「では、後はお任せしますよ」
「はい」
ウェルさんが部屋を後にする。それを合図に、俺はベッドの上に座っている二人の可愛い少女達へ視線を向けた。
「お兄ちゃん、今日は何をするデスか?」
「いつもと違うってドクターは言ってたけど……」
「うん。そのね、実は……」
切歌と調へセックスについて説明。赤ちゃんを作るという事に驚きを見せていたので、そこを詳しく話すと二人は感心するように声を漏らしていた。まぁ、無理もないよな。俺もウェルさんに見せられた映像がなければ知らないままだったんだ。
「つまり、私達は今まで赤ちゃんのもとを飲んでたの?」
「そうだね」
「それっていいんデスか? 赤ちゃんのもとデスのに」
「うん。だって、何度も出してるだろ? 毎日毎日作られるんだってさ。心配いらないよ」
二人を抱き締め優しく頭を撫でる。すると二人が嬉しそうに頭を擦り付けてくれるのが可愛い。それにしても、本当にこの二人ともセックス出来るのだろうか? セレナでも結構辛そうに見えた。そう思うと不安が募るけど、だけどそれ以上にしてみたいという欲求の方が強いのも事実だ。
「えっと、それで確認なんだけど、二人は俺とセックスしてくれる?」
「私はいいよ。お兄ちゃんとなら」
「デス」
「ありがとう、調、切歌」
そう言ってくれた事が嬉しく、俺はしばらく二人を抱き締めていた。二人はそんな俺に疑問符を浮かべながらも、それが嬉しいのかそのままでいてくれたのだ。どれぐらいそうしていたか分からないけど、やがて俺は二人から少し体を離してそれぞれの頬へキスをする。それにくすぐったそうに笑い、調と切歌も同じ事をしてくれた。
そうして俺達のセックスは始まったのだ。まずはじゃれ合うようなキスから、次第にちゃんとしたキスへ、それは軽いものから長いものへ、更に深いものへと変わっていく。
「っは……お兄ちゃん、もっとキスして……」
「ズルいデスよぉ。アタシもしたいデェス……」
「えっと、じゃあ三人で舌を出してペロペロしてみる?」
何の気なしに言った事だったけど、それがどうも二人には良かったみたいで、こうして俺達は舌を伸ばしてのキスみたいな事をした。切歌と調の可愛らしい舌がエッチな感じで動いて、正直舐め合ってるだけなのにペニスがガチガチに硬くなっていくのが分かる。
「んあ……切ちゃんとお兄ちゃんの舌、美味しい……」
「じゅるっ、調のも美味しいデスよ……え~」
「ちょっとだけ二人の舌を吸わせてもらうな?」
「「ふぇ? っ!?」」
何となくの思いつきでした行動に二人が軽く震えた。二つの舌を吸うだけじゃ飽きたらず、俺はそのまま少しだけ舌で舐め回してみた。それと同時に手を伸ばし、二人の乳首を探して両手を動かす。すると、既にポッチになっていたので分かり易く、そこを優しく指で弄ってみた。
「「ふんんっ!?」」
初めて感じる刺激に二人が驚くも、嫌がっている風ではない。むしろその正体を知りたいみたいに見える。ならばと、今度は軽く摘んでみる事に。それと舌を解放してあげた。
「「ひゃんっ!」」
「……可愛い声だね。そんなに乳首は気持ちいい?」
「う、うん。お兄ちゃんに触られてると体がビクンビクンって動いちゃうの」
「だけど、もっとして欲しいってなるんデス。お兄ちゃん、これってどういう事デスか?」
「えっとね、こうやって二人の体を準備してるんだ。セックスのために、ね」
「「そうなんだ(デスか)……」」
その話をすると、二人はならと服を脱ぎ始めた。上着を脱いで現れたのは、揃って平らな胸。だけど、しっかり主張をする二つの蕾がある。それが何ともエッチな感じがした。
「さ、お兄ちゃんも脱ぐデスよ」
「全部脱いで」
「うん、分かった」
言われるままに服を脱ぎ捨てると、二人から何故か感嘆の声。
「どうしたの?」
「えっと、大人の体って感じがしたデス」
「うん。逞しい」
「ありがとう。じゃ、次は二人の番。下も脱いでくれる?」
「……お兄ちゃんにしてもらったし、私達がしない訳にはいかない」
「デスデス。じゃあ、パッパと脱ぐデスよ」
スカートや半ズボンを脱ぐ二人だったが、それを脱いだところで小首を傾げた。視線を追うとそれぞれのパンツを見つめている。調は水玉のパンツで、切歌はクマがプリントされた物だ。だけど、その股間部分が変色を始めていた。これは……。
