレナだとかなりその仕事を楽にさせられるとか。
これが分かったのはほんの偶然だった。セレナと一緒に遊んでいた時、俺が不意に傷を負ってしまって、それをセレナが舐めてくれた事があった。その後、セレナがマムの研究へ協力した時にウェルさんが普段と違う事に気付いたそうだ。で、調査の結果俺の血がその原因と分かったと言う訳。
「ペロペロ……お兄ちゃんのヌルヌル美味しいデスよ」
「うん、それに……チュッ、どんどん出てくる」
「でも、やっぱりアレが欲しいデス」
「そうだね。私もアレが欲しい」
「「お兄ちゃん、早く白いの出して?」」
そして一番俺の体液の中でも効果が高いのが精液なのだ。ウェルさんはそれを突き止めると、俺に協力を頼んできた。セレナだけではいざという時に大変な事になるかもしれない。そのために俺の力を使って装者を増やしておきたいと。
それがどういう事か分からなかったけど、マリアがセレナの力になれると聞いて、ならばとウェルさんの言うがままに協力を始めたのが大体今から一か月前。今切歌と調にしてもらってる事は、少し前までマリアが専属でやっていた事だ。
―――んくんく…………お、美味しい……。
―――そうなの?
―――え、ええ。お兄ちゃん、もっともらっていい?
そのおかげか知らないけど、今のマリアは装者として十分な状態になったそうだ。まぁ、今でも精液摂取は続けているけど。何でも、ウェルさん曰く「継続は力なり、ですよ」だそう。
「切歌、調、そろそろ出すよ? まずはどっち?」
「切ちゃんでいいよ。昨日は私が先だったから」
「えへへ、じゃあえんりょなくデス。はむっ」
「うっ、切歌、そのまま割れ目を舐めて……ああっ、その調子でお願い」
この仕事に対する嫌悪感は一切ない。気持ちいいし、みんなの役に立てるし、もっと言えばマリア達には精液って美味しいらしいから。施設暮らしだと中々美味しいものを食べる事は出来ないから、俺のこれはマリア達三人にとって御馳走のようなものだそうだ。
「調、睾丸を揉んでくれないか?」
「うん、分かった」
優しく睾丸を揉んでくれる調。おかげで射精の感覚が込み上げてきた。発射の合図として切歌の頭を優しく撫でると、嬉しそうに小さく頷いて舌をより早く動かしてくる。
「あっ、もう……出るっ!」
「ふんんっ!? ……んくんくんく」
「切ちゃん、いいな。どう? お兄ちゃんの一番目の味は?」
「……美味しいデェス。お腹がじんわりと熱くなるデスよぉ」
「そっか。あ、切ちゃんダメだよ。まだ少し残ってる」
「おっと……はむっ」
尿道に残った分まで綺麗に吸い取り、切歌は満足そうに笑う。と、すぐにペニスへ這い寄る小さな舌。
「お兄ちゃん、次、私」
「うん、お願い」
「おまかせ。あむっ」
こうして俺の一日は始まる。まだ、この頃の俺は知らなかった。これがどういう意味の行為かも、そしてどんな結末になるのかも。ただ、この時は可愛い妹分達と仲良くしてるとしか思っていなかった。俺も、彼女達もそれが何かを正しく理解せずにいたから。
調へも口内射精し、二人と少しだけ話をした後、彼女達は部屋を出て行った。それと入れ替わるようにウェルさんがこちらへ近付いてきて飲み物を渡してくれる。こういうところがこの人を俺が嫌いになれない理由。意外とマメで優しいのだ、この人は。
「お疲れ様です。次は彼女が来ますから」
「マリアですか。セレナへは、どうしてこれをしないんですか?」
「彼女は口止めが無理ですからね。ナスターシャ教授へ喋ってしまいます。隠し事、苦手でしょう?」
「あー……」
確かにそんな事をすればすぐにマムに気付かれる。セレナは素直だからな。
「これはナスターシャ教授には知られたくないのですよ。何せ、彼女達の適合係数を上昇させ、更にストレス解消にもなる。こんな一石二鳥の行為はありません」
「って事は、本当はセレナにもしてやった方が?」
「そうですね。何せ彼女は正規適合者。マリア達のように君の能力でギアへ適応させている訳ではありませんから」
ウェルさんはそう言ってどこか悲しそうに俯いた。セレナは優しく我慢する子だ。きっとストレスなども抱え込んでいるはず。それをウェルさんも気に掛けているんだろう。
「あの、もしかしたらですけど」
「ん? 何かありましたか?」
「その、セレナはここじゃなくて姉妹の部屋でなら黙っててくれるようになるかも」
「……成程、姉を巻き込むのですね。いえ、この場合は姉妹で共有の秘密とする事で彼女が簡単に口を割らなくなると……。ふむ、素晴らしいアイディアですよ! それでいきましょう!」
「あ、あの、データ採取とかは無理なんじゃ?」
「ああ、そんな事は別に構いません。何しろ彼女のバイタルデータは毎日チェックされます。なのでその時のでなければ入手は簡単です。心配には及びませんよ」
こういうところはウェルさんの凄いとこだと思う。何て言うか、発想力や行動力がずば抜けてるんだよな。だって、セレナ達はマムの管轄下だ。そのデータを簡単に入手出来るって……。
「ウェルさんって、やっぱり凄いですね」
「まあ当然です。何せ、僕は英雄になる存在ですから」
