シンフォギア装者の肉体は、定期的なメディカルチェックが行われている。
超常の力を身に宿す以上、どんな異常が突然現れるかも分からないからだ。
暁切歌と月読調は、いつものように検査室へと足を運ぶ。
だが、今日はいつもと違う。
医療スタッフが不在だったのだ。
偶然スタッフの休憩時間だったのだろうか。
誰もいない部屋を、二人は落ち着かない様子で見回していた。
「おぉ、これは……?!」
「どうしたの、切ちゃん。これって……ナース服?」
そこで、切歌は二着のナース服を発見した。
スタッフの物にしてはサイズが小さく、丁度二人の背格好に合っていた。
元より年相応に好奇心旺盛な二人。
非日常の衣装に心奪われ、袖を通すことに躊躇いはなかった。
「おぉ、とっても似合ってるですよ、調!」
「ありがとう、切ちゃんも可愛いよ」
お互いに着替え、可愛らしい姿を褒め合う二人。
同型の量産品ではないのか、二人のナース服は色が異なっている。
切歌が着ているのは白色で、調が着ているのは薄いピンク色。
一般的なものより丈が短く、二人の太股が大胆に露出されていた。
しばらくはしゃいでいた二人だが、ふと切歌が疑問を抱く。
「二人ともナースになっちゃったら、診察相手がいないデスね」
「このままじゃ、ナースの仕事が果たせない」
これは困ったと、二人が悩んでいると。
偶然体調不良を訴える職員が扉を開けて室内へと入ってきた。
「なんとッ、患者、発見デース!」
「ナイスタイミング」
犠牲者……もとい、職員は疑問を抱く暇もなく二人に制圧される。
タイミング悪くやってきただけの職員は、二人のごっこ遊びに強制参加となったのだった。
「ところで、診察って何をするデスか?」
「普通なら、体温測ったり……着替えさせたり?」
診察台に拘束された職員は、二人にされるがままだ。
猿ぐつわで口を塞がれ、聴診器をペタペタと肌に張り付けられている。
その光景は診察というより、等身大の人形遊びのようだった。
「体温……体温計は見当たらないデスね」
「じゃあ、これで」
そう言うと調は右手を職員の額に当てて、体温を測る。
身を乗り出す形になったせいで、職員と調の顔が一気に近づいた。
子供とはいえ可愛らしい女の子に急接近され、職員の顔が赤くなる。
それを発熱と勘違いしたのか、調はやや焦ったように機材を漁った。
「少し熱があるみたい」
「おお……手術デスか、投薬デスか……?」
洒落にならない単語が聞こえ、慌てて職員は脱出を試みた。
しかし厳重な拘束は微動だにせず、抵抗は不可能だ。
「……ん?」
そこで、切歌は異常に気付く。
職員も男だ。美少女二人に密着されれば、興奮もする。
それに、丈の短いナース服からは時折彼女たちの下着が見えてしまっている。
身を乗り出した切歌と密着すれば、乳房の柔らかな感触が肌に伝わっていた。
結論として、職員の下半身は服の上からでも気づくほどに膨張していたのだ。
切歌はそれに気づくと、躊躇いなく職員のズボンを脱がせにかかる。
無論、抵抗は無意味だった。
勢い余って下着まで剥がれ、そそり立った肉棒が外部に露出される。
「おぉ……」
息を呑む切歌の声。
いつの間にか調の視線も同じく肉棒へと注がれている。
「これは」
「治療、デスね」
同時に二人が頷き、二本の手が肉棒へと延びる。
治療行為と認識した手淫は、年に似合わないほど手慣れたものだった。
切歌の右手が、肉棒を上下に扱く。
親指で裏筋をなぞるように刺激される度に、肉棒はビクビクと脈打っている。
調は棒ではなく、玉を刺激する。
小さな手のひらで、優しく揉み解すように刺激を与え続けている。
職員の視界では、己の肉棒と二人の顔を見上げるような格好だった。
笑顔で手淫を行う二人の姿は、性的興奮を一層掻き立てる。
「──んッ!」
「──わッ!」
我慢などできるはずもなかった。
勢いよく噴き出た白濁液は二人の顔目掛けて飛んでいく。
頬や目元を汚された二人は、しかし笑顔を崩さなかった。
「まだまだ、固い……」
「これは強敵デス……」
口端の精子を下で舐め取りながら、しかし二人は手淫の手を止めようとはしない。
絶頂直後で敏感な肉棒を絶え間なく刺激し、二発目の発射を待ちわびている。
職員は呻き声を上げることしか出来なかった。
あっという間に二度目の射精が訪れ、二人の体を白く汚す。
精巣も空になり、ようやく手淫は終わった。
だが、二人にはどうやら火が付いてしまったようだ。
「ん、ちゅっ……」
「じゅ、レロ……」
肉棒に口をつけ、手淫の次は口淫の始まりだ。
舌で舐め回すような動きは直接的な刺激以上に、その光景が興奮を助長させている。
徐々に固さを取り戻しだす肉棒に、もう精は残っていない。
だというのに快楽だけが沸き上がり、三度目の射精までにそう時間はかからなかった。
調と切歌の医療行為は、二人が満足するまで終わることはない。
もう限界だと訴えようが、ありとあらゆる手で二人は肉棒を復活させる。
胸や秘部を見せつけ、体に付着した精液をいやらしく舐め取り。
とにかく視覚的な刺激を与え続け、職員の本能を沸き立たせる。
二人が満足し解放された頃には、職員は立つこともできないほどに搾り取られてしまっていた。
二桁に及ぶ搾取は気力も体力も空になるには十二分な回数だったのだ。
拘束は解かれている。
切歌も調も、もう服を着替えて去っていった。
職員はただ一人、横になったままぼんやりと休むことしかできなかった。