風鳴翼は任務を終え、近所の剣道場へと向かう。
遠縁の親戚に頼まれ近所の子供に剣術を教えるのが、ここ数週間の彼女にとっての日課となっていた。
更衣室で手早く剣道袴に着替えると、早足で翼は剣道場へ歩いていく。
一歩ごとに虚ろになる意識に違和感を覚えることなく、自然な動きで到着し、重い扉を開いた。
「──すまない、待たせたな」
少年は剣道場の真ん中で座り込み、スマホを見ながら自慰行為を行っていた。
翼が覗き込むと、スマホには翼が卑猥な言葉を吐きながら全裸で腰を振っている、所謂ハメ撮り動画が流れている。
「……全く、訓練に熱心なのはいいが、その手は頂けんな」
明らかにおかしい状況に、しかし翼は素っ頓狂な叱咤を口にする。
一週間前に目の前の少年が偶然手に入れた怪しいアプリによって常識を書き換えられた彼女は目の前の光景を、子供が一人で剣道の訓練をしていると認識してしまっているのだ。
「ほら、手を止めないか。若いうちから間違った型を覚えると矯正に苦労するぞ」
翼は少年の手を掴んで止めると剣道袴の胸元をはだけさせ、その手を己の胸元へと滑り込ませる。
当然のように下着は身に着けておらず、鍛え上げた肉体特有の張りのある乳房と硬くなった乳首の感触がはっきりと少年の手を通じて伝わっていた。
胸を揉む行為に夢中になった少年の肉棒を、翼は顔を紅潮させながら両手で優しく扱き始める。
「そうだ、力に頼るのではなく優しく、リズムよく……いいぞッ……」
囁くような声は色気を纏い、少年の興奮を煽る。
我慢の限界に達した少年は翼の両手に白濁液を解き放ち、翼の両手を汚した。
翼はドロドロになった己の両手をあらかじめ用意しておいた手ぬぐいて拭うと、少年の肉棒を咥え出す。
射精の余韻で呆けたように呼吸を整えている少年を強い視線で見上げながら、舌を使って肉棒を綺麗に掃除している。
「それが何であれ、使った後は綺麗にするのが礼儀だ。これは剣の道云々ではなく人としての──」
説教、なのだろう。
行われている行為が娼婦のように丹念で丁寧なお掃除フェラでなければ、それは子供に物を教える大人の言葉だ。
「まったく……今日の“指導”は長くなるぞ?」
翼は少年の上でガニ股に足を開くと両手を頭の上で組み、己の秘部を少年の肉棒へと密着させる。
「ああ、写真も動画も好きにするといい。正しい所作を覚えるのは大切なことだ」
痴態を撮られながらも満足気な笑みを浮かべ、翼はそのまま腰を落とし肉棒を挿入する。
甘い声を時折漏らしながらも、真剣な表情で腰を動かしスクワットを繰り返す様は滑稽で、なにより劣情を煽る。
アブノーマルなエロスであるが、少年にとっては慣れ親しんだ光景でもある風鳴翼の姿。
何度も味わった彼女の膣は少年の精を搾り取ろうと締め上げる。
「しっかり我慢するんだぞ、昨日より一回でも多く回数をこなせるように──ッ!」
そんな指導者としての姿が少し気に障ったのか、少年はスマホを再び操作した。
感度を数倍に弄られた翼は一気に湧き上がる快楽で腰が砕け、動きが止まる。
「ま、まだ、まだッ……! お、お゙ぉッ……!」
抜けていく力を必死にかき集め、翼は姿勢を崩すまいと両足に全力を込める。
ゆっくりと腰を落として獣のような唸り声を出しながら翼は腰を動かし続け。
「──ッ」
少年より先に翼は限界を迎え、盛大に絶頂しながらその場に倒れ伏した。
「申し訳、ございません」
意識を取り戻した翼は少年へ向けて土下座をしていた。
剣道着を脱ぎ捨て全裸になり三つ指をついて、口調だけは真面目に言葉を紡いでいる。
「当然だろう。たとえ指導者の立場であろうと失敗を犯せば誠意を見せ謝罪するのが筋というもの。否、指導者であるからこそ厳格であるべきで──」
翼は少年の目線で全てを察した。
少年は翼の全裸土下座なぞ見飽きているのだ。
「そうか、謝罪の気持ちがあるのであれば……重ねて申し訳ない。もしよければ私の誠意を受け取って欲し……いや、受け取ってください」
翼は犬のように四肢を投げ出して仰向けになり、無抵抗で恭順の意思を示す。
少年は満足気に笑うと、一枚のガーゼを取り出した。
ローションに浸されじっとりと濡れたそれは翼の秘部に当てられ。
「──ッ!」
一擦りで、翼は無残に潮を噴き絶頂した。
通常であっても耐えるのは不可能なローションガーゼによる陰核擦り。
それを感度数倍の状況で受けたのだ、むしろ意識を残した翼を褒めるべきだろう。
「お、おぉッ……!」
絶頂したところで終わるはずも無く、少年は繰り返しガーゼを動かし翼の陰核を磨き上げる。
その度に愛液が噴き出し、翼の喉からは獣のような唸り声が漏れ出ていた。
数分後。
翼の秘部はヒクヒクと痙攣を繰り返し、彼女の口端からはだらしなく涎が垂れ流されている。
意識こそギリギリ残ってはいるが、目は虚ろで焦点が合っていない。
少年は完全に伸びた翼の体に覆いかぶさり肉棒を一気に秘部へと挿入した。
うわ言のような声と結合部から噴き出した愛液で返事をする翼だが、弛緩した肉体に力は入らない。
パンパンと荒々しいピストンが、翼の肉体を揺らす。
ぐしょぐしょに濡れ切った膣内は肉棒を妖しく包み、少年に何度味わおうとも決して飽きない快楽を与えていた。
「──ッ!」
膣の最奥に容赦なく注がれる白濁液。
すっきりとした表情で肉棒を抜き取った少年の様を見て、翼の瞳は徐々に光彩を取り戻してきた。
「ぁ……ここ、は……き、さま、は、なにを……」
正気を取り戻しかけている。
そう判断した少年は慌ててスマホを操作し、翼は肉体に染み付いた反射で少年を取り押さえようと跳ね起き──
「まったく、とんでもない小僧もいたものだ……危うく不覚を取るところだった……」
ラブホテルの一室で、翼は少年相手に腰を振っていた。
すんでのところで再び常識を書き換えられ、猫耳と尻尾型のアナルプラグを着用したままベッドの上で奉仕を繰り返している。
「これに懲りたら妙な道具は……聞いているのか? 年齢が年齢だけに説教で済ませているだけでな……」
口だけは大人が子供を叱りつけているが、体は雌が主人に媚びるように動き続けていた。
「ふぅ……明日またここに来るように。その性根を叩きなおしてやる」
ニヤニヤと笑う少年にそう言いつけ、翼は明日もまた狂った常識に従い己の肉体を捧げるのだった。