「英雄……ですか。それならとっくに俺からすれば英雄です」
「はい?」
「だって、俺に仕事を与えてくれた。その前には、俺の知らなかった能力を見つけてくれた。ウェルさんがいなかったら、今も俺は雑用しか出来ない役立たずです。本当に感謝してます」
噛み締めるように告げた。無駄飯喰らいになりたくないからと、大人達の手伝いぐらいしか出来なかった俺が、今や極秘研究の関係者。それもこれもウェルさんが俺の能力を気付いて、自分の管轄下へ置いてくれたからだ。それだけじゃない。マリア達の役にも立てる。……それに、気持ちいい事出来るし。
「僕が、君にとっては英雄、ですか。……小さな規模ですが、英雄には違いないと……そういう事ですか」
「ウェルさん、きっとマリア達もどこかで似た事思ってます。ウェルさんが俺の能力を分析して三人は装者になれる道が見えたんです。セレナだけを危ない目に遭わせる事がないように出来る。それも、ウェルさんがいればだから」
「……ふふ、ふふふっ、あははははっ! 僕が君達の英雄ですか! 成程っ! どうやら千里の道も一歩からというやつですね! 一気に歴史に名を残すのもいいですが、こういう地道な広がり方で名を馳せるのも一興っ!」
急にテンションを上げて喋り出すウェルさんを見つめ、俺はどうしたものかと戸惑うしかない。こういうとこがマリア達から避けられる理由な気がする。俺は……嫌じゃないけど困るは困る。そのままウェルさんは、実に十分以上もテンション高く笑いながら喋り続けていた。それが終わったのは訓練終わりのマリアが入室してきた時。
「ドクター、少しうるさいです。兄さんとの行為に差し支えるので静かに願えますか?」
この容赦ない一言でウェルさんは水を打ったように静かになり、大人しくモニターとにらめっこ。俺はそんなウェルさんに申し訳なく思いつつ、マリアのフェラチオを堪能した。訓練終わりのマリアは普段よりも熱心にペニスをしゃぶってくれる。それがとても嬉しく気持ち良かった。
「マリア、そろそろ……」
「ジュルッ……うん、出して。兄さんの美味しい精液、いっぱい飲ませて?」
「ああ、沢山出すよ。マリア、咥えて」
「はむっ……ジュプジュプジュプ」
マリアのあったかい口と割れ目を這う舌に体が軽く震える。切歌と調に出した後でも射精したいという欲求は消えない。それは、相手がマリアだからだ。俺の事をお兄ちゃんと最初に呼んで慕ってくれた子だからだ。でも、ある時を境に兄さんと呼ぶようになった。
……人前では。二人きりだと前のようにお兄ちゃんと呼んでくるので、きっと年齢もあって恥ずかしくなったんだと思う。そんなところも可愛いので、俺はマリアが大好きだ。
初めて会った頃よりも少しだけ大人に近付いた彼女の髪を優しく手で梳きながら、俺は込み上げてくる色々なものを吐き出すように解き放つ。
「出る……っ!」
「んっ! ……ごくっ……ごくっ……」
「マリア……」
「ふふっ、ご馳走様、兄さん」
口の端に精液を垂らしながら微笑むマリアが凄く綺麗で可愛くて、エロかった。たちまち勃起するペニスを見て、マリアが軽く驚きを見せる。だけど、すぐに妖しい笑みを見せると舌をペニスへゆっくりと這わせ始めた。
「レー……兄さん、まだ出したい?」
「……ああ、もっと出したい。マリア、お願い出来る?」
「ええ、いいわ。兄さんのこれを飲めば、私はセレナの負担を減らしてあげられるんだもの」
こうして四発目もマリアの口の中へ射精出来た。そうして、その時はきた。ウェルさんに頼まれて、マリアと共に姉妹の部屋での精液摂取が。でも、セレナの見ている前でのそれは、ウェルさんや俺の想像を超えた事態を引き起こす事になる……。
今日はお姉ちゃんがお兄ちゃんと一緒に過ごせると言っていた。どういう事だろうと思ってたら、一緒に夜を過ごすって事みたいで、お兄ちゃんが部屋へやってきた。私は嬉しくて喜んだんだけど、少し三人でお喋りした後、お姉ちゃんが急にお兄ちゃんとキスを始めた。
「えっ!? お姉ちゃん……?」
「ふふっ、セレナも兄さんとキスする?」
「い、いいの?」
どういう事だろうと思ったけど、私もお兄ちゃんの事は好きだった。大人、ではなかったけれど、初めて会った時の私にとってはお兄ちゃんも大人に近かったから。優しくて、少し抜けてて、だけど頼りになるそんな人。お姉ちゃんがお兄ちゃんと呼んだ時、驚いた後で照れくさそうに笑った顔は、今でもよく覚えてる。
「ええ。いいわよね、兄さん」
「その、俺の方こそいいのかな? セレナ、俺はマリアとこういう事してるんだけど」
「彼氏さん、なんだよね?」
「違うわ。兄さんは兄さんのままよ。だから誰のものでもない」
「誰のものでも……」
その言葉が凄く不思議で、そして納得出来た。お兄ちゃんはみんなのお兄ちゃんなのだと、そう思えたから。
「お、お兄ちゃんっ! 私ともき、キスしてっ!」
「……うん、分かった。セレナ、おいで」
そう言って笑うお兄ちゃんは、あの時と同じ顔をしていた。それだけで私は嬉しくなって、お兄ちゃんへ飛び込むように抱き着いた。その瞬間、お兄ちゃんの両腕が優しく私を抱き締めてくれて、それだけでもう十分過ぎる程幸せだった。
