今回で海賊ギア編は完結です。
装者たちは完全に敗北した。
劣悪な環境に精神は疲弊し、快楽に精神を支配されていく。
そのような状態で一騎打ちに勝てるはずもない。
敗北を繰り返し、隷属の呪いは加速度的に肥大化する。
海賊見習いであった立場は降格を繰り返し、今では精処理の備品にまで堕ちていた。
自由もなく、二十四時間休みなく、ただ享楽のために肉体を貪られ続けている。
「ハッ、ハッ、ハッ……!」
息を荒げ、暁切歌は差し出された朝食に目を輝かせる。
裸同然の服装で四つん這いになり首輪を付けて目の前の餌皿へと舌を伸ばす様は、まさに雌犬と呼ぶのが相応しい姿だった。
餌皿に注がれたのは、ミルクと精液の混合物だ。
ドロリとしたグロテスクな見た目と醜悪な臭いだが、切歌はご馳走を味わうかのように少しづつ舌先で掬い取り味わいながら飲み込んでいく。
餌を咀嚼しながら、切歌は四つん這いの姿勢で尻を突き出したまま左右に揺らす。
犬が尻尾を振るような動きで、切歌は男根を懇願していた。
「ぐぅっ、あ、いぃッ……!」
望み通りに切歌の膣へ、海賊の男根が挿入される。
白目を剥きかねないほどに目を見開き、切歌は与えられた快楽に溺れていく。
「ん、じゅ、じゅるッ」
目の前に男根を差し出され、切歌は犯されながらその男根にむしゃぶりつく。
前後から犯される状態であっても、彼女の表情は歓喜に染まっていた。
切歌の首輪には先端が床に固定された鎖が繋げられており、立ち上がることが不可能。
鎖は非常に短く、今の彼女は半径二メートル程度にしか移動できない。
家畜同然の扱いを受けている切歌だが、それでも他の二人に比べればこれでもまだ自由がある方だと言えた。
「ん、ぐぅッ……!」
雪音クリスは両手を鎖で縛られた状態で、天井から吊るされていた。
重力に従ってゆらゆらと揺れる体を、海賊が己の肉棒で貫いている。
鉄製の口枷のせいで満足に声を上げることも出来ず、クリスはただ呻くだけだ。
両の乳首には大型のリングピアスが装着され、時折海賊が引っ張るたびに甲高い悲鳴のような絶叫が部屋に響いている。
切歌とは違い、完全に自由を封じられた状態。
海賊がクリスに近づくたびに、彼女はビクリと体を震わせた。
そして未だ折れていない心を示すかのように強く相手を睨みつけることが、クリスにできる唯一の抵抗だった。
「――ッ!」
無論、そのような些細な抵抗に意味があるはずもない。
クリスの膣内はあっという間に精液で満たされ、クリスは口端から涎を垂れ流しながらピクピクと痙攣を繰り返していた。
「い、ギィッ!」
気を失いそうになった瞬間、クリスの乳首ごとピアスが引っ張られる。
指すような鋭い痛みに、クリスの意識は強制的に覚醒させられる。
楽になることも許されず、切歌のように墜ちるまでクリスは犯され続ける。
クリスに自由は無いが、風鳴翼はそれ以上だ。
クリス以上に折れない精神を持つ彼女は、完全に人としての権利を奪われていた。
体を入り口近くの壁に埋め込まれ、下半身だけが部屋の中にある状態。
翼の価値は秘部と尻の穴にしかないと宣告するように、機材同然の扱いを彼女は受けていた。
食事は壁へと伸びたチューブから。
様子は見えないが、液体の中身が減っていることから翼が生きていることが外部にもわかる。
食事内容は果物や酒、精液に尿を混合した汚物としか形容できない液体だ。
しかし翼は屈辱に塗れながらも生を望んでいるのだろう、液体は定期的にチューブを通って壁の中へと消えていく。
最も強い心を持った彼女は、それ故にこの船の中で誰よりも底辺の扱いを受けている。
「――ッ!」
射精で穴が精液で埋まる。
すると乱雑に中身を掻き出され、再び利用される。
穴を犯され続け、翼の肉体は止まらず痙攣を繰り返している。
壁に埋め込まれたせいで表情は見えないが、海賊たちにはそれでよかった。
滑稽な姿で犯され続ける翼の内心は、彼女自身にしか分からない。