「おもらし?」
「そ、そんなはずないデス。おトイレには行ってキレイに拭きました」
「じゃあ……」
「それはペニス、オチンチンを入れるための体の反応だから心配ないよ。気持ち良くなると出てくるんだ。ほら、俺のこれみたいに」
そう言ってペニスを指さす。その先っぽからは透明な粘液が流れている。それで二人も納得してくれたらしい。小さく頷いて下着をもう一度見た。
「じゃあこれも美味しい?」
「どうだろ?」
「お兄ちゃん、舐めてみたいデスか?」
「えっ、いいの?」
正直マリアやセレナにもしてあげたら喜んでくれたので、是非二人にもしてあげたかったのだ。俺の確認に二人は少しだけ恥ずかしそうに頷き、揃ってパンツを脱いだ。そこには、綺麗なスジが一本あるだけ。勿論毛もなく、本当にツルツルだった。
「じゃ、舐め合いっこしよう。俺がベッドに横になったら、二人はお尻を向けて上に乗って。それでペニスを舐めてくれるかい?」
「「うんっ!」」
こうして始まる舐め合いっこ。調も切歌もヴァギナを舐められると可愛い声を出して舌が止まる。それが可愛くて、余計気持ち良くしてあげたいとこっちは舌をヴァギナの中へと入れたりした。するとどんどん二人から出てくる液が増えて、俺の体を濡らしていったのだ。
反対に二人の方はこっちの粘液を何度も何度も舐め取り、嬉しそうな吐息をかけてくれる。どうも女の子の方は俺のものを美味しいと感じるけど、こっちはそうでもないらしい。若干残念に思いながらも、これが調や切歌の味かと思えば不思議と悪くない気がする。
「んっ、オチンチンのヌルヌル、止まらない……」
「美味しいデス。いひゅっ! ……もよりも美味しい気がするデスよ……」
「そうだね。どうしひぇっ! ……だろ?」
声が上ずっているのは俺がヴァギナを舐め回した瞬間である。ああ、ダメだ。一回出しておこう。もう我慢出来ない。
「ごめん。そろそろ出そうなんだ。いいか?」
「じゃ、私もらうね、切ちゃん」
「ううっ、仕方ないデスね。この前はアタシからでしたし」
そんな会話が聞こえたと思えば、ペニスを包むあったかい感触。どうも調の口の中で先っぽが包まれたようだ。なので、遠慮なく射精させてもらう。と、その瞬間、睾丸部分を優しく揉まれたのだ。
「調へ美味しい赤ちゃんのもと、出してくださいデス……チュッ」
「ああっ! もう出る……っ!」
根本辺りに感じた温もりがダメ押しだった。こみ上げてくるものを解放し、調の口の中へ吐き出していく。それを調が慣れた感じで飲み下していく中、俺は切歌のヴァギナをたっぷり味わっていた。
「お、お兄ちゃんっ! そこ、そこダメデス……っ! ああっ! オマメさんはもっとダメデスよぉぉぉぉぉっ!」
「わぷっ!」
切歌が大きな声を出したかと思うと、ヴァギナから透明な液体が出てきた。おしっこではないみたいだけど、よく分からない。とにかくそれを浴びて俺は切歌のお尻から顔を離す。すると、調が切歌の方を見て不思議そうに首を傾げていた。どうやら妙な顔をしてるらしい。
「切ちゃん? どうしたの?」
「し、調ぇ……よく分からないけどすっごく気持ち良くなっちゃったデスよ。お兄ちゃんが、オマメさんを舐めてくれたら……」
「オマメさん? あまりいじっちゃダメってマムに言われた?」
「デス」
そうなんだ。あそこは弄っちゃダメなのか。でも、マリアもセレナも喜んでくれた気が……いや、出来るだけ優しくしてとは言われた気がする。そう思って二人を見ていると、調がこちらを振り向いた。
「お兄ちゃん、私にも切ちゃんと同じ事して」
「いいの?」
「うん。だって切ちゃん、すごく気持ち良さそうだから」
本人の許可も出たので遠慮なくさせてもらう事にする。なので早速調のヴァギナへ舌を這わせ、ある程度舐め回したところで切歌と同じように陰核と呼ばれる場所を軽く舐めてみた。
「っ!?」
大きく跳ねた。逃がしたくないので両手でしっかり腰を捕まえ陰核攻め続行。調が大きく動いて逃げようとするけど、まだ止めたくない。と、そんな事をしていたら……
「ダメぇぇぇぇぇぇっ!!」
「うわっ!」