「セレナ……」
「お兄ちゃん……んっ」
重ねられた唇は、少しだけガサガサしてて荒れていた。だけど、それが余計男の人とキスしてるって思えた。お兄ちゃんとキスした後、少しだけ頭がポワ~っとなっちゃって、気付いたらまたお姉ちゃんがキスしてた。しかも、お兄ちゃんのズボンへ手を伸ばして。
「……あれ?」
お姉ちゃんが触っている辺りだけ、ズボンが盛り上がってる気がした。何だろうと思って見てると、それがどんどんはっきりとしてくる。どういう事なんだろうと思って首を傾げていると、お兄ちゃんから声を掛けられた。
「セレナ、悪いけどファスナーを下げてくれる?」
「ふぇ? う、うん」
ファスナーって、たしかお、オチンチンを出すところだよね? マムから教えられた事を思い出しながらファスナーを下げると、少しだけお兄ちゃんの下着が盛り上がって出てくる。それと、何かいい匂いがする。
「セレナ、兄さんのペニスが苦しがってるから出してあげて」
「ええっ!?」
「お願いするよセレナ。ダメかな?」
「え、えっと……うん、分かった」
お姉ちゃんとお兄ちゃんの目的が分からないまま、私は言われるままにお兄ちゃんのお、オチンチンを出した。硬くて、熱くて、マムに見せてもらった絵よりも大きい感じがした。それと、とってもいい匂いがする。
「ありがとう、セレナ。兄さん、すぐ楽にするわ」
「頼むな」
「レロっ、レロレロ……」
…………はっ!? あまりの事で意識が飛んでた。今もお姉ちゃんがお兄ちゃんのお、オチンチンを舐めてる。そんな事して平気なの? 汚くないの? 色々な事が頭に浮かぶけど、でもお兄ちゃんもお姉ちゃんも嬉しそうな顔をしてる。それが私には不思議だった。
「どうしたの、セレナ。そんなに兄さんのペニスが気になる?」
「ふぇっ!? そ、それは……」
正直凄く気になってる。だけど恥ずかしくて言えるはずないっ! そう思ってるとお姉ちゃんが視線をお兄ちゃんへと向ける。
「どうする?」
「セレナ、俺は君の嫌がる事はしたくないしさせたくない。だけど、それでも本音を言わせてもらうのなら、俺はセレナにもして欲しい」
そう言って私を見るお兄ちゃんの顔は、恥ずかしそうだけど、どこか男らしい感じがした。目は真っ直ぐに私を見つめていて、その眼差しにドキドキしてくる。
「……わ、分かった。私もやる。お姉ちゃんみたいな事、やる」
「セレナ、何をするかちゃんと言ってあげないと兄さんが不安になるから」
「え、えっと……私も、お兄ちゃんのお、オチンチンを、舐めたりしてあげるね?」
「ああ、セレナ。俺、すっごく嬉しいよ」
その言葉通り、お兄ちゃんのお、オチンチンがピクンって動いた。もしかして、男の人ってお、オチンチン出してると嘘つけないのかな? そんな事を思いながら私はお兄ちゃんの前へと近付いてしゃがむ。目の前におっきなお、オチンチンがあって、だけどあのいい匂いがすごくしてくる。
「セレナ、まずはその先っぽの液が出てるところを舐めるといいわ」
「う、うん……ペロっ」
言われるままに透明な液を舐めると、初めての味がした。プリンよりも美味しい、大好きになりそうな味が。気付いたら、そのまま舐め続けてた。お兄ちゃんの喜ぶ声とお姉ちゃんの驚きの声を聞きながら、私は夢中でオチンチンを舐めた。舐めても舐めてもどんどん出てくる美味しいもの。すると、お姉ちゃんが耳打ちしてくれた。
「セレナ、そのまま口で咥えるの。はむって、歯を立てないように」
「……はむっ」
「そうよ。そのまま唇で扱いてあげて。無理そうならそのまま舌で舐めてもいいから」
そこからは、お姉ちゃんの言いなりだった。だけど、お兄ちゃんが喜んでくれて、オチンチンをしゃぶってる間ずっと頭を撫でてくれた。それが嬉しくて、オチンチンを大切に大切に舐めていたら、突然お兄ちゃんが頭を押さえてきて、びっくりしてると口の中に何かが出てきた。
あったかくて、すごくいい匂いがして、とっても美味しいそれ。私は、夢中で飲んでいた。飲みにくかったけど、それが気にならないぐらい美味しくて。だけど、飲み終わった時、何故かお腹がすごく熱くなってた。
「お、お姉ちゃん」
「どうしたの?」
「何だか、お腹が熱いの……」
「それはねセレナ。セレナの体が兄さんの赤ちゃんが欲しいって言ってるのよ。私も兄さんの精液をもらうと同じようになるから」
「赤ちゃん……」
「らしいよ。ウェルさんがそう教えてくれた。ただ、まだそういう機能はないから、本能がそういう風になってるだけだろうって」
お兄ちゃんの言ってる事はよく分からなかったけど、多分まだ赤ちゃんを産めないから、気持ちだけがそうなってるって事だと思った。お姉ちゃんはつい最近大人の体になり始めたって聞いた。マムが色々教えてたのを私は知ってる。
この後、私はお姉ちゃんがお兄ちゃんのオチンチンをしゃぶるのを見せてもらった。私よりも沢山してるから、すごく上手な感じがした。しかも、暁さんや月読さんもしてるみたい。それで、ドクターが私もお兄ちゃんのオチンチンからせいえきって言うものをもらって飲んで欲しいって言ってるんだって教えてもらった。
