異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
このリーグには二人のラッキー・ボーイがいる模様。
一体何ホプキンスと、何マークスなんだ・・・。
それでは、ご覧ください。
KEY(KBTIT)
『--さあ!!昼休みも終わって、ついに始まるぜ!!
決勝リーグ!!ベスト8に残った猛者共の紹介だぁっ!!』
『・・・・しょうかーい。・・・zzz。』
意気揚々と高らかに決勝リーグの始まりを告げる"大怪盗"。
それとは対照的にやる気がなさそうな"義賊"。
一体、ナニを思って誰がこのコンビを実況に推薦したのかは、
不明である。
『まずは!!Aブロックにて優勝候補のディックとヨシツネを倒し、
決勝リーグに勝ち進んだ実力者!!こいつがもしや優勝するのか!?
ジョー・ホプキンス!!』
「う、うおおおおおお!!!」
『またやっちまえー!!』
『ジャイアント・キリング!!期待しているからなー!!』
観客からの声援に、胸を張って精一杯答えるジョー。
しかし、明らかに無理をしているのがわかり、
足はぶるぶると少し震えている。
『同じくAブロックからの進出者!!気が付いたら勝ち残っていた
"ラッキー・ボーイ"!!果たして、この決勝リーグでも運良く生き残ることはできるのか?!エド・マークス!!』
「・・・・・。」
ぺこり、と頭を会釈だけしてすぐにフィールドに視線を戻す。
会場からはたいして声援は来なかった。
やはり、運だけで勝ち残ったと思われているからか、期待は薄いらしい。
『Bブロックからの進出者!!"勇者"サカモトと"仮面の男"デビアス!!
この二人からも目が離せないぞーー!!』
「・・・・・絶対に、お前を倒すっ!!」
「・・・・・はっ。」
今にも剣を抜いて襲い掛かってきそうなサカモトの威嚇も受け流し、
鼻で嗤うデビアス。相変わらず、その刀からは異様プレッシャーが噴き出ており、
観客の何人かからはうめき声があがっていた。
『Cブロック出身!!ローグ連合国出身!!フェンリルの末裔!!
ハーフのウルフマン!!ウルフ!!そして、吸血鬼の能力を持つ、
ドラクル8世だあああっ!!』
「おいおいおい。俺っちの紹介適当すぎない?
まあ、いいけど。---だって俺はいいオトコだからっ!!」
「・・・・・・ワインおいしい。」
実況からの紹介に突っこむウルフと、なぜか赤ワインが入ったグラスを傾け、
人前で堂々と飲酒しているドラクル8世。
あまりにもフリーダムすぎやしないだろうか。
『Dブロックからの刺客っ!!その強さは随一!!
まるで"酒吞童子"のごとき巨体!!"傭兵王"、
ヴェルフェゴールだああああっ!!』
「ハーッハッハッハッハ!!俺と戦いてぇ奴はどいつだぁっ!!」
『そしてそしてぇっ!!魔法を駆使して戦う"大魔導師"の一番弟子!!
アレックス・ターナーだあああっ!!』
「・・・負けたら、師匠にどやされる・・・。」
身長が2Mを超える大きな体つきの"傭兵王"と呼ばれた剣闘士姿の男。
そして、全身をグレーのローブで覆い、魔法使いで持って居そうな茶色の杖を両手で持ち、ぶつぶつとつぶやき続ける緑髪の少年。
こちらもなかなか濃いメンツである。
『じゃあ!!決勝リーグについて説明するぜえええっ!!』
「うおっ。」
「おおっ!?」
実況の声と共に、会場のパネルに映像が映し出される。
そこには、大量のモンスターがバトル・フィールドで暴れており、
それに巻き込まれた生徒が吹き飛ばされている様子が見える。
『ルールは簡単!!最後の最後までたっていれば勝ち!!
1分ごとにモンスターを投入していくぞ!!
しかも、その強さは段々あがっていくから注意しろ!!