調からも切歌と同じように透明な液が出た。何というか、すっごい達成感があるな、これ。するとペニスに感じるヌメッとした感触。見れば切歌がしゃぶりついていた。
「ちゅぷちゅぷ……っぱ、レロレロ」
「切歌? もう大丈夫なの?」
「はいデス。それよりもオチンチン舐めたくて仕方ないんデス。お兄ちゃん、調も終わったならもう一度アタシのオマメさんを舐めて欲しいデス」
「き、切ちゃんズルい……。私も、私もオマメさん舐めて欲しいもん」
「おうっ……」
切歌が舐めてるとこに、調が手を伸ばして扱いてきた。その快感に思わず声が出る。だが、そうしてばかりもいられない。二人の希望を叶えてあげないと。そう思って忙しく二人のヴァギナを舐め始めた。
どちらもツルツルで舐めやすいけど、どこか違う感じがするのが不思議だ。味もそうだけど、位置も違う気がする。それが人間の個人差なんだろうな。
「調ぇ、何だか今日は変デスよぉ。お腹熱くて仕方ないデェス……」
「チュ~……っぱ。うん、私もだよ切ちゃん。ずっとお腹が熱い……」
「何デスかね? オチンチン見てるとその熱が上がってる気がします……」
「そう、だね。オチンチン見てると頭がぼーっとしてくる……」
心なしか二人の舌の動きが鈍い。そう思って体を起こすと二人と目が合った。その顔は、どこかエッチでそして綺麗だった。
「「お兄ちゃん、セックスってどうやるの?」」
その時、俺は理解した。今、二人は大人の女になり始めたのだと。
幼い体の少女二人。だが、その二人はもう女の顔をしていた。理由は一つ、本能である。雄によって愛撫され、絶頂を経験した事で硬い蕾が花開こうと動き出したのだ。そして、今や、その未熟な性器へ太く逞しい男性器を迎え入れようとひくついている。
「じゃ、まずは調からだ。力は抜いて」
「うん」
視界に映るグロテスクな物体。それによる恐怖ではなく、そんな物を入れる事への不安が少女の顔を曇らせる。だけど、その視線を少し上げればそこには少女の大好きな男性が優しく笑みを浮かべていた。それが、調の心を和ませる。
「行くよ?」
「うん、来て? お兄ちゃん」
「ああ。えっと……ここ、だな」
まだ成人していないが、もう体自体はそれに近い彼のペニスが調の未熟なヴァギナへと入って行く。と、途中でその動きが止まった。処女膜へ到達したのである。調も違和感のような感覚に気付き、やや不思議そうに相手を見た。
「お兄ちゃん、何か変な感じがする」
「うん、ここに調がまだセックスした事ないよって証拠があるんだ。今からそれを俺がもらうけど、そうすると結構痛い。それでもいいかな?」
「…………うん。お兄ちゃんが私の初めてで、きっと最後の相手だもん。だから構わない」
「ありがとう、調。大好きだよ」
笑顔で言い切ると、彼は調へキスするように体を動かしてついでにペニスを突き入れる。その瞬間、調の声にならない絶叫が響いた。何故なら口を男に塞がれていたからだ。激痛への対応としての叫びをキスで防がれた彼女は、ならばとばかりに全力で目の前の相手へ抱き着いた。
やがて二人の間に透明な糸が出来て、ゆっくりと消える。
「調、大丈夫?」
「……まだ痛いけど、最初程じゃない。お兄ちゃん、もっとキスして?」
「ああ、いいよ。調が嫌だって言うまでキスするから」
「嬉しい……えー……んむぅ」
舌を絡め合う事で生じる水音。それを聞きながら切歌は切ない気持ちになっていた。痛いと聞いて恐怖を抱いた彼女だったが、今の調の様子からそれ以上の幸せがあるのだと察していたのだ。
(調、嬉しそうデス。お兄ちゃんといっぱいキス出来るからデスかね? ううっ、アタシもして欲しいデス……)
クチュクチュと音を立てながらヴァギナを弄る切歌の目の前で、調は大好きな男との行為に徐々に夢中となっていく。キスは激しさを増し、ゆっくりと男は腰を動かし始める。痛みと快感のバランスが傾き出す頃には、調はもう痛みではなく快感のために男へ抱き着いていた。
強く打ちつけられるペニス。それが調の子宮を捉え続け、その中へカウパーと言う名の媚薬を注ぎ込む。それが調の中で作用し、まだ妊娠出来ないにも関わらず、彼女の本能が訴え始める。この雄の子種が欲しい、と。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ! セックスすごいっ! セックス気持ちいいっ!」
