異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
ドラゴンの乱入・・・・。
一体どこの魔人の仕業なんだ・・・?(ネタバレ)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「なっ、ドラゴンだと!?」
まさかのモンスターの登場に席を立って驚く聖騎士。
周りの面々も驚愕の表情を浮かべ、動揺を露にしていた。
本来なら、出てくるはずもないモンスターが
バトル・フィールドに召喚された。
それも、最強種、"ドラゴン"が。
「くそぉっ!!俺が今ぶっ倒してやらぁ・・!!」
「---"酒吞童子"様!!」
右腕に魔力を溜め、ドラゴンに向かって解き放とうとしていた
その時、酒吞童子の近くに黒装束を着た女性の忍者が膝をついて現れ、
彼の名を呼ぶ。
「---学園から十王に対して、至急応援の要請とのことです!!」
「---なっ!?何言ってやがるぅ!?あそこにドラゴンがいんだぞぉ!?
野放しにしていたらぁ、生徒の奴らがぁ」
「---6匹。あれ以外にも、ドラゴンが現れたと。」
「----は?」
「--他の生徒や教師たちも対応にあたっておりますが、
何故か、ワイバーンなどの魔物も侵入しており、
このままでは・・。」
忍者の報告を聴いて、顔をしかめる面々。
サファイアとルビアだけは涼しい顔をしていたが、
突然のことに、躊躇せずにはいられなかった。
目の前でドラゴンと戦っている生徒を放って、
他の場所に行くなど。
「---わかった。それじゃあさっさと焼き殺してくるとしよう。」
周りの待ったの声も聴かずに、彼女はスタスタとマイペースに歩き、
一人、戦場に向かう。
「---ふん。」
それとは反対方向の出口から、サファイアは出ていき、
自分の獲物を狩りに向かう。
「----はっ!!ぼうっとしている場合ではないのでアール!!
ブレンダン先生は!?校長先生は!?」
「そ、それが・・・。通信が取れず・・・。
やられているとは思えませんが・・。」
「---行くぞ。おめぇら。さっさと倒して
ここに戻ってくる。あいつらも、なんとか時間稼ぎぐらいは
できるだろう。」
「--吾輩は、北の方に行くのでアール。あそこには
吾輩のギルドがあるでアールからな。」
『--それじゃあ、僕は南に行くよ。
・・・・人形を解放しておく必要がありそうだ。』
他の面々も同じように散る中、剣王だけが
その場に残り、ドラゴンと戦っている生徒たちの
姿をじっと見つめ続けていた。
「---"剣王"!!あなたも早く---。」
「----ああ。いたのか?うん。そうだな。
行くから、君も早く応援に行くといい。」
「---はい。」
剣王の前から姿を消す忍者。
しかし、彼女はその場に立ち尽くし、自分の愛刀を右手で撫で、
うっとりとした顔つきで微笑む。
「---斬りがいのある相手ばかりだ。」
彼女のつぶやきは、誰に聞こえることもなく、
ドラゴンの咆哮にかき消された。
◆
『---おおーっと!!まさかのドラゴンが出現だあああっ!!
これも、学園側の取り計らいなのかああああっ!!?』
『・・・そんなわけない。ルパン、さっさと生徒たちを避難させるよ。』
未だにマイクを握り締め、実況しようとしていた"大怪盗"の首根っこを掴んで
引っ張る"義賊"。
ぐえっ、という鳥が絞められたような声を出しながら、2人は生徒たちを誘導していく。
「皆!!落ち着いて!!先生の指示に従ってここを離れて!!」
「押すな!!駆けるな!!整列して出口を通るんだ!!」
「---わあお。俺、これでも野性味あふれるウルフさんって呼ばれている
いいオトコだけど、あんなワイルドな奴、初めて見たわ・・・。」
「----言っているばあいかっ!!来るぞっ!!」
ウルフの軽口に対して声をあげて注意するチャンピオン。
ドラゴンがその口を開けたかと思うと、炎が
吐き出され、バトル・フィールドを包む。
灼熱の炎がちりちりと肌を焼き、ずきりと痛む。
「ぐおおおっ!!?熱いっ!!熱いっ!!
熱いワンッ!!」
「おいっ!!お前ただの犬みたいになっているぞ!!
オオカミキャラはどうしたっ!!?」
「あれはキャラづくりだしっ!!わっちゃああ!!
