正月。
新年の参拝客で、神社はどこも大盛況だ。
月読調と暁切歌の二人は、近所の神社で頼まれてお手伝いをすることになった。
お守りの売店で二人は巫女服を着て接客業に勤しんでいる。
「大盛況デスね」
「うん、忙しい……」
慣れない仕事というのもあるが、そもそも人の数が尋常ではない。
絶え間なく訪れる客の波に、二人は乱れた服を直す暇もなかった。
それも当然。
男性客はそのほとんどが、二人の姿を目当てにやってきているのだ。
二人の恰好は、神に仕える者とは思えないほど淫靡に改変されていた。
下着の代わりに着る腰巻と肌襦袢は存在せず、直接白衣《はくえ》と緋袴を身に纏っている。
薄布のような頼りない生地は僅かな風でも揺れ、男たちの劣情を煽る。
下着を着用していないせいで、腰や胸元からは彼女たちの白い肌が丸見えだった。
忙しくあちこちに走り回るせいで、二人の衣服は乱れている。
ずれた胸元から谷間が見え、袴の隙間からは尻肉の膨らみが露出する。
そんな姿に興奮を抑えきれない男性客たちの勢いは増していく。
「つ、疲れたデス……」
「少し、休憩……」
日が暮れてもなお、神社の人だかりは消えていない。
売店は落ち着いたが、男性客は帰宅することなく切歌と調の艶姿を目に焼き付けている。
神社の隅で座り込む二人の姿が、劣情を煽る。
汗で張り付いた白衣越しに、乳首までくっきりと見えていたのだ。
「……ん?」
一人の男が、休憩中の調の元へと歩いてくる。
目の前で立ち止まった男は、自然な流れで己の肉棒を露出させた。
そして、当然のように調はその肉棒を両手で支え、咥える。
「不浄なものを払うのも、巫女の仕事」
「調って、結構凝り性デスよね」
異常な光景。
だが、それが今のこの世界では常識なのだ。
「ん、じゅ、んぐッ……」
肥大化した肉棒を口いっぱいに頬張り、調は口淫奉仕を繰り返す。
舌や頬で刺激された肉棒ははちきれんばかりに膨張し、あっという間に限界を迎えた。
「――ッ!」
調の喉に、多量の精液が注がれる。
調はそれを一滴も零すことなく喉奥に流し込み、さらに肉棒を丹念に舐めて掃除する。
「ふぅっ」
一息ついたのもつかの間。
先程の売店のように、二人の前には長い行列が出来ていた。
二人の肉体は、長い改変世界での生活で性に触れ続けている。
故に、体は男の臭いに反応し、ただそれだけで股を濡らしていた。
「ん、ぐっ……」
「じゅ、るぅっ……」
調と切歌の周囲を囲む無数の肉棒。
彼女たちはその一つ一つを口と手、股で奉仕し射精を促していく。
口で一つ、両手で二つ、股で一つ。
最低でも四×二で八つの肉棒が二人の体を犯している。
そんな状況が数時間にも渡って続いていた。
巫女服は緋色の袴が白く染まるほど、精液に汚されている。
髪も肌も、普段通りの箇所など存在しない。
胃の中ですら、精液で満たされているだろう。
精液や汗、愛液その他が混じり合い、悪臭と呼ぶのも憚られるほどのすえた臭いが満ちている。
しかし調と切歌は恍惚とした表情でその香りを堪能していた。
「んっ、はぁ……」
「んぐっ、ぷはっ」
絶え間なく注がれる精液を舌で味わい、蕩けた表情で続きを催促する二人。
尻を左右に振り、胸元を両手で広げる姿は巫女ではなく淫魔と表現するのが相応しい。
そんな二人の様子に、男の精は尽きることなく増長を続けている。
一人あたり最低三発は子種を注いでいるというのに、彼らの男根は未だ萎えることなく雄々しくそそり立っていた。
「あ、あぁっ……!」
「い、ぐぅっ……!」
二人の嬌声が合唱のように男たちの耳を打つ。
仕草が、声が、姿が。
その全てが男の興奮を煽り、より激しく二人を犯す。
「ふぅ、すっかりお疲れデス」
「早く帰って晩御飯にしよう」
巫女服から私服に着替えて帰宅する二人。
未だに精液に汚れた肉体に気付いていないのか、それとも汚れという認識が無いのか。
改変された常識がどのように二人の認識を変化させているのかは不明だが、生臭い香りを全身から放つ二人の姿は明らかに異常だった。
幼い容姿に、精液塗れの肉体。
彼女たちが笑顔で歩いていなければ、傍からは暴漢に襲われたようにしか見えないだろう。
実際、似たようなものなのだが。
股から垂れる白濁液が太股を伝う。
淫靡で淫らな姿を衆目に晒しながら、二人は日常へと帰っていった。