「調っ、セックス好きか? 大好きか!?」
「うん、うんっ! 私、セックス好き! だぁい好きっ!」
「ああっ! 調! 調ぇぇぇぇぇっ!」
「ああああああっ!!」
男が絶頂を迎えた瞬間、少女もまた絶頂を迎える。射精する男のペニスを幼い膣壁が締め付けて放さない。それはまるで肉体の動きと連動しているようだった。調は荒い息に涙目となりながらも、男へ抱き着いたままだったのだ。しかも、その全身で絡め取るように。
「おにーちゃん、お腹、あったかい……」
「調……」
「セックス、好きになっちゃった。セキニン、取ってね?」
「……ああ。これからは調がしたいって言ったらペニスをヴァギナへ入れてズンズンしてあげる」
「約束、だよ?」
そして二人はどちらからともなくキスをする。膣内で行われている事と、同じように。
「……お兄ちゃん、調、そろそろアタシの事も思い出して欲しいデス」
二人の世界を作り上げていたところへ放たれる、寂しさの声。それに二人は揃って顔を動かした。そこには、拗ねるように膝を抱えた切歌がいた。
「切ちゃん……」
「ううっ、どうせアタシはお子様デスよ。調の方が大人っぽいデスし……」
「そんな事ないよ。ごめんな、切歌。俺がちゃんとしてなかったから」
「お兄ちゃん、切ちゃんともセックスしてあげて。切ちゃん、セックスってすごく痛いけど、すぐに気持ち良くなれるから。お兄ちゃんを信じて任せれば大丈夫」
「……信じるデス。お兄ちゃん、優しくお願いするデスよ。アタシも調みたいに可愛がってくださいデス」
「うん、おいで切歌」
こうして調と交代した切歌は、期待半分不安半分でペニスを見つめる事となる。射精したのに衰えるどころか、むしろより凶悪になっているそれを、少女は唾を飲んで見つめていた。
「お、お兄ちゃん、ホントに優しくしてくれるデスよね? 大丈夫デスよね?」
「ああ。でも、痛いのは絶対だからそこは諦めて欲しいな。こればっかりはどうにも出来ないんだよ」
「はうっ! い、痛いってどれぐらいデスか? 注射ぐらいデスか?」
「切ちゃん、怖いのは分かるけど力抜かないともっと痛いよ? 実際、私はそうだった」
「どうしても奥へペニス入れる時に力入っちゃうんだろうね」
調の言葉に無言で不安を覚える切歌に苦笑しつつ、男はふとある事を思い付いた。そしてその考えを聞いて調と切歌は揃って頷いたのだ。それならきっと力まずに済むと考えて。
正常位の体勢で男と繋がろうとする切歌だが、彼女の視界に彼は映っていない。それは目を閉じているからではなく、調とキスをしているからだ。そちらへ意識を向けさせる事で脱力をさせようと男は考えたのである。いつ来るかはっきり分からなければ不意に力む事もないだろうと。
「切ちゃん、可愛い……んっ」
「んぅ……調ぇ、大好きデスよぉ」
とても一桁の年齢の少女達がする事ではないが、だからこそどこか可愛らしいキスをしているのだろう。男は眼前の光景にペニスを硬くさせると、そっと切歌のヴァギナへとそれをあてがう。少しだけ挿入し、一度目の前を確認すると、少女達はキスに夢中で彼の行動に気付いていないようだった。
「これならいいかな」
だが、ゆっくりでは気付かれると思い、彼は一気に切歌の膣内に入り切るまでペニスを突き入れた。その瞬間、切歌の処女膜が破れ、激痛を与える。
「っ~~~~~~っ!?」
しかし、その叫びを出させまいと調がキスで口を塞ぐ。男は調と同様の締め付けに射精しそうになるのを我慢して、大きく息を吐いていた。
「ふ~……やっぱり切歌の中もきついんだなぁ」
「……お兄ちゃん、後はお願い。切ちゃんも泣いてるから」
「分かった。切歌、よく我慢したね。偉いよ」
「ぐすっ、痛いデス。お兄ちゃんはウソツキデス」
「ごめんな。お詫びに……」
「んっ……」
男からのキスを少女は涙を流しながらも受け入れた。その優しく深いキスをされていると、少女は自身の痛みが和らいでいくのを感じて内心で小首を傾げる。それと共に、膣内に入っているペニスの事をより感じ取るようになっていく体の方にも疑問符を浮かべた。
(お兄ちゃんのオチンチンがどんな感じか分かる気がするデス……。どうしてデスかね?)
