「あれ、その子どうしたんです?」
任務中、紛争地帯の戦闘から本部へと帰還した立花響は、マリア・カデンツァヴナ・イヴが見知らぬ子供と共に本部待機している場面に遭遇した。
まだ十歳にも満たないような男の子は、不安そうに震えながらマリアの体にしがみついている。
「親とはぐれた避難民なんだけど、怖い目にあったらしくてずっとこの調子なの……」
マリアが優しく子供の頭を撫でていると、彼女の端末から出動指令を告げるアラームが鳴り響く。
すぐに立ち上がろうとするマリアだが、子供の力が強くなった感触に困ったように笑って見せた。
「マリアさんは行ってください! この子は、私で面倒見ますから」
「ありがとう──ほら、ちゃんとあの娘が守ってくれるから、お留守番できる?」
男の子が涙を拭ってコクリと頷いたのを確認し、マリアは急いで本部から駆け出した。
「それで響が面倒見てるんだ……」
「うん──装者だけじゃなくて、どこも人手が足りてないから……あぁ、大丈夫だから、大丈夫だからねぇ……」
裏方として任務の手伝いに来ていた小日向未来に事情を説明しながら、響は子供を慰める。
──ところで。
今の響はいつでも出動できるよう、ギアインナーを纏ったままだ。
ぴったりと肌に張り付いた薄布越しに八十四センチの乳房が後頭部へと押し付けられ、汗混じりの甘い女性の香りが鼻腔を擽れば。
「……あっ」
未だ女を知らぬ年とはいえ、生理現象として下半身が反応するのは避けられない。
己の身に起きている性欲という現象の意味も分からず不安そうに戸惑う少年を、未来は正面から抱きしめた。
「大丈夫だよ……これは仕方ないことなんだから」
後方から響、前方から未来にサンドイッチされて感じる四つの膨らみ。
息苦しさに呼吸を荒げると、より一層女の香りを堪能するような状況。
大丈夫、大丈夫とまるで催眠を掛けるように何度も囁かれながら、未来の手がズボン越しに少年の肉棒を刺激する。
少年の肉体に性を学習させるような一連の行動は少年の肉体が痙攣をおこしたようにビクンと跳ね、ズボンを汚すまで十数分間も続けられた。
「はぁ、そろそろ温かい浴槽が恋しくなってきたデス……」
「贅沢は敵だよ、切ちゃん」
汚れた衣服を着替えるついでにと、響たちと入れ替わりでやってきた切歌と調に、少年はシャワー室へと案内された。
いくら彼女たちが小柄とはいえ、一人用の仮設シャワーに三人で入っているため中は狭く、肌と肌が強制的に触れ合う距離になる。
「お痒いところはございませんか~?」
「それ、頭を洗う時の台詞じゃ……」
泡塗れになった両手をスポンジ代わりに、切歌は少年の肉体を洗浄していく。
同じように調は少年の頭を洗い、少年はされるがままに顔を赤らめて俯いたままだ。
ぴょこんと勃起した肉棒は雄々しさよりも可愛らしさを強調するようなサイズであり、切歌の両手で包むとすっぽりと隠れてしまう。
「中もしっかり洗うデスよ」
切歌の両手で皮を剥かれて敏感な亀頭を弄られ、少年は腰を引いてむずむずとする感覚から逃げようとする。
しかし、頭を洗い終えた調が背後から抱き着いて少年の体を抑え、逃げることを許さない。
「こら、狭いんだから、あまり動かないで……」
そう耳元で囁かれ、少年は身動きも許されなくなった。
背中に感じるささやかな膨らみと、敏感な部分を撫でまわす両手の感覚に、嫌でも全神経が集中させられる。
調の指先は少年の両乳首をカリカリと刺激し、切歌の両手は少年の亀頭を丹念に撫で回していく。
「──ッ!」
射精によってビクビクと震える肉体はがっちりとホールドされ、快楽の逃げ道を塞がれる。
吐き出された精液を切歌は顔面で受け止め、口端に垂れたそれを悪戯っぽく微笑みながら舌で舐め取った。
「ありゃ、また汚れちゃったデスね……」