それを飲むと大人になり易くなって、しかもギアを今よりももっと上手く使えるようになる。それだけじゃない。マムの役にも立って、お兄ちゃんにも喜んでもらえるんだ。ただ、これはマムには秘密にして欲しいらしい。何でもドクターが言うには、これは一種のズルだからマムは嫌がるって。
お姉ちゃんは平気なのって聞いたら「大人になるって言うのは、悪い事を知るって事もあるの」って言われた。お兄ちゃんもそれには頷いてたのでそういう事なんだと思う。だから、私も大人になる事にした。悪い事を知って、ちょっとだけいけない子になるって。そんなある日の夜だった。
「素晴らしい……素晴らしいですよこれはっ!」
テンション高く叫ぶドクター。どうやらそれ程セレナが兄さんの精液を摂取した結果が凄かったらしい。マムもそれは言っていた。ただ、マムにはドクターの開発した新型リンカーのテストと言ってあるようだけど。
「そんなになの、ドクター」
「そりゃあもう。君達に分かり易く例えるなら、今までのセレナ君のギア出力がよくあるサイズの飴玉なら、今回の出力はこの部屋並の大きさです」
「そ、そんなに違うんだ。ウェルさん、それってやっぱり」
「ええ、間違いなく君の能力によるものです。一時的とはいえ、ここまで差が出るとは……マリア君の比ではありませんね」
兄さんが感心するように頷いていた。私からすると、少し面白くない。その、セレナが強くなってくれるのは安心出来るから嬉しい。だけど、まだガングニールを上手く扱えない私と元からアガートラームの適合者だったあの子じゃ負けて当然だもの。……比べて欲しくない。
「ドクター、それよりも今回私達で試して欲しい事とは一体何?」
「ん? ああ、そうでしたそうでした。その前に一つ確認を。マリア君、初潮を迎えていますね?」
「……それが?」
「おっと、気を悪くしないでもらいたい。これが重要なんですよ。そう、つまりマリア君はもう妊娠可能な状態。即ち大人の女性となりつつある装者という事」
「あの、それと俺に何の関係が?」
兄さんの疑問はもっともだ。私も理解出来ない。そ、それに私が生理を迎えている事を知られてしまった事が恥ずかしい! 初めて血が出てきた時は本当にパニックになったんだからっ! ……マムが見ている訓練中で良かったと心から思ったもの。
「大有りですよ! 第二次性徴を迎えた男女! しかも、互いに憎からず思っている。ならば、君達は生殖行動を行うのに何の問題もないっ!」
「「せいしょくこうどう?」」
初めて聞く言葉だわ。兄さんも同じらしい。するとドクターは片手を額に当ててため息を吐いた。
「やれやれ、どうやら一度ちゃんとした性教育を行う必要がありそうですねぇ。まぁ、それはまたの機会にするとして、簡単に言えば君達に子供を作ってもらいます。ああ、ご心配なく。これまでの事から彼の精子では女性は妊娠し辛いというか、ほぼ不可能な事が分かっていますので」
「そ、それってどういう?」
「簡単ですよ。君の精子及び精液は女性にとっての万能薬。例えるのなら生命力そのもの。おそらく男性にも効果はあると思いますが、女性程の効果は得られないでしょう。その証拠に、彼女達は美味しいと感じているそうですが、僕にはまったくそんな感想は抱けませんでしたし」
ドクターの嫌そうな顔で私達は互いを見つめ合う。要するにドクターは兄さんの精液を舐めた? ……うん、深く考えるのは止めよう。見れば兄さんも同じ結論を出したのか、顔が嫌そうな感じだ。
「と、言う訳で、君達に検証して欲しいのです。性行為の場合はどれ程の効果が出るのか。飲むのと同等か、それ以上なのか。本当なら初潮前にもして頂いて比べて見たかったのですが……」
「その、私は構わなかったわ」
「そうは言いますがね? さすがの僕でも子を成せないのにそういう事をさせるのはどうかと思うのですよ。そもそも彼の能力に気付いた時には君はもう生理が始まっていたでしょう? それに、例えその前に気付いたとしてもさせなかったでしょう。何せ、結果ではなく根本から可能性がないからです。まぁ、今の君達は本当に僅かな可能性なら成功率がありますが、初潮前では絶対にゼロ。そんな事は意味がない。意味が無い事はやるだけ無駄。なので考えるはずはなかったのです」
「じゃ、今は違うんですか?」
「ええ。何せする意味が出来ましたからね。まさか、元の人間の適合係数が違うだけでここまで差が出来るとは。なので、出来るだけ多くのデータを取りたいのです。これは、もしかすれば世界を変えるかもしれない……っ!」
握り拳を作るドクターに私と兄さんは若干引いた。よく分からないけど、こういう時のドクターは危険だからだ。と、ドクターが急に力を抜いてモニターを表示させる。そして、少しすると映像が流れ始めた。
「これは?」
「性行為の、セックスのための教材とでもいいましょうか。まぁ、これを見て何をどうすればいいかを学んでください。僕はこういうのにあまり興味がありませんので。それと、今回はしばらく部屋を出ています。レストスペースにいますから、終わったら呼びに来てください。では」
