異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
久しぶりの投稿。
パソコンぶっ壊れたり、恋人(大切な人)ができたり、
ニンテンドースイッチ買ってスマブラやりまくったり、最近女子からなんか
やけにやさしくされたりこわいといろいろあったけれども、
わたしはげんきです、へーきへーき()
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
ギルドクエストにおける学内の試験。
サポーター制度には様々な特徴がある。
一つ、ギルドクエストを受ける新入生と、
既存の在校生、それも少しうえの年級の互いが、
好きな相手を指名しあう。
いうまでもなく、お互いの指名が被らない限りは、
サポーターを組むことにはならない。
"十王"はその強さと指名度から様々な生徒から指名を受けるも、
それを受けることはまずない。
派閥を持っているというのもあるが、単純にその指名してきた一生徒が,
周りの学生たちからの嫉妬によって、
攻撃されるかもしれないという配慮である。
そしてもう一つは、これが成立した場合、
その二人はほかの生徒とのサポータータッグを1か月間組めないという特徴である。
無論、相性が合わない場合は解消も可能なものの、
通常は互いの動きや息の合い方を見て、
今後も組み続けるかを決める。
さて、われらが主人公、エド・マークスの話に戻るとしよう。
◆
「おらああああああっ!!!」
「エド・マークスウウウウウ!!死ねやああああ!!」
「・・・・・。」
休み時間。ひっきりなしに俺のもとにやってくる挑戦者たち。
いや、嫉妬の炎をもやし、目からは血の涙を流す亡者である。
武器を、魔法を持って襲い掛かってくる面々を
体術のみでさばき、胸部への手刀や、投げ技で昏倒させて眠らせていく。
「ちくしょおおおおお!!お前もどう見てもモブ顔じゃねえかあああ!!」
「あんなスタイルがいい美人にあんなことやこんなことしてんのかあああ!!?
うらやましいいいぞおおおお!!」
「・・・・・。」
どうしよう。ものすごく近寄りたくない・・・。
負のオーラが強すぎて、空気が澱んでいる気がする。
そんなに強い相手はやってこないのが幸いだが、
こうも連続してこられるとさすがに疲れる。
ふー、と最後の一人の顎に掌底を放ち、肩で息をする。
前世では、自分も全くといっていいほどモテず、連敗記録更新者だった。
気持ちがわかるだけに、なんというか、胸につっかえるものがあった。
ルビーという幼馴染がいなければ、自分だって女子とはかかわらず、
前世と同じような男やもめの状況になっていただろう。
誰もいない校舎裏から出ようとすると、
背中から声をかけられる。
「----大変だねぇ。」
「・・・・!」
ぴり、と肌に突き刺さるプレッシャー。
思わず腰にしまっていた剣の柄を手に取り、
声のしたほうに向きなおる。
「あ、びっくりさせてしまったね。ごめん。」
すっ、と声をかけてきた人物が姿を現す。
「・・・・ミヤモト先輩?」
「ははは。いやあ、モテモテだねぇ。」
はっはっは、と笑いながら木の陰から姿を現したのは、
十王の一人である"剣王"、ミヤモト・クルツ先輩だった。
◆
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
リーダス王立学院にある、一室。
職員室の一角にある来賓室にて、
3人の人物が向き合っていた。
リーダス帝国最強の水魔法使い、"血の雨"の二つ名を持つ。
見た目が子供にしか見えない黒のコートに白のスーツを羽織った
奇妙な格好の人物、ブレンダン・アックス。
ツインテールに巨乳のメイド服を着ている、見た目はブレンダンと同じくらいで小学生くらいにしか見えない女性。エド・マークスのクラスで担任をしているイリヤ・ボルティクス。
---そして。
「・・・なんで、お前がここに呼び出されたかわかるか、このやろー?」
ぴきぴき、と額に青筋を浮かべながら、自分の周りに大量の水を浮かび上がらせ、
今にも目の前で不敵な笑みを浮かべている人物に当てようとしているブレンダン。
「ええ。私の愛する夫、・・・・・おっと、まだでした。
・・・私の愛する愛しい、愛しいエドのことですか?」
ブレンダンが浮かび上がらせた水球を一瞬で蒸発させ、
体から熱気をほとばしらせる、黒の軍服に身を包んだ
グラマラスなボディラインの女性、ルビア・ファーガス。
赤く燃えるように染まっている長髪は、いつもより
朱色に輝いているように見えた。
「・・・なんで、"十王"のお前が一年棒を指名しやがったって聞いてんだ!!!」
いつものふざけた調子はそこにはなく、ただただ、ルビーに怒りをぶつける、
一人の男の姿があった。
ブレンダンの眉は顰められており、目には鋭い光が灯っている。
般若のごとき表情で、目の前の人物を糾弾している。
「わからないわけじゃねえよな!?暗黙の了解で、"十王"は
"新入生を指名してはならない"ってなってのをよぉ!?
