錬金術師達は祝勝会を開いていた。
長年の潜伏が実り、溜まっていた鬱憤が解放されている。
装者たちは虜囚兼祝勝会の景品として、錬金術師達に利用されていた。
「ふ、ぐぅっ……!」
「あ、ぁぁ……!」
部屋の中央に設置された高台に晒されたマリアと翼は、必死に自慰を行っていた。
通常であれば自慰は性的快楽を求めて行うはずの行動だが、二人はまるで何かに追われているかのように己の秘部を弄っている。
全方位から錬金術師達の視線を集め、下品な囃し声を全身に受けている。
そんな中で二人は一刻も早く達するために自慰を繰り返す。
「――ッ!」
一瞬早く、翼が絶頂した。
愛液を勢いよく周囲に噴き出しながら、快楽で無様に表情を歪ませる。
「ひ、ぃ……!」
そしてそんな翼を見て、マリアは恐怖の表情を浮かべた。
これは錬金術師達の余興だ。
先に絶頂した方のみがひと時の休息を許される。
部屋の隅で秘部から精液を噴き出しながら痙攣を繰り返す未来の姿がマリアの瞳に映った。
ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべながら群がる錬金術師達に押し倒された瞬間、マリアは視界に映る未来と同じ目に自分が合うのだと理解し、絶叫する。
「い、いや、んぐっ、むぐぅ……!」
叫び声を上げる喉は肉棒に塞がれた。
マリアの穴という穴に錬金術師達の肉棒がねじ込まれ、乱雑にマリアは犯される。
全身を貫かれたままマリアは高台から引きずり降ろされ、代わりに部屋の隅で意識を失っていた未来が引きずり出された。
冷水を顔面に浴びせられ未来は強制的に覚醒する。
「う、うぅっ……」
「ぐ、くぅ……」
絶頂直後の翼と覚醒直後の未来は、新たな余興として争わされる。
一度味わった地獄は心を締め付け、二度と味わいたくないという恐怖を植え付ける。
今も響くマリアの悲鳴が、次は自分だと誘う死神の声のように二人の耳へと届いていた。
数時間が経過してもなお、狂騒が収まる気配はない。
肉体と精神を犯され続けた三人の装者達は瞳を濁らせながらその全てを蹂躙され続けている。
「う、ぁ……」
悲鳴を上げ続け喉は壊れ、掠れた呻き声だけが漏れる。
虚ろな瞳は何も映してはいない。
犯される肉体だけが反応し、性を受け止めていく。
装者三人の中でまず未来が一番先に限界を超え、壊れた。
今は部屋から連れ出され、意識の無いまま便所の個室で便器として扱われている。
使用された回数を示す太股に書かれた正の字は、もはや数えきれないほどだ。
次に壊れたのが、マリアだ。
肉体は持ったが、精神が限界を超えた。
全裸で土下座をしながらもう許してくれと懇願を繰り返す無様な姿は、錬金術師達が飽きるまでの短い間だが彼女を休息させている。
翼だけはまだ耐えてはいるが、すでに限界は近い。
反応は鈍く、声も小さい。
正常な思考など当然出来るはずもなかった。
彼女たちは錬金術師達が飽きるまで犯され続ける。
そして祭りが終われば、装者として研究材料になるだけだろう。
その神秘を全て吸い尽くされた瞬間に、彼女たちの存在価値は消失する。
そう理解し耐え続けた装者達ではあったが、もう限界は超えている。
嬌声すら聞こえなくなった世界で、まだ彼女たちは犯され続けていた。