それだけ告げるとドクターは本当に部屋を出て行ってしまった。しかもご丁寧にロックまでして。二人きりになったから、私もやっと大人っぽい仮面を脱げる。
「胸、大きいなぁ……」
「わ、私だって大きい方だからっ!」
「そうだけど……」
「……も、もっと大きくなるから……きっと」
そうこうしてると映像の中で男女が裸になっていた。お兄ちゃんはだらしない顔で女性の胸ばかり見ている。さすがに私ではそれに勝てるはずもなく、悔しく思いながら事実を伝えるので精一杯。
一方の男性のペニスも結構大きい。でも、お兄ちゃんもそこまで負けてない気がする。そのまま映像を見続けていると、男女はキスから胸を触ったり触られたりの行為を始め、やがて男性が女性のヴァギナへ舌を這わせた。
「「えっ!?」」
同時に声が出る。何故なら女性がとても気持ち良さそうだったからだ。男性も心なしか嬉しそうに見える。今まで私がお兄ちゃんのペニスをそうする事はあったけど、逆はした事がなかった。
「……お兄ちゃんもしてみたい?」
「え、えっと……いいかな?」
「え、ええ。お兄ちゃんにならいいわ。待ってて」
お兄ちゃんに見られながらスカートを脱ぐ。こ、こんな事なら可愛い下着を履いておくんだった。今日は何の変哲もない白のパンツだもの。だけど、お兄ちゃんはそれを食い入るように見つめてきた。
「お、お兄ちゃん?」
「可愛いよ、マリア。すっごく可愛い」
「で、でもこれ、リボンもないし色だって」
「マリアのってだけで十分だよ。俺、凄く興奮してるんだ。ほら」
「あ……」
お兄ちゃんのペニスが大きくなってるのが分かった。もうズボンを脱いでいて、トランクスの中心が盛り上がっている。それが、何となく私があの映像の女性よりも魅力的だって言われてるみたいで嬉しかった。
「もう、お兄ちゃんったら。でも、嬉しい。じゃあ、あっ!」
「どうかした?」
「お兄ちゃん、あれ、やってみない?」
私が指さすとお兄ちゃんもモニターへ顔を向けた。そこでは男女がお互いの性器を舐め合っていた。お兄ちゃんも私の言いたい事を理解したらしく、小さく頷いて完全に服を脱ぎ始めたのでこっちも上着まで脱いだ。
「……綺麗だよ、マリア。凄く綺麗だ!」
「は、恥ずかしいわ」
上下白の下着姿になった私をお兄ちゃんはとても興奮したように見つめてくれた。私の目には、大きく反り返ったペニスが見える。お兄ちゃんのペニスをこうさせたのが、映像の女性ではなく自分という事にとても誇らしい気分にはなるけど、素直に喜べはしない。
「それ、外してもいいか?」
「……ええ、お願い」
背中を向けるとお兄ちゃんがぎこちない手つきでブラを外そうとしてくる。それが、本当に初めてなんだと思えて少し嬉しい。お兄ちゃんの異性関係は私が全部初めてになりたいもの。
キスも、フェラチオも、そしてセックスも、赤ちゃんも。これだけはセレナにも譲れない。悪いけど、お兄ちゃんは私の旦那様になってもらうんだから。
「これでいいかな?」
「ええ、外れたわ」
「そ、それじゃあこっち向いてくれる?」
「……はい」
「おおっ……」
お兄ちゃんが私の胸を見て興奮してるのが分かる。ペニスが何度も小刻みに動いているからだ。恥ずかしさはあるけど、それ以上に嬉しいのも事実。お兄ちゃんの頭の中は、今私の事で一杯だろうから。
「お兄ちゃん、そろそろ……」
「あ、うん。じゃあ、マリアが上な」
「ええ」
お兄ちゃんへお尻を向ける形で上になると、目の前にはペニスがあった。いつも以上に大きくなってる気がするそれに、私はチロリと舌を這わせる。と、同時に感じるぬめっとした感触。
「マリアのここ、凄く濡れてる。それに……」
「あんっ! お、お兄ちゃん……」
「不思議な味だ。でも、好きになりそうだよ。マリアの味、だから」
「ば、バカっ! 恥ずかしい事言わないで!」
嘘だ。本当は嬉しい。お兄ちゃんが私のだから好きになりそうと言ってくれたのだ。だからせめて言葉ではなく行動で気持ちを伝えるようにフェラチオをした。すると、お兄ちゃんがヴァギナの中へ舌を入れてくる。その刺激が気持ち良くて、私は何度も何度もフェラチオを中断させられた。
だけど、それはお兄ちゃんもだ。私が亀頭の溝を舌でゆっくりと舐めたり、あるいは筋になっているところを何度も舐めてあげるとその動きが止まったから。そうこうしている内に映像でしている事が変わっていた。
「お、お兄ちゃん、あれって……」
「……マリアのここにペニスを入れるのか?」
映像の中では女性を組み伏せるような体勢で男性が腰を動かしていた。きっとあれがセックスなんだろう。
「みたい、ね。えっと、どうする?」
「俺はしたい。マリアは?」
「……私も、お兄ちゃんとなら」
「マリア……ありがとう」
こうして私はお兄ちゃんとセックスをする事になった。お兄ちゃんの硬いペニスが私のヴァギナの中へ入ってくる。すると、途中で何か変な感じがした。
「マリア、何か先の方に当たった感じがするんだけど……」
「私も感じてる。何かしら?」
