日間…一位………ええ……ちょっと早すぎませんかね…普通こういうのってエロで判断するんじゃ
位階そのものは九位や十位とミニオンのものを使用しているために高くないものの、それでも多くの…10や20では済まない神剣を、麻酔も何もなく無理やりに心臓に埋め込まれた。それらはマナが足りない、犯して奪えと、俺の頭を、心を、犯しつくす。俺のことを洗脳し、その肉体を神剣士のものではなくただのマナを狙う怪物へと変えていく。自らの体を人間からバケモノへと変えられる恐怖なんて味わえる人間はなかなかいないだろう。気分は仮面ライダーの怪人だ。
こんなことでも考えていないと発狂してしまいそうだ。苦痛に慣れていない俺には、腕や足を切り刻まれながらの神剣による干渉はきつすぎる。心を強く持てばいいと言われても、目の前で魔獣か何かが切り刻まれた自分の手足を食べる様を見せられて正気を保っている現状の方が異常だろう。そもそも俺は根本的に一般人なのだ。
そんな中で、俺の意識が消えなかったことは奇跡と言っていいだろう。代わりに誰かを視界に入れると、その瞬間に神剣が俺を乗っ取りその相手のマナを奪いに行く。そんな、誰とも接することを許されない怪物へと、俺は望たちが理想幹へと突入してすぐに、理想幹神に攫われ改造手術を受けた。ユーフォリアを抑えるためだけに。
こんなことをすれば(一部どんな反応をするかわからない面々はいるが)旅団は怒り狂うのだろうけど、それでもユーフォリアさえ抑えられれば問題ないと言わんばかりに俺を改造したのだ。これだけの改造をこの速さで行うというのは、最初からこれを作戦としていたのだろう。
ああ、声が聞こえる。どうやら旅団の面々がきたようだ。マナの塊だ。できれば襲いたくはないんだけど、そもそもが襲わせるために改造されたんだから無理だろうなぁ。犯してマナを奪い取れ。横にいる理想幹神たちは、俺を前にした皆の表情を見て笑いながら嬉々として今の俺の状況を話し始めた。殺してマナを奪い取るのだ。もう限界だ。
理想幹を出てから、ものベーの中でも神剣使いにとっての会議室でもある生徒会室はお通夜のような雰囲気に陥っていた。
それは、斑鳩沙月が理想幹に残されたことも原因である。
それは、サレスが理想幹に自ら残ったことも原因である。
それは、永峰希美がファイムのままなことも原因である。
しかし、それらを差し置いて何よりも重いものは
「兄さん……」
守る相手であった一般生徒が、攫われて、改造されて、彼らの敵になってしまったことであった。
彼らが理想幹神の元にたどり着いたとき、そこで見た者は改造されて腕と足がマナの塊で構成されてしまっていた少年だった。無論、そもそも万物はマナで構成されているのだから、マナの塊で構成されているというのは普通のことなのだが、彼は「浮遊マナが人の四肢の形をとっていたことでどうにか人間としての形を残している」状態だったのだ。
そんなものを見た瞬間、彼らは激怒した。しかし、それでも彼をその場で助けることはできなかった。暴走して理想幹神を最初にその腕を構成していたマナを触手へと変貌させて貫き、内側から引きちぎりそのまま内側で触手を爆散させて殺した彼に近づくことすらできなかったのだ。
それを引きづりながらも、出雲の試練を乗り越えたのはこれまでの戦闘経験の賜物という他ないだろう。いや、あるいは『彼を助ける方法を考えるのを手伝う』という言葉に釣られたのか。そして、その言葉通りに彼を救出する算段を整えたのだから『出雲』の面々はさすがという他ないのだろう。
「いいですか」
そして、その救出する算段を今全員で聞いていた。
「今の彼は、そもそもが植えつけられた大量の永遠神剣の残骸。調整されて永遠神剣の本能だけになった低位神剣によって体を乗っ取られてマナを集めるだけの存在になっています」
そう、今の彼は植えつけられた永遠神剣によって操られている状況。だからこそ
「ですので、まず彼を助けるにはそれを取り除かないといけません」
その永遠神剣を取り除かないと、いくら救出しても乗っ取られる可能性がある以上は『助けられた』などとは口が裂けても言えない。
「幸いなことに、あれはすでに”残骸”でしかない以上はマナを取り込んで位階の高い神剣になることはありません。ですから、許容量をはるかに超えるマナを注ぎ込んであげれば自壊するでしょう」
けれど、それだけでは足りない。なぜなら
「ですが、そうなると彼の心臓に植えつけられている、今のボロボロな体をどうにか動かしている神剣を破壊するわけですから、すぐに彼の生死に関わる状況になるでしょう」
それでは、結局のところ助けられなかったと同義なのだ。だから
「彼の生命活動が停止する前に、何か別の永遠神剣の欠片を彼の体を生かすための核にする必要があります」
ただし、と一つ付け加える。
「そこまでの間にミニオンが襲ってくるでしょうが、彼に一切攻撃を、余波ですらも当てることは許されません」
なぜなら、永遠神剣と契約したわけでもない肉体はただの一撃でも死んでしまうから。
「それでも、やりますか?」
誰も、Noとは言わなかった。
そこは、理想幹のはずだった。かつて美しかったはずのその空間はマナに還りかけているミニオン…その手足が雑多に転がり、マナが溢れ前が見えないほどの状況だった。
そんな中を歩く1人の少年。腕は心臓のあたりからコーティングされた異形の触手のようなものが構築していて、足もまた同様に。それらは脆い構成であるために一歩歩くたびに崩れ去りながら、同時に大気のマナでどんどん再構築される。
ミニオンの局部を貫き、そのまま子宮を串刺しにしながら構成の脆さが原因で中で爆散し、ミニオンの体を内側から吹き飛ばす。そうしてそのミニオンの残骸があたりに転がり、それらを構成していたマナが彼の手足の代わりの触手を形成して、また歩き出す。そして彼の爆散した触手はマナへと還り、そのマナによってミニオンが生まれる。
ちなみに前回書いたAルート。これは至極単純に攫われることもなかったので、特に主人公とユーフィーの絆を一気に深めるイベントが発生しないパターン。だから行けたとしてキスぐらいまでで最終的にはどうしても別れが待っています。主人公との思い出を胸にユーフィーは強く生きて、主人公はユーフィーとの記憶がないせいでどこか違和感を感じていて、前世の記憶があるおかげでユーフィーのことを知っているから、きっとそこに自分の違和感の原因があるとわかっても、ユーフィーと過ごした記憶を思い出せずに延々と苦しんで死んで行く。
主人公のマナ摂取方法はオーラフォトン触手。でも、その時のユーフィーのエロに関しては少なくとも本編の方で書く気はない。ユーフィーに許されるのは愛のあるSEXのみ。こんな男側の意識がない本能だけで、ユーフィーの方にも守りきれなかった哀の感情しかないSEXとか…
ちなみに