知らない人でも楽しめるキャラ紹介
松原花音
所属:花咲川三年 ハロー、ハッピーワールド!ドラム
水色の髪にサイドテールという透明感あふれる容姿。
ドラムを辞めようしていた所をこころに見つかり、無理矢理ドラムをやらされるハメに会う。
気弱で後輩に振り回されるという頼りなさげだが、こころ曰く、不測の事態に強い、メンバー内で最も勇気があるとのこと。
千聖からは、元子役という肩書に囚われず自分を見てくれたからという、ラブコメのヒロインの様な切っ掛けで、友人になった。
浜で戯れる香澄とこころ、それに振り回されているのは花音。
そんな光景を有咲と千聖は、大きな木で出来た日陰の元で座って眺めていた。
「……」
「……」
沈黙、それを破ったのは千聖だった。
「……よし」
千聖はゆっくり立ち上がり隠していた手を退かす。
深呼吸しながら薄ピンクの乳頭と生娘の秘所、そこにある整った毛を露わにさせ、ゆっくりと日向へと歩いて行く。
「白鷺先輩⁉」
有咲の反応にも気づいていないのか、千聖はその、現役アイドルのグラビア以上に過激な姿を太陽の下で解放した。
「大丈夫よ……、今だけなのだから……」
小さく呟き、有咲の方に振り向く。
「あ、有咲ちゃん。何ともないわ」
「マ、マジか……」
千聖の覚悟に驚いていると続けて言う。
「か、花音にばかりふた、二人の面倒を見てもらう訳にい、いかないから。い、行ってくるわ」
だがそれでも、羞恥が僅かに勝っているのか頬を赤らめて台詞を噛みつつ言うと、三人の元へ走って行った。
「か、花音!」
花音達の元へ着いた千聖は思い切り叫ぶと花音が振り返った。
「あ、千聖ちゃん」
「花音?」
花音の顔はさっきとは違い、頬の赤みが消え、それこそ普段通りの喋りで千聖に声を掛ける。
「やっと慣れたんだね」
「え? え、えぇ……」
千聖は、花音の変貌に困惑の表情を浮かべつつも、同時に肩の力と緊張が抜けていったのが千聖自身にも分かった。
そこへ香澄が思い切り海水を掬い上げ、会話をする二人の顔に掛ける。
「きゃっ⁉ 香澄ちゃん⁉」
「千聖先輩! 遠慮なく行きますよ!」
「香澄! あたしも手伝うわ!」
更にそこへこころの追撃も加わり、二人は顔を覆う。
「ふ、二人共止めて下さい~」
「花音! ここは反撃するわよ!」
「ふえぇ~」
だがやられてばかりの訳には行かなかった二人も香澄らに反撃を始めた。
「後は有咲だけね!」
「……」
同級生が行った、仲間が行った、優しい先輩も行った、勝手に恐れている先輩もついに行った。一人残された有咲。
「……うおおおおおおお!」
やけっぱちに叫ぶと、立ち上がり思い切り両腕を振って走り出した。
今回の参加した面子の中では最も大きいであろう胸囲が激しく揺らしながら四人の元へと向かって行く。
「ぶぇ⁉」
海岸で足がもつれたのか思い切り頭から前に転んだ。
その声を聞いた四人が有咲の方を向き、香澄が叫ぶ。
「あ、有咲⁉」
「ぐっ……うぅ……」
有咲は立ち上がりつつ顔や体に付いた砂を掃っていると香澄が声を掛ける。
「あれ? 有咲って……」
「な、何だよ」
「有咲ってその……」
「だから何だよ」
香澄のもどかしい態度に、腕を組んで聞き出す。
「下の毛、ボーボーだね……」
「……」
その感想に有咲の頬だけだった赤みが広がっていき、顔全体、耳まで真っ赤になると叫んだ。
「うるせー! うぜー! 見んじゃねー!」
雄叫びを上げながら香澄の両肩に掴みかかり、そのまま有咲もろとも倒れる。
その後二人は起き上がるが、香澄は有咲から容赦なく水浴びを受けており、有咲は水浴びを与えつつ叫ぶ。
「お前、見たからってわざわざ感想なんて言うんじゃねーよ!」
「ご、ごめん! その、ちょっと気になって……」
「口に出す奴がいるか⁉」
「あ、有咲ちゃん励ましになるか分からないけど、私も時々剃るから……」
「あ、いや、白鷺先輩の事を言った訳じゃないですけど……」
「隙あり!」
有咲の攻撃の手が止まったのを見た香澄は反対に水浴びを与えだす。
「お、お前なー!」
二人の戦いを脇にいる三人は笑っていた。
「ねぇ香澄、花音あたしやってみたい事があるの!」
「何?」
「皆に持ち上げられて、海に放り込まれるの! きっと、すごい衝撃が来るに違いないわ!」
「分かった!
「香澄、花音、手伝って!」
こころは目を光らせながら二人に頼むと香澄はノリノリでこころの両腕を掴む。
「分かった! 花音先輩、やりましょう!」
「へ? わ、分かったよ」
花音は困惑しつつもこころの両足を掴んで二人でこころの身体を左右に揺らしだす。
「さぁ思いっ切り投げて頂戴!」
「分かった! 花音先輩行きますよ!」
「えぇ⁉ せ、せーのっ!」
花音の合図と同時に二人は両手を手放しこころを海に放り込んだ。
ドボンと言う音と共に水飛沫が飛び散り、こころが顔を出すと千聖の方を向いて笑顔で提案をする。
「それじゃあ次は千聖ね!」
「え?」
こころの台詞に返す間もなく、千聖は香澄といつの間にか横についたこころに拘束され、持ち上げられる。
「それじゃ、行きますよ!」
「お、おい! 香澄!」
「そーれっ!」
「きゃあ!」
有咲の制止を聞かず二人は千聖を海に投げ込んだ。
「ブハッ! はぁ……はぁ……」
放り込まれた千聖が海面から顔を出した所へ有咲が声を掛ける。
「し、白鷺先輩大丈夫ですか?」
「もう! 二人共!」
強きに言っていても顔は思いっ切り笑っていた。
「次は有咲よ!」
「はぁ⁉」
「ええ、そうね。私とこころちゃんだけっていうのは、平等じゃないものね」
千聖の意地悪な台詞と同時に有咲は四人がかりで、四肢を掴まれ担がれる。
「せーの!」
「ぎゃあああああああ!」