マリア・カデンツァヴナ・イヴのソロライブはいつも以上の大盛況だった。
大型ドームを埋め尽くす観客が歓声を上げ、彼女の歌声に酔いしれる。
演目が全て終わってもその歓声は鳴り止まず、ドームを揺らしていた。
今日はライブだけではない。
珍しく、ライブ後にマリアの握手会が行われるのだ。
ライブのチケットを入場券代わりに、観客たちが長蛇の列を形成する。
マリアはその一人一人に笑顔で応対し、応援の声にお礼の言葉を返していた。
「あら、ありがとう……どう、似合うかしら?」
客の一人が差し出したプレゼントを、マリアは受け取った。
ピンク色のヘアアクセサリーをその場で付けると、マリアは送り主へと微笑む。
涙を流しかねない勢いで、そのファンは感動していた。
一種のファンサービスだが、マリアはその手の趣向を怠らない。
演技ではなく実際に喜んでいるのだから、その効果も一層高まるというものだ。
人気アーティストであるマリアへのプレゼントは決して少なくない。
飲食物などは流石に断るが、アクセサリー程度ならスタッフも黙認していた。
その一つ一つにマリアは礼を言い、相手の目の前で身に着けて見せる。
丁寧な対応にファンは皆、歓喜に打ち震える。
人気の秘訣を見せつけながら、イベントは滞りなく進んでいった。
プレゼントの内容は非常に多彩だった。
多くは小物系のアクセサリーだが、中には例外もある。
「これは……」
マリアが手に取ったのは、小型のピンクローター。
アダルトグッズを手渡されたマリアだが、彼女は動じる様子もない。
当然のように己の秘部へと挿入し、スイッチを入れた。
「んっ、んぅ……!」
喘ぎ声を漏らしながらも、握手会は続行される。
ファンもスタッフも、マリア自身も疑問を抱くことはない。
その後もなんの問題もなく、握手会は続いた。
時折渡されるアダルトグッズを身に着け、マリアはファンとの交流を繰り返す。
淫猥な姿に変貌していくマリアの様子に、ファンたちは股間を膨らませて顔を赤くした。
しかしあくまでも接触はお互いの手だけ。
マリアの姿以外は通常の交流という、奇妙な空間が形成されている。
「あ、ありがと……うぅ……!」
足を震えさせ、マリアはファンに声をかけ続ける。
時折体を震わせ、沸き上がる絶頂の波に必死に抵抗していた。
今のマリアには、ライブ中の美しい面影は微塵も残っていない。
膣は四つのローターを飲み込んでおり、太股に止められたスイッチに繋がれたコードは愛液で妖しく濡れている。
尻穴からはみ出たアナルビーズが尻尾のように揺れ、定期的に太股を叩いている。
「い、いぐぅ……イッちゃうぅ……!」
両胸に、新たな性具が付けられる。
微弱な電気が乳首を刺激し、マリアの喉から泣き言が情けなく漏れた。
プロ根性だけで耐えきれる限界をついに超えたのだ。
舌を出し涎を垂れ流す姿は、歌姫とは思えない無様なものだった。
「あ、あぁ、イッ――!」
そして、ついにマリアは絶頂を迎える。
ファンと手を繋いだ状態で海老のように全身をのけ反らせ、白目を剥いた。
そして握手会は交流会へと変化する。
誰が口にするでもなく、その変化は自然なものだった。
マリアを中心に、列を形成していたファンたちが円形に集まりだす。
股を突き出しM字に膝を開いたマリアの姿に、男たちは息を荒げていた。
「んっ、んん、んぁあ……!」
ローターで膣と乳首を刺激し、右手で尻穴に刺さったビーズを出し入れするマリア。
ファンの目の前で自慰を行い、すでに三度の絶頂を味わっていた。
大きく膨らんだ乳房や尻肉が揺れる。
汗や愛液、涎が周囲に飛沫となって飛び散っていく。
そんな姿に、ファンが我慢できるはずもない。
猿のように自慰を開始し、己の精を目の前の歌姫へと解き放つ。
白濁液に汚されながら、マリアはより興奮を高めていた。
「熱い……あ、あぁ……!」
水音は大きくなり続け、汗や精液と混じり合った愛液は淫靡な香りを充満させる。
一度射精したはずの肉棒は何度も固さを取り戻し、新たな精子が生み出される。
ライブ衣装がドロリと真っ白に染まる。
袖や裾から落ちる白濁液を、マリアは指で掬いとり舌へと運ぶ。
見せつけるように舌を突き出して舐めとる仕草に、ファンの興奮は最高潮に高まった。
日が落ちる頃になって、ようやくイベントは終わりを告げる。
ファンたちは満足気な顔で帰路につき、SNSで今日の様子を発信していた。
あくまでもライブと握手会という認識でマリアの人気はさらに高まる。
たとえ歌姫が白濁液に包まれて陶酔した表情のまま、会場で気を失っていたとしても。