指名された奴が、今後どんな生活を送るか、わからないわけねえだろうが!!!」
学園に君臨する十王。
その権力、実力、影響力はすさまじく、学園の支配者たる者たちである。
軍の特殊部隊を相手取ってもおつりが出るレベルの猛者を抱える派閥の
トップとくれば、早々に軽率な真似をするべきではないのは、
誰の目にも明らかである。
「・・・だったら、こんな制度などなくしてしまえばいいではないですか。」
「・・・・・!」
ルビーの言葉に沈黙するブレンダン。
彼がこの制度を作ったわけではないが、正論を言われ、返す言葉がなかった。
「・・・ま、そうだネー。この点に関してはルビアちゃんが正しいよネー。」
それまで、事の成り行きを見守っていた、イリヤ・ボルティクスが口を挟み、
ルビアを擁護する。
怪訝な顔をしてブレンダンが彼女のほうを見る。
「・・・・イリヤ?」
「だってサー。ルビアちゃんは学園の制度を使って、
彼を指名しただけでしょー?本来ならそれに対してあーだこーだいうほうが
おかしいんだってバ。」
「・・・・・・・っち。わーってるよ。んなことは・・・・・。」
腰を浮かせて、臨戦態勢をとっていたブレンダンが黒のソファーに腰をおろし、
深々と座る。
何かをあきらめたような表情でふう、と息を漏らし、
そしてもう一度鋭い目つきでルビアのほうを見た。
「・・・わかっているんだろうな?もう、学園には広まっちまっている。
・・・・今更取り消しても、エドという生徒への注目は消えないぞ。」
「ええ、ええ。わかっています。・・・・・わかっていますとも。」
---くっくっくっ、と小さく笑う彼女は、まるで魔女のようだった。
◆
「・・・ふふふ。」
「・・・・・・・・。」
どうしてこうなったのだろうか。
ルビーにサポーター制度で指名されてからというものの、
確かに何かがおかしくなっている気はした。
入れ替わり、立ちはだかる男子生徒たちは倒し、
平穏な生活を享受できるはずだった。
ミヤモト先輩の登場でまた、注目を集めてしまうと思い、
体がこわばったが、人目のつかない場所で休んでいるから平気だと、
大丈夫だと思っていた。
「-----エド、なぜ、その女と一緒にいるんだ・・・・?」
両手に巨大な炎の塊をうかび上がらせながら、彼女、
ルビーがゆらゆらと幽鬼のようにふらついた足取りで近づいてきていた。
----俺とミヤモト先輩が結んでいる手を凝視しながら。
ギルドクエストについて、次回から動きあり。
ほんと、ほんと()
さっきまで悪女ムーブしていて、エドを探して見つけたらクルツと
よろしく(ルビア視点)やっていたので、ヤンヤンしている模様。
ちなみに、彼女が今一番エドにやりたがっていることは、
炎でエドの体に"私はルビ・ファーガスのものであり、彼女もまた、私のものです"と、
やさしく(意味深)タトゥーを彫ること。()
読者からの要望を詰め込むと、こんなヒロインになるのか・・・(今更)
KEY(ドM)