シンフォギア装者の任務はノイズの討伐だけに留まらない。
ノイズの出現により出た被害者の救助や災害の防止も、装者の重要な役目である。
この日の立花響は、出現したノイズの討伐を他の装者に任せていた。
響の任務は、火災の発生した建物に取り残された住民の救助。
常人を遥かに超えた力を振るい、炎の中を突き進んでいる。
「最後の要救助者、発見しました!」
炎に囲まれ身動きができずに震えていた一人の少年を抱き寄せ、響は大地を全力で踏みしめる。
全力の震脚にコンクリートの床は容易く崩れ、炎の壁から抜け出る出口を作り出した。
強く、しかし優しく少年を抱きしめて、響は一直線に落ちていく。
小学校に入学したばかりの少年はとても小柄で、響の体でも全身を包み込めるほどに小さい。
着地の衝撃を最大限殺し、煙の少ない安全なエリアへと退避することに成功した。
「――はい、了解です」
無線連絡に返事をし、そのまま待機。
しばらくすれば救助部隊が適切な装備を持って救助に来てくれる。
響は炎を突き進めるが、少年は熱波だけで命を落としてしまうだろう。
これは適材適所。響の役目は安全な場所まで避難させることだ。
少しでも恐怖を抑えてあげようと、響は少年を胸に抱いたまま近くの壁へと腰を下ろす。
すぐに両親にも会えるからと、優しい言葉を投げかけて微笑んだ。
「――ん?」
ずっと黙っている少年に、響は首を傾げた。
恐怖で震えているのかとも思ったが、どうやら様子がおかしい。
顔を赤くして俯く姿は、どちらかと言えば恥ずかしがっているような。
「……あっ」
そして、響は察した。
装者の姿は、直球に言って性的なのだ。
ぴっちりとしたインナーは、体のラインがはっきりと見える。
胸や尻の形がくっきりと強調された姿は、年頃の少年には目に毒だった。
おまけに今は改変の影響もある。
改変前に比べ、装者のギアもより扇情的な恰好に変わっているのだ。
無骨なパーツは軒並み消失。
ただでさえ少なかった布地はさらにその面積を縮小している。
今の響の恰好は、極短チューブトップに極小スパッツとでも例えるべきだろうか。
大きな拳の武装こそ残っているものの、肝心の胴体は下着姿も同然だ。
いや、肌に張り付いた布は下手な下着よりも性的だろう。
動くたびに揺れる胸と尻の形が、傍目からはっきりと伝わってしまっているのだから。
隠れているのは秘部と胸の部分だけ。
胸の部分は上乳が四割程度露出しており、肌色の膨らみが大きく解き放たれている。
指でも引っ掛けて下側に引っ張れば、桃色の乳首が容易く開放されるだろう。
スパッツも極端に布面積が小さい。
太股は当然、尻の割れ目すら一部が隠しきれてはいなかった。
そしてそのどちらも隙間なく肌に張り付いている。
乳首の突起や秘部の筋がくっきりと浮かび上がり、それは全裸よりも情欲を煽る服装だ。
性の知識を殆ど持たない子供でも、本能が反応する。
人生初の性的興奮に、少年は戸惑いと羞恥を感じていた。
「ほー。へぇ、ふぅん……」
しかし、そんな少年の姿を響はニヤニヤと笑顔を浮かべて見つめている。
己の痴態に興奮する少年。
自分が興奮していることを素直に認識できない若さは、聖遺物の影響を植え付けられた響には我慢の効かないものだった。
「えいっ」
正面から、響は少年を抱きしめる。
少年の顔面を己の胸に密着させ、後頭部を両手でしっかりと固定した。
少年は慌てて抵抗するも、がっちりと固定された頭部は微塵も動かない。
踠くたびに、柔らかな乳房に飲み込まれていくだけだ。
「大丈夫、これは……そう、リラクゼーション!」
これは必要な措置なのだと、誰に向けたものでもない言い訳を響は口にする。
左手で少年の後頭部を抑えたまま、空いた右手を下へと伸ばす。
「お、固くなってる……!」
響は右手を少年のズボンの中へと潜り込ませ、肉棒を探り当てる。
小さいながらも固く勃起したそれを、響は優しく撫でた。
少年のズボンを下ろし、露わになった肉棒を響は己の股へと密着させた。
割れ目が見えるほどに肌へと張り付いたスパッツ越しに、二人の性器が擦り合わされる。
「んっ……」
沸き上がる快楽に戸惑う少年とは違い、響への刺激は微弱なものだ。
だが、無垢な少年を相手にしているという状況が響に嬌声を上げさせた。
自然と、少年の腰が前後に動く。
ぎこちない動きだが、だからこその初々しさに響の我慢は限界を超えた。
「ほら、入れていいよ……」
響は己の股を指で押し開く。
切れ目が入れられていたスパッツは、秘部だけを露出するように穴が開いた。
「んぅっ……!」
少年を導くように腰を動かし、響の秘部は肉棒を受け入れる。
入れた瞬間に声こそ上げたものの、太さも長さも響を満足させるものではなかった。
つまりは余裕があるということ。
獣のように腰を動かす少年で、響は遊んでいた。
空いた少年の両手で胸を揉ませ、舌で舐めさせる。
赤子のように胸を貪る少年の姿は、響の顔に悪戯めいた笑みを浮かべさせる。
「赤ちゃんみたいだね、流石に母乳は出ないけど……好きに使っていいからねー」
少年の頭を優しく撫で、響はそう呟いた。
気恥ずかしさを覚えた少年だが、目の前の快楽には逆らえない。
目の前の女体を貪り、少年は快楽へと溺れていった。
「んッ!」
そして、少年は人生初の射精を体験した。
一滴残らず響の中へと精が放たれ、全てが膣内へ飲み込まれる。
「気持ち良かった? なら……」
放心の真っ只中にいた少年の肉棒を、響は舌で刺激する。
皮の中に残った精液を残さず舐め取ると、ゴクリと音を立てて飲み干した。
「ん、ご馳走さま!」
ぼんやりとした意識の中、少年の脳にその言葉だけが反響した。
その後、救助は無事終了した。
関係者へは秘匿対象であるシンフォギア装者たちの情報を外部へと漏らさないよう、いくつかの警告や誓約書などの手続きが行われる。
少年も両親と共に書類にサインを行った。
子供相手には詳細は伝わらないだろうと、今日起きたことは内緒にするようにとだけ、優しい口調で大人たちが説明する。
少年はぼんやりとそれに頷くだけだ。
幸い、よく意味が分かっていないのだろうと大人たちは認識した。
少年の頭の中には、一人の少女が強く焼き付いている。
誰も知らない所で大人となった少年は、先程の行為を思い出し一人股間を固くしていた。