続行の大義名分を手に入れた二人は、その後も少年の肉体を愛撫し続け、性を搾り取っていった。
「あら、目が覚めちゃった?」
「無理もない話だ……こちらに来ると良い。誰かの体温を感じていれば不安も薄らぐだろう」
夜。
ふと目を覚ました少年を、マリアと翼は己の元へと呼びよせる。
寝床、とは言っても毛布を重ねただけのものだが、少年が言われるまま毛布の中で横になると、右からはマリアが、左からは翼が密着してきた。
超有名アイドル二名による肉布団は物理的な温かさ以上に、家族のような温かさを少年へ与えている。
「~~♪」
囁くような優しい声で子守歌を囁かれ、少年の意識は闇へと溶けて行った。
「──よし、よし……」
少年は夢を見た。
家族と再会し、母に抱き着き甘えている夢を。
頭を撫でられる感触も、抱き着いた暖かく柔らかな感触もリアリティが、とそこで気が付く。
頭を撫でているのも抱き着いている相手も夢の母親ではなく、現実のマリアであることに。
寝ぼけた脳内が覚醒しそうになるが、そんな少年をマリアは赤子を相手にするように優しく包み込んでいた。
薄れた理性と意識は、少年を本能で突き動かす。
蓄積された不安と生まれだした性欲は少年を赤子へと若返らせた。
「んっ……ふふっ……」
少年が乳首に吸い付いてきても、マリアは微笑みを崩すことなく少年を抱きしめた。
無論母乳が出るわけではないが、一連の行動は少年の不安をかき消すことに成功している。
「ん、起こしてしまったか」
「いえ、翼のせいではないわよ、気にしないで」
早朝の見回りから帰ってきた翼は、マリアと少年の光景を見ても疑問を抱くことは無かった。
状況を理解し、少年の下半身が膨らんでいることを確認すると、それが当然のことであるというような態度で少年のズボンを下ろし、露出された肉棒を咥える。
「んっ、じゅぶっ、じゅ、じゅるぅ……!」
根元までしっかりと咥えこみ、舌を絡めたフェラは、大の大人すら骨抜きにする技量であった。
性を知ったばかりの少年が耐えきれるわけもなくあっという間に射精し、しかしそれでも翼は肉棒から口を離すことは無い。
「んぐっ、んっ……んじゅ、じゅるっ……」
搾り取るように精液を吸い、飲み込み、性的刺激は続けられる。
包み込まれる安心感と快楽に、少年の脳は支配され続けた。
「で、結局まだ家族は見つからないのか」
任務を終え帰還した装者たち。
一時的にマリアが引き取って面倒を見ることになった少年を見下ろし、クリスは呟いた。
着替え中で全裸のクリスを見た少年は、慌てて己の股間を両手で押さえつける。
しっかりと性教育された少年の性欲は無尽蔵に沸き上がり続けており、その様を見たクリスはゴクリ、と生唾を飲んだ。
クリスに留守を任せていたマリアが帰宅すると、リビングで少年とクリスが性交していた。
周辺に散らばった使用済コンドームの数が、どれだけ長い間まぐわっていたのかを想像させられる光景だ。
「あらクリス、貴方がその子の初体験になったのね」
「え、本番まだだったのか?! あー、口煩く抗議してきそうな顔が何個か目に浮かんだ……」
そんな世間話の最中もクリスの腰は激しく上下に動き、胸を物理的に弾ませながら少年との騎乗位を続けている。
「せっかくだしご飯も食べていきなさい。この子も人数多い方が寂しくないでしょうし……せっかくだから皆も誘いましょうか」
買い物袋から食材を取り出しながら、マリアは端末を操作し奏者たちにメッセージを送信していく。
「ご飯食べたら一緒にお風呂入ろうか?」
「響だけじゃ不安だし、私も一緒に入るよ」
「その後は一緒に遊ぶデス!」
「大人の遊びも、教えてあげる……」
「ったく姦しい……飯くらい静かに食えってんだ」
「まあそう言うな雪音。静かな食卓よりは騒がしい方がいいだろう」
「夜も寂しくないからね、今日も私が一緒に寝てあげるから……」