最初はF級の雑魚だけだが、どんどん厳しくなっていくので
早く他の奴らを倒して勝ちあがることをオススメするぜっ!!』
『・・・・おすすめ。・・・・zzz』
なるほど。つまり早いうちに決着をつけなければ、
グレート・ウォルフや、あのオーガ、もしかしたらドラゴンレベルの
怪物が出てくるかもしれない。
---これは、使える。
『それじゃあっ早速行くぜっ!!----"Hell or Heaven"!!』
戦いのゴングが鳴らされたと同時に、さっそく俺に襲い掛かってくる
ウルフとドラクル8世。
ウルフはその鋭い爪を振りかざし、ドラクル8世は小さなコウモリに分裂して、
こちらに向かってくる。
「まずは一番弱そうなお前からやらせてもらうぜぇっ!!」
「・・・・・この状態だと、ワインが飲めない。・・・・つらい。」
じゃあ、解けばいいじゃん、と思ったが予想以上に攻撃が鋭く、
体勢を低くしてウルフの攻撃を避けると、頭の上をわずかに掠める。
「・・・・ちうちうちう。・・・ワインのために、やられろー。」
その後ろからコウモリが攻撃を仕掛けてくる。
すぐに横に飛んで回避すると、コウモリが俺がさっきまでいた場所を通過し、
ウルフがそれに巻き込まれる。
「あだだだだぁっ!?てめぇっ!!なにしやがるっ!!」
「・・・・邪魔。」
「・・・・ああ?---だが許す!!なぜなら俺はいいオトコだからなっ!!
・・・・・でも、ちょっとだけ殴らせろ。ちょっとだけでいいから。」
「・・・・・許してないじゃん。」
「うるせぇっ!!チクチクうっとぉしんだよっ!!こらぁっ!!」
二人で戦闘を始めるドラクル8世とウルフの近くからこっそりと退避する。
運よく、ターゲットを押し付けることができた。
あと5人を何とかしなければ。
そう思ってバトル・フィールドを走り回っていると、
背後からとてつもない殺気を感じ、とっさに身をひるがえす。
「----"キャノン"っ!!」
大気が震える轟音と共に、チャンピオンが空中を殴りつけると
圧縮された空気砲が押し出され、解き放たれた。
すさまじい破壊音が響き渡り、観客席からは悲鳴の声があがる。
「---あっ。やべっ。またやっちまった。・・・手加減って難しいよなぁ。
・・・なあ、あんたもそう思うだろう?」
「・・・・・。」
こいつ、この男は---。
懐にしまってある武器を取り出して先手を取ろうとした矢先、
チャンピオンと俺の間に何者かが割り込んできた。
「せいやっ!!」
「・・・・・・。」
勇者、サカモトと仮面の男、デビアスが切り結びながら
フィールドを駆けまわっていた。
つばぜり合いは拮抗しており、両者の実力は伯仲していた。
「よそ見は禁物だぜ?兄ちゃんっ!!」
「おっ。」
目の前にいるチャンピオンの攻撃を体勢を低くして躱し、
相手の腹に右手をそっと添える。
「はっ。そんな攻撃、俺には---。」
「・・・・"ソニックブロー"!!」
「---ぐがっ!?」
弾き飛び、後ろに吹き飛ばされていくチャンピオン。
右手がちょっとしびれた。
思っていた以上に硬い相手だった。
『あああーーっと!?チャンピオン、突然後ろに吹っ飛んだあああっ!
なんだああっ!?何が起きたああっ!?』
実況や観客席からは見えていないようだ。
それは何よりの事だったので、続いて、次の相手を探していると
ついにその時間がやってくる。
『---さあ!!ついに1分を切ったぞおお!!
ということはあああっ!!モンスターが召喚されるぞおおおっ!!』
実況の言葉にわあああっ、と歓声をあげる人々。
一体、ナニが来るのだろうか。
『さあ、さあ、さあ!!最初にでてきたの・・・は・・・。』
「・・・・え?」
「・・・・は?」
実況がそいつの姿を見た瞬間、言葉を失っていく。
他の戦闘をしていた者たちも、思わずその手を止め、
そのモンスターの方を見ていた。
その翼は天を支配する者の特徴。
その鋭い顎は獲物をかみ砕くための武器。
黒いうろこがびっしりと覆われている分厚い装甲。
息とし生ける生物たちの中で間違いなく、"最強の種族"として
扱われている伝説の生物。
「----Guoooooooooo!!!」
---ドラゴンがそこにいた。
ドラゴン
王道
これには読者もニッコリやろ
え?いいからルビーのR18書けって?
女王様なルビーにいじめられる話なら考えてあるぞ。
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)