「分からない。でも、これじゃまだ映像みたいには出来ないよ」
「……少し怖いけど、ペニスを最後まで入れて?」
「いいのか?」
本当は怖い。止めたいって思う気持ちもある。だけど、ここでそう言ったら、お兄ちゃんは二度と私とセックスしようとはしない。そうなったら、ドクターは次にセレナをあてがう。それだけは絶対に嫌。
「うん、ただ、最後まで入れたらキスをして? 優しいキス」
「分かった。なら、手も繋ごう。な?」
「うんっ!」
やっぱりお兄ちゃんは優しい。私の手とお兄ちゃんの手が繋がれる。しかも、指と指を絡めて。そして、少しだけ間を開けてお兄ちゃんが一気に腰を突きいれた。瞬間、痛みが走る。だけど、すぐにそれが和らいだ。お兄ちゃんがキスしてくれたから。
そのままキスをして、お兄ちゃんは私の痛みが消えるまで待ってくれた。どうやら涙が出ていたらしく、それでお兄ちゃんは動きたいのを必死に我慢してくれたんだと後から知った。
「マリア、どう? もう痛くない?」
「うん、大分楽になった」
「そっか。えっと、少し動くよ?」
「……いいわ、動いて」
お兄ちゃんが少し腰を動かすと、痛みが走る。だけど、その中に何か違う感覚もあった。
「っ!」
「大丈夫!?」
「……う、うん。えっと、お兄ちゃん、もう一度」
「……いいの?」
「ええ、何か変な感じがしたの」
「変な感じ? 痛みじゃなくて?」
「そうなの。ゆっくり、ゆっくり動いて」
「分かった」
今度はゆっくりと腰を戻すお兄ちゃん。すると痛みが走るけど、少しだけ別の感覚があった。ちょっとだけ、頭の中が白くなるような、不思議な感覚が。
それからお兄ちゃんに何度もゆっくり動いてもらっている内に、痛みがなくなって代わりに変な感覚が強くなっていった。それは、やがて勝手に私の口から出てくる。恥ずかしい声となって。
「あんっ! ああっ! き、気持ちいいっ!」
「マリア、マリアっ! ごめんっ! 腰が止まらないっ!」
「いいの、いいのぉ! お兄ちゃんの好きにして! 私も、私も気持ちいいのぉぉぉぉぉっ!」
「っ! マリアぁ!」
「あはぁ! 今の凄い! 凄くイイっ! お兄ちゃん、もっとぉ!」
気付けば私はお兄ちゃんの腰へ足を巻き付けていた、らしい。というのも、この時には私の意識はほとんどなく、ただお兄ちゃんを放したくないと思っていたからだ。全部終わった後で、お兄ちゃんから教えてもらった。
「「あああああああっ!!」」
一緒に叫んだ瞬間、お腹の中にあったかいものが流れてきて、私はそれを感じながら目を閉じた。後で、それが射精された事だと知り、私は困ってしまったのだ。だって、口でもらうよりも嬉しくて幸せだったから。
私が眠っている間に、先に起きたお兄ちゃんはドクターを呼びに行き、検査の結果を教えてくれた。何と、飲むよりも明らかに効果が出ていたそうだ。実際、私はガングニールを展開するのに何の負荷も感じず、それどころか絶唱さえ使えた。これでしばらく私がお兄ちゃんを独占出来る。そう思った。それが、浅はかな子供の考えだと、後で私は知る事になる……。
マリアとのセックスは凄かった。今までで一番気持ち良かったぐらいに。その次の日、俺はいつものようにウェルさんの研究室にいた。セレナと共に。
「お兄ちゃん、どうして私がドクターに呼ばれたか分かる?」
「えっと、一つだけ見当はついてるのがある」
「そうなんだ。私、あまりドクターの研究室には来た事ないから不安なの」
「ご心配なく。今日ここへ来てもらったのは僕に何かされたりとかではありません。そちらの彼と二人きりでしてもらう事です」
ウェルさんの言い方で俺は予想があっている事を悟る。やっぱり、今日はセレナとセックス出来るんだ。そう思うだけでペニスが勃起する。
「おやぁ? どうやら彼の方は説明するまでもないようですね。結構結構。セレナ君、後の事は彼から聞いてください。僕は昨日と同じでレストスペースにいますから。では」
「……行っちゃった。ね、お兄ちゃん。どういう事?」
「えっと、セレナと俺でセックス……って分かる? その、赤ちゃんを作る行為なんだけど」
そこからセレナへ簡単な説明をする。セレナもマムから簡単な事は教えてもらっていたらしく、まだ彼女は生理、というものが始まっていない子供の体だそう。こうなると、ウェルさんはそれを知っていてセレナを呼んだんだろうな。
「それでも赤ちゃんを作る事するの?」
「ウェルさんが言うには、赤ちゃんが産めるか産めないかが大事なんだって。産めないしせいきてきごうしゃ? のセレナとする事でデータになるってさ」
「そっか。じゃ、これもマムには」
「秘密。だって、本当はいけない事だろ?」
「そうだね。赤ちゃん出来ないのに作ろうなんていけないもん」
セレナはそう言って小さく笑う。いつの間にかセレナもドキッとする顔をするようになったなぁ。そういえば、ウェルさん曰く「精神的成熟は男性よりも女性の方が早いのですよ」との事らしい。そう考えれば納得だ。
「じゃ、まずはキスしよう」
「うんっ!」
