「……で、なんでこんなことになってんだ?」
「なんでって、仕方ないでしょう」
雪音クリスは両手にグラスを持ちながらぼやき、マリア・カデンツァヴナ・イヴはそんなクリスにため息をついて言葉を返す。
海に出現したノイズを倒す際に誤って海の家の商品を破壊してしまったお詫びにと、二人は店の手伝いを申し出ていた。
正確には、マリアが言い出した。
クリスも自分が破壊した張本人である手前一人だけ帰るなどとは言い出せず、文句を言いながらも付き合っている状態だ。
「なによ、恥ずかしいの?」
「平然とエプロン着て接客してるお前の感覚がおかしいんだよ……」
二人はエプロンを身に纏い……というか、エプロンしか身に纏っていない。
いわゆる裸エプロンというやつだ。
当然背中側は裸同然で、丸出しの尻に客の視線は吸い寄せられていた。
さらに大きく膨らんだ乳房は、唯一の衣服であるエプロンを持ち上げている。
商品を提供するために屈めば己の腕によって谷間が強調され、歩けば潮風に揺れるエプロンが秘部を隠しきれずに露出させていた。
「……おい、なんか客足が露骨に増えてないか?」
「あら、大繁盛ね」
そんな痴女が二人もいれば人が集まるのも当然と言える。
普段の倍以上の客を手慣れた様子で捌くマリアとは対照的に、この手のことに慣れていないクリスは自然と小走りになって店内を駆け回っていた。
結果、クリスの胸は上下左右に激しく揺れ動き、客の視線を独占する。
生き物のように跳ねまわる二つの風船は、男の本能を刺激し、暴走させた。
「──ひゃッ?!」
注文中の客が、クリスの胸を揉みしだいた。
まるでそれが当然の行為であるかのように、客はメニューを見ながら胸を掴んだ右手を動かしている。
そしてクリスも一切抵抗することなくその愛撫を受け入れ、注文内容をメモ用紙に記入していた。
それを皮切りに、あちこちで二人へのセクハラが始まった。
「こちらご注文の──あんっ……!」
「ひっ、い、いらっしゃいませ……!」
マリアは困ったような表情を浮かべ、クリスは顔を真っ赤にして震えている。
だがどちらも文句を口にはせず、店員としての対応を続行していた。
「あぁ、いっ、あぐッ……!」
「んっ、は、あぁッ……!」
無数の客の手が、二人の胸や尻に伸びる。
まるで商品の一部であるかのように、二人の体は弄ばれていた。
二人が接客を開始して数時間が経過した。
すでに二人は店員ではなく、性欲処理の生きた道具と化している。
エプロンは腰から下を覆う短いタイプのものに変化している。
ただでさえ露出過多であったのに、今はそれに加えて胸が完全に露となっていた。
「あ、あぁっ……!」
背後から挿入された肉棒の動きに、クリスの喉は嬌声を上げる。
両胸は鷲掴みにされ、柔らかな乳房の肉に男の指がめり込んでいた。
「――ッ!」
クリスの膣に多量の精液が注がれる。
衝撃で意識が飛びかけ、クリスは目の前のテーブルに手をついて体を支えた。
結果、そのテーブルの客にはクリスの蕩けた表情が至近距離で見えることになる。
少し視線を下げれば、そこには大きな乳房が揺れている。
痴態は他の客の興奮を煽り、クリスの元へは絶え間なく人が押し寄せた。
「あら、差し入れ?」
息も絶え絶えなクリスとは対照的に、マリアは余裕の表情を崩さない。
全身を精液で白く汚しながら、集まる客に手淫奉仕を繰り返す。
差し出されたジョッキには、ソフトドリンクの代わりに白濁液が並々と注がれていた。
マリアは笑顔でストローを差し込むと、一切の躊躇いなく白濁液を吸い上げた。
「ん、ん、んぐっ……ぷはっ」
半分ほどを一気に飲み干し、大きく口を開ける。
口内からは精液の臭いが立ち上がっているが、マリアは笑みを崩さず手淫を続行していた。
「あ、あぁっ……」
休みなく膣を犯され、クリスは意識が朦朧としていた。
一突きごとに膣内の精液が掻き出され、ポタポタと地面に落ちる。
「――ッ!」
そしてまた新たな精液が注がれ、新たな客がクリスを利用する。
繰り返しは終わりが見えず、周囲を取り囲む客は待ちきれないとばかりにそんなクリスの姿で自慰を行っていた。
定期的に降り注ぐ白濁液はクリスの全身を白く染めていく。
「ヒ、グゥッ――!」
次の客はクリスの尻穴を犯しだす。
そして別の客が、正面からクリスの膣に挿入した。
二人に挟まれながら二つの穴を犯され、クリスは直立の姿勢を強制される。
もはやその両足に力は微塵も入っていない。
男たちが射精を終え肉棒を抜き取った瞬間に、クリスはその場に倒れ伏すだろう。
「ん、ぐっ、んんっ……!」
マリアの両手で奉仕を受けた肉棒から溢れる精液が、ジョッキへと注がれる。
どれだけマリアが飲んでもそれ以上の精液が新たに注がれ、その量が減ることはない。
「ごくっ、んぐ、んんっ……げふっ……」
胃の中に詰まった精液が逆流しかけ、マリアは慌てて口元を抑える。
手が休まっている間にも、降り注ぐ精液はジョッキとマリアの体を白く染め上げていく。
「これ、いつになったら終わるのかしら……?」
客足が途絶える様子はない。
結局、二人の仕事は日が落ちるまで続くことになる。