毛が多いからよく燃えるうううう!!」
自分の身体についてしまった火を地面に転がって
消そうとするウルフ。
助けようとすると、仮面の男デビアスが彼に手をかざすと
黒い靄のようなものがウルフを覆い、火が消える。
「おお・・・。ありがとう・・・。わん・・・。」
「・・・・・。」
息も絶え絶えになりながら礼を言う彼を無視し、
その鞘から黒刀を引き抜くデビアス。
魔力が刀を取り巻くように、渦巻きはじめ。
圧縮されていく。
「----Guooooooo!!!」
正面に居たデビアスに向かって炎を吐き出すドラゴン。
「やべぇっ!!躱せっ!!」
「逃げろ逃げろ――っ!!」
「------""」
何かをつぶやいたデビアスが、魔力をまとった黒い刀を
炎に向かって振るうと、一瞬で火が消え去ってしまう。
「----!?」
「・・・へえ。トカゲも驚くモンなのか。」
「準備は良いか?!行くぞっ!!」
「ああ、頼む!!」
「---ぶっ飛べぇ!!"キャノン・ボール"!!」
「----はああっ!!」
その後ろからチャンピオンの攻撃によって
サカモトが勇者の剣を構えながら
ドラゴンに向かって跳躍していく。
構えた剣はドラゴンを両断せんとその首元に
差し迫っていく。
「もらったああああ!!!」
「----GU」
ドラゴンが首を少し下に向けると、小さなドラゴンのような
翼竜が入り込んできて、サカモトの攻撃を代わりに喰らう。
真っ二つに斬られた翼竜は光の粒子となって消えていき、
ドラゴンの周りを小さな竜たちが取り囲む。
地面へと着地し、すぐに剣を構えてドラゴンの方を向くサカモト。
「くそっ!!あいつ以外にも敵がいるのか!!」
「まずは、あの雑魚どもをやるぞっ!!」
「おっしゃああ!!いいオトコである俺の出番だぜえええ!!」
バトル・フィールドの壁に向かって走り出し、その壁を
蹴って翼竜に襲い掛かるウルフ。
倒した翼竜が消える前に、それを蹴ってまた別の翼竜に飛び掛かるのを繰り返し、
曲芸師のような技を披露していた。
「---やる。うん。---僕もちょっとだけ本気出す。」
「狼族は敏捷がたけぇんだ!!あんぐらいならできるだろうよ!!
---うおおおおお!!おらぁあっ!!」
「ひいいいいっ!!?ちょっ、くんなくんなくんなーーー!!」
魔導師のアレックスが杖からビームのようなものを放出して
翼竜を一掃し、チャンピオンのヴェルフェゴールが持っていた瓦礫を
持ち上げ、翼竜に向かって投げつけ、押しつぶしていく。
ジョーは翼竜たちに追いかけまわされ、大槌を振り回しながら逃げていた。
「よし。今ならワイン飲んでも---。」
「--グギャァッッッ!!」
「---あっ。」
声のした方を見ると、ドラクル8世が翼竜に飛び掛かられ、
手に持っていたワイングラスを落とした。
辺り一面に赤ワインがまるで血が飛び散ったように絵を描き、
ぷるぷると彼が震える。
「----ゆるさない。ぜったいにだ。----"影食い"!!!」
彼が翼竜たちの影に向かってコウモリを放つと、
コウモリたちがその影を食べていく。
影が消えていくにつれて、その姿がボロボロになっていく翼竜たちは、
消滅していく。
「良しっ!!行けるっ!!行けるぞっ!!」
「ワオオオオオン!!あ、やべっ。---アオオオオオオオン!!」
「----""」
「---GU?!」
ウルフとチャンピオンによってドラゴンの周りにいた
翼竜が殲滅され、デビアスが何かをつぶやくとドラゴンが
何かに引かれるように地面へと墜落していく。
「-----居合。"竜狩りっ"!!」
ザシュリ、という音共にドラゴンの翼が斬られ、
次いでその巨体が落ちてくる。
「ちょちょちょちょちょ!!?墜ちてくる!!墜ちてくるううう!!」
「退避退避ー。・・・・あ、コウモリになれば無事だった。」
---ズズン、という音と共にバトル・フィールドが揺れた。
クローン・ドラゴン
レベル 55
竜4 魔力操作(炎)3
エド君はどこ・・・?
やったぞ!!
ドラゴン倒したぞ!!
これでもう安心だ!!(フラグ)
なお、ルビアはエドなら大丈夫だと思って、
彼ならきっと"自分なら大丈夫だから他のところに行って、戦ってきてほしい"というと思って、自分からエドの元を離れていた模様。
(なお、彼女があるいた道は、よほど彼と離れさせられて怒っていたのか、
歩いた後が足跡みたいに炎がくっきり燃え去っていた模様。)
参加者たちも普通に強いで。
ヴェルフェゴール、デビアス、サカモト、エドが
抜きんでているけど。
トーナメントやっていたら謎の強襲。
これは読者からも王道と呼ばれるに違いない。
感想に草ぁっ!!
感想、くれ。
読者の感想読みたいからくれ。
KEY(ドM)