だけど、そんな思考も舌を絡め合い始めると消えてしまった。やがて彼女も調同様体全部を使って男を抱き締めるようになる。もっとこの雄を感じたい。もっと愛して欲しいと叫ぶように。そうなれば男も黙っていない。ゆっくりと腰を動かし始め、それが速くなるのにそう時間はかからなかった。
「切歌……切歌っ!」
「お、お兄ちゃんっ! すごいデスっ! セックスすごいデスよぉぉぉぉ! オチンチンがずっとアタシの中であばれてるデスっ!」
「切歌が可愛いからだよ! それに切歌のヴァギナがペニスをずっと締め付けてくれるんだっ! 射精してって、精子出してって!」
「はああああんっ! はいデス! 欲しいデス! お兄ちゃんのせいし、いっぱい出してくださいデスっ!」
「うっ! 切歌っ……切歌ぁぁぁぁぁっ!」
「っ!? だ、ダメデス! 何か、何かきちゃうデェェェェスっ!!」
「「ああああああっ!!」」
一際強く腰を打ち付ける男と呼応するように切歌は仰け反りながら白目を剥いた。それは、膣内に出された熱い精液の影響。未成熟な子宮へ放たれる濃厚な精液を、彼女の体は貪欲に取り入れたのだ。その結果、少女は絶頂と共に意識を手放したという訳である。
そんな子供がする顔ではない表情を浮かべた切歌を、男は愛おしく思ってそっと口付けた。それに体が反応するようにペニスを締め付けた瞬間、彼は苦笑しながらその体を抱き締める。こうして二人の少女も男と求め合う事を覚えてしまった。膣内射精の快感と、それに伴って上昇する適合係数。それらは否応なく二人のセックスへの抵抗感を無くす事となる。
マリア、セレナ、調、切歌。彼女達四人は、ウェルの管理の下、大好きな男との情事に溺れ始める。時に取り合うように、時に分かち合うように彼と交わり、妊娠の可能性がほとんどないのをいい事に常に避妊を考えず、膣内へ、子宮へ熱く濃い精液を注がれ続けた。
やがて、マリア以外の少女達も第二次性徴が始まる。マリアはより大人らしい体つきへ、セレナ達は女らしい体へと変化を始めたのだ。揃って顕著だったのは胸部の発育。マリアだけでなく、セレナ達三人も年齢の割に大きな乳房となっていったのである。
「見て、兄さん。こんなに大きくなったわ」
「うん、素敵だよマリア。ペニスを挟んでくれるかい?」
「ええ」
そして、それが男にとって喜びとなると知ってからは、よりその成長を望むようになる。
「セレナもすっかり大人な身体だね」
「うん、胸も大きくなってきたし、姉さんの妹だもん。私もいずれああなるからね、お兄ちゃん」
「そうだね。じゃ、お尻をこっちへ向けて」
更に、男を喜ばせる事は自分をも喜ばせると悟り、彼女達は余計に淫らへと変わっていく。
「こ、これ凄いっ! 切ちゃんと一緒に兄様に抱かれてるみたいっ!」
「ああっ! にーにーのオチンポ硬くて熱いデス! 調と一緒に感じられて嬉しいデスよぉ!」
「俺も嬉しいよ! このまま二人のお腹に精子かけてあげるからな!」
呼び方もそれぞれで異なるものへ変えて、男へのアピールとする。最早彼女達は雌であった。雄を喜ばせるためならどんな事でもしてやりたい。そんな風に思う程、彼女達は男とのセックスに溺れていたのだ。
そんな中、それは行われた。ネフィリムの起動実験。それは暴走を始め、あわや研究所は崩壊するかと思われた時だった。
「マム、任せて。ネフィリムは私達が止めるから」
『セレナ、それにマリア達も……』
『大丈夫ですか? あのリンカーは摂取していますね?』
「ええ、抜かりないわ。セレナ、私達はバックアップに回る」
「お願い」
「行くデスよ調」
「初めての実戦……緊張する」
男とのセックスで適合係数を上げていた事もあり、セレナは見事絶唱でネフィリムを制御、行動不能とした。その間の彼女の守護をマリア達が受け持ち、崩れてくる瓦礫などを綺麗に除去。こうして死傷者なくネフィリムの起動実験は幕を下ろしたのだった。
