※この作品はR-18です。

性なるかな   作:ぴんころ

10 / 11
エロだ。この一言で理解してもらえるだろう。


第十話

 改めて宣言すると屈辱的なことではあるが、俺は前世では童貞だった。女性と手をつなぐどころか、最後に事務的でない話をしたのは小学生の頃。そんな俺が女性とのキスの味など知っていようはずもない。

 

 故に、俺はユーフィーとのキスは毎回緊張する。大体がその場の雰囲気に押し流されているために失敗などはしないのだが、逆にそういうことがない場合、具体的にはユーフィーからの突然のキスなどでは80%ぐらいの確率で歯がぶつかっていた。

 そう、『いた』なのだ。最近ようやく、緊張はしても失敗することなくキスできるようになったのだ。ただ、それでもまだ慣れないことには変わりない。だからキスをするたびに感じるユーフィーの匂いとか、体温とか、柔らかさにはドギマギする。

 

 そんな事実はあれど、今のように実際にキスをする場合は噯にも出さない。これでも兄貴なんだから、ユーフィーのことをしっかりとリードしてやりたい、という気持ちが大きくて見栄を張ってしまう。

 

「もっと、ください…」

 

「はいはい」

 

 ユーフィーは甘えん坊だな、と蕩けた目で見てくる少女に返してからもう一度キスをする。キスするたびに、「もっと」とねだって来る。

 個人的には、愛しい相手とキスをしているだけでも満足なのだが、彼女の方から「子供が欲しい」と言われたのでもっと先へと進むことにする。

 

「やっぱり、恥ずかしいですね…」

 

 ユーフィーの服を脱がせると、恥じらいの表情でそんなことを言い出す。求めてきたのは彼女からなのに、そんなことを言い出されても困るが、そんな恥じらう表情も可愛く見えてしまう俺はもうある意味で末期なのだろう。

 

「ならやめるか?」

 

 ここでやめるって言われたら俺にはもうどうしようもないわけだけど、それでもユーフィーが恥ずかしくてしょうがないっていうなら無理強いはできない。そんな思いで尋ねたが

 

「やめません」

 

 ちゃんと子供ください、と即答されてしまってはどうしようもない。そういうことならと彼女の一番大事なところの入り口に、逸物を押し当てる。

 

「兄さん、一つお願いがあるんですけど…」

 

 そのまま押し入れようとしたところで、ユーフィーからそんな言葉が出て来る。一体なんだろう。

 

「兄さんに抱きしめて欲しいんです」

 

「それぐらいでいいなら…」

 

 しっかりと彼女を抱きしめて、今度こそユーフィーの中へと俺の逸物を押し込んだ。

 

 これまで幾度もユーフィーから求められて、その度にしっかりと応じてきた。だから少しずつ、本当に少しずつではあるが彼女の体も俺専用に開発?…調教? まあ、俺のものをしっかりと受け入れられるようになった。…それこそ、入れただけでイってしまう程度には。

 

 絶頂を迎えてしまった彼女の体を労わりながらも、抽送することをやめはしない。彼女の子供が欲しいという願いを叶えてやりたい思いは間違いなく、けれどそれだけではなく彼女の乱れる姿をもっと見てみたいという思いもある。色を知らぬ、と言うにはすでに体をしっかりと女のものにされてしまった、けれど未だにその体は幼い少女のものである彼女の乱れる姿を。

 

 耳元で愛を囁くと、喘ぎ声をあげながらも必死にそれに対する返答を口にするユーフィーに、愛おしさが湧き上がり余計に激しい動きへと移行する。だからと言って、彼女のことを気遣うことすらできなくなるほどに熱中してしまっては最初の(暴走してた)時と同じなので、そうはならないように理性だけは飛ばさないように。

 

 2人して獣のように互いのことを求め合う。愛してるという思いを交わし合っていたことで、俺たちの気持ちがどんどん昂っていく。これ以上続けると、本当にユーフィーのことを考えずにただ欲望のままに襲う獣になってしまうかもしれない。そんな思いが湧いて、一旦落ち着こうとしたところで

 

「いいですよ…」

 

 そんな言葉が、耳に届いた。

 

「え…?」

 

「兄さんの、全部受け止めてあげます」

 

 だから、全部ぶつけてください、とその言葉を聞いた瞬間、俺の理性は完全にちぎれた。かつて目の前の少女をそれで傷つけてしまったのだから、2度と同じ過ちを繰り返さないようにと気をつけていたのに、それを許されて…いいや、むしろそうなることを望まれてしまったことで色々と決壊してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう、そこから先のことは覚えていない。次に目を覚ました時には、ユーフィーの体のいたるところに俺の欲望の痕が残っていて、そこから昨晩の性行為の激しさを予想する程度のことしかできなかったが、その痕をみただけでもこれまでとは一線を画す行為だったのだと思えた。

 

「えへへ…これで、赤ちゃんできましたよね?」

 

「さあ…どうだろうな? まあ出来てなかったら…」

 

「その時は、もっともっとしましょうね」




甘えん坊ユーフィーとか想像しただけで萌え死んだでござる



作者、この作品でイービルルート入るための条件を考えてみた

・主人公が人質にされるまでにあるユーフィーと主人公のコミュ(約10回)で3回以上選択肢をミスする

これを達成すると、主人公がユーフィーに懐かれてる実感を得ることができないため、腐ってしまい神剣を埋め込まれて化け物にされたことに対しても特別な力が手に入ったんだし別にいいよなー、で意識消滅する。
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