ある夏の夜、立花響は寝苦しさから目を覚ました。
ベッドの上で体を起こすと、じっとりと寝間着や布団が湿っているのを実感する。
真夏の夜は、冷房の効いた室内でも十二分に暑い。
前日まで降っていた雨の影響で湿度も高いため、絶え間なく汗が噴き出している。
「うぅん……」
明日は休みだし、気分転換に軽く散歩でもしてみようか。
そう思い立った響は隣で眠る友人へ書き置きを残し、夜の世界へと繰り出した。
響が向かったのは、近場にある公園だ。
それなりに大きく利用者も多い場所だが、深夜帯では人の気配などあるはずもない。
軽く一周すれば気分も楽になるだろうと、響は公園へと足を踏み入れた。
響はおもむろに着ていた服を脱ぎ捨てると、入り口近くのベンチに放り投げる。
周囲に人がいないとはいえ、羞恥心も躊躇いもなく響は全裸を晒し始めた。
「夜風が気持ちいいなぁ……」
肌に直接当たる空気の流れを感じ、響は四つん這いの恰好を取った。
部屋から持ち出した極太のバイブを秘部に押し当てると、一気に挿入する。
「んっ――!」
バイブは太さもだが、通常の二倍近い長さだった。
膣の奥まで押し込んでも、バイブは半分程度しか挿入できていない。
余った部分が響の秘部からぶら下がり、まるで尻尾のようにゆらゆらと揺れている。
「準備完了、っと」
ゆっくりと膣内をかき回すバイブの感触に、響は快感を覚える。
狂わされた常識の中で、響は犬のように歩き始めた。
誰もいない公園は、風の流れる音だけが木霊している。
まるで時が止まったかのような空間で、響は散歩を満喫していた。
手足を一歩動かす度に、突き刺さった尻尾が左右に揺れる。
犬が喜びを示すように動くたび、響の顔は快楽に染まっていく。
「ん、んぅ、あぁ……!」
甘い声を漏らしながら、響はゆっくりと進んでいく。
初めは抑えていた声も快楽が増大するごとに大きくなり、今ではもはや公園に響くほどの大きさになっていた。
舌を出し、涎と愛液を地面に垂らしながら四つん這いで歩く少女。
そんなものを、もし誰かが目撃でもしたら。
「あぁ……あ……?」
コツ、コツ、コツと、靴音が夜闇に鳴った。
それは響の足音ではない。
今の響は、靴どころかなにも身に着けてなどいないのだから。
靴音は、響の前から聞こえてくる。
闇夜の奥から、その靴音は一歩ごとに大きく鳴っている。
誰かが近づいてくる。
そう認識したとたん、響の膣が一層強く締まった。
擬音で表現するなら、キュン、とでも言おうか。
より強くバイブを咥え、響の感覚は鋭敏になる。
「は、あはぁ……」
ハァハァと息を荒げ、響は足を止めて靴音の正体が明かされるのを待っていた。
一定のペースで繰り返された靴音は、突如止まる。
「───!」
響と同じように深夜の散歩を楽しんでいた一人の青年が、響を視界に捉えたのだ。
青年は突如目の前に現れた全裸の少女に驚愕の視線を向ける。
しかし、その扇情的な光景から青年は目を離せない。
大きな乳房が、重力に引っ張られ小刻みに揺れている。
四つん這いになったことで後ろに突き出された尻が、正面からでもその形が鮮明に伝わるほどに強調されている。
秘部からは動物の尻尾であるかのようにバイブが垂れ下がり、響の姿が人からかけ離れた者だと主張していた。
「あ、はぁっ……」
決して小さくはない戸惑いや困惑を塗り潰すほどに、その姿は性的だった。
発情期の動物のように涎を垂れ流す響に、青年の性欲が駆り立てられる。
「ハッ、ハッ……」
息を荒げる響に、青年はゆっくりと近づいた。
四つん這いの響を見下ろし、青年は響へと手を伸ばす。
「───あァッ!」
背後から尻を揉みしだかれ、響は大きな嬌声を上げる。
極度の興奮で感度の上がった尻肉は、性器に直接触れたような衝撃を響に与えていた。
響の背中がビクリと跳ね上がり、両足が小刻みに震えだす。
崩れ落ちそうになる体を必死に支え、響は他者から与えられる快楽に身を任せている。
「───おお゛っ!」
青年が響の秘部に刺さったバイブを引き抜くと、それだけで響は絶頂した。
せき止めていた栓を抜きとられたことで、響の秘部から大量の愛液が溢れ出る。
代わりに添えられた肉棒の感触に、響はより一層呼吸を荒げる。
餌のおねだりをするようにゆらゆらと尻を揺らす姿は、傍目からは惨めにしか見えない。
「あ、あぁッ、アァ……!」
洪水のように濡れた秘部は、肉棒を抵抗なく受け入れる。
四つん這いで背後から犯され、響の喉は動物のような喘ぎ声だけを奏でていた。
「おっ、おぉ、ギィ、おゥ……!」
一突きごとに、響は鳴き声を漏らす。
荒々しい青年のピストンは響の膣を容赦なく蹂躙し、痛みを伴う快楽を十二分に提供していた。
「──い、グゥッ!」
一層強く響の体が跳ね上がる。
青年と響が、同時に絶頂を迎えたのだ。
愛液に混じって白濁液が地面に滴り落ちる。
しかし青年は息を荒げながらも、己の肉棒を抜き取ろうとはしない。
ドロドロに蕩けるような感覚が青年の肉棒を包み込み、あっという間に勃起する。
一度の射精程度では逃がさないと、響の膣が肉棒を離さなかった。
「い、いま、び、敏感だから……い、グゥ……!」
表情を醜く歪め、響は沸き上がる快楽に身を任せる。
強く突かれると、その場にとどまることが出来ずに響の体が一歩一歩前へと進む。
それを追いかけるように青年はより強く響の膣を肉棒で叩く。
ポタポタと垂れる愛液がマーキングのように地面へと残っていく。
性器で繋がりあったまま、二人は散歩を再開した。
「あ、ヘェ、あぅぅ……」
公園を一周するころには、響はもはや口を閉じることもできなくなっていた。
尻を突き出した格好で地面にひれ伏し、ビクビクと痙攣を繰り返している。
青年はすでに帰宅し、この場には再び響一人が残されていた。
秘部からは大量の精液が今にも零れ落ちそうになっており、注がれた精の量がたったの数回ではきかないことを示している。
麻薬を服用したかのような幸福感に包まれ、響は唾液と涙と愛液を垂れ流す。
正気を取り戻し帰宅したのは、それから十数分が経過してからだった。