もう何度もしてるだけあってセレナはキスを嬉しそうにしてくれる。だけど、今日はちょっと違う。マリアとしかしてないキスをしよう。まずは普通に、次に少し長く、最後に舌を。
「んんっ!?」
「……ごめん。嫌だった?」
「そ、そうじゃないけど……ビックリした。お兄ちゃん、今、舌を入れようとしたの?」
「ああ。大人のキスらしい。マリアとはもう何回かしたんだ」
「……お姉ちゃんと」
あれ? 何故かセレナの顔が急に曇った。姉妹仲が良い二人だからマリアとしてると聞いたら安心するかと思ったのに。だけど、それも少ししたらいつものセレナに戻った。でも、どこか違う気もする。
「お兄ちゃん、もう一度さっきのキスして? 大人のキス」
「いいの?」
「うん。お姉ちゃんが、姉さんが出来たなら私もやる」
「……分かった。じゃあ……」
「んっ……」
セレナの舌は何となく可愛い感じがした。よく分かってないみたいだから、俺が教えるように舌を動かす。絡めるようにすると、そこでセレナも理解してくれたらしく、ぎこちなくだけど絡めてくれた。そのままセレナが止めるまでキスを続けた。何度も、何度もキスをした。段々舌の動きが滑らかになって、気付けばセレナを抱き締めながら舌を絡ませ合っていた。
「お兄ちゃん……」
「セレナ……」
お互いに息を荒くして見つめ合う。すると、セレナが俺のペニスに気付いた。
「おっきくなってる……」
「セレナとセックスしたいんだ。その、セレナを俺のものにしたい」
「……姉さんもしたんだよね?」
そのセレナの声には、いつもはない力みたいなのがあった。なので少し気圧されるように頷く。そんな俺にセレナはしばらく無言で俯いた後、服を脱ぎ始めた。
「せ、セレナ?」
「脱がないと出来ないんだよね? お兄ちゃんも脱いで」
「あ、ああ」
「絶対お姉ちゃんには負けないんだから……」
ポツリと呟かれた言葉にドキッとする。もしかして、姉妹で俺を取り合おうとしてる? そう思った瞬間、思わずごくりと喉が鳴った。だって、近い内に二人と一緒にセックス出来るって思ったから。
「どうかな、お兄ちゃん」
服を脱ぎ終わると同時に声を掛けられたので振り向く。そこには、天使がいた。白いパンツに赤いリボンが付いてる下着を身に着けたセレナは本当に可愛い。ただ、ブラジャーはしていないようで、そこがまた何というか子供って感じがした。
「うん、すごく綺麗だよ。天使みたい」
「そ、そうかな? 恥ずかしいけど嬉しい」
「えっと、胸を触ってもいい?」
「うん。でも、私は姉さんみたいに膨らんでないよ?」
「いいんだ。セレナの体だから触りたい」
「……じゃ、じゃあ……どうぞ?」
両手を後ろに回してセレナは少しだけ胸を前に出してきた。それが何とも可愛らしく、思わず笑ってしまう。だけど、そのままセレナの微かに膨らみかけている胸をそっと触った。
「ん、くすぐったい」
「じゃあ……」
「いたっ! お兄ちゃん?」
「ごめん。やっぱり揉んだりは無理そうだね」
優しくしたつもりだけど怒られた。なので謝りつつ、今度はその小さな蕾へと舌を這わせる。
「ひゃん! い、今の何?」
「気持ち良かった?」
「えっと、どちらかと言うと変な感じ。でも、嫌じゃないよ」
「なら続けるな。それと、声は出してくれていいから。その方が俺も嬉しい」
「うん、分かった」
その後はもうこれでもかと言う程セレナの乳首を舐め回した。すると、次第にセレナの反応が変わってくる。最初はくすぐったいとばかりに笑っていたのが、段々声に色気みたいなものが混じり出し、表情もマリアみたいな大人っぽいものへとなっていったのだ。
そうなった時、俺は片方の乳首を舐めながらもう片方を指で軽く摘んでみた。それをセレナは気持ちよさそうな顔で受け入れてくれたのだ。
「気持ちいいんだな、セレナ」
「う、うん。何か頭がフワフワしてくるよ」
「そっか。じゃあこれはどうだろ?」
「これ? ……んんっ!?」
「っは、どう? 痛い?」
乳首を軽く噛んでみた。マリアにしたら凄く喜んでくれたからなんだけど、セレナはどうなんだろうか。
「い、痛いとは思わなかったけど、ビリって感じがした。その、もう一度して?」
「分かった。あむっ」
「んっ……お、お兄ちゃん、私、それ好き、かも」
こうして俺はセレナのおっぱいをいっぱい楽しませてもらった。そして、次はマリアともやったお互いの性器の舐め合い。これにセレナはかなり興奮してくれた。というのも、やっぱりそんなところを舐めるなんてと思っていたのに、俺が嬉しそうに舐めてくれたのが余程良かったみたいだ。
マリアもそうだったけど、男と同じで本来舐める場所じゃないところを舐めてもらえるのは嬉しくなるものらしい。だからセレナのヴァギナもたっぷり舐めた。マリアと違って毛が無かったから舐めやすかったし。
「ペロペロ……お兄ちゃんのオチンチン、すごく熱い……」
「セレナのヴァギナもだよ。ずっとトロトロとした液が出てくる」
「だってぇ、お兄ちゃんの舐め方がエッチなんだもん。気持ち良くて嬉しくなっちゃうから」
「それなら俺もそうだよ。セレナが舐めてくれると、とても嬉しくて気持ち良くなるんだ」
「えへへ、じゃあ一緒だね」