そして時は流れ、日本は特異災害対策機動部二課。そこの装者である天羽奏はある飲み物を飲んでいた。それは、櫻井了子を通じて二課へ持ち込まれたリンカーを超える超弩級リンカー、通称ドリンカーである。従来のリンカーを超える効果を持つそれを使用するようになった事で、奏の適合係数は上昇の一途を辿っていたのだ。
「奏、またそれを飲んでるの?」
「ん? ああ。いや、意外と美味いからねこれ」
「まぁそれは認める。私も一度だけ飲んだけど美味しいと思ったもの」
「だろ? ま、あたしにとっちゃ思わぬ効果だったけど、さ」
「……身体機能の回復と脱リンカー、だっけ」
「そ。おかげであたし用のリンカーが残っちゃってさ。了子さんに軽く文句言われたよ。廃棄する事も出来ないし、管理するのも面倒なのにって」
カラカラと笑う奏に翼は表情を呆れさせる。それまでは血反吐を吐いて、文字通り命を削っていたのだから。それがなくなった事が、どれだけ翼の心を軽くした事か。ツヴァイウイングとしても、同じ装者としても、これでずっと共に生きていけると、そう思って彼女は密かに涙したのだ。
「もう、奏も櫻井女史も事の重大さを分かってないの?」
「ん? ああ、これ飲むと絶唱の負荷がかなり軽減されるってやつね。たしかにおかげで色々助かったもんだ」
「うん。あのライブ会場でのノイズ大量発生。あれはさすがに普段なら手間取った」
「了子さんもうっかりって言うかナイスって言うか。まさかライブドリンクにこれを混ぜちゃうとかねぇ」
「私はまさかと思ったんだけど……」
「味が似てるのが売ってるのかもしれない。そう思って調べてもらったんだろ?」
「そ、それは……」
「気に入ってるなら言えばいいのに。了子さんに言って翼の分ももらってやるからさ」
「わ、私は別に気に入ってなんて……」
「全部知ってんだからね。緒川さんが教えてくれたし」
「っ!? 緒川さんめ……」
仲良く談笑する二人。こうしてツヴァイウイングがいる事で、現代のフィーネである櫻井了子はその行動を起こす事なく雌伏の時を過ごす。
「ネフシュタンの起動は成功。残るはデュランダルだが……こちらはどうするか?」
ライブ会場でのノイズ襲来での死傷者は皆無となったため、立花響は装者とならず、小日向未来が二課へ関わる事もない以上、雪音クリスの二課合流もない……はずだった。
「……いっそ、あの子をここへ招き入れるか? 三人の装者によるフォニックゲインならばあるいは……」
たった一人でソロモンの杖を起動させられそうなクリス。それを思い出して彼女は小さくほくそ笑む。今の彼女には野望を後押しする物があるからだ。それはあのドリンク。あれをクリスにも常飲させ、今でも高い適合係数を更に上昇させてフォニックゲインへと影響させようと考えたのだ。
そんな事とは知らず、一人フィーネのアジトでドリンクを口にするクリスは、その味に知らず顔をほころばせていた。
「やっぱうめぇ。ソロモンの杖へ歌を歌う前に飲めってフィーネがくれたこれ、本当にうめぇ」
仄かな温もりさえ感じるそれに、クリスは既にぞっこんとなっていた。彼女は知らない。これから二年の後、ふとした事で出会う青年にそのドリンクと似た匂いを嗅ぎ取る事を。そして、それが彼女の人生の転機となる事も。
同じ頃、遠く海を隔てたアメリカの地では、ウェル主導である計画が始まろうとしていた。
「「「「「プロジェクトアイドル?」」」」」
「ええ。この研究所も資金難なのはご存じですよね? あのネフィリムの起動実験の影響で我々への資金援助は先細り、今は僕の開発した超弩級リンカーを装者がいる日本へ提供する事で小銭を稼いでいますが、それも限度があります」
