「グリフィンの宣材写真が欲しい?」
上司である指揮官に呼び出された、イサカことM37。
イサカの台詞に指揮官の『』はそれ以上は語らず、頷きつつ机上の資料を差し出しイサカはそれを手にして読みだす。
「戦術人形特集……企画内容、銃火器、戦場……」
資料には必要な写真のジャンルが羅列されておりイサカはその中にあった一文に興味を持つ。
「グラビア……もしかしてこれを?」
僅かに期待がこもった声で指揮官に聞くと彼は何も言わずに頷くだけ。
「それで、この私をモデルにしたいって事ね。任せて頂戴!」
「まさか、水着だなんて思っても無かったわ」
後日、撮影の為に指揮官と海へ行きイサカは、砂浜近くの草むらで服を脱いでいた。
周囲に人はおらず、全裸になると渡された水着とキャンペリンハットを見つめる。
「やっぱりこれ小さいわよねぇ……」
イサカの水着は彼女の体を隠すには小さく、乳房は派手な動きをすればその大きさも相まってこぼれかねない、そんな自分の姿が上司に、のちに大衆に晒される事を思い顔を赤くしつつも愛用のパーカーを羽織って砂浜に出た。
「待った?」
イサカの言葉にカメラ片手に待っていた指揮官は首を横に振り彼女の体を見つめる。
指揮官は真っ白なマイクロビキニに同色のハット、愛用の黒と橙のパーカーを羽織った姿をまじまじと見つめているとイサカが問う。
「指揮官? ちょっといやらしい目で見てない?」
顔に赤みを残しつつもイサカは手を叩いて一言。
「それじゃ、始めましょ!」
手始めに撮るのは、ビーチチェアに寝そべりカメラ目線になっている姿。
帽子を手で押さえ、風になびく姿。
波と戯れる姿。
愛銃を片手に木に背もたれる姿。
この他にも、何枚も何枚も撮られていきイサカは、言えぬ高揚感が彼女の中で高まっていくのを感じていた。
(パーカーで隠せば……大丈夫だよね?)
そんな事を考えていたからか顔を赤くなってしまい、それを心配した指揮官が声を掛けるとイサカが聞く。
「指揮官、次はその……パーカーだけっていうのは……どう?」
撮られている影響か、ビーチの熱気からかイサカは突如、突拍子も無い事を言いだした。
指揮官は色々考えている間でイサカが必死になって言い続ける。
「あ、いやダメだったら別に構わないよ、確かに私、腕にも体にも自信はあるしでも、もっとこう、セクシーなものも必要かと思って、いや何言ってんだろ私、とにかくもう……ゴメンやっぱ忘れて!」
イサカはしどろもどろになって訂正を求めるが、指揮官はそれを止める。
「え? 構わない?」
指揮官のあっけない承諾に口を開けてしまうが、指揮官がチェアに座り、カメラに背中を見せる様に指示を出す。
「ここで、外せばいいの?」
イサカの台詞に指揮官が肯定すると、パーカーを脱いでビキニの紐に手を掛ける。
紐を解いて、今度は下に手を伸ばしボトムスを下ろすと、水着を砂浜に捨て色白の背中とパーカーでお尻を隠した姿を晒した。
「こんな感じ?」
イサカに対して指揮官は頷くとカメラのシャッターを切り始める。
「……」
カメラのレンズ、それを越して今の自分を見つめる指揮官。
「次の体勢? どうするの?」
ある程度撮ったからか、次のポーズに入る。
それはチェアに仰向けに寝そべり、その体をパーカーで隠すというものだった。
「こうかしら?」
再び始まる撮影会。
イサカはその眼差しに恥ずかしさを感じる傍ら、もっと晒してみたいという欲望が大きくなり出していた。
「これとっていい?」
イサカは知らず知らずのうちにそんな言葉が出ていた。
流石に指揮官も採用されないと、断ろうとしたがイサカは食い下がる。
「や、やってみなきゃ分からないでしょう? だって私ですもの」
意を決してイサカはパーカーを投げ捨てて指揮官に全てを見せつけた。
色白の肌、ピンク色の乳頭、毛一つ生えていない秘部、そして赤みを帯びた顔。
イサカは今の自分の感情を悟られまいと指揮官に言う。
「さ、さあ指揮官。もっと撮って頂戴」
指揮官も今のイサカに答える為に何も言わず再び撮影に入った。
一枚、一枚と記録が増えていくたびに、彼女の欲望も広がっていき秘部にも変化が訪れる。
「んん……」
小さく喘いでしまうと指揮官が聞いてくる。
「な、何でも無いわ。それよりも海に行ってもいい?」
僅かに漏れた愛液を誤魔化すために海に行きたいと提案を出す。
指揮官もイサカの様子に違和感を覚えつつもそれに乗る。
イサカは小さくガッツポーズをして立ち上がり、海岸へ走っていき笑顔で指揮官に向く。
「次は元気な感じでどう?」
そう言うと、イサカは両手を水に入れる。
「うふふ、そーれ!」
(こ、これは誤魔化す為よ)
そう自分に言い聞かせ、手で海水を汲んで思い切り指揮官に向けて浴びせたり、海水を蹴り上げたりと子供の様にはしゃぎ始める。
それに対して指揮官も抵抗し始め、首にかけていたカメラを守りつつ、蹴り上げだけでイサカに水を掛けた。
「きゃっ、やったわね!」
指揮官の反撃にイサカは笑いながらより激しく攻撃をする。
「はぁ~、ちょっと遊び過ぎたわね」
激闘の果てに、イサカは疲れたのかその場でへたり込む。
その姿に指揮官がカメラを向けてシャッターを切ろうとする。
それに気づいたイサカは息を切らしつつも笑顔で対応するのだった。