「ああ」
セックスのための行為だけど、何故かセレナとより仲が深まってる気がする。この後もしばらく互いに舐め合い、出したくなってきた辺りでセレナへ止めてくれるようにお願いして、いよいよセックスとなった。
「セレナ、最初は痛いから力を抜いてくれ。大丈夫、ペニスを入れた後は痛みが引くまで動かないし、ずっとキスするから」
「う、うん。よく分からないけどお兄ちゃんに任せるね」
ベッドに横になって足を広げているセレナへ、そっと近付く。ペニスを片手で支えながらセレナのヴァギナへと軽く入れる。だけど、マリアよりも狭くて中々入らない。何とか先っぽを入れる事には成功したけど、それでさえギリギリな感じだ。
「セレナ、大丈夫?」
「うん、ちょっと変な感じはするけど痛くはないよ。もう入ったの?」
「少しだけ。えっと、ここからだから。我慢、してくれるか?」
「……うん、お兄ちゃんを信じてる」
健気に微笑んでくれるセレナへ力強く頷いて、俺は一気にペニスを突き入れた。マリアの時よりも心なしか強く感じる抵抗感を貫くように。
「いっ!」
セレナの顔が激痛で歪んだのを見て、咄嗟にキスをした。舌は入れず、ただただセレナの痛みを少しでも和らげられるようにと。どれぐらいそうしていただろう。気付けばセレナの腕が俺の背中に回されていた。
「……セレナ」
「お兄ちゃんのキス、すごいね。痛いのが本当になくなってきた」
「そっか。もう少ししよう。今度は舌を入れるな?」
「うん。えー」
セレナと繋がったままで舌を絡め合うと、ペニスを締め付ける感覚が強くなる。それと同時にセレナの舌も、もっと絡めて欲しいと求めてくるのが嬉しい。気付けば互いに唾液の交換を夢中になってしていた。と、不意にセレナが小首を傾げる。
「どうかした?」
「う、うん。痛みが完全になくなったんだ。お兄ちゃん、少し動いてもらっていい?」
言われるままに少し腰を引いてみた。だけどセレナは顔を痛みに歪める事はなく、不思議そうの小首を傾げるだけ。どうやら本当に痛みが消えたらしい。でも、マリアだってここまではならなかった。一体何が違うんだろうか。そんな事を考えながら俺はゆっくりと腰を動かしていく。
セレナは不思議そうな顔から段々気持ち良さそうな顔へと変わっていった。そして、俺の腰へ足を絡めてきたのだ。これってあの時のマリアと同じ。つまり、セレナも出して欲しいって事か。
「セレナ、気持ちいいんだね?」
「うんっ! お兄ちゃんのオチンチンが奥に当たるの! それがすっごくフワフワして頭の中が真っ白になって、幸せになっちゃうんだぁ! もっと動いてお兄ちゃん! 私、お兄ちゃんとのセックス大好きっ!」
「っ! セレナ! セレナぁ!」
愛おしくて可愛い天使のような妹分。それから求められる事がここまで嬉しいなんて。そこからはただセレナを気持ち良くするためだけに動いた。腰を一心不乱に動かして、セレナの喜ぶ場所を突き続けて。
そんな事をしていれば、自然とこみ上げてくる感覚が。それを我慢する事無く吐き出した最初の射精をした後も、俺は止まる事なく腰を振り続けた。
「お、お兄ちゃんっ! お腹が、お腹が熱いよぉ!」
「セレナっ! もう無理だ! またっ! 出る……っ!」
「ひゃあぁぁぁぁぁっ!」
一番奥へ届けと腰を深く突き出すと、何か今までと違った感覚がペニスに走る。何というか、何かに嵌まった感じだ。そのまま射精するとセレナが大きく跳ねた。
「だ、大丈夫かセレナ!」
「……にゃ、にゃにこりぇ? あたまのにゃか、まっしりょににゃっちゃう~……」
蕩けた顔と声でそう言いながら俺へ強く抱き着いてくるセレナ。結局そのまま動かずにいたけど、ペニスの先をずっと締め付けられてる感じがして、三発目も出してしまった。それでセレナが疲れて眠ってしまったらしく、俺は気怠い体でウェルさんを呼びに行く事に。
その後の検査で分かったのは、セレナはマリアと違い正規適合者だから俺の能力の影響を強く受けるそうだ。だからマリアの時よりも効果が強く出た。で、その結果は初めて見る姿のギアになれたらしい。というのも、俺はセレナのギアを見るのも初めてだったから違いが分からなかったのだ。
上機嫌で笑うウェルさんとはしゃぐセレナを眺め、俺はふと思うのだ。セレナでああなら、あの二人はどうなんだろう、と。まだ十歳にもなっていない可愛い少女達。そのヴァギナにペニスを入れたら。そう思うと勝手にペニスが元気になってくる。
「あの、ウェルさん。相談が……」
俺の言葉を聞いたウェルさんは少し考え込んだ後、あの二人がいいと言うのならと返してくれた。どうやら正規適合者じゃない第二次性徴前の相手とのセックス効果も知りたいそうだ。絶対に無理矢理はダメと念を押されたのでしっかり頷いておく。俺もあの二人をいじめたくはないし、出来る事なら可愛がりたいのだから。
と、言う事で十七辺りのシキとマリアやギリギリロリのセレナとのエッチでした。次回は……一桁頃のあの二人がメイン。いやぁ、知識がないって怖いですね。やってる事を誰かが肯定もしくは斡旋しただけで若い性衝動でどこまでも行くんですから(汗