「このままではこの研究所に先が無いとドクターウェルは考えたのです。そこで」
「君達装者四人をアイドルデビューさせて大きな資金を稼ぐのです! プロデュースは僕が担当します!」
告げられた内容に言葉がない五人。と、一人だけ手を挙げる者がいた。
「あの、じゃあ何で俺も?」
「いい質問です。君には、その場合彼女達のマネージャーをしてもらいます。ま、適任でしょう」
「兄さんが……」
「マネージャー……」
「そうです。スケジュール管理から仕事先への送迎、果てには食料の調達や飲み物のパシリまでこなす。まさしく雑用係。それがマネージャーです!」
「雑用係って言い切った……」
「にーにーが苦笑いデス」
ウェルの説明に彼は納得すると同時に項垂れる。それでも嫌とは言わない辺りに彼の本音が垣間見えた。そういう役回りが自分には合っていると、そういう事だ。こうして始まった四人によるアイドル活動は、ウェルの手腕もあってか意外な程の成功を見せ、何と全米チャートの常連になる程の活躍を見せる。
それを知ったフィーネこと櫻井了子は、彼女達も利用してのデュランダル起動を目論見、そのためにツヴァイウイングとの合同ライブを企画してウェルを焚き付けた。
―――貴方のところのアーティストでは、ツヴァイウイングに勝てないわ。
―――見え透いた挑発ですが、いいでしょう。乗ってあげようじゃないですか。
そういう流れで、彼らと翼達は出会う事になる。それがどのような結末を迎えるかは、誰にも分からない。
「英雄とは誰かを導き、歴史を創る者。ならば、僕は彼女達を導き、歴史の創り手となりましょう! 僕の名が人類史に刻まれる程の活躍をっ! 彼女達にしてもらうんだっ!
実際、ウェルにはプロデューサーとしての才能があり、マリア達は瞬く間に世界的なアーティストとなっていく。そんな彼女達を彼が御せたのは、間違いなくマリア達とあの少年を結びつかせたからであった。
今も彼ら五人の関係は続いており、マリア達がウェルに逆らえないのも中心である男性が彼に強い感謝の念を持っているためである。そういう意味では、男もまた英雄であった。世界を混乱に向かわせる方へ暴走するはずのウェルを、世界を明るくする方へ暴走させていたのだから。
「兄さん、今日の仕事は辛かったわ」
「そう?」
「うん、だってあのプロデューサーさん、私達の事をエッチな目で舐め回すように見てきた」
「あー、そうなんだ」
「おかげで笑顔が大変だった」
「デスよ。収録するより力使ったデス」
「分かった。こっちから向こうへ」
スーツ姿で手帳に何か書き込み、彼は携帯を取り出そうとしてそれをマリアに止められる。そこは彼女達が宿泊しているホテルの一室。姉妹のように仲が良い四人のためにとスイートルームであった。
「それより、ストレス解消、したいわ」
「ま、マリア?」
「担当アイドルの体調管理もマネージャーの仕事、だよね?」
「セレナまで……」
「大人気アイドルを食べ比べ出来るのは兄様だけ」
「調……」
「さ、にーにー、誰からストレスを解消してくれるデスか?」
「……切歌、お前もか」
妖艶に微笑みながら服を脱いでいく四人。彼とのセックスの影響で、そのスタイルはかなり恵まれている。出るところは出て、引っ込むべきところは引っ込みと、女性の理想形がそこにあった。そう、彼の思う理想形が。
「「「「セックス、しましょ?」」」」
「……全員明日の仕事に差し支えさせるなよ?」
ネクタイを緩めながら彼がそう告げると、四人は小さく頷いた。余談ではあるが、来日した際に調と切歌の年齢を聞いて翼が内心ショックを受ける事となる。これも、流れが変わった事による変化であった……。
調がクリスに続くロリ巨乳になってしまう世界でした。泣くな翼、貧乳は希少価値だ。ステータスだ。
そう同じ髪色の少女Aが言っていたぞ(汗