No title 作:くけい 改め 休憩
【4】
アスカの上半身は完全に拘束されつつあった。
前腕まで伸びているミミズ触手は手の平や手の甲にまで浸食し始めている。
じわじわと追い詰められていくアスカの眼前に、天井からもう一本の赤黒い触手が降りてきた。
醜悪な色。
唾液のように滴る粘液。
肉触手は鎌首をもたげて、首裏へと回り込み、ぢゅぬうっとプラグスーツの中へと肉身を滑らせる。
赤みがかった金髪が粘液に濡れる。
溢れた粘液がプラグスーツの表面を、ドロリと流れ落ちていく。
肉蛇は皮膚越しに背骨をゴリゴリと擦り、アスカの背中を中心に根を張り巡らせてきた。
前では乳肉を弄ばれる快感を、後ろではナメクジが這い回る不快感を、相対する感覚で少女はおかしくなりそうだった。
「なん……とか、しなきゃ……」
唇を噛み、飲み込まれていきそうな意識に抵抗する。
自分は英才教育を受けたエリートなのだ。
どんなことがあろうとも、独力で道を切り開いてみせる。
アスカは再び、触手を引く抜こうとしたが――
「なっ動かなっ」
両腕が動かない。
食いしばり、両腕に力を入れている筈なのに、細触手に絡め取られた上腕と前腕は、ぴくりとも動かない。
微かに動くのは手だけ。
しかし、それも時間の問題だった。
プラグスーツの中で分裂を繰り返すミミズ触手は、少女のしなやかな指にまで浸食し始めていた。
「……動き、なさいよ。あたしの体……なのに……」
少女の言葉に反応し、両手が動いた。
アスカの意志に関係なく、右腕を前に、左腕を後ろへと回す。
右手の平が少女のお腹に触れる。
プラグスーツの表面に幾筋も垂れ流れる粘液を塗り広げる。
「なに……をしようっ……てのよ」
眼だけを動かし、右手の動きを追う。
不気味に蠢く乳房の谷間から右手が見えた。
お腹を撫で、その手は下へと流れる。
仰け反ったお腹で視界が途切れ、下腹部に感触が伝わる。
一方で見えない左手が、腰に触れる。
この時、すでに細触手は少女の指も支配していた。
五指に絡み付き、指や指先にねっとりと媚薬粘液を塗りつけている。細触手に支配された右手がさらに下へと下がっていく。
その先は――
「そんな……そこは、そこはダメッ」
赤いプラグスーツにくっきりと映し出している陰裂。
コスチュームは少女の肉体だけではなく、肉触手をも包み込んでいる為、生地は上へと引っ張られて股間の割れ目はいつも以上に食い込んでいる。
すでに少女の幼裂は激しい乳虐の激感に恥蜜を零し、陰毛の生えていない恥丘をも濡らしていた。
指を広げた右手